金属アレルギーと診断された場合、詰め物の素材の選択は?
相談者:
350さん (35歳:女性)
投稿日時:2008-10-22 22:11:25
はじめまして。
早速ですが、先日金属アレルギーテストで「金」と「パラジウム」にアレルギーがある事が判明しました。(水銀にはアレルギーがありませんでした)
私は、保険の銀色の詰め物で治療をした歯が奥の方に8本程、3,000円程度で入れてもらった白い歯(硬質レジンジャケット冠というのでしょうか?場所は右下の5番です)が1本あります。
レントゲンにはネジのような物(スクリューポストでしょうか?)が2箇所写っていました。
アマルガムを使用している歯も1本あるとのことです。
関係性は様々言われているようですが、ショウセキノウホウショウも患っております。
今回、詰め物が1箇所取れてしまったので治療を始めたいのですが、アレルギー科の先生は
「銀色の詰め物には少なくても金が入っていると思うので、出来れば口の中の金属は全て取り除くのが理想なのだけど」
というご意見を頂きました。
私も出来ればそうしたいと思っているのですが、どのような治療の進め方、詰め物の選択があるのでしょうか?
また、金属アレルギーを持つ患者への対応や知識などが豊富な歯科医院を見つけるコツのようなものがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
本数も多いので、金銭的にオールセラミックは無理です。
先生方、アドバイスの程、よろしくお願い致します。
早速ですが、先日金属アレルギーテストで「金」と「パラジウム」にアレルギーがある事が判明しました。(水銀にはアレルギーがありませんでした)
私は、保険の銀色の詰め物で治療をした歯が奥の方に8本程、3,000円程度で入れてもらった白い歯(硬質レジンジャケット冠というのでしょうか?場所は右下の5番です)が1本あります。
レントゲンにはネジのような物(スクリューポストでしょうか?)が2箇所写っていました。
アマルガムを使用している歯も1本あるとのことです。
関係性は様々言われているようですが、ショウセキノウホウショウも患っております。
今回、詰め物が1箇所取れてしまったので治療を始めたいのですが、アレルギー科の先生は
「銀色の詰め物には少なくても金が入っていると思うので、出来れば口の中の金属は全て取り除くのが理想なのだけど」
というご意見を頂きました。
私も出来ればそうしたいと思っているのですが、どのような治療の進め方、詰め物の選択があるのでしょうか?
また、金属アレルギーを持つ患者への対応や知識などが豊富な歯科医院を見つけるコツのようなものがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
本数も多いので、金銭的にオールセラミックは無理です。
先生方、アドバイスの程、よろしくお願い致します。
回答1
回答日時:2008-10-22 22:49:25
はじめまして。
本当に困りましたね。。
過去類似のご相談は何度かありますので、まずは頑張って全てお読みになって下さい。
参考⇒歯科相談室・歯科用金属によるアレルギー
歯科では金属に限らず、本当に様々な材料を使用しますので、担当の先生方とともに細心の注意を払う必要があると思います。
ひとつの物にアレルギー反応が出る場合、他の物にも出やすい可能性もありますからね。
金属について簡単にご説明すると、歯科で表面に使用する金属は普通全てに、「金」は含みます。
思い切り探せば、「チタンクラウン」と言うのも本では見たことがありますが、実際に扱える医院は極めて稀でしょうね。
それとポストについては、なんとなく不安にはなるのですが、体表に出ている訳でもないですから、アレルギーを引き起こすとまではちょっと考えにくいですね。
ついでがあってリスクが少なそうなら交換?・・といった位置づけかと思います。
オールセラミックが理想だと思いますが、無理なら現実的な選択肢は
・レジン系(レジン充填、ハイブリッドセラミック)
・抜歯
ぐらいではないでしょうか。
>金属アレルギーを持つ患者への対応や知識などが豊富な歯科医院を見つけるコツのようなものがありましたらお聞かせ願いたいと思います。
結局はそれが何より一番大事だと思いますよ。
探す方法はアレルギー科の先生にお聞きになるのが良いかと思いますが、それで見つからないならHPやネットの口コミ情報等を参考にして検索されて、少々遠方でも足を運ばれた方が良いでしょうね。
大変だと思いますが・・なんとか良い先生を探して、一緒に頑張って下さいね。
お大事にどうぞ。
本当に困りましたね。。
過去類似のご相談は何度かありますので、まずは頑張って全てお読みになって下さい。
参考⇒歯科相談室・歯科用金属によるアレルギー
歯科では金属に限らず、本当に様々な材料を使用しますので、担当の先生方とともに細心の注意を払う必要があると思います。
ひとつの物にアレルギー反応が出る場合、他の物にも出やすい可能性もありますからね。
金属について簡単にご説明すると、歯科で表面に使用する金属は普通全てに、「金」は含みます。
思い切り探せば、「チタンクラウン」と言うのも本では見たことがありますが、実際に扱える医院は極めて稀でしょうね。
それとポストについては、なんとなく不安にはなるのですが、体表に出ている訳でもないですから、アレルギーを引き起こすとまではちょっと考えにくいですね。
ついでがあってリスクが少なそうなら交換?・・といった位置づけかと思います。
オールセラミックが理想だと思いますが、無理なら現実的な選択肢は
・レジン系(レジン充填、ハイブリッドセラミック)
・抜歯
ぐらいではないでしょうか。
>金属アレルギーを持つ患者への対応や知識などが豊富な歯科医院を見つけるコツのようなものがありましたらお聞かせ願いたいと思います。
結局はそれが何より一番大事だと思いますよ。
探す方法はアレルギー科の先生にお聞きになるのが良いかと思いますが、それで見つからないならHPやネットの口コミ情報等を参考にして検索されて、少々遠方でも足を運ばれた方が良いでしょうね。
大変だと思いますが・・なんとか良い先生を探して、一緒に頑張って下さいね。
お大事にどうぞ。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-10-23 10:48:17
実は僕が「メタルフリー」な治療方針を立てるようになった理由は、5年前に350さんのような金属アレルギー(掌蹠膿疱症)の患者さんを見たときからです。
その方も金銭的にオールセラミックスは無理だと言う事で、小さくてあまり力のかからない所はレジン充填に。
大きくて力のかかる場所には、ハイブリッドセラミックスで治しました。
当時は僕も手探り状態だったし、ほとんど全ての歯を保険の銀歯で治療されていたり、根管治療のやり直しもあったりで半年以上かかりましたが、症状は徐々に改善され、今では(完全にアレルギーが無くなったわけでは無いようですが)日常生活に支障がないレベルで落ち着いているようです。
長い治療になると思いますが、頑張ってください。
その方も金銭的にオールセラミックスは無理だと言う事で、小さくてあまり力のかからない所はレジン充填に。
大きくて力のかかる場所には、ハイブリッドセラミックスで治しました。
当時は僕も手探り状態だったし、ほとんど全ての歯を保険の銀歯で治療されていたり、根管治療のやり直しもあったりで半年以上かかりましたが、症状は徐々に改善され、今では(完全にアレルギーが無くなったわけでは無いようですが)日常生活に支障がないレベルで落ち着いているようです。
長い治療になると思いますが、頑張ってください。
相談者からの返信
相談者:
350さん
返信日時:2008-10-23 23:15:17
渡辺先生、タイヨウ先生、ご回答ありがとうございました。
やはり、レジンとハイブリットセラミックという選択肢になるのですね。
今後は、私ももっと勉強して、治療して頂く先生と相談しつつ治療を進めたいと思います。
ポストについてはさほど神経質になる事もないのですね。
参考になりました。
長い治療になると思いますが、地道に続けたいと思います。
病院では聞くつもりでもなかなか思うように聞けず、耳慣れない物の名前などで納得出来たようなわからないような・・・という感じになってしまうのですが、このような場で専門家の先生方からのアドバイスを聞けて本当に参考になりました。
今後は、アレルギー等に対して保険の間口がもっと広がるように願っております。
ありがとうございました。
やはり、レジンとハイブリットセラミックという選択肢になるのですね。
今後は、私ももっと勉強して、治療して頂く先生と相談しつつ治療を進めたいと思います。
ポストについてはさほど神経質になる事もないのですね。
参考になりました。
長い治療になると思いますが、地道に続けたいと思います。
病院では聞くつもりでもなかなか思うように聞けず、耳慣れない物の名前などで納得出来たようなわからないような・・・という感じになってしまうのですが、このような場で専門家の先生方からのアドバイスを聞けて本当に参考になりました。
今後は、アレルギー等に対して保険の間口がもっと広がるように願っております。
ありがとうございました。
タイトル | 金属アレルギーと診断された場合、詰め物の素材の選択は? |
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質問者 | 350さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科金属アレルギー お勧めの詰め物・インレー お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。