5歳。転んで前歯をぶつけ、まだ歯茎に血がにじんでいます(海外）
相談者：
ワイホンさん (37歳：女性)
投稿日時：2008-12-17 23:49:49
初めまして。
5歳7ヶ月の男の子、今日幼稚園で転び、下唇を前歯で切りました。
幼稚園では、「歯は問題ない」と見ていたようですが、実際、乳中切歯Aの2本が少し、ぐらつきがあり、血もにじんでいました。
お昼に転んでから、10時間経った今も、まだ歯茎に血がにじんでおります。
これまで、まだ、乳歯は抜けておりません。
今、海外に住んでいるので、こちらで歯科医にかかると保険が全く効かず、家で様子を見ようと思っていましたが、あまりに長い時間に血がにじむので気になりまして・・。
やはり、レントゲンを撮ってもらったほうがいいのでしょうか？
永久歯に影響しますか？
上の子も同じように前歯をぶつけたことがあり、そのときは慌てて歯科医に行き、レントゲンをとってもらったのですが、結局何も処置されずにいました。
ただ、そのとき、出血はすぐにおさまったのですが・・。
日本へは春休みまで帰りません。
このまま様子を見ていていいのでしょうか？
よろしくお願い致します。
5歳7ヶ月の男の子、今日幼稚園で転び、下唇を前歯で切りました。
幼稚園では、「歯は問題ない」と見ていたようですが、実際、乳中切歯Aの2本が少し、ぐらつきがあり、血もにじんでいました。
お昼に転んでから、10時間経った今も、まだ歯茎に血がにじんでおります。
これまで、まだ、乳歯は抜けておりません。
今、海外に住んでいるので、こちらで歯科医にかかると保険が全く効かず、家で様子を見ようと思っていましたが、あまりに長い時間に血がにじむので気になりまして・・。
やはり、レントゲンを撮ってもらったほうがいいのでしょうか？
永久歯に影響しますか？
上の子も同じように前歯をぶつけたことがあり、そのときは慌てて歯科医に行き、レントゲンをとってもらったのですが、結局何も処置されずにいました。
ただ、そのとき、出血はすぐにおさまったのですが・・。
日本へは春休みまで帰りません。
このまま様子を見ていていいのでしょうか？
よろしくお願い致します。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時：2008-12-18 00:12:44
ワイホンさん、こんにちは。
お子さんが怪我をされて、ご心配だと思います。
文面から想像すると、乳歯が亜脱臼、あるいは破折している状態だと思われます。
痛みがさほどないのであれば、亜脱臼だと思われます。
できれば、固定をしてあげると良いのですが、そちらの歯科医療のレベルや、担当される歯科医師の考え方もわからないので、やってもらえるかどうかはわかりません。
出血に関しては、口の中と言うのは唾液に薄まって大げさに感じることがあります。
にじんでいる程度なら問題はありませんが、出血している部位を圧迫することで大抵はとまると思います。
ご参考に
お子さんが怪我をされて、ご心配だと思います。
文面から想像すると、乳歯が亜脱臼、あるいは破折している状態だと思われます。
痛みがさほどないのであれば、亜脱臼だと思われます。
できれば、固定をしてあげると良いのですが、そちらの歯科医療のレベルや、担当される歯科医師の考え方もわからないので、やってもらえるかどうかはわかりません。
出血に関しては、口の中と言うのは唾液に薄まって大げさに感じることがあります。
にじんでいる程度なら問題はありませんが、出血している部位を圧迫することで大抵はとまると思います。
ご参考に
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時：2008-12-18 01:11:52
ワイホンさん、こんにちは。
お子様の怪我のことで大変ご心配なことと思います。
病院・歯科医院の受診に関しては、確かに難しいところだと思います。
受診しても、特に処置等はしてもらえないことも考えられますし、そもそも特段の処置が不要であるケースかもしれません。
そういった状況で、保険が効かないというのは確かに抵抗があると思います。
ですが、私の個人的意見としては、それでも受診された方が良いと考えます。
理由としては、本サイトの文面によるやり取りだけでは、受診の要・不要の判断ができないことが一つ。
もう一つの理由は、仮に将来、永久歯や歯並びなどに問題を起こしたとき、
「あの時受診していれば…」
という後悔の念を持たないためです。
春休みまで日本には帰国されないという状態であれば、現地の病院を受診するという、現段階で取り得る選択肢は意味を持つと考えます。
※もっとも、今回の怪我と永久歯や歯並びの問題との間に因果関係があるかどうかは不明ですし、ご質問の文面からは私はその可能性は必ずしも高くはないと思います。
以上、一意見としてご参考頂ければ幸いです。
お大事になされてくださいね。
お子様の怪我のことで大変ご心配なことと思います。
病院・歯科医院の受診に関しては、確かに難しいところだと思います。
受診しても、特に処置等はしてもらえないことも考えられますし、そもそも特段の処置が不要であるケースかもしれません。
そういった状況で、保険が効かないというのは確かに抵抗があると思います。
ですが、私の個人的意見としては、それでも受診された方が良いと考えます。
理由としては、本サイトの文面によるやり取りだけでは、受診の要・不要の判断ができないことが一つ。
もう一つの理由は、仮に将来、永久歯や歯並びなどに問題を起こしたとき、
「あの時受診していれば…」
という後悔の念を持たないためです。
春休みまで日本には帰国されないという状態であれば、現地の病院を受診するという、現段階で取り得る選択肢は意味を持つと考えます。
※もっとも、今回の怪我と永久歯や歯並びの問題との間に因果関係があるかどうかは不明ですし、ご質問の文面からは私はその可能性は必ずしも高くはないと思います。
以上、一意見としてご参考頂ければ幸いです。
お大事になされてくださいね。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2008-12-18 03:58:35
ワイホンさまおはようございます。
お子様が転んで前歯を打って、出血が止まら無いように見えて心配なさっているのですね。
現在どのような状態でしょうか、お子様は落ち着いているでしょうか、物を咬む時咬みにくいようなそぶりを見せませんか。
奥歯で十分咬めそうなら余り心配は無いと思います。
食事をするのを嫌がるようなら、亜脱臼を起こして前歯が下の歯に当たってしまっていると思います。
このような場合は、当たっている所を削ってやる必要があります、その場合は歯科医に処置をお願いしなければなりません。
お子さんの様子を注意深く観察してあげてください。
何でもいつもどおりよく食べるようだと、あまり心配なさることはあ無いでしょう。
ただ歯髄が断裂を起こし壊死していた場合は、歯の色が変色してきますが、年齢的にはもうしばらくすると交換時期を迎えるので、取り立てての処置は必要ないかもしれません。
お大事になさいませ。
お子様が転んで前歯を打って、出血が止まら無いように見えて心配なさっているのですね。
現在どのような状態でしょうか、お子様は落ち着いているでしょうか、物を咬む時咬みにくいようなそぶりを見せませんか。
奥歯で十分咬めそうなら余り心配は無いと思います。
食事をするのを嫌がるようなら、亜脱臼を起こして前歯が下の歯に当たってしまっていると思います。
このような場合は、当たっている所を削ってやる必要があります、その場合は歯科医に処置をお願いしなければなりません。
お子さんの様子を注意深く観察してあげてください。
何でもいつもどおりよく食べるようだと、あまり心配なさることはあ無いでしょう。
ただ歯髄が断裂を起こし壊死していた場合は、歯の色が変色してきますが、年齢的にはもうしばらくすると交換時期を迎えるので、取り立てての処置は必要ないかもしれません。
お大事になさいませ。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時：2008-12-18 21:25:42
＞このまま様子を見ていていいのでしょうか？
受診すべきかどうかの質問に対しての回答は、
1.必ず受診してください
2.わかりません。
のどちらかです。
「様子を見てよい」 といった回答はありえません。
個人的には、中本先生がお書きのように、受診するのが原則だと思います。
受診すべきかどうかの質問に対しての回答は、
1.必ず受診してください
2.わかりません。
のどちらかです。
「様子を見てよい」 といった回答はありえません。
個人的には、中本先生がお書きのように、受診するのが原則だと思います。
相談者からの返信相談者：
ワイホンさん
返信日時：2008-12-19 01:35:27
畑田先生、中本先生、山田先生、森川先生、こんばんは。
早速の返信、4人の先生からいただいて、本当に感謝しております。
今日、この回答ｺﾒﾝﾄを見る前に、病院に行って来ました。
やはり、まず診てもらうべきですね・・。
前歯、乳中切歯Aのうち1本が問題とのことで、レントゲンも撮ってもらい、一応「問題ない」と。
永久歯も見えているし、神経は大丈夫、と通訳の方を通して言われました。
ただ、歯茎を触ると血が出る、腫れもある、とのことで、うがい薬をもらって帰りました。
あと、1週間後に診せに来るように、とのことでしたが、先生が休暇に入るため、次は1月3日になりました・・。
それまでに、痛みが続いたり、問題があるならば、抜歯しましょう、と。
以前に、「固定」のことを伺ったのですが、永久歯が生えるまでの間に固定をする必要はない、と言われました。
医師の考え方によって違うのでしょうか？
今は、物をかむ時は、奥歯で押しやってからかむようにしています。
それほど意識しなくても、基本は奥歯で噛むように思いますが・。
その怪我のときに、下唇も激しく切っておりまして、その傷もまた痛々しそうで、まだ膿ものっています。
それは、温めたタオルでふいてやるくらいでいい、と言われました。
上の子も、歯をぶつけることが続いた時があり、つい歯には敏感になってしまいます。
そのときも、「転ぶ時は口を閉じなさい」とか言ったりしましたが、それは、あまり意味がないのでしょうか？
歯をぶつけないようにするために、何か方法はないのでしょうか？
私は長い人生、歯をぶつけた記憶がほとんどないんですけど・・。
まずは、しばらく様子を見てみます。
心強い回答、ありがとうございました。
日本語での丁寧な説明、とてもありがたく思います。
早速の返信、4人の先生からいただいて、本当に感謝しております。
今日、この回答ｺﾒﾝﾄを見る前に、病院に行って来ました。
やはり、まず診てもらうべきですね・・。
前歯、乳中切歯Aのうち1本が問題とのことで、レントゲンも撮ってもらい、一応「問題ない」と。
永久歯も見えているし、神経は大丈夫、と通訳の方を通して言われました。
ただ、歯茎を触ると血が出る、腫れもある、とのことで、うがい薬をもらって帰りました。
あと、1週間後に診せに来るように、とのことでしたが、先生が休暇に入るため、次は1月3日になりました・・。
それまでに、痛みが続いたり、問題があるならば、抜歯しましょう、と。
以前に、「固定」のことを伺ったのですが、永久歯が生えるまでの間に固定をする必要はない、と言われました。
医師の考え方によって違うのでしょうか？
今は、物をかむ時は、奥歯で押しやってからかむようにしています。
それほど意識しなくても、基本は奥歯で噛むように思いますが・。
その怪我のときに、下唇も激しく切っておりまして、その傷もまた痛々しそうで、まだ膿ものっています。
それは、温めたタオルでふいてやるくらいでいい、と言われました。
上の子も、歯をぶつけることが続いた時があり、つい歯には敏感になってしまいます。
そのときも、「転ぶ時は口を閉じなさい」とか言ったりしましたが、それは、あまり意味がないのでしょうか？
歯をぶつけないようにするために、何か方法はないのでしょうか？
私は長い人生、歯をぶつけた記憶がほとんどないんですけど・・。
まずは、しばらく様子を見てみます。
心強い回答、ありがとうございました。
日本語での丁寧な説明、とてもありがたく思います。
回答5長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時：2008-12-19 01:50:33
ワイホンさん、あらためまして。
歯科医院を受診されたとのことで、まずは良かったです。
治療方針に関しては、確かにDrあるいは国・地域によって違いはあると思います。
ですが、直接診察を受けられた上での担当の先生の方針ですから、まずはそちらを優先して考えてもらうことで良いのではないでしょうか。
>「転ぶ時は口を閉じなさい」とか言ったりしましたが、それは、あまり意味がないのでしょうか？
これは…
率直に申し上げて、あまり意味はないと思います。
それよりも
「転ぶ時はしっかりと手を出しなさい（手で支えなさい）」
と伝えることの方が重要だと思います。
子供が転ぶこと自体は問題になりません。
むしろ成長のためには必要なことと思います。
ですが、最近では「正しい転び方」を知らない子供が増えてきているような気がします。
それでは、また何かあればお気軽にお話ください。
海外での医療で色々とお困りのこともあろうかとは思いますが、お子様共々お体をご自愛の上、歳末をお過ごしくださいね。
歯科医院を受診されたとのことで、まずは良かったです。
治療方針に関しては、確かにDrあるいは国・地域によって違いはあると思います。
ですが、直接診察を受けられた上での担当の先生の方針ですから、まずはそちらを優先して考えてもらうことで良いのではないでしょうか。
>「転ぶ時は口を閉じなさい」とか言ったりしましたが、それは、あまり意味がないのでしょうか？
これは…
率直に申し上げて、あまり意味はないと思います。
それよりも
「転ぶ時はしっかりと手を出しなさい（手で支えなさい）」
と伝えることの方が重要だと思います。
子供が転ぶこと自体は問題になりません。
むしろ成長のためには必要なことと思います。
ですが、最近では「正しい転び方」を知らない子供が増えてきているような気がします。
それでは、また何かあればお気軽にお話ください。
海外での医療で色々とお困りのこともあろうかとは思いますが、お子様共々お体をご自愛の上、歳末をお過ごしくださいね。
回答6ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時：2008-12-19 22:53:57
＞以前に、「固定」のことを伺ったのですが、永久歯が生えるまでの間に固定をする必要はない、と言われました。
＞医師の考え方によって違うのでしょうか？
私は基本的に、固定しない派ですが、（この相談室でも）固定する派の先生もいます。
医療においては、必ずしも正解がひとつではないことが多々あり、まったく別の対応をしても、同じように良好な結果が得られることも少なくありません。
中本先生もお書きのように、担当の先生の考えを聞いていただいたほうがよいかと思います。
＞歯をぶつけないようにするために、何か方法はないのでしょうか？
＞私は長い人生、歯をぶつけた記憶がほとんどないんですけど・・。
歯の外傷で、うちを受診する患者さんで、ワイホンさんのお子さんくらいの年齢のお子さんのほとんどは、友達と遊んでいる時に受傷してます。
体を動かす遊びで、まったく危険性の無い遊びと言うのは存在しないと思いますので、ある程度のリスクは致し方ないと思います。
強いてあげるとすれば、何度も転ぶことを経験させて、中本先生もお書きのように、転び上手になることでしょうか。
それから、歯をぶつけても歯医者に行くくらいで無いと記憶には残らないと思います。
私もぶつけた記憶はありませんが、息子と一番下の娘は一度づつぶつけてます。
それでも本人たちは（お父さんに見てもらっただけで歯医者に見てもらったわけではないので）記憶に無いかもしれません。
＞医師の考え方によって違うのでしょうか？
私は基本的に、固定しない派ですが、（この相談室でも）固定する派の先生もいます。
医療においては、必ずしも正解がひとつではないことが多々あり、まったく別の対応をしても、同じように良好な結果が得られることも少なくありません。
中本先生もお書きのように、担当の先生の考えを聞いていただいたほうがよいかと思います。
＞歯をぶつけないようにするために、何か方法はないのでしょうか？
＞私は長い人生、歯をぶつけた記憶がほとんどないんですけど・・。
歯の外傷で、うちを受診する患者さんで、ワイホンさんのお子さんくらいの年齢のお子さんのほとんどは、友達と遊んでいる時に受傷してます。
体を動かす遊びで、まったく危険性の無い遊びと言うのは存在しないと思いますので、ある程度のリスクは致し方ないと思います。
強いてあげるとすれば、何度も転ぶことを経験させて、中本先生もお書きのように、転び上手になることでしょうか。
それから、歯をぶつけても歯医者に行くくらいで無いと記憶には残らないと思います。
私もぶつけた記憶はありませんが、息子と一番下の娘は一度づつぶつけてます。
それでも本人たちは（お父さんに見てもらっただけで歯医者に見てもらったわけではないので）記憶に無いかもしれません。
相談者からの返信相談者：
ワイホンさん
返信日時：2008-12-20 22:14:23
中本先生、森川先生、再びの回答ありがとうございます。
ようやく、下唇のかさぶたもとれ、見た目は変わらない顔になってきました。
肝心の歯のほうも、今は出血もありません。
転ぶ時、そうですよね、上手な転び方ですね。
動くこと大好きで、活発なのはいいのですが・・。
私も「気をつけなさい」とは言うものの、気の付けようのない事故も確かにありますからね・・。
私も、そう思うと「そんなこともあったかなー・・」と。
自分の都合の悪いことは忘れてました。ほほ。
あとは、次回の診察で先生の話しをうかがってから、様子を見ていきたいと思います。
親切なたくさんの回答をありがとうございました。
また、今後ともよろしくお願い致します。
ようやく、下唇のかさぶたもとれ、見た目は変わらない顔になってきました。
肝心の歯のほうも、今は出血もありません。
転ぶ時、そうですよね、上手な転び方ですね。
動くこと大好きで、活発なのはいいのですが・・。
私も「気をつけなさい」とは言うものの、気の付けようのない事故も確かにありますからね・・。
私も、そう思うと「そんなこともあったかなー・・」と。
自分の都合の悪いことは忘れてました。ほほ。
あとは、次回の診察で先生の話しをうかがってから、様子を見ていきたいと思います。
親切なたくさんの回答をありがとうございました。
また、今後ともよろしくお願い致します。
| タイトル | 5歳。転んで前歯をぶつけ、まだ歯茎に血がにじんでいます(海外） |
|---|---|
| 質問者 | ワイホンさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 37歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯がグラグラする 小児歯科治療 歯の生えかわり（生え変わり） 海外その他 歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
