歯科治療時のレントゲンの必要性

相談者: 卯月さん (38歳:女性)
投稿日時:2008-11-30 22:53:31
レントゲンなしで虫歯治療したがあります。

かなり深かったということでしたが、レントゲンを撮っていないということだけで不安が残っています。


インレークラウンの治療の際、よく「開けてみないとわからない」ということを聞きますし、実際レントゲンを確認しながら歯を削った、という治療経験もないので、治療には実質関係ないのかな、とも思います。


一方でまったく逆に、目視で言われなかったのにレントゲンの画像で「虫歯かもしれない」と言われたこともあります。

これはレントゲンも、実はすごく丁寧に見れば虫歯やその他の病気も発見できる、ということなのかもと思います。



そこで質問なのですが、定期的なメンテナンスのための必要性などは抜きで、実際のところレントゲンなしでの治療はありなのか、そして目で見てもらっている以上レントゲンありの治療と変わらないものなのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-12-01 00:43:38
今晩は。


治療を行うには、診査・診断・治療という手順になります。


診査は侵襲性が少なくコストの安いものから行い、確定的な診断がつくところで終わります。

視診といえレントゲンといえ100%正確に診断できる診査方法はありませんので、いくつかの審査を組み合わせることで精度をあげていきます。


しかし明らかに一つの検査だけで確実に診断がつくものがあります、その場合は、それ以上の審査をする必要はありません。

つまり視診(目で見て)で診断がつけば、レントゲン診査は必要ありません。



たとえをあげれば、咳が出て、内科にかかったとします。
問診や、視診で風邪と診断がつけばレントゲンは撮りませんが、肺炎が疑われ、症状だけでは診断がつかなければレントゲンを撮ることになるでしょう。


つまりレントゲンの必要性はケースバイケースです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-12-01 06:58:45
卯月さまおはようございます。

レントゲンの撮影無しでむし歯の治療が終ってしまい、そのことが引っ掛かっていらっしゃるのですね。

小牧先生が仰っているように診断がつけばいいわけで、実際に直接を削ってむし歯を直視したわけですから、それ以上のいいむし歯の確認方法はありません。


全てむし歯(軟化象牙質)を除去できていれば、それにまつわるむし歯の再発はありません。


参考になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 卯月さん
返信日時:2008-12-01 12:41:42
小牧先生、山田先生、回答ありがとうございました。


目視の検診で何度か虫歯を見逃された、という経験があるのでレントゲンのほうが信頼性があるように思っていました。

実際にを開けて治療した場合は、直視してもらっているので安心、ということなのですね。


審査を組み合わせるということ、よくわかりました。


ありがとうございました。



タイトル 歯科治療時のレントゲンの必要性
質問者 卯月さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科治療関連)
レントゲン写真
回答者




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