[写真あり] 右下5番7番抜歯後にブリッジ。日本人歯科医なら?(イタリア)
相談者:
フランチェスカさん (40歳:女性)
投稿日時:2009-01-24 01:31:38
こんにちは。
イタリア在住の者です。
日本の歯医者さんの見解を聞きたく初めて質問させて頂きます。
右下7番の歯ですが、指で触っただけでグラグラしているのがすぐに分かる程、歯周病が進んでしまい抜歯するしかないと言われています。
右下5番の歯は、もともと横に生えてきてしまっているため虫歯などの原因になりやすいので、抜歯を勧められています。
右下7番の歯は、歯周ポケットがだいぶ広がっており骨も薄いのでインプランとは無理と判断され、
この機会に5番も抜歯して6番の歯を軸にブリッジを作成する提案をこちらのイタリア人歯科医に提案され悩んでいます。
6番の歯も過去に虫歯治療をした歯なので、軸として頼りになるものなのか不安です。
こちらでは保険が利かないため25万円程度の治療費となるのですが、そこまでお金と時間をかけてブリッジをしても軸が不安定なために、すぐに駄目になってしまうのではないかと懸念しています。
歯周病発覚後、毎日毎回、歯ブラシ、電動歯ブラシ、歯間歯ブラシ、デンタルフロスで丁寧に磨いており、3ヶ月に一度は歯医者さんに歯石取りとクリーニングをしてもらっています。
このままケアを続けて抜歯をせずに持つだけ持たせたいという気持ちもあるのですが、いかがでしょうか?
その場合、6番の歯まで歯周病に犯されてしまう危険がかなり高いのでしょうか?
言葉の問題は無いのですが、文化の違いで治療法にも違いがあるようなので、一度、日本の歯医者さんのご意見をお聞きしたいと思い、投稿させて頂きました。
よろしくお願い致します。
画像1
イタリア在住の者です。
日本の歯医者さんの見解を聞きたく初めて質問させて頂きます。
右下7番の歯ですが、指で触っただけでグラグラしているのがすぐに分かる程、歯周病が進んでしまい抜歯するしかないと言われています。
右下5番の歯は、もともと横に生えてきてしまっているため虫歯などの原因になりやすいので、抜歯を勧められています。
右下7番の歯は、歯周ポケットがだいぶ広がっており骨も薄いのでインプランとは無理と判断され、
この機会に5番も抜歯して6番の歯を軸にブリッジを作成する提案をこちらのイタリア人歯科医に提案され悩んでいます。
6番の歯も過去に虫歯治療をした歯なので、軸として頼りになるものなのか不安です。
こちらでは保険が利かないため25万円程度の治療費となるのですが、そこまでお金と時間をかけてブリッジをしても軸が不安定なために、すぐに駄目になってしまうのではないかと懸念しています。
歯周病発覚後、毎日毎回、歯ブラシ、電動歯ブラシ、歯間歯ブラシ、デンタルフロスで丁寧に磨いており、3ヶ月に一度は歯医者さんに歯石取りとクリーニングをしてもらっています。
このままケアを続けて抜歯をせずに持つだけ持たせたいという気持ちもあるのですが、いかがでしょうか?
その場合、6番の歯まで歯周病に犯されてしまう危険がかなり高いのでしょうか?
言葉の問題は無いのですが、文化の違いで治療法にも違いがあるようなので、一度、日本の歯医者さんのご意見をお聞きしたいと思い、投稿させて頂きました。
よろしくお願い致します。
画像1
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-24 07:21:50
フランチェスカさまおはようございます。
歯周病で右下7番の抜歯を薦められて、その後の補綴計画について心配なさっているのですね。
レントゲンを拝見しましたが、7番の抜歯は仕方がないかもしれません、しかし歯周病を治さない限りどのような補綴計画もやがて歯周病の進行とともに無駄になってしまうと思います。
とりあえず歯周病を治してしまうのが先だと思います。
補綴はそれからになさったほうがいいと思います、もうひとつ6番の根管の状態がよくないように思います。
おそらく根管治療が必要だと思います、これも解決しておいたほうが将来のトラブルを避けるために必要だと思います。
お大事になさいませ。
歯周病を歯磨きで治す ブラッシングの威力
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=52
歯周病で右下7番の抜歯を薦められて、その後の補綴計画について心配なさっているのですね。
レントゲンを拝見しましたが、7番の抜歯は仕方がないかもしれません、しかし歯周病を治さない限りどのような補綴計画もやがて歯周病の進行とともに無駄になってしまうと思います。
とりあえず歯周病を治してしまうのが先だと思います。
補綴はそれからになさったほうがいいと思います、もうひとつ6番の根管の状態がよくないように思います。
おそらく根管治療が必要だと思います、これも解決しておいたほうが将来のトラブルを避けるために必要だと思います。
お大事になさいませ。
歯周病を歯磨きで治す ブラッシングの威力
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=52
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2009-01-24 14:57:39
こんにちは。
これは文化の違いによる治療法という問題は無いと思います。
というのは担当されている先生の方法が良いという意味ではなく、レントゲンを見る限りでは、この画像を見た先生の数だけ方法がいくつも出てくるような気がするからです。
歯周治療と歯内療法が絡み、その後の補綴にも幾通りもの選択肢が出てくるケースだと思うので、中にはインプラントをお奨めする先生もいるでしょうし、咬合の治療のために抜歯とする先生もいれば、目的は同じでも抜歯の時期をずらそうと考える先生もおられるでしょう。
こういう時のために「セカンドオピニオン」という言葉があるわけですので、その他の医療機関で意見を求める事も可能であると思います。
また言葉での問題が無いのであれば、今の担当医に「以前聞いた方法は頭に入れつつも、自分はこういう風にしたいのだが、他にいくつかの方法やオプションは考えられないのか?」というご相談をされてみてはいかがかとも思います。
※勝手ながら画像の一部に修正をさせていただきましたので、ご了承下さいませ。
これは文化の違いによる治療法という問題は無いと思います。
というのは担当されている先生の方法が良いという意味ではなく、レントゲンを見る限りでは、この画像を見た先生の数だけ方法がいくつも出てくるような気がするからです。
歯周治療と歯内療法が絡み、その後の補綴にも幾通りもの選択肢が出てくるケースだと思うので、中にはインプラントをお奨めする先生もいるでしょうし、咬合の治療のために抜歯とする先生もいれば、目的は同じでも抜歯の時期をずらそうと考える先生もおられるでしょう。
こういう時のために「セカンドオピニオン」という言葉があるわけですので、その他の医療機関で意見を求める事も可能であると思います。
また言葉での問題が無いのであれば、今の担当医に「以前聞いた方法は頭に入れつつも、自分はこういう風にしたいのだが、他にいくつかの方法やオプションは考えられないのか?」というご相談をされてみてはいかがかとも思います。
※勝手ながら画像の一部に修正をさせていただきましたので、ご了承下さいませ。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2009-01-24 16:28:00
文化の違いにより、治療方針が異なることはあります。
ただ、イタリア国内でも複数の医院を訪れることでセカンド、サードオピニオンを集めることはできますし、そういうものを集めていけば、おおかた世界的スタンダードな治療方法というものが見出せます。
ココでの意見はあくまでレントゲン所見のみの参考意見になさって、今のご自身の生活環境の中でセカンド、サードオピニオンをお求めになってください。
この写真だけから判断すると、積極的治療を行うのか消極的治療を行うのかによって方針は異なりますが...
積極的に治療するなら、恐らく、大臼歯は全て抜歯・インプラント
消極的に治療するなら、撫でて、さすって、持つところまでもたせる。
こんな感じだと思います。
いずれにしても口腔内の衛生環境改善が先決ですが
ただ、イタリア国内でも複数の医院を訪れることでセカンド、サードオピニオンを集めることはできますし、そういうものを集めていけば、おおかた世界的スタンダードな治療方法というものが見出せます。
ココでの意見はあくまでレントゲン所見のみの参考意見になさって、今のご自身の生活環境の中でセカンド、サードオピニオンをお求めになってください。
この写真だけから判断すると、積極的治療を行うのか消極的治療を行うのかによって方針は異なりますが...
積極的に治療するなら、恐らく、大臼歯は全て抜歯・インプラント
消極的に治療するなら、撫でて、さすって、持つところまでもたせる。
こんな感じだと思います。
いずれにしても口腔内の衛生環境改善が先決ですが
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-01-25 12:39:33
そうですね、レントゲンだけの印象なら。
7番はアウト、5番も無いほうが有利、残すとしても歯磨きがしにくくて、6番の寿命を縮めそうですね。
全体の歯周病治療と、6番の根管治療と歯周外科が必要かな??
と思いました。
7番はアウト、5番も無いほうが有利、残すとしても歯磨きがしにくくて、6番の寿命を縮めそうですね。
全体の歯周病治療と、6番の根管治療と歯周外科が必要かな??
と思いました。
回答5
湯浅です。
回答日時:2009-01-25 20:34:29
湯浅です。
インプラントの知識が、少ないので、実際は、どうなのかわかりません。
ただ、40 歳という、若い年齢で、しかも、女性と考えると、この歯周病であることが心配です。
もし、インプラントを行うなら、
インプラント後のメインテナンスが困難となるのでは?と思ってしまいます。
このような、40歳での歯周病の方でも、インプラントの予後がよいかどうかを、このような歯周病の方にインプラントを経験豊富な先生を探す事が必要と思います。
と言っても、どのように探すのか、という具体的なアドバイスは、できませんが。
たぶん、歯周病の専門医を探す方が簡単ですし、まずは、それから行われてはどうでしょうか。
もし、歯周病の専門治療をしても、やっぱり、臼歯を抜歯することになっても、歯周病の専門医と一緒に治療された経験は、必ず、残った歯に役立ちます。
それは、絶対に言えます。
インプラントの知識が、少ないので、実際は、どうなのかわかりません。
ただ、40 歳という、若い年齢で、しかも、女性と考えると、この歯周病であることが心配です。
もし、インプラントを行うなら、
インプラント後のメインテナンスが困難となるのでは?と思ってしまいます。
このような、40歳での歯周病の方でも、インプラントの予後がよいかどうかを、このような歯周病の方にインプラントを経験豊富な先生を探す事が必要と思います。
と言っても、どのように探すのか、という具体的なアドバイスは、できませんが。
たぶん、歯周病の専門医を探す方が簡単ですし、まずは、それから行われてはどうでしょうか。
もし、歯周病の専門治療をしても、やっぱり、臼歯を抜歯することになっても、歯周病の専門医と一緒に治療された経験は、必ず、残った歯に役立ちます。
それは、絶対に言えます。
回答6
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-01-27 09:34:38
湯浅先生の記載に同意です。
歯列不正もあり、上下左右の奥歯は、ほぼすべて歯周病に罹患していると思われますので、まず、歯周病の治療を行うことは不可欠です。
その後に、インプラントをされる事が順序として正しいので、まず、歯周病を治して下さいね。
歯列不正もあり、上下左右の奥歯は、ほぼすべて歯周病に罹患していると思われますので、まず、歯周病の治療を行うことは不可欠です。
その後に、インプラントをされる事が順序として正しいので、まず、歯周病を治して下さいね。
相談者からの返信
相談者:
フランチェスカさん
返信日時:2009-01-28 21:04:13
先生方、アドヴァイスどうもありがとうございました。
あれから合計4件の歯医者さんに診てもらいました。
3件の先生がブリッジ、インプラントという事で、即抜歯という判断でした。
私が住んでいるローマで歯周病専門医として看板をかかげている先生は1件しかなく、その先生に相談したところ、フラップ手術、エムドゲインを使用して歯を抜かずに済むかどうかやれるだけやってみよう。
もしどうしても駄目な場合にはその時点で抜歯、インプラントという手順で治療しましょうという事でした。
また、その他の上下左右の奥歯も、ルートプレーニング等の治療法で治療をするという事でした。
08年3月に第一子を出産。
第二子の妊娠を希望しているため、早産の危険性が上がってしまう歯周病の治療を、まずはきちんとする事にしたいと思います。
貴重なご意見を頂き、大変参考になりました。
どうもありがとうございました。
あれから合計4件の歯医者さんに診てもらいました。
3件の先生がブリッジ、インプラントという事で、即抜歯という判断でした。
私が住んでいるローマで歯周病専門医として看板をかかげている先生は1件しかなく、その先生に相談したところ、フラップ手術、エムドゲインを使用して歯を抜かずに済むかどうかやれるだけやってみよう。
もしどうしても駄目な場合にはその時点で抜歯、インプラントという手順で治療しましょうという事でした。
また、その他の上下左右の奥歯も、ルートプレーニング等の治療法で治療をするという事でした。
08年3月に第一子を出産。
第二子の妊娠を希望しているため、早産の危険性が上がってしまう歯周病の治療を、まずはきちんとする事にしたいと思います。
貴重なご意見を頂き、大変参考になりました。
どうもありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 右下5番7番抜歯後にブリッジ。日本人歯科医なら?(イタリア) |
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質問者 | フランチェスカさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯:5番(第二小臼歯) 抜歯:7番(第二大臼歯) インプラント治療法 ブリッジ治療法 歯周病(歯槽膿漏)治療 その他(写真あり) イタリア |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。