口腔内細菌について教えて下さい
相談者:
kokoaさん (38歳:女性)
投稿日時:2008-11-24 13:41:37
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-11-24 15:23:01
kokoaさん、こんにちは。
>口腔内常在菌には、腸内常在菌の中に有る様な有用菌は、存在しないのでしょうか?
腸内菌でいわれる「善玉菌」「悪玉菌」といったような区別はないと思います。
ただ、口腔内常在菌のバランスが保たれることで、外部からの細菌の侵入や特定の細菌の勢力を強めることを防いでいるという点に関しては、有益な機能といえるのではないでしょうか。
>非細菌性の歯周炎とはどの様な物でしょうか?
聞きなれない表現なので私も聞きたいです。
kokoaさんは、どういった経緯で「非細菌性の歯周炎」という言葉を聞かれましたか?
>口腔内常在菌には、腸内常在菌の中に有る様な有用菌は、存在しないのでしょうか?
腸内菌でいわれる「善玉菌」「悪玉菌」といったような区別はないと思います。
ただ、口腔内常在菌のバランスが保たれることで、外部からの細菌の侵入や特定の細菌の勢力を強めることを防いでいるという点に関しては、有益な機能といえるのではないでしょうか。
>非細菌性の歯周炎とはどの様な物でしょうか?
聞きなれない表現なので私も聞きたいです。
kokoaさんは、どういった経緯で「非細菌性の歯周炎」という言葉を聞かれましたか?
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-24 17:17:38
kokoaさん、こんにちは。
私も中本先生の意見と同じです。
簡単に言うと、口の中には強い菌から弱い菌まで勢力関係ができています。
これがいわゆる口腔内常在菌のバランスというものです。
たとえば何かのきっかけで、強い菌にとても効果のある抗生剤を服用したとすると、強い菌は減り弱い菌が元気に増えてくるという現象が起きてくることがあります。
これを菌交代現象といいカンジダ症などの病気を発症することがあります。
通常の状態ではこの細菌のバランスが保たれている限り、カンジダにはなりません。
こういった意味ではこのバランスというものは重要であると思われます。
あと、非細菌性歯周炎ですが私も聞いたことがありません。
参考にしてください。
私も中本先生の意見と同じです。
簡単に言うと、口の中には強い菌から弱い菌まで勢力関係ができています。
これがいわゆる口腔内常在菌のバランスというものです。
たとえば何かのきっかけで、強い菌にとても効果のある抗生剤を服用したとすると、強い菌は減り弱い菌が元気に増えてくるという現象が起きてくることがあります。
これを菌交代現象といいカンジダ症などの病気を発症することがあります。
通常の状態ではこの細菌のバランスが保たれている限り、カンジダにはなりません。
こういった意味ではこのバランスというものは重要であると思われます。
あと、非細菌性歯周炎ですが私も聞いたことがありません。
参考にしてください。
タイトル | 口腔内細菌について教えて下さい |
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質問者 | kokoaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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