妊娠希望中、歯周病治療予定だがフラップ手術での抗生物質が心配
相談者:
いさん (32歳:女性)
投稿日時:2009-01-09 16:22:48
私は今、妊娠希望中です。
将来の赤ちゃんへの影響を考え、治療をしようと歯科へ行きました。
歯の状況は、歯周ポケットが大きく、3〜6ミリの幅があります。
先生には、妊娠希望の旨伝えてありますが、歯肉を切るフラップ手術をしていくほうがいいと言われました。
治療をする事は、積極的に進めていきたいと思っておりますが、抗生物質の影響が心配です。
先生は、抗生物質の影響より、歯周病をそのまま放っておくほうが問題ですと言っておられ、治療をするかいないかは、判断してくださいとのことでした。
先生がいうように、薬による影響がなければ、治療しながら妊娠も希望していく流れて進めたいと思います。
ただ、何らかの影響が見込まれるのであれば、妊娠を一時中断も考えております。
フラップ手術は、だいたい全歯をするには、最短でどのくらいの期間を必要としますか?
将来の赤ちゃんへの影響を考え、治療をしようと歯科へ行きました。
歯の状況は、歯周ポケットが大きく、3〜6ミリの幅があります。
先生には、妊娠希望の旨伝えてありますが、歯肉を切るフラップ手術をしていくほうがいいと言われました。
治療をする事は、積極的に進めていきたいと思っておりますが、抗生物質の影響が心配です。
先生は、抗生物質の影響より、歯周病をそのまま放っておくほうが問題ですと言っておられ、治療をするかいないかは、判断してくださいとのことでした。
先生がいうように、薬による影響がなければ、治療しながら妊娠も希望していく流れて進めたいと思います。
ただ、何らかの影響が見込まれるのであれば、妊娠を一時中断も考えております。
フラップ手術は、だいたい全歯をするには、最短でどのくらいの期間を必要としますか?
回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-01-09 16:46:24
今週が初診として、次回の歯周検査は4週間後、次次回がさらに4週間後で、それから手術ですから、最短で12週間ほどでしょう。
しかし、現状が最深部で6ミリならば全部の部分を手術が必要と私は思えないので、そこまでかかることもないと思います。
最初の4週間後の検査で、もう一度これからの展望を主治医に相談されても宜しいかと思います。
また、妊娠中は非常に心配でしょうが、そこまで過敏にならなくても大丈夫だと思います。
養殖する動物、鶏や豚や玉子や魚の飼育飼料に抗生物質が大量に使用されていた時代でも、大きな問題が発生していませんし、心配しだすと、水道のお水も、排気ガスいっぱいの空気も、電磁波や、空からの放射線も心配しないといけなくなりますし、時期が時期だけに、心配でしょうが、影響の確率は非常に低いと思われます。
しかし、現状が最深部で6ミリならば全部の部分を手術が必要と私は思えないので、そこまでかかることもないと思います。
最初の4週間後の検査で、もう一度これからの展望を主治医に相談されても宜しいかと思います。
また、妊娠中は非常に心配でしょうが、そこまで過敏にならなくても大丈夫だと思います。
養殖する動物、鶏や豚や玉子や魚の飼育飼料に抗生物質が大量に使用されていた時代でも、大きな問題が発生していませんし、心配しだすと、水道のお水も、排気ガスいっぱいの空気も、電磁波や、空からの放射線も心配しないといけなくなりますし、時期が時期だけに、心配でしょうが、影響の確率は非常に低いと思われます。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-09 16:58:01
い さまこんにちわ。
歯周病の治療について妊娠希望中なので、抗生物質の影響を心配なさっているのですね。
実際に拝見していないので断定はいたしかねますが、フラップ手術をなさっても一時的には良くなるかもしれませんが、おそらく再発してしまうでしょう。
歯周病の原因はプラークですからご、自身で歯磨きをしてプラークを落とせなくてはなりません。
プラークを落とせるようになれば、ポケットが6mmくらいならきれいに治るでしょう。
まず歯磨き練習をなさったほうがいいと思います、そのようなことをよく理解なさっているDrと歯科衛生士に歯磨きの仕方を習ったほうがいいと思います。
そしてプラークの原因は蔗糖ですから、間食を控えられると歯周病はその分早く治るでしょう。
お大事になさいませ。
歯周病を歯磨きで治す ?
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=79
この方のポケットは深いところで9mmありましたが治ってきています、ここまでの歯磨き練習の期間は1年4ヶ月かかっていますが良くなってきました。
抜歯せざるを得なかったのは今のところ左下6番だけです。
歯周病の治療について妊娠希望中なので、抗生物質の影響を心配なさっているのですね。
実際に拝見していないので断定はいたしかねますが、フラップ手術をなさっても一時的には良くなるかもしれませんが、おそらく再発してしまうでしょう。
歯周病の原因はプラークですからご、自身で歯磨きをしてプラークを落とせなくてはなりません。
プラークを落とせるようになれば、ポケットが6mmくらいならきれいに治るでしょう。
まず歯磨き練習をなさったほうがいいと思います、そのようなことをよく理解なさっているDrと歯科衛生士に歯磨きの仕方を習ったほうがいいと思います。
そしてプラークの原因は蔗糖ですから、間食を控えられると歯周病はその分早く治るでしょう。
お大事になさいませ。
歯周病を歯磨きで治す ?
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=79
この方のポケットは深いところで9mmありましたが治ってきています、ここまでの歯磨き練習の期間は1年4ヶ月かかっていますが良くなってきました。
抜歯せざるを得なかったのは今のところ左下6番だけです。
回答3
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2009-01-10 12:55:01
科学的な、はっきりとした根拠は分かりませんが、一般的に、歯周病に罹患している場合、早産の確率が7倍になるという報告があります。
従って、妊娠前に歯周治療をすることは、僕はお勧めします。
しかし、フラップ手術が必要かどうか??
は微妙なところですね。
フラップ手術後は、確実な管理をしなければ、より問題が出ることが多いことが既に、知られていますので、今後、劇的に環境が変わるであろうことを考えると、通常のSC,SRP後に定期的なメインテナンス。
そして、ご本人さまが、頑張ってブラッシングをする。
のが、一番だと思います。
ただし、歯周病を深く勉強されている方でも、
?積極的に手術する派
と
?極力手術をしない派
に分かれる傾向が多いので、現在の先生が、どちらなのか?によっては、気分を害されることがあるかもしれません。
従って、妊娠前に歯周治療をすることは、僕はお勧めします。
しかし、フラップ手術が必要かどうか??
は微妙なところですね。
フラップ手術後は、確実な管理をしなければ、より問題が出ることが多いことが既に、知られていますので、今後、劇的に環境が変わるであろうことを考えると、通常のSC,SRP後に定期的なメインテナンス。
そして、ご本人さまが、頑張ってブラッシングをする。
のが、一番だと思います。
ただし、歯周病を深く勉強されている方でも、
?積極的に手術する派
と
?極力手術をしない派
に分かれる傾向が多いので、現在の先生が、どちらなのか?によっては、気分を害されることがあるかもしれません。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-10 13:51:03
中山先生に追加です。
>一般的に、歯周病に罹患している場合、早産の確率が7倍になるという報告があります。
歯周病が進行すると歯周病菌は歯肉から血管を通じて体内に侵入し、全身にばらまかれると言う事が解ってきました。
また、歯周病の炎症により歯肉周囲でケミカルメディエーター(プロスタグランディンや炎症性サイトカインなど)が作られます。
これら、血管に侵入した歯周病菌(生きているか死んでいるかの判定は?)やプロスタグランディンが血液中に流れ込むと子宮の収縮を促進させます。
これらが早期出産や低体重児出産につながると考えられています。
「新 歯周病を治そう 鴨井久一 沼部幸博著」
なので、中山先生のおっしゃられているように「妊娠前に歯周治療をすること」は大変重要だと思います。
歯周病の治療に関しては各先生方でいろいろな考え方があり「どちらが良いか?」は難しいですね。
実際、歯周病関係のセミナーに行っても「俺は切る」「俺は切らない」と真っ二つです(笑)。
しかしながら、共通しているのは「基本治療+メインテナンスが重要」と言う事。
い さんは妊娠を希望されていると言う事なので、歯周基本治療をしっかり行い、リスク(身体的負担)を減らし、その分、メインテナンス重視で歯周病の管理をされてはいかがでしょう?
もちろん、担当の先生次第なのですが‥。
>一般的に、歯周病に罹患している場合、早産の確率が7倍になるという報告があります。
歯周病が進行すると歯周病菌は歯肉から血管を通じて体内に侵入し、全身にばらまかれると言う事が解ってきました。
また、歯周病の炎症により歯肉周囲でケミカルメディエーター(プロスタグランディンや炎症性サイトカインなど)が作られます。
これら、血管に侵入した歯周病菌(生きているか死んでいるかの判定は?)やプロスタグランディンが血液中に流れ込むと子宮の収縮を促進させます。
これらが早期出産や低体重児出産につながると考えられています。
「新 歯周病を治そう 鴨井久一 沼部幸博著」
なので、中山先生のおっしゃられているように「妊娠前に歯周治療をすること」は大変重要だと思います。
歯周病の治療に関しては各先生方でいろいろな考え方があり「どちらが良いか?」は難しいですね。
実際、歯周病関係のセミナーに行っても「俺は切る」「俺は切らない」と真っ二つです(笑)。
しかしながら、共通しているのは「基本治療+メインテナンスが重要」と言う事。
い さんは妊娠を希望されていると言う事なので、歯周基本治療をしっかり行い、リスク(身体的負担)を減らし、その分、メインテナンス重視で歯周病の管理をされてはいかがでしょう?
もちろん、担当の先生次第なのですが‥。
タイトル | 妊娠希望中、歯周病治療予定だがフラップ手術での抗生物質が心配 |
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質問者 | いさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 抗生剤(抗生物質)・化膿止め 歯周外科治療(フラップ手術) 妊娠希望・不妊治療中 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。