[写真あり] 親知らず抜歯と7番遠心歯肉縁下の虫歯治療について

相談者: dreaming appleさん (22歳:女性)
投稿日時:2008-12-04 23:46:59
こんにちは。

こちらの掲示板はいつも参考にさせてもらっています。
回答してくださっている先生の皆様、お忙しい中どうもありがとうございます。

このたび私自身にも非常に気になる虫歯があり、その治療方針について質問させて下さい。

質問の前提として、「7番、遠心、歯肉縁下」に関する過去回答は一通り目を通しています。

それを踏まえた上でよろしくお願いいたします。


* * *

隣接する親知らずの影響で、右下7番の遠心歯肉縁下に虫歯ができてしまいました。

私としては、できるならば一生このとつきあっていきたいと思っており、そのために治療後の念入りなブラッシング定期検診は欠かさず続けていこうと思っています。


その上で、この場合の治療方針について、もっとも予後が安定する方法はどんな方法でしょうか。

先生によって様々な考えをお持ちだと思いますので、それぞれの先生のお考えを聞かせていただき、今後主治医との治療方針の相談に役立てたいと思っております。


虫歯箇所としても非常に高い技術レベルが求められる場所であり、その点で自由診療を前提としてお願いいたします。

見にくい写真で申し訳ありませんが、虫歯の位置の説明には有効だと思いますので、レントゲン画像(パノラマからの切り抜き)をアップしました。(左右反転しております)


実際、親知らずを抜いてみないと虫歯の様子はわからないと言われており、写りの悪いレントゲン1枚では情報不足だと思いますが、適時一般論を補足しながらご説明いただければ幸いです。


ちなみに、治療方法の候補として、
 コンポジットレジン
 ハイブリットコンポジットレジン
 グラスアイオノマーセメント
 コンポマー
 インレー
 クラウン
を考えていますが、できればインレー、クラウンは避けたいと思っています。

どうしても磨きにくい場所になってしまうため、グラスアイオノマーセメントの予防効果に期待するべきでしょうか。

また、歯肉縁下までレジン充填をした場合、歯肉の回復はどのようになるのでしょうか。
通常、歯肉縁下で歯と歯肉は癒着していますが、CR表面上では常に歯周ポケット状態になってしまうのでしょうか。


また、担当歯科医には、場所的にラバーダムが使えないため、衛生士2名のサポートのもとに防湿を徹底すると言われていますが、7番遠心でもラバーダムをかけている場合も見かけます。

マイクロスコープを通してミラーテクニックで治療を進める上で、ミラーの防曇を考えた上でもラバーダムがあった方がよいのではと思うのですが、これは技術的な限界でしょうか。



投稿文が長くなり、お手数をおかけして申し訳ありませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 00:06:39
私の場合には、このような場合、まず親知らずの抜歯を行い、そのついでにオペに突入して、特殊な方法で止血を行いながら治療します。


しかしねぇ

そんなことまでしなくても 進行する虫歯でなければ手を出さないってのも一つです。

半年に一回くらい検診でチェックしておいて、進行するようなら手を出すかな。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 00:26:47
タカタ先生

早速のご回答を下さり、ありがとうございます。


コンポジットレジン修復を得意とする先生にかかっているのですが、その先生も場合によっては抜歯時に治療するとおっしゃっていました。

進行虫歯でなければ手を出さないという考え方もあるのですね。

私はもともと再石灰化能力は高い方で、歯石はいっぱいつきますが、まじめにブラッシングをやっていた頃はほとんど虫歯にもなりませんでした。

ただここ数年、虫歯は手抜きな上に甘いものをだらだら食いしていたため、さすがに再石灰化も追いつかなかったようです。


しかし、親知らず抜歯時、もしくはある程度の時間内ならばうは露出していますが、経過観察後に治療する際には歯肉の切開が必要になりますよね。

進行しない虫歯である確率はどの程度期待できるのでしょうか。

また、もし治療する場合はどのような治療方針をとられるのか教えていただければ幸いです。


よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 00:39:04
dreaming appleさん、こんばんは。


やはり抜歯した後の状況によると思います。

私は抜した日には応急処置をして、後日経過を見て判断すると思います。

レントゲンから判断するとレジンアイオノマーにする可能性が高いと思います。

ラバーダムは使用できればベストですが、かなり下の方なので実際に経過を見なければ分かりません。

マイクロスコープはミラーに曇り止めを塗れば、ラバーダムが出来なくても充分使えると思います。



以上参考になさって下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 01:01:13
宇藤先生


早速のご回答ありがとうございます。

レジンアイオノマーのどちらを使うかは、どのような基準で判断されますか。



* * *

引き続きできる限り多くの先生のご意見を伺いたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 01:12:57
こんにちは。

またマニアックというか・・。
担当の先生も凄そうですね。

もしも自分が「患者さんの立場だったら」、クラウンですかね。
型を採って作りますし、防湿も神経質にならなくて済む分、比較的誰にやってもらっても無難?ですからね。

とは言え担当医は相当選ぶと思いますが・・。



あとは担当の先生のお話を聞きながら、これが自信ありそうだな、と言うのをかなり重要視します。

dreaming appleさんの文面からは、コンポジットレジンなんかも良さそうですね。
スゴ腕っぽいですし・・。
自分ならラバーは諦めるケースだと思います。



ハイブリッドコンポジットレジンは、直接法のハイブリッドセラミック充填のことでしょうね。
大体は操作性が悪いですから、かえって微妙なところかも知れませんね。

グラスアイオノマーセメントは防湿がシビアにならなくて済むと言うメリットがあるのですが、技術的になんとかなるならコンポジットレジンの方が物性的にいいかなと思います。

コンポマーもそんな感じですね。
(※最近あまり言わないと思いますけど、グラスアイオノマーとコンポマーやコンポジットレジンの境目はほとんどなくなってきていますよ。)

インレーは個人的に嫌いですが。。
でも間接法と言うメリットが非常に大きいですから、クラウンに抵抗があって、上手な先生の自費診療と言う前提ならこれも十分ありだと思います。



歯肉の付着については、あくまで「あわよくば」と言うレベルですね。

少なくとも組織学的に全くの正常にまではならないですが、ある程度までの可能性があるとしたらレジンですかね・・

でも過剰な期待はしない方がいいでしょうし、どうあれ半埋伏親知らずを放置しておくよりははるかにいいですからね。

それにまずそれが問題になることはないと思いますよ。

理想的にはやっぱり、虫歯になる前に抜いておけば・・と言ったところですよね^^;



タカタ先生もおっしゃる様に、敢えて削らずに経過観察をすると言う選択もあるかも知れません。

ただ、この部位の治療をするのなら、肉の下がっている早い時期の方がやりやすいという面はあるでしょうね。

経過観察するか、今治療に踏み切るかは、実際に問診しながら見てみないと、判断出来ないところです。

少なくとも年齢からは、進行していくリスクも低いとは言い切れない様に思いますよ。



結局のところ、『担当の先生のお勧め』が一番お勧めですね。


ご参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 01:38:15
渡辺先生


夜遅くなってきましたが、大変丁寧なご回答をありがとうございます。

以前別の親知らず虫歯になった際にこの半埋伏抜歯も勧められたのですが、当時回りの友人に実体験を聞いた際、骨を削る、歯肉を切る、ハンマーでをかち割る、顔が(はれて)弁当箱になる、ものすごく痛い、と壮絶な話を聞いて恐ろしくなり、そのままにしてしまっていました。

放置するならもっとリスクを考慮して予防につとめるべきだったと、今更ながらに後悔しています。


この歯の治療をお願いしている先生は、コンポジットレジン修復にかなり力を入れておられる先生です。

初診時に前歯歯茎カリエスの治療をしていただいたのですが、いままで保険治療しか受けた事の無かった私にとっては、その丁寧な処置方法に驚きました。

歯肉縁ぎりぎりの虫歯でしたが、絹糸を歯と歯茎の間に挟み、歯肉を保護した上で治療を進めてくれました。

さらに対して深く削ったわけでも無いのに、レジンを固める際には薄い層を何度かに分けて形成されていました。

確かに保険ではこのレベルの治療はできませんね。
この掲示板でもたびたび議論されている保険治療と自由診療の違いを実感しました。


患者の立場ならクラウンですか。
確かに2次カリエスのリスクは小さくなるかもしれません。

しかしながら、自由診療のクラウンでというと、セラミックかゴールド希望になり、予算的にかなりきついというのが正直なところです。


もう1点加えるならば、できる限り自分の歯質を残したい、という点から、どうしても削除量が多くなるインレーやクラウンは避けたい、という思いがあります。

しかし、2次カリエスになって抜随、というのが最悪のシナリオなので、これだけは防ぎたいと思っています。

虫歯の位置が位置だけに、この歯を残すには高いレベルでの管理が必要になることは覚悟しています。


歯肉の付着はあわよくばですか。
ポケットができるとその中に歯垢歯石がたまりやすくなると思い、いくら生体適合生が高いとはいえ異質のプラスチックですから、どのくらい期待できるのか気になりました。


* * *


引き続きご意見お待ちしております。

隣の8番は虫歯もかなり進行しているので、近々抜歯予定です。

しかし、治療をするとなると、渡辺先生のおっしゃられているように歯肉が下がっているうちにとなりますし、場合によっては抜歯と同時、ということも考えられ、その場での選択の為にも様々な意見を伺いたいと思っております。


またもう1点教えていただきたい事が増えました。

レジンにしろアイオノマーにしろ、そこまで耐久性に優れた素材ではないので、いつかはつめ直す事が必要になると思います。

その際は、場所的にも歯肉切開または電気メスやレーザーでの歯肉の除去が避けられないのでしょうか。

そういった意味でクラウンの耐久性が大きな強みになるのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 04:53:09
おはようございます。


私なら抜歯の後歯肉の回復を待ってインレー修復にします。

印象採得の際抜歯窩印象剤が入って変形の原因になるので、キャビトン等であらかじめ封鎖しておくのがコツです。

練成充填はお勧めいたしかねます。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 11:01:53
僕の技術的な限界も含めて‥(笑)。


僕なら

8番抜歯
 →抜歯窩の治癒をある程度(数か月)待って経過観察
7番のカリエスの状態を確認
 →そのまま何もせず経過観察と言う事もアリ

カリエスの進行が認められれば修復処置に入ります。

しかし、レジン充填アイオノマー充填(共に山田先生のおっしゃる練成充填)は難しいでしょう。

可能な限りラバーダムを行い、レジンベース、印象ハイブリッドセラミックスインレー(またはゴールドインレー)にて修復‥

と言うパターン。


僕の中では

保守    中間      攻め
経過観察  インレー修復  クラウン

と言う感じでしょうか。

どれが良いかは患者さんのキャラクターも含めて考慮する事になると思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 14:29:26
22歳でこの知識量・・・
末恐ろしい。。。
歯科学生さんですか!?^^;

今日も同じようなケースをしましたが目茶手間がかかります。

まず、同じようなケースで、

画像1

遠心にカリエスがあります(親知らずは事前に抜歯しています)
で、点状露髄を起こしたのでMTA直接覆髄を行いレジンでベース

直接覆髄ですが縁下に落ちているのでラバーはほとんど無意味です、下から唾液が入ってきてしまいますので。
むしろ簡易防湿でクランプ周りにコットンでガチガチにブロックした方が唾液のコントロールは出来ます。

この場合、コットンを絶えず外科用バキュームで吸引しておけば、治療は十分できます。


直覆後1ヶ月症状も出なかったのでゴールドインレー形成
7番の縁下なので当然マイクロを使いプレップセラムのような音波で縁下部を形成しています。
この部位を裸眼で綺麗に形成する自信は・・・

ないです^^;

 

画像1画像1

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 14:41:10
こちらが今日したケースですが、左上7番。
親知らずの影響で大きな虫歯になっています。

抜歯か凄く迷いましたが^^;


画像1
このの虫歯は非常に大きくて抜髄ケースです。
縁下におちた所は幸い歯肉がギリギリの所で止まっていて、きっちり虫歯を取ってフロアブルレジンで隔壁を行い抜髄しました。


画像2
そして今日アンレーの形成&印象を行いました。
マージンラインは音波を使用して形成しています。
本来は縁下の場所ですが、今は歯肉が歯質のギリギリで止まっています。

セット後レントゲン撮っても面白いかもしれません^^


私個人の意見ですが、このような最後大臼歯の遠心側は顕微鏡などを用いた方が確実に適合精度は上がると思います。


ですが、はっきり言って治療は非常に時間がかかりますし、正直、治療しにくいので泣きたくなることもしばしば・・・

画像1画像1 画像2画像2

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 19:21:46
山田先生


ご回答ありがとうございます。

>練成充填はお勧めいたしかねます。

先生なりの根拠をご説明していただけませんでしょうか。
特に、個人的見解や経験を踏まえた練成充填のリスク、インレーの利点とリスクについてご説明をお聞かせくださればと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 19:30:26
タイヨウ先生


ご回答ありがとうございます。

CRが技術的に非常に難しいことを踏まえた上で、担当医にはCR可能と伝えられています。

レジン充てんを選択した際のリスクの中で、うの取り残しによる2次カリエス、境界面からの2次カリエスおよび充填時の防湿および視野の確保の難しさからの形成不全によるものは医師の技術でどの程度カバーできるものなのでしょうか。

また、上記のようなCR後のリスクの増加と経過観察のリスクを比較した際に、どの程度の虫歯までならあえて手を出さずに経過観察をとるべきなんでしょう。


1枚の曖昧なレントゲン写真からは回答しかねる質問だとは思いますが、可能な範囲でご返答いただければ幸いです。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 20:03:24
井野先生

ご返答ありがとうございます。

症例付きで説明してくださり、とてもわかりやすいです。

この写真を見ていると、親知らず抜歯・7番遠心治療(もしくは経過観察)を始める前に、デンタルレントゲンでしっかりと虫歯の状況を確認しておくべきな気がしてきました。

もちろん、デンタルレントゲンとはいえ、完全なる現状把握はできないとしても、パノラマレントゲン1枚よりは格段に情報量が増えますよね。


例示してくださったものはどちらの虫もかなり進行した大きな虫歯ですね。

これらは確かにCR充填の限界を超えてしまっているようですが、浅い虫歯であれば、井野先生はレジン修復を選択されますか。

私のものはパノラマを見る限り初期虫歯だそうですが、(掲載したものはデジタルを印刷した物をさらに撮影したため、酷く不鮮明になってしまいました)位置としては深く、非常に面倒な場所であることにかわりはありません。

パノラマにはたまたま写らなかったかっただけで、実はけっこう深い虫歯だった、というのは最悪です。


予約時間が親知らず抜歯を含めて1時間15分と言われました。
この時間についてどう思われますか。

よろしくお願いいたします。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 23:14:57
dreaming appleさんこんにちは。

今日ちょうど7番の遠心部のCRを行いました。
やはり、直接見ることができないために少し難しかったです。
ミラーで確認しながら削って、CR充填を行いました。

そこでご質問ですが・・・

レジン充てんを選択した際のリスクの中で、うの取り残しによる2次カリエス、境界面からの2次カリエスおよび充填時の防湿および視野の確保の難しさからの形成不全によるものは医師の技術でどの程度カバーできるものなのでしょうか。

こればかりはそのときの状況によりますね。
一番の問題は直視できないということでしょうか?
ミラーを使いながら確認して行いますので、時間はかかります。


ちなみに私ならタイヨウ先生の処置方針と同じです。

>可能な限りラバーダムを行い、レジンベース、印象ハイブリッドセラミックスインレー(またはゴールドインレー)にて修復‥

です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-05 23:23:17
畑田先生

ご回答ありがとうございます。

井野先生に続いて先生も7番遠心ですか。

CRのあとはインレーにて修復されるのですか。


また、歯チャンの先生方はマイクロスコープの愛用者が多いようですが、畑田先生はマイクロスコープを使用されていないですよね。

削る際、CRの精度にマイクロスコープが必要だと思われることはありませんか。

(この質問はこのスレッドの内容からは少しずれているのですが、気になったので質問させてもらいました。)
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2008-12-05 23:53:04
>CRのあとはインレーにて修復されるのですか。

今日の患者さんはCRだけで何とか形態が作れたのでそれで終わりです。
もし、dreaming appleさんのケースではタイヨウ先生と同意見という意味です。


>削る際、CRの精度にマイクロスコープが必要だと思われることはありませんか。

私は保険でしかCRはやりませんが、今のところありませんね。

と言うかないものだと思ってやっているのでそう思うのかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-06 00:38:00
畑田先生


ご回答ありがとうございます。

視野の確保、アクセスともに難しく治療には時間がかかると思われますが、この治療を保険でやっていらっしゃるのですか。

びっくりです。

治療時間はどの程度要したのでしょうか。
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2008-12-06 05:03:22
>練成充填のリスク、インレーの利点とリスクについてご説明をお聞かせくださればと思います。

練成充填をする場合、できれば咬合面は健全歯質が残せるなら残したい所ですが、その場合時間をかければ軟化象牙質を除去するのは出来ると思います。

しかし充填するとなると窩洞の形態にもよりますが、おそらく満足な充填は不可能だと思います。

すると咬合面まで便宜的に窩洞を拡大することになってしまいます。

それならインレー充填、あるいはハーフクラウンにすれば咬合圧に対しても十分耐えられる形成をすればすむわけで、何も練成充填にこだわる必要は無いでしょう。

利点については印象さえ採得できればあとは技工士さんが作るわけだから問題は無いでしょう。


プロキシマルハ−フクラウン 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=73

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2008-12-06 09:44:27
>CRが技術的に非常に難しいことを踏まえた上で、担当医にはCR可能と伝えられています。

と、担当の先生はおっしゃられているので、可能なんだと思いますよ(笑)。
あくまでも我々は想像の範囲でしか答えられないわけですからね。
担当の先生の言う事の方がはるかに信憑性が高いです。


安心してお任せしてはいかがでしょうか。



>削る際、CRの精度にマイクロスコープが必要だと思われることはありませんか。

えっと。

自慢するわけじゃないんですけど、マイクロスコープを使っての治療と言うのは「特殊技術」なんですよ。
普通じゃありません。

このサイトをお読みの方には「マイクロスコープ神話」があるようなのですが、例えマイクロスコープを持っていても本当にマイクロを使いこなせるドクターはほんの一握りです。

「マイクロスコープを使うと(術野が)良く見える」のは確かですが「マイクロスコープの視野の中で手を動かせるか?」と言う事とは別問題だからです。


「特殊技術」とは?

マイクロスコープ治療はほとんど全ての場面において「ミラーテクニック」が必要だからです。


想像してください。


例えば、美容師さんがメイクをしてくれるとします。

あなたの前に立ってあなたの顔を(直接)見ながらメイクをしてくれます。
普通、奇麗にできますよね。


ミラーテクニックとは、あなたの後ろに立って、(あなたの顔は直接見ずに)鏡に映ったあなたの顔にメイクをする事なんです。

ね。
普通じゃないでしょ。


しかし、これは訓練すれば比較的短期間(半年くらい)で習得できます(上顎の場合)。


しかし、下顎の場合は‥。

後ろに立った美容師さんが「逆立ちをして」鏡に映ったあなたの顔にメイクをする事になります。

マイクロ治療を始めて3年経ちますが、正直言って、いまだに時々やっている最中でも脳ミソがこんがらかりますよ(笑)。


しかもマイクロスコープを使うと拡大視野になります。

仮に10倍の倍率で見ているとしましょう。
手を1mm動かすとマイクロの視野の中では10mm動きます。
マイクロの視野の中で5mm削りたいと思えば動かす手の量は0.5mmです。


先日も

「前回(上顎)の治療の時はマイクロを使ったのに、今回(下顎)は(拡大鏡だけでマイクロは)使わなかったんですね。
なぜですか?」

と聞かれ、同じ回答をしました。


以前業者さんから

「実は、ほこりを被っているマイクロスコープが非常に多い」

と聞いたことがあります。


マイクロを買いました。

「をを!良く見える!!」
「でも、どうやって治療するの?」
「ミラーテクニック?」
「やってみたけど‥無理じゃん!」
「よっぽど(拡大鏡で)直視してやったほうが奇麗にできるよ!!」

と。


マイクロスコープを使いこなすには「相当な訓練が必要」と言う事はご理解くださいね。(^。^)



「(畑田先生や)マイクロを使わない先生はダメ」
なのではありませんよ。

マイクロを使っている僕たちが「変」なんです。

もちろん、今後は「マイクロ治療が当たり前」になる時代が来るのかもしれませんが、現時点ではそう言う事です。


むしろ、畑田先生の外科技術は‥。

「できないお前の修行が足りん!」

と怒られそうです‥。^_^;


回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2008-12-06 11:38:17
おー、なんて分かりやすい例え!(笑)
私も下顎は混乱しますね。



>>CRが技術的に非常に難しいことを踏まえた上で、担当医にはCR可能と伝えられています。

>と、担当の先生はおっしゃられているので、可能なんだと思いますよ(笑)。
>あくまでも我々は想像の範囲でしか答えられないわけですからね。
>担当の先生の言う事の方がはるかに信憑性が高いです。
>安心してお任せしてはいかがでしょうか。


↑これが全てだと思いますよ。
我々外野ですからね^^

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2008-12-06 17:52:15
>治療時間はどの程度要したのでしょうか。

そうですね。30分以上はかかったと思います。

ミラーで確認しながら、フロアブルとペーストと少しずつ盛りながら充填しました。
最初はオーバーに盛りすぎたので、少し形態修正してそれを繰り返す感じです。



タイヨウ先生>

>むしろ、畑田先生の外科技術は‥。
>「できないお前の修行が足りん!」
>と怒られそうです‥。^_^;

もう、大学の先生は辞めたので怒りません。
今は開業医としての修行の身です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-06 20:29:43
山田先生

窩洞の形態を重視するべきということですね。
治療の様子をスコープを通してリアルタイムで見せてくれる先生なので、その様子を見ながら気になったら相談してみます。

ご回答ありがとうございます。


* * *

タイヨウ先生
渡辺先生

丁寧な説明をしてくださり、ありがとうございます。

鏡を見ながら髪を切ったりするのも大変ですもんね。
顕微鏡下での操作、医療と科学を切り離さずに考えてみれば、顕微鏡下で操作の難しさは身にしみてわかりました。

実験は失敗したらやり直せばいいですが、医療はそういうわけにはいかないですものね。


担当の先生は7年以上、全ての治療にマイクロスコープ(おそらくプロエルゴ)を使用されている先生です。

凝り性で詮索好きなのですべて安心、とまではいきませんが、最大限に広げた選択肢の中でかなり有効な選択になってくれると信じたいです。


畑田先生

ご回答ありがとうございます。

30分ですか。
診療台を3台並べて診療する先生では、とてもかけられない時間ですね。


* * *

ところで、タカタ先生の回答にあります、特別な方法で止血して。。。というのは、どのように止血するのですか。

大きな傷が開いたそのすぐ横で虫歯を削る、というのは、菌の固まりのような削りカスの傷口への影響は大丈夫なのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2008-12-06 20:33:31
なんかスゴイ長いスレに^^;

>浅い虫歯であれば、井野先生はレジン修復を選択されますか。

詰めて研摩がきっちり出来る場所であればレジンです。



>予約時間が親知らず抜歯を含めて1時間15分と言われました。
>この時間についてどう思われますか。

先生の技術によって埋伏の処置時間は異なります。

たぶん、畑田先生のような外科出身の先生であれば抜歯経験本数も相当多いでしょうから短時間で抜歯が出来ると思います。


ただ気になるのがレントゲン上で親知らずの中のカリエスが非常に大きいので分割時に上手く分割できなければ、見にくい歯冠の下の部分が残りハマルこともありますね。

ですから出来るだけこのような生え方をしている親知らずは、大きな虫歯になる前に抜いておいた方が良いわけです。

と言っても今更どうしようもありませんが。


とりあえず外野の意見は参考程度にして、先生を信じて先生のおっしゃられる処置を受けられてください^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-06 22:52:59
井野先生

ご回答ありがとうございます。

そうなんです。

たいして歯科に興味も無かったころに先延ばししてしまい、虫歯になったら抜こうなどと能天気に考えていたため、大事な隣のまで巻こまれるという最悪の事態になってしまいました。

レントゲンをとった頃は痛みもほとんどなかったのですが、ここ数日、ついに断続的な痛みに変わり、いよいよ早急な抜歯が必要になってきました。

しかし、予約がいっぱいの医院のため、抜歯予定はもうしばらく先になってしまいます。

歯がバラバラになってしまうことは、このレジン修復の先生とは別の先生に伝えられていました。


こちらの先生は大変親切で歯科オタクの説明にも丁寧に応えてくださり、しかも口腔外科出身の先生なのですが、7番の治療となると顕微鏡を使われていらっしゃらないので、別のところにお願いしようと思っておりました。


* * *

返信9から以下転記します。

ところで、タカタ先生の回答にあります、特別な方法で止血して。。。というのは、どのように止血するのですか。

大きな傷が開いたそのすぐ横で虫歯を削る、というのは、菌の固まりのような削りカスの傷口への影響は大丈夫なのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2008-12-07 23:35:17
dreaming appleさん、こんにちは。

>30分ですか。
>診療台を3台並べて診療する先生では、とてもかけられない時間ですね。

うちはユニット2台ですが、基本的に30分に一人のペースで診療しています。
もともと患者さんを待たせて行ったり来たりという診療スタイルは好きではないので、じっくりやっています。


井野先生のおっしゃるとおり

>ただ気になるのがレントゲン上で親知らずの中のカリエスが非常に大きいので分割時に上手く分割できなければ、見にくい歯冠の下の部分が残りハマルこともありますね。

親知らずの抜歯がうまくいくか、いかないかは分割の設計にかかっています。
特にカリエスがある親知らずは確実に分割をしないと、井野先生のおっしゃるとおり時間がかかってしまうことがあります。


>ですから出来るだけこのような生え方をしている親知らずは、大きな虫歯になる前に抜いておいた方が良いわけです。

それにカリエスの深い親知らずは、伝達麻酔を使っても麻酔が効きづらいです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-07 23:51:15
畑田先生

こんばんは。
別のスレでもご返答ありがとうございます。

分割の設計ですか。
だから経験がものを言う世界になるのですね。


>それにカリエスの深い親知らずは、伝達麻酔を使っても麻酔が効きづらいです。

これはショックです。
レントゲン撮影時にはほとんどなかった痛みが、ここ数日で断続的なものになりつつあります。

もともと痛みには強く、鎮静剤もぎりぎりまでは服用しないタイプなのですが、
(以前上顎親知らずの抜歯後に鎮痛剤を一切服用しなかったこともありました)
さすがに埋伏親知らずを抜く際に麻酔が効かないというのは耐えられそうにありません。

かといって、静脈内鎮痛や全身麻酔も避けたいところ。。。


以前上顎の親知らずもひどい虫歯になって抜歯したのですが(こちらはまっすぐに生えていました)、断続的な痛みが出始めていたにも関わらず、よく麻酔が効いて何も痛みを感じないままに抜が終わりました。

上顎と下顎では麻酔の効き方に違いがあるのでしょうか。

下顎の虫歯になった親知らずは特に効きにくいというコメントもどこかで見かけたような気がするのですが。。。

よろしくお願いいたします。



* * *

返信9・10から以下転記します。

ところで、タカタ先生の回答にあります、特別な方法で止血して。。。というのは、どのように止血するのですか。

大きな傷が開いたそのすぐ横で虫歯を削る、というのは、菌の固まりのような削りカスの傷口への影響は大丈夫なのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2008-12-08 00:04:17
>上顎と下顎では麻酔の効き方に違いがあるのでしょうか。
>下顎の虫歯になった親知らずは特に効きにくいというコメントもどこかで見かけたような気がするのですが。。。

上顎と下顎では上顎のほうが効きやすいですね。
解剖学的な構造が理由なのですが・・・

骨というのは元々外側になる硬い皮質骨と、その中にある海綿骨という2つの骨質によって構成されています。

下顎骨は硬い皮質骨が厚く麻酔薬が浸透しにくい構造をしていますが、上顎骨は皮質骨が薄く麻酔薬が浸透しやすいです。

したがって上のような違いが出てきます。



>かといって、静脈内鎮痛や全身麻酔も避けたいところ。。。

ゆっくりと麻酔を追加しながら行えば大丈夫だと思いますよ。

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2008-12-08 00:07:42
はじめまして。


いろいろな意見が出ていますが、エビデンスもない私の個人的な感覚です。

まず経過観察ですね。
リスク要因となっていた、親知らず抜歯されるわけですから、明らかにリスクは下がります。

半年・1年待ったところで、大きく進行することはないように思います、半年待つことのリスクと、今詰めることによるリスクを天秤にかければ、待つことのほうがリスクが少ないように思います。

ただし、精度の高いレントゲンデンタル写真が必要ですが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-08 00:10:50
畑田先生

ご回答ありがとうございます。
数えてみれば5回目。
お忙しい中、早速のご回答にも感謝いたします。

解剖学的見地から説明していただけるとわかりやすくて助かります。


>ゆっくりと麻酔を追加しながら行えば大丈夫だと思いますよ。

少し安心しました。
隣のの事もあるので、早いところ抜歯をお願いしようと思います。



長いスレとなりましたが、最後この点だけどなたがご回答くださいませんか。
新しいスレッドをたてた方がいいのでしょうか。

返信9・10・11から以下転記します。

ところで、タカタ先生の回答にあります、特別な方法で止血して。。。というのは、どのように止血するのですか。

大きな傷が開いたそのすぐ横で虫歯を削る、というのは、菌の固まりのような削りカスの傷口への影響は大丈夫なのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2008-12-08 14:51:51
止血剤を使ったり、電気メスを使ったりしますが、それに加えて私どもの場合には専属の麻酔医が血流量のコントロールをして、そもそもの出血量を押さえています。

金の塊 もとい 菌の塊は普通は問題ないです。
手術前に周囲の汚れをキチンと取っておいて、術前に抗生剤を服用してもらい、点滴でも抗生剤を入れますのでまず感染に悩んだことはありません。


ただ、こういうやり方は全国の他の医院ではあまり行われていません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-08 22:10:35
小牧先生

こんばんは。ご回答ありがとうございます。

次に来院する際にデンタルレントゲンの撮影をお願いしたいと思います。

こちらで相談させてもらうまで、経過観察という選択肢がまったく頭に無かっただけに、経過観察とご回答された先生方が多いのにびっくりしました。

位置的にも充填は非常に難しいところですし、まずは経過観察希望である旨を歯科医に伝えてみようと思います。



タカタ先生

こんばんは。ご回答ありがとうございます。

なんだかすごいですね。
医院の説明にあった手術室みたいな部屋で行うのでしょうか。
歯科を通り越して一般の外科手術のようです。


血液量のコントロール、そこまでやるんですか。
しかも抗生剤の点滴まで!!

治療するならば歯茎の戻りもあるから抜歯後3週間以内と言われました。

1週間くらい経てば抗生剤の点滴やら何やらは無くても大丈夫ですよね。
というか、そんな設備を持った歯科医院はほとんどないような気が。

普段はどんな場合にその設備を利用されるんでしょう。
回答 回答19
  • 回答者
回答日時:2008-12-08 23:56:02
タカタ先生>

>専属の麻酔医が血流量のコントロールをして、そもそもの出血量を押さえています。

大量出血が予想される場合でもなければ、局所への対応のほうが安全確実であり、循環器全般に影響を与えるような対応(血流量のコントロール?)は手術のリスクを高めるだけと考えますがいかがでしょうか?

>術前に抗生剤を服用してもらい、点滴でも抗生剤を入れますのでまず感染に悩んだことはありません。

基本的にほとんど感染を起こさない一般歯科での手術で抗生剤の点滴を予防的な目的で行うことは、メリットがあまりないばかりか、使用方法によっては耐性菌発現のリスクが高まると思われますので、個人的には行ってほしくないです。

回答 回答20
  • 回答者
回答日時:2008-12-09 00:01:34
タカタ先生>

私も気になったのですが、

>専属の麻酔医が血流量のコントロールをして、そもそもの出血量を押さえています。

具体的には何を行っているのでしょうか?

回答 回答21
  • 回答者
回答日時:2008-12-09 13:58:00
森川先生のご指摘のとおり、通常は必要ないです。

ですので、

「こういうやり方は全国の他の医院ではあまり行われていません。」

と書きました。


患者がどこまで求めるか、また、それに対してどのようなオプションをもっているかを記しただけです。

また、森川先生の仰るように耐性菌の問題もありますが、「個人的には行ってほしくないです」という人には当然用いません。

そのあたりは事前に1時間のムンテラと麻酔専門医による問診を行っております。

回答 回答22
  • 回答者
回答日時:2008-12-09 19:09:46
畑田先生も書かれてますが、
具体的には何を行っているのでしょうか?


耐性菌に関しては、患者の希望といった問題ではありません。

抗生剤は使えば必ず耐性菌が出ます。
ですので、切れ味のいいよく効く抗生剤を、必ずしも必要がないような時に使って早くに耐性化させてしまうのは、国民全体にとっては良いことではありません。
(簡単にいうと無駄遣いといった意味合いです。)


使い古されたものを上手に使い、新しくよく効くものは最後の切り札として大切に使うことを考えるのが、医師として必要かと思います。

抗生剤の静注に関しては、歯科小手術のしかも予防投与としては不適切と思われますので、

>「こういうやり方は全国の他の医院ではあまり行われていません。」

というのは、当然のことかと思います。

回答 回答23
  • 回答者
回答日時:2008-12-11 11:32:16
耐性菌に対してですが、麻酔医とも相談したのですが、先生、CDCのガイドラインはご存知でしょうか?

アメリカでは、出血を伴う手術を行う場合には抗生剤の術前投与が基本になっています。
また、日本においても手術の際の抗生剤の術前投与は常識です。

また、抗生剤の術前投与を行わずに術後感染を起こした場合、裁判で非常に不利になります。

CDCでも、FDAでも術前投与はガイドラインとして挙げられています。


先生が個人的に不必要と考えられるのはご自由ですが、世間一般では通用しませんとうちの麻酔専門医が申しております

回答 回答24
  • 回答者
回答日時:2008-12-11 18:30:39
タカタ先生>

>アメリカでは、出血を伴う手術を行う場合には抗生剤の術前投与が基本になっています。
>また、日本においても手術の際の抗生剤の術前投与は常識です。

あの〜 点滴の話なんですが・・・
(ちなみに点滴の抗生剤は何をお使いでしょうか?
もしも経口投与されている抗生剤と同じものでしたら、まったくもって私の勘違いです。)


しかも常識だとしたら、下記と矛盾しませんか?

>「こういうやり方は全国の他の医院ではあまり行われていません。」


それから、

畑田先生も書かれてますが、
具体的には何を行っているのでしょうか?

こちらもできれば返答願います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-11 19:46:17
森川先生

こんにちは。このスレの行方を興味深く拝見させていただいておりますが、先生にひとつ質問させてください。

先生の場合はどのような治療方針を立てられますか。


* * *

一般的には抜歯と同時でのう治療などは行われないのでしょうか。

よろしくおねがいいたします。
回答 回答25
  • 回答者
回答日時:2008-12-11 21:37:42
>一般的には抜歯と同時でのう治療などは行われないのでしょうか。

水平埋伏智歯の抜歯と同時の虫歯治療ですよね。
普通は行わないと思います。私もやりません。

あと、dreaming appleさんのようなラバーなんて絶望的にかからないようなケースで、長持ちするレジン充填を行う自身は私にはまったくありません。

おそらく経過観察してだめならインレーにすると思います。

ご存知ないかもしれませんが、中途半端に治療するなら何にもしないほうが虫歯は進みません。

ですので、治療がかなり困難、あるいは再発リスクが相当高い場合は、経過観察を第一選択にしてます。
(dreaming appleさんのケースはその両方を満たしていると思います。)


別スレで「充填はきちんとやればだれでもできる」みたいに書いてしまいましたが、dreaming appleさんのケースを10年保証でレジン充填できる先生がいたとしたら、少なくとも私などよりははるかに上です。
相当にできる先生だと思います。
(保障期間がないのでしたら?ですが)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-11 21:56:48
森川先生

ご回答ありがとうございます。

>中途半端に治療するなら何にもしないほうが虫歯は進みません。
>ですので、治療がかなり困難、あるいは再発リスクが相当高い場合は、経過観察を第一選択にしてます。
>(dreaming appleさんのケースはその両方を満たしていると思います。)

できる限り経過観察をしたいとの意思を伝えようと思います。


8番の抜歯前にデンタルレントゲンである程度7番の様子を知っておきたかったのですが、抜歯前では隣接の影響でよく写らないと言われました。

では歯間部のカリエスはどう発見するんだと思ったのですが、場所が場所なだけに、ということでしょうね。

別のスレでも歯肉縁下レジンの持ちは悪いとありました。

どんなに高い技術があっても難しそうですね。


7番は大切な歯でインプラントにはしたくないのですが。

できる限り残せるようにこれからは定期検診に通おうと思います。

* * *

タカタ先生

森川先生や畑田先生の投稿を見て素人ながらに非常に興味深く思っております。

ぜひ討論の結論を導いてください。
回答 回答26
  • 回答者
回答日時:2008-12-12 19:18:54
>別のスレでも歯肉縁下レジンの持ちは悪いとありました。
>どんなに高い技術があっても難しそうですね。

dreaming appleさんのようなケースは格別です。

ほんとに難しい場合だと、を削るバーの先が届かないなんてこともあります。

また挿入方向が狭い範囲に限定され切削器具を動かせる範囲が極端に狭くなり、動きも限定されます。
そして、ほとんどの場合、削っている部分が切削器具がじゃまになってまったく見えない状況になります。


また充填に際しても、レジンを充填したい部分に持っていくこと自体が難しいですし、止血も非常に困難でちょっとでも横にぶれると血まみれになりアウトです。

また、思い通りの形にすることはさらに至難の業です。

そして最後に研磨がとんでもなく難しいです。



以上のほとんどが、たとえマイクロを使用しても解決されないと思います。

回答 回答27
  • 回答者
回答日時:2008-12-12 20:08:14
>たとえマイクロを使用しても解決されないと思います。

実はですねぇ〜、
この3つの道具(画像1)で遠心のカリエス処置はスムーズに治療出来る場合があります。
*顕微鏡覗きながらが前提です。


レントゲンを見ても別段そこまで難しいと私は思っていないです^^;
ただし通常のレジン充填に比べメチャ時間はかかりますよ、音波で削る訳ですから回転切削器具ほど効率的ではありませんので。

問題は唾液と血液のコントロールのみですね。

ボンドも必要最低限で抑えて、プライマーが歯肉に当たらないように慎重に塗るのとエアーのかけ方に気を使う必要がありますね。

研摩もプロフィンなどがあればいけると思いますよ。


女性ですから開口量が気になるところですが。
 
 

回答7の症例のアンレーSetを今日したのでSet後のレントゲンを

アンレーの適合はかなり素晴らしかったです。
技工士の腕の勝利ですね・・・
 
でもこういう仕事はシンドイです^^;

 

画像1画像1 画像2画像2

回答 回答28
  • 回答者
回答日時:2008-12-12 20:47:59
レントゲンを見ても別段そこまで難しいと私は思っていないです^^;

8番歯冠部の最下端部あたりを想定するとおそらく縁下10mmくらいはあるように見えますが(しかも7番は遠心傾斜ぎみ)、回答27の画像1の器具で届きますかね?

井野先生の出してもらった写真よりは、ずっと難しいと思ってるんですが・・・


>研摩もプロフィンなどがあればいけると思いますよ。

プロフィンってコントラですよね?
難しい理由のイメージが共有できていないような気がします。

回答 回答29
  • 回答者
回答日時:2008-12-12 21:00:47
井野先生の講演以来、僕も曲げちょります。
かなりいいです。(^−^)

回答 回答30
  • 回答者
回答日時:2008-12-12 21:18:57
森川先生>

私はカリエスの位置を画像の丸で囲んだ歯頚部付近だと思って回答しています。

骨の直上と言う感じで先生は見ていますか!?
そうであればこの音波チップでは届きませんね。
ただ頚部辺りであれば届きます。



タイヨウ先生>

>井野先生の講演以来、僕も曲げちょります。
>かなりいいです。(^−^)

すみません、この「チップ」タイヨウ先生が講習を受けたM先生のパクリです^^;

遠心面には非常に使いやすいですよねぇ^^
さすがM先生です。

  

画像1画像1

回答 回答31
  • 回答者
回答日時:2008-12-12 21:40:42
>私はカリエスの位置を画像の丸で囲んだ歯頚部付近だと思って回答しています。

やっぱり。

だったらマイクロじゃなくてもいけますよ。普通に。



回答27は難しそうですね。

これをレジン充填だったら うなります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-13 22:33:25
森川先生
井野先生
タイヨウ先生

ご回答ありがとうございます。

市販器具を自分で改造するなんて、なんだかプラモデルの世界みたいですね^^皆さん器用なんですね。

とにかく抜歯をしないことには治療どころか診断もできないそうなので、来週に抜の予約を入れました。


>女性ですから開口量が気になるところですが。

意外と口は大きいです。
ついでに下もでかすぎて、前歯をプッシュしちゃったみたいですが。
げんこつが半分くらい入ります笑



タカタ先生へ

畑田先生と森川先生の質問が非常に気になります。
ご回答お待ちしております。
回答 回答32
  • 回答者
回答日時:2008-12-15 23:28:12
なんかまた尻切れトンボで終わっちゃいそうですね。残念。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dreaming appleさん
返信日時:2008-12-16 02:38:00
森川先生

私は粘り強く待っています。
「解決されました」で強制的にスレ終了になるまでは。
先生も諦めないでください。

たまに投稿して目立ちやすいスレの上の方にプッシュしときます。
回答 回答33
  • 回答者
回答日時:2008-12-16 11:00:02
麻酔科の先生に聞きましたが、

「そう言ったコントロールの仕方は知らない」

ということでした

また埋伏抜歯でそのようなことが必要であるとは思えないとも言っておられました。


と言うことは、そのような治療法があっても全く一般的ではありませんし、そのようなことを行える歯科医院も殆どありませんので、それで結論とさせてください。

また一般の方がもし見られても全くこのような情報自体有用ではありませんので、あまり長引かせたくはないですね。

正直、レス50は長すぎです^^;
誰も見ないと思います。


>たまに投稿して目立ちやすいスレの上の方にプッシュしときます。

あくまでも、困った人への相談なのでこのようなことは控えてください^^;




森川先生>

折れてくださいm(_ _)m

 

回答 回答34
  • 回答者
回答日時:2008-12-16 22:15:02
井野先生>
>森川先生>
>折れてくださいm(_ _)m

いやだ! (・┰・) ベー



なんてのは冗談。
(ひさびさに、やってみたかったんだ。顔文字)

了解すますた。



>正直、レス50は長すぎです^^;
>誰も見ないと思います。

いやいや。見ますよ。大勢が


>>たまに投稿して目立ちやすいスレの上の方にプッシュしときます。

>あくまでも、困った人への相談なのでこのようなことは控えてください^^;

こんなこと書くと、dreaming appleさんが新しいスレ立てちゃうよ。

と、火に油を注いで、自分は去っていくのでした・・・




タイトル [写真あり] 親知らず抜歯と7番遠心歯肉縁下の虫歯治療について
質問者 dreaming appleさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
レジン(白いプラスチック)
親知らずの抜歯
その他(歯科治療関連)
その他(写真あり)
親知らずの隣の歯(7番)への影響
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

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