[写真あり] 顎関節症、マウスピースをすると起床時にロックしています
相談者:
patacoさん (35歳:女性)
投稿日時:2008-11-22 13:05:04
初めて質問させていただきます。
7〜8年ほど前から顎関節症の症状があります。
時々右顎がロック状態になり、自分で(ロックを)外せましたが、2〜3年ほど前から左顎もクリック音がするようになりました。
(右顎のように、ロックすることはありませんでした)
数ヶ月前から、たまに左顎がロックするようになり、それでもしばらくすると治っていましたが、2ヵ月ほど前から一度ロックするとすぐには治らず、ひどい時では朝から夜まで続きました。
そこで、1ヵ月半ほど前に口腔歯科を受診し、下の歯用のマウスピースを作ってもらい、医師の指示で飲食時以外はできるだけ装着をしていました。
(マウスピースの写真添付します)
もちろん、寝る時も装着していたんですが、朝起きると必ずと言っていいほど、左顎がロックしています。
すぐに治る時もあれば数時間経って治ることもありましたが、2日前には、ロック状態が朝から丸2日続きました。
2日目の夕方に、口腔歯科を受診したら、寝ているときに食いしばるからだろうと言われ、テルネリン錠を処方されましたが本当にそうなのか?と不信感を持たずにはいられません。
と言うのも、2日目の夜にマウスピースをせずに寝たら、夜のうちにロックが治りました。
(テルネリン錠を服用したので、そのせいかもしれませんが…)
それと、寝ているときに下顎が下がる(もしくは上顎が出る)ように思うので、それが原因ではないかと私は思っています。
他にも、マウスピースが頬の内側と擦れて違和感があると訴えても、ほとんど確認もなくちょっとマウスピースを削るだけで私への確認(まだ違和感があるかどうかなど)もありません。
また、私の話を遮ってご自分の考えを話すような感じなので医師に対しての不信感が大きいのかもしれません。
ちなみに、ロックしていない状態のときにマウスピースを装着していると、ロックすることもクリック音もありません。
寝ているときにロックするのは、マウスピースが合っていないからなのでしょうか?
このまま今の治療を続けていいのかどうか不安です。
よろしくお願いいたします。
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7〜8年ほど前から顎関節症の症状があります。
時々右顎がロック状態になり、自分で(ロックを)外せましたが、2〜3年ほど前から左顎もクリック音がするようになりました。
(右顎のように、ロックすることはありませんでした)
数ヶ月前から、たまに左顎がロックするようになり、それでもしばらくすると治っていましたが、2ヵ月ほど前から一度ロックするとすぐには治らず、ひどい時では朝から夜まで続きました。
そこで、1ヵ月半ほど前に口腔歯科を受診し、下の歯用のマウスピースを作ってもらい、医師の指示で飲食時以外はできるだけ装着をしていました。
(マウスピースの写真添付します)
もちろん、寝る時も装着していたんですが、朝起きると必ずと言っていいほど、左顎がロックしています。
すぐに治る時もあれば数時間経って治ることもありましたが、2日前には、ロック状態が朝から丸2日続きました。
2日目の夕方に、口腔歯科を受診したら、寝ているときに食いしばるからだろうと言われ、テルネリン錠を処方されましたが本当にそうなのか?と不信感を持たずにはいられません。
と言うのも、2日目の夜にマウスピースをせずに寝たら、夜のうちにロックが治りました。
(テルネリン錠を服用したので、そのせいかもしれませんが…)
それと、寝ているときに下顎が下がる(もしくは上顎が出る)ように思うので、それが原因ではないかと私は思っています。
他にも、マウスピースが頬の内側と擦れて違和感があると訴えても、ほとんど確認もなくちょっとマウスピースを削るだけで私への確認(まだ違和感があるかどうかなど)もありません。
また、私の話を遮ってご自分の考えを話すような感じなので医師に対しての不信感が大きいのかもしれません。
ちなみに、ロックしていない状態のときにマウスピースを装着していると、ロックすることもクリック音もありません。
寝ているときにロックするのは、マウスピースが合っていないからなのでしょうか?
このまま今の治療を続けていいのかどうか不安です。
よろしくお願いいたします。
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回答1
湯浅です。
回答日時:2008-11-22 13:42:17
湯浅です
間欠性ロックは、たいへん、障害度が大きいので大変だと思います。
治療は、難しいので、やはり診断ができないネットでは、一般論となることをお断りします。
また、湯浅の間欠性ロックの治療は、他の先生と、異なる可能性が大きいということを理解した上で、参考にしてください。
たぶん、このメンバーでも、大きく異なります。
基本的な治療方針は、MRIの診断、病態の説明、経過の説明を充分に行った上での経過観察のみです。
間違えても、放置では、ありません。
現実にロックして日常生活に支障があるのだ!とお怒りのことかもしれませんが、基本は経過観察です。
特に、ネット上では、簡単にしか書けませんし、患者さんの、支障度や、支障の状況もわかりませんので、説明は無理ですので、基本方針のみ述べたと理解してください。
そして、状況によっては、依田先生という方の考案された整位運動療法や、スプリント治療も行うかもしれません。
しかし、いずれも、短期(3ヶ月以内)で、予後評価して、効果がなければ続けません。
たぶん、実際に診断して説明しなければ、受け入れられないと思いますが、参考にしてください。
間欠性ロックは、たいへん、障害度が大きいので大変だと思います。
治療は、難しいので、やはり診断ができないネットでは、一般論となることをお断りします。
また、湯浅の間欠性ロックの治療は、他の先生と、異なる可能性が大きいということを理解した上で、参考にしてください。
たぶん、このメンバーでも、大きく異なります。
基本的な治療方針は、MRIの診断、病態の説明、経過の説明を充分に行った上での経過観察のみです。
間違えても、放置では、ありません。
現実にロックして日常生活に支障があるのだ!とお怒りのことかもしれませんが、基本は経過観察です。
特に、ネット上では、簡単にしか書けませんし、患者さんの、支障度や、支障の状況もわかりませんので、説明は無理ですので、基本方針のみ述べたと理解してください。
そして、状況によっては、依田先生という方の考案された整位運動療法や、スプリント治療も行うかもしれません。
しかし、いずれも、短期(3ヶ月以内)で、予後評価して、効果がなければ続けません。
たぶん、実際に診断して説明しなければ、受け入れられないと思いますが、参考にしてください。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-11-22 14:29:21
睡眠時下顎を、極端に前方に位置させてしまう人があるそうです。
私もこの下顎位置で、目が覚めた事があります。
この場合開口しないで、前方移動ですから、時間が長くなると、クローズドロック状態になります。
スプリンとが入っていると、咬合挙上される結果、下顎を前方位に持ってくることにより、クリステンゼン現象により、咬合挙上から、睡眠時無意識に逃れることをしている可能性があります。
それ故、スプリントをしないときは発生しないことの説明ができます。
被せる冠が多い人は、咬合低下を来して、クリックを生じやすいことを知っておいてください。
写真は、上のマウスピースと思いますが、クラウンであれば、高さが足りない気がします。
私もこの下顎位置で、目が覚めた事があります。
この場合開口しないで、前方移動ですから、時間が長くなると、クローズドロック状態になります。
スプリンとが入っていると、咬合挙上される結果、下顎を前方位に持ってくることにより、クリステンゼン現象により、咬合挙上から、睡眠時無意識に逃れることをしている可能性があります。
それ故、スプリントをしないときは発生しないことの説明ができます。
被せる冠が多い人は、咬合低下を来して、クリックを生じやすいことを知っておいてください。
写真は、上のマウスピースと思いますが、クラウンであれば、高さが足りない気がします。
相談者からの返信
相談者:
patacoさん
返信日時:2008-11-25 17:47:28
湯浅先生、松山先生、貴重なご意見ありがとうございました。
とりあえず、マウスピースをして寝て、ロックに気付いたら外す…というようにして数日試してみたところ、テルネリン錠を服用しなくても、毎回起床時には治っていたので、少々面倒ですが、この方法で様子を見たいと思います。
通院中の先生にも、聞き入れてもらえるかどうか分かりませんが、一度伝えてみようと思います。
このたびは、本当にありがとうございました。
とりあえず、マウスピースをして寝て、ロックに気付いたら外す…というようにして数日試してみたところ、テルネリン錠を服用しなくても、毎回起床時には治っていたので、少々面倒ですが、この方法で様子を見たいと思います。
通院中の先生にも、聞き入れてもらえるかどうか分かりませんが、一度伝えてみようと思います。
このたびは、本当にありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 顎関節症、マウスピースをすると起床時にロックしています |
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質問者 | patacoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 その他(写真あり) 顎関節症用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。