[写真あり] 痛みのある歯の根管治療後、温痛がでて、痛くて噛めない
相談者:
HULさん (30歳:女性)
投稿日時:2009-01-31 01:36:56
はじめまして。
痛みをなんとかして取り除きたい一心で、相談させていただきます。
大変お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
右下6番を10年ほど前に治療し、銀歯をかぶせてありましたが、1年ほど前から知覚過敏がひどくなりました。
A歯科医には、1年前から3か月ごとに診ていただいたのですが、知覚過敏の一言で治療どころかレントゲンも撮ってもらえず、いよいよ痛みが強くなり、別のB歯科医に症状を訴えたところ、
「知覚過敏もあるようだが、銀歯の下で虫歯が進行している」
と言われ、治療してもらいました。
虫歯治療をした日の夜から、水を口にしてしばらくすると歯痛ではなく頭痛がするようになり、3日後には水を口にしてから1分ほどかけて痛みがじわじわと増幅し、頭痛がひどく泣いて動けなくなるほどになりました。
治療してもらったB歯科医に相談すると、知覚過敏でそこまでの頭痛は考えにくいので、脳の問題かもと言われました。
総合病院にすぐさまかかりましたが、脳に問題はなく、虫歯治療の影響だろうということで、すぐに神経を殺す処置をB歯科医にもどってしてもらうことになりました。
その後4回の根管治療を受け、3回目には神経の奥に薬を装填されましたが、レントゲンを撮ったところ、奥まで入らなかったのがわかり、1月5日にやり直しをしました。
このときにもかなり痛みました。
「深かったので痛かったですね。」
とB歯科医からは説明され、根管治療はこれで終了となりました。
治療完了直後から弾力のあるものを噛むと神経が引っ張られるような痛みが続き、26日ごろからは熱いものを飲んだり噛んだりすると激痛が走るようになりました。
以前の頭痛のときと痛み方が似ていて、飲んだときにキーンと痛みがくるのではなく、じわじわと痛みが増幅してきて、1分程度疼痛が続きます。
ただし、今回は頭痛ではなく、あくまでも歯痛です。
29日にB歯科医に相談しましたが、炎症がひどかったので、
「寒かったり疲れていたりすると古傷が痛むように痛みが出ます。」
と説明されました。
治療後から違和感が続いていると訴えても、
「薬は奥までちゃんと入っていて、処置は適切です。」
と言われます。
薬を入れた歯の神経は、3本だったようでしたが、処置されていない神経があるということはあるでしょうか?
根管治療をしても、これだけの期間痛みが続くことはあるのでしょうか?
B歯科医が言うように、古傷の痛みだとしたら、ずっとこの痛みと付き合わなくてはいけないのでしょうか・・・?
今は冷たいものは全くしみないのですが、熱いものでは痛みが強く、熱くない物を噛むのも痛みがだんだん強くなってきました。
歯磨きをするだけでも痛くて、舌で押すと鈍い痛みがあります。
かなり辛いです。
歯茎に腫れはなく、熱もありません。
また、考えられる原因として、右奥の親知らずが横に生えていることをあげられました。
このままだと右下の親知らず8番も抜歯することになりそうなのですが、適切な処置なのでしょうか?
ちなみに右下7番は痛みません。
よろしくお願いいたします。
痛みをなんとかして取り除きたい一心で、相談させていただきます。
大変お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
右下6番を10年ほど前に治療し、銀歯をかぶせてありましたが、1年ほど前から知覚過敏がひどくなりました。
A歯科医には、1年前から3か月ごとに診ていただいたのですが、知覚過敏の一言で治療どころかレントゲンも撮ってもらえず、いよいよ痛みが強くなり、別のB歯科医に症状を訴えたところ、
「知覚過敏もあるようだが、銀歯の下で虫歯が進行している」
と言われ、治療してもらいました。
虫歯治療をした日の夜から、水を口にしてしばらくすると歯痛ではなく頭痛がするようになり、3日後には水を口にしてから1分ほどかけて痛みがじわじわと増幅し、頭痛がひどく泣いて動けなくなるほどになりました。
治療してもらったB歯科医に相談すると、知覚過敏でそこまでの頭痛は考えにくいので、脳の問題かもと言われました。
総合病院にすぐさまかかりましたが、脳に問題はなく、虫歯治療の影響だろうということで、すぐに神経を殺す処置をB歯科医にもどってしてもらうことになりました。
その後4回の根管治療を受け、3回目には神経の奥に薬を装填されましたが、レントゲンを撮ったところ、奥まで入らなかったのがわかり、1月5日にやり直しをしました。
このときにもかなり痛みました。
「深かったので痛かったですね。」
とB歯科医からは説明され、根管治療はこれで終了となりました。
治療完了直後から弾力のあるものを噛むと神経が引っ張られるような痛みが続き、26日ごろからは熱いものを飲んだり噛んだりすると激痛が走るようになりました。
以前の頭痛のときと痛み方が似ていて、飲んだときにキーンと痛みがくるのではなく、じわじわと痛みが増幅してきて、1分程度疼痛が続きます。
ただし、今回は頭痛ではなく、あくまでも歯痛です。
29日にB歯科医に相談しましたが、炎症がひどかったので、
「寒かったり疲れていたりすると古傷が痛むように痛みが出ます。」
と説明されました。
治療後から違和感が続いていると訴えても、
「薬は奥までちゃんと入っていて、処置は適切です。」
と言われます。
薬を入れた歯の神経は、3本だったようでしたが、処置されていない神経があるということはあるでしょうか?
根管治療をしても、これだけの期間痛みが続くことはあるのでしょうか?
B歯科医が言うように、古傷の痛みだとしたら、ずっとこの痛みと付き合わなくてはいけないのでしょうか・・・?
今は冷たいものは全くしみないのですが、熱いものでは痛みが強く、熱くない物を噛むのも痛みがだんだん強くなってきました。
歯磨きをするだけでも痛くて、舌で押すと鈍い痛みがあります。
かなり辛いです。
歯茎に腫れはなく、熱もありません。
また、考えられる原因として、右奥の親知らずが横に生えていることをあげられました。
このままだと右下の親知らず8番も抜歯することになりそうなのですが、適切な処置なのでしょうか?
ちなみに右下7番は痛みません。
よろしくお願いいたします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-31 05:59:04
HULさまおはようございます。
歯の痛みが出てきて抜髄根管充填が終了したにもかかわらず温痛と咬合痛があって、しかも咬合痛がひどくなってきたのですね。
文面から推測するとおそらく残髄炎を起こしてきていて、歯根膜症状を併発しているように考えます。
それで間違いが無いのなら、残念ながら根管充填剤を全て除去した上で、残った歯髄組織を除去して根管形成をやり直し炎症症状がなくなったのを確認してから正確に根管充填をすれば、今後問題はでてこないと思います。
親知らずについては抜歯するかしないかは別として、基本的に関係ないように思います。
参考になさってください、お大事になさいませ。
歯の痛みが出てきて抜髄根管充填が終了したにもかかわらず温痛と咬合痛があって、しかも咬合痛がひどくなってきたのですね。
文面から推測するとおそらく残髄炎を起こしてきていて、歯根膜症状を併発しているように考えます。
それで間違いが無いのなら、残念ながら根管充填剤を全て除去した上で、残った歯髄組織を除去して根管形成をやり直し炎症症状がなくなったのを確認してから正確に根管充填をすれば、今後問題はでてこないと思います。
親知らずについては抜歯するかしないかは別として、基本的に関係ないように思います。
参考になさってください、お大事になさいませ。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-31 09:38:34
んんん‥。
難しい状況ですね。
>薬を入れたの神経は、3本だったようでしたが、
>処置されていない神経があるということはあるでしょうか?
あるかもしれません。
下顎の6番の場合、4番目の神経がある場合が30%程度あると言われています。
また、人によっては5番目の神経がある事もあります。
しかし、これら4番目、5番目の神経を肉眼で探し出す事は至難の業です。
例)
HULさん同様にかかりつけの歯医者さんで根管治療をされたが、痛みが取れないと言う方が来院されました。
画像1
この角度からは確かにピンク色の根充剤が2つ奇麗に充填されているのがわかります。
しかし、マイクロスコープで丹念に探していくと、もう一つの根管が隠れている事が解りました。
画像2
これが新たに発見された根管です。
この画像は歯の中を5倍以上に拡大しています。
実際に治療している(探している)時は20倍近くまで倍率を上げます。
画像1において、もう一つの根管を肉眼で発見する事はほとんど不可能であると言う事がご理解いただけますでしょうか?
つまり、担当の先生が「見落した」のではなく、専門医レベルでないと「見えない」のです。
HULさんがこのケースに当たるかどうかは解りませんが、確率としては「ゼロ」ではありません。
また、山田先生もおっしゃられているように「残髄炎を起こしてきていて歯根膜症状を併発している」可能性もあります。
できれば根管治療の得意な先生にマイクロスコープなどで診てもらうと解るかもしれませんね。
お大事にしてください。
画像1 画像2
難しい状況ですね。
>薬を入れたの神経は、3本だったようでしたが、
>処置されていない神経があるということはあるでしょうか?
あるかもしれません。
下顎の6番の場合、4番目の神経がある場合が30%程度あると言われています。
また、人によっては5番目の神経がある事もあります。
しかし、これら4番目、5番目の神経を肉眼で探し出す事は至難の業です。
例)
HULさん同様にかかりつけの歯医者さんで根管治療をされたが、痛みが取れないと言う方が来院されました。
画像1
この角度からは確かにピンク色の根充剤が2つ奇麗に充填されているのがわかります。
しかし、マイクロスコープで丹念に探していくと、もう一つの根管が隠れている事が解りました。
画像2
これが新たに発見された根管です。
この画像は歯の中を5倍以上に拡大しています。
実際に治療している(探している)時は20倍近くまで倍率を上げます。
画像1において、もう一つの根管を肉眼で発見する事はほとんど不可能であると言う事がご理解いただけますでしょうか?
つまり、担当の先生が「見落した」のではなく、専門医レベルでないと「見えない」のです。
HULさんがこのケースに当たるかどうかは解りませんが、確率としては「ゼロ」ではありません。
また、山田先生もおっしゃられているように「残髄炎を起こしてきていて歯根膜症状を併発している」可能性もあります。
できれば根管治療の得意な先生にマイクロスコープなどで診てもらうと解るかもしれませんね。
お大事にしてください。
画像1 画像2
相談者からの返信
相談者:
HULさん
返信日時:2009-01-31 11:00:19
回答3
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-31 12:14:23
>根管治療の得意な先生を探し、早く治療した方がよいでしょうか?
そうですね‥。
(某)専門医の先生にお願いしようとすると、早くても2〜3週先のアポイントになるそうですからね。
早い方が良いかも知れませんよ。
そうですね‥。
(某)専門医の先生にお願いしようとすると、早くても2〜3週先のアポイントになるそうですからね。
早い方が良いかも知れませんよ。
相談者からの返信
相談者:
HULさん
返信日時:2009-01-31 14:52:50
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-01-31 15:04:10
少し気になったので^^;
>総合病院の口腔外科での診療を申し込みました。
今回の場合は口腔外科より、大学病院などの保存科の方がより適切な意見を頂けると思いますよ。
また根の治療は保存科(歯内療法科)の担当となります。
一概には言えませんが、
・歯を残すところ⇒保存科
・歯を抜くところ、口の中の大きな病気を治すところ⇒歯科口腔外科
です。
今の状態であれば原因の歯が断定されているような気がしますから保存科の方がいいと思います。
もし、口腔外科を受診するなら、保存科で大きな問題があると判断されてから紹介状をもらい受診した方が効率的です。
お大事に。
>総合病院の口腔外科での診療を申し込みました。
今回の場合は口腔外科より、大学病院などの保存科の方がより適切な意見を頂けると思いますよ。
また根の治療は保存科(歯内療法科)の担当となります。
一概には言えませんが、
・歯を残すところ⇒保存科
・歯を抜くところ、口の中の大きな病気を治すところ⇒歯科口腔外科
です。
今の状態であれば原因の歯が断定されているような気がしますから保存科の方がいいと思います。
もし、口腔外科を受診するなら、保存科で大きな問題があると判断されてから紹介状をもらい受診した方が効率的です。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
HULさん
返信日時:2009-01-31 15:28:52
タイトル | [写真あり] 痛みのある歯の根管治療後、温痛がでて、痛くて噛めない |
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質問者 | HULさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療後の痛み その他(写真あり) 知覚過敏 頭痛、めまい |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。