叢生のため矯正予定。骨性癒着を調べるためにブラケット装着しての検査

相談者: ベルヌーイさん (40歳:女性)
投稿日時:2009-01-28 13:59:17
こんにちは。
ベルヌーイと申します。
よろしくお願いいたします。


近いうちに、叢生の治療のため歯列矯正をすることになっているのですが、上の2番の骨性癒着しているかもしれないということで、4番(あるいは5番)を抜歯する前に、仮にブラケットを装着して、2番の歯が動くかどうか試してみる、ということになりました。

動くかどうかの試験期間は2〜3ヶ月だそうです。
その治療法自体には、納得しているのですが、見た目と話し方がどうなるのか気になっています。


顎が小さいため、現状では、2番の歯は奥に引っ込んでいて、3番の歯は八重歯の状態で歯列の外側にはみ出してはえていて、丁度、凹のような状態です。(上が表側です。)

歯が大きいのにアーチが小さいらしく、歯と歯はすべてぎゅうぎゅうにくっついていてフロスもなかなか通らない状態で、歯が動くような隙間は全くありません。


この状態で、歯を抜かずにブラケットをつけて動かすといっても、動く場所がないのではないかと思うのですが、どのように動くものなのでしょうか? 

また、口を閉じた状態での見た目はどのように見えるのでしょうか?


担当の先生にうかがったら、少し出っ歯のような感じになる、と言われたのですが、それ以上あまりしつこく聞いても先生を信用していないみたいに思われてしまいそうで、見た目や話し方の変化などについては詳しく聞けませんでした。

今は、前歯は出っ歯ではないので、口を閉じていれば、歯並びが悪いようには見えません。

だから、余計に、どのように見えるのだろうか、口が閉じられないくらいになってしまうのだろうか、と心配しています。


骨性癒着かどうかの検査のためのブラケット装着についてご経験がある先生方にお答えいただけますと、助かります。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-28 15:37:04
癒着しているかどうかは、ブラケットをつけて力をかけてみたらすぐに分かります

動かなければ癒着です。

そのような場合には私は、コルチコトミーというオペを行います。


これは

歯茎をめくって の周囲の骨に外側から切れ込みを入れる

・日を新たにして今度は舌側から歯茎をめくって同じように切れ込みを入れて、歯と骨をつかんで軽く骨折させます

・その状態でブラケットをつけて動かす。

この方法をとると、歯とその周囲骨を一緒に動かすことができるので癒着していても大丈夫ですが、この方法を今通っておられる医院で行えるかどうかは相談してみてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-01-28 15:56:57
ベルヌーイさん

文章を読んでご不安に思う気持ちがよく伝わりました。


最初の2、3ヵ月間、骨性癒着かどうか確認するために小臼歯抜歯ケースだけれども抜歯をせずにワイヤーを装着するのですね。

この場合、危惧されている様な大きな見た目の変化はないと思いますし、骨性癒着の疑いのあるは動揺の有無や歯の微妙な動きで確認できます。


>今は、前歯出っ歯ではないので、口を閉じていれば、歯並びが悪いようには見えません。
>だから、余計に、どのように見えるのだろうか、口が閉じられないくらいになってしまうのだろうか、と心配しています。

ベルヌーイさん、本当に心配しなくていいと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ベルヌーイさん
返信日時:2009-01-29 14:22:33
ベルヌーイです。
こんにちは。
先生方、迅速なご回答、ありがとうございます。


タカタ先生;

2番のが動かなければ、2番を抜歯して、3番を2番の位置に持ってくるというのが担当の先生の治療計画なので、コルチトミーは考えていません。

その先生が以前に行った同様の症例の写真をいくつか見せていただいて、そうしたとしても問題はないということで納得しています。

でも、別の方法のご紹介、ありがとうございました。



秋山先生;

骨性癒着があるかどうかは微妙な動きでも確認できるのですね。安心しました。

本当に心配でたまらなかったので、秋山先生の「大きな見た目の変化はない」というご回答を拝見して、とてもほっとしました。


ここで、ご相談してよかったです。
ありがとうございました。



タイトル 叢生のため矯正予定。骨性癒着を調べるためにブラケット装着しての検査
質問者 ベルヌーイさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正(矯正歯科)その他
叢生(ガタガタの歯並び)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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