上顎洞炎と診断されたのに原因の歯が判りません (チェコ)

相談者: おおきいあんこさん (37歳:女性)
投稿日時:2008-12-04 06:55:30
はじめまして。
私は今 チェコに住んでいます。 

日本と違い医療が遅れていると思われる中での治療生活です。


まず 今までの経緯は 8月 日本で軽い蓄膿と言われました。

でもこちらに戻らねばならず、完治しないまま一ヶ月ほど放置していたら また鼻の奥で悪臭を感じました。 

その時は上顎洞の中いっぱいに膿が溜まっていて洗浄したら 臭いもきつい… 
初回から歯医者にも通うように、と言われました。 


歯医者の診断で 左上5,6番を根管治療をしましたが よくなりません。 

違う歯科にも所見だけもらったら8番を抜歯すべき、と言われました。(5,6番の抜歯も有り、とも言われました) 

耳鼻科としては 歯科が治療を進めなくては何も解決しない。
と 丸投げされているので 元の歯科も 微妙な影があるにはある…という事で抜歯をしました。
なのに まだ よくなりません。

耳鼻科は同上の意見は変わらず ほぼ一日おきに鼻の洗浄しか出来ない状態です。


何とか 歯科で原因のを見つけて欲しいといわれている旨を伝えると、

「2本の治療した歯は完璧だ、抜歯もした。 
ここにきて歯が原因と思えることは無い。」

と言います
それなのに 

「5,6番を順に確かめるように抜歯していくのは良くない。」

とまで言います
自信があるのと 失敗(?)を簡単に認めないという外国特有な物だと思います。


本当の所はどうなのかと また 更に 意見を求めて違う歯科にレントゲンを見せました。

「レントゲンだけでは 治療はきちんとされているが 結果が好転しないのなら 5,6番に原因があるのかも知れない… 6番から抜歯してみたら… 」

と言われました

私としては 医療体制の遅れを感じ不安な中、言葉の壁、素人ゆえ言われるままに治療してもらってきて 次々に状況が変わっていく、もしかして健康な歯を抜歯をするかも…
となるのは 納得できないのと 疲れたのとで、訳が分らなくなっています。

耳鼻科でCTを撮ってもらい もしかしたら原因の歯が特定できるのかと思いましたが 無理なんですね。
他の耳鼻科医師も 鼻が原因だと言っています。


子供の冬休みに 日本(名古屋)に戻る予定もあったので 私も病院に行こうと思っています。

・ただ 期間が一週間ほどしかない為 その間で 原因の歯が確実に特定してもらえるのか。
・抜歯ではなく 違った方法で解決してもらえるのか。
・そもそも一週間では無理だから もっと滞在期間を延ばすべきなのか…

を お聞きしたいです。

この治療の間 一度飛行機に乗りましたが 着陸態勢に入ると気圧の変化で 左の顔が痛くて仕方がありませんでした。
(目の周り、鼻筋、鼻、ほほをピリピリと痛み、涙がでました)
仕方ありませんか?

一回の往復で この体験を4度味わわねばならず 気が滅入ります。


もしも 日本でも同じような見解になりそうなら こちらで 言われるまま 抜歯をして上顎洞炎じたいを軽い状態にして 飛行機に乗りたいと思っているのが正直な所です。


長々書いてしまいました
どうぞ よろしくお願いします。 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-12-04 08:10:09
おおきいあんこさまおはようございます。

言葉も文化も違う所で治療生活なのはさぞかし心細いことだと思います、心中お察し申し上げます。


上顎洞炎との確定診断はついているようなので、その原因が何なのか究明できなければ話は始まらないように思います。

それをチェコでなさるか帰国されてからになさるかだと思います、帰国なさってからにするなら抗生剤でとりあえずしのぐのも一つの方法ではないでしょうか。

そうして帰国なさってからであれば、治るまで滞在することになると思います。


私もこの春イギリスから一時帰国なさった方を治療いたしましたが、治療し切れなかった所がまた向こうで痛み出して、今抗生剤でしのいでいただいています。

次回帰国なさる時に治す予定にしていますが、そのためにはある程度の期間は滞在してもらうことになると思います。

治療期間については診断がついてからおよその見当はつきますが、期間を区切られたら見切り発車をしなくてはなりません。

治療計画はあくまで治療計画なので、疾患は体の反応が絡んでくるので人それぞれというところがあります。

早く終ればいいのですがこのような時には得てして遅れがちになることが多いようです。

したがって十分余裕を持っていただいたほうが結果としてはいいと思います。


参考になさってください、お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-12-04 10:05:13
おおきいあんこさんこんにちは。


上顎洞炎でお悩みと言うことですが・・・

まず上顎洞炎の原因には

1.鼻性上顎洞炎=鼻が原因の上顎洞炎
2.歯性上顎洞炎が原因の上顎洞炎

があります。

鼻性の上顎洞炎は歯の治療を行っても治りません。

原因が歯にあるのか、鼻からきているかによってかかる科も違いますし、治療も違ってきます。
(確かにこの辺が患者さんには非常にわかりにくいところではあります。)

もし歯の根の治療が完璧に終了していて、まだ症状がなくならない場合には、やはり耳鼻科に治療をお願いするしかないと思います。


参考にしてください。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-12-04 20:39:52
5、6番の根尖上顎洞底の距離はどうでしたか。

歯根尖から、5〜6ミリもの厚さがある場合は距離があるので歯性上顎洞炎にはなりにくく、逆に歯根の間に上顎洞が入り込んでいるような場合は、歯性上顎洞炎になりやすいです。

上顎洞が大きい場合は、上の親知らずまで関係する事があります。

上顎洞の大きさに大いに関係しますので、参考にしてください。


飛行機に乗ったときの症状から、前頭洞炎も疑われます。




タイトル 上顎洞炎と診断されたのに原因の歯が判りません (チェコ)
質問者 おおきいあんこさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 上顎洞炎(蓄膿症)
チェコ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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