根管治療後、右上4番の保険適用の被せものについて

相談者: ぱちんさん (45歳:男性)
投稿日時:2008-11-13 23:01:59
こんにちは。


右上4番,根管治療後の被せものについてご質問します。

4番ですので,外見上の問題も考え,外側は白いものを選択したいのですが,保険適用ではレジン(HJK)しかなく変色すると言われました。
(HRは3番までが保険適用といわれました。)

セラミックハイブリットをすすめられましたがいずれも10万円近くしますので悩んでいます。


保険適用で外見上問題がなく(白く),変色や強度の面でもよいものはないでしょうか?


ご意見をいただければ助かります。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-11-13 23:18:11
ぱちんさん、こんにちは。


残念ながら4番のかぶせ物というのは、おっしゃるとおり金属冠かレジンジャケット冠しか保険では認められておりません。

質的にも強度的にも良い物は、保険外の治療になってしまいますね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-11-13 23:49:47
私も畑田先生と同じですが、

保険適用で外見上問題がなく(白く),変色や強度の面でもよいものはないでしょうか?

4番は銀歯HJKしか選択肢がありません。
またHJKは男性で歯ぎしりをよくする人では、多くのケースで割れてきますからあまりお勧めできませんね。

過去のものを読んでもらえば分かりますが。
HJKは銀歯を入れるより結構大きく削りますから、の寿命と言う面からもお勧めできませんね^^;


残念なながら保険治療とは最低限の治療であり、現代人のニーズをくみ取った治療ではありません、国も財源がないですし。

知っていました海外の治療費などを!?
興味があれば見てみてください、海外のサイトですが、
http://www.bracesinfo.com/dentalcosts/




ご自身で何が大切なのか考えてみてください^^

まず保険の場合
歯の寿命 ⇒ 銀歯
白い歯 ⇒ HJK

治療費を考えない場合
精度 ⇒ 金歯セラミック 
白い歯 ⇒ ハイブリット、セラミック

ただし、歯科医院によって自費と言えど出来はマチマチです。
自費治療にすれば必ず良くなる訳ではありません。


HJKにしたが為に早い時期に抜歯になり ⇒ インプラント(20〜40万)になっては後悔しかしませんから、よくよく考えられてくださいね^^

 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-11-14 05:34:50
ぱちんさまおはようございます。


とりあえず金属冠で修復しておいて、その後どうしても気になるようであれば、費用をかけて自費の修復物に入れ替えてもいいかもしれません。

やはり10万近い出費になるようなので、色々な意味で慎重にお決めになられたほうがいいと思います。



参考になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-11-14 10:28:34
そうですね。
他の先生方のお書きになられている通りです。

残念ながら保険診療で「保険適用で外見上問題がなく(白く),変色や強度の面でもよいもの」はありません。


とある経済学者さんが試算したところによると「消費税を20%以上にすれば全ての歯科治療を保険で行う事は可能かも?」だそうです。

果たしてそれは現実的なのでしょうか?

僕は、同じ医療にお金を使うのであれば、もっと福祉や救命医療に使ってほしいですね。



井野先生がお書きになられている

「保険治療とは最低限の治療であり、現代人のニーズをくみ取った治療ではありません」

が全てを物語っていると思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-11-14 12:54:50
こんにちわ!

結論を書きますと、「そんないいものはありません」

です。


白くて強度に問題なくて、安くて・・・

そんなものがあれば恐らく全世界の歯医者がそういう治療を選択します。

高い補綴物は”ボッタクリ治療”をしようとしてそのような価格設定になっているのではなく、材料・外注費・光熱給水人件費などを加味した上での価格設定です

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-11-14 20:32:33
こんばんは

>高い補綴物は”ボッタクリ治療”をしようとしてそのような価格設定になっているのではなく、材料・外注費・光熱給水人件費などを加味した上での価格設定です

この言葉が、多くの歯科医が言いたいことだと思います。



>ただし、歯科医院によって自費と言えど出来はマチマチです。
自費治療にすれば必ず良くなる訳ではありません。

これもいえることです。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-11-14 21:47:17
タイヨウ先生>

>とある経済学者さんが試算したところによると「消費税を20%以上にすれば全ての歯科治療を保険で行う事は可能かも?」だそうです。

歯科の保険での医療費の総額は年2兆5千億円くらいでしょうか。
また、保険診療に対する自費診療の割合は全国平均で多く見積もっても20%。つまり約5千億円

消費税が5%で歳入は10兆円くらいだとすると、計算上は、消費税を1%上げて、その1/4を歯科医療費に回せばすべての歯科治療が保険で受けられます。



>僕は、同じ医療にお金を使うのであれば、もっと福祉や救命医療に使ってほしいですね。

歯科治療の保険適応拡大反対というタイヨウ先生と同じような考え方の先生が歯科医師の中にも、ある程度おられるんで、”すべての歯科治療を保険で”の実現は非常に困難ですね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-11-15 08:28:04
あと、ぱちんさんの質問の件


他の先生もお書きのように、保険では出来ないんですが、歯科医師側から見た理由は井野先生がお書きのような理由を挙げる先生が多いように思います。

保険点数を決める厚生労働省側は、「あまり見えない奥歯に関して、見た目を良くするための医療は保険給付外」といったような発想かと思います。


ただ、実際は、歯科の医療費を誰が払うかといったことが、根底にあるからであって、最高とか最先端とかいったものが保険導入できないのではなく、単に医療費削減効果の大きい部分を保険外にしているだけと言うのが本当のところかと思います。

現実に、小児歯科口腔外科領域では(予防、矯正等以外の)ほぼすべてにおいて、(一般に普及しているレベルの)最高、最先端の治療が保険で受けられると思います。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2008-11-17 09:21:37
をを。
森川先生の方が具体的な提案で‥。


歯科治療の保険適応拡大反対というタイヨウ先生と同じような考え方の先生が歯科医師の中にも、ある程度おられるんで

あ、別に「拡大反対」ではないですよ。(^_^;)

僕みたいな考えの歯科医師でも保険のルールに従えるような内容であればいいだけです。




タイトル 根管治療後、右上4番の保険適用の被せものについて
質問者 ぱちんさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
その他(保険と保険外)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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