耳鼻科で慢性副鼻腔炎根治術をしたが再発。歯性の可能性もある?
相談者:
バドボーイさん (45歳:男性)
投稿日時:2009-02-02 22:14:28
初めて投稿させてもらいます。
1年半ほど前から蓄膿症で近医の耳鼻科に通院していました。
クラリスという抗生物質の内服治療を続けてましたが、症状が一向に改善されませんでした。
耳鼻科の先生いわく「保存的療法は限界」ということで、昨年12月に大学病院にて手術を受けました。
その後2ヶ月も経たないうちに、依然と同様の症状(緑色の鼻水・目の下の痛み・悪臭)が現れました。
11日の入院期間と高い治療費を負担したにもかかわらず、再発したことにショックを受けています。
歯が原因で蓄膿になることを、手術をした先生からお聞きしました。
もしかしたらと思ってます。
最寄の開業されている歯医者さんで、歯性上顎洞炎の診断はすぐつくのですか?
私はかなり以前に左上6番の神経を抜いた処置を施しています。
パノラマというレントゲン写真で、歯性上顎洞炎はわかるのですか?
回答していただければ、幸いです。
1年半ほど前から蓄膿症で近医の耳鼻科に通院していました。
クラリスという抗生物質の内服治療を続けてましたが、症状が一向に改善されませんでした。
耳鼻科の先生いわく「保存的療法は限界」ということで、昨年12月に大学病院にて手術を受けました。
その後2ヶ月も経たないうちに、依然と同様の症状(緑色の鼻水・目の下の痛み・悪臭)が現れました。
11日の入院期間と高い治療費を負担したにもかかわらず、再発したことにショックを受けています。
歯が原因で蓄膿になることを、手術をした先生からお聞きしました。
もしかしたらと思ってます。
最寄の開業されている歯医者さんで、歯性上顎洞炎の診断はすぐつくのですか?
私はかなり以前に左上6番の神経を抜いた処置を施しています。
パノラマというレントゲン写真で、歯性上顎洞炎はわかるのですか?
回答していただければ、幸いです。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-02-02 22:25:03
バドボーイさん、こんにちは。
蓄膿症の治療と経緯でご心配のことと思います。
まず、ご質問の、
>最寄の開業されている歯医者さんで、歯性上顎洞炎の診断はすぐつくのですか?
>パノラマというレントゲン写真で、歯性上顎洞炎はわかるのですか?
とのことに関して、パノラマ写真のみで歯性上顎洞炎の診断は困難であるケースも多いです。
この場合、大学病院・総合病院クラスの口腔外科を受診された方が良いと思います。
ただ、バドボーイさんは、耳鼻科で手術までされたとのこと。
とすれば、耳鼻科の先生は、バドボーイさんの症状を、「歯性」上顎洞炎ではなく「鼻性」上顎洞炎であるという根拠を持たれて診断をされた可能性が高いと思います。
ですので、確かに歯性上顎洞炎の可能性は否定はできませんが、原因の追究は少々難しくなってくるかもしれません。
いずれにしても、一度口腔外科で、歯性上顎洞炎であるかどうか、またその場合、左上6番その他原因となっている歯はどれか、しっかりと診断を受けられることをお勧めします。
なお、口腔外科受診の際は、これまでの経緯を詳しくお伝えになってください。
以上、ご参考になれば幸いです。
お大事にどうぞ。
蓄膿症の治療と経緯でご心配のことと思います。
まず、ご質問の、
>最寄の開業されている歯医者さんで、歯性上顎洞炎の診断はすぐつくのですか?
>パノラマというレントゲン写真で、歯性上顎洞炎はわかるのですか?
とのことに関して、パノラマ写真のみで歯性上顎洞炎の診断は困難であるケースも多いです。
この場合、大学病院・総合病院クラスの口腔外科を受診された方が良いと思います。
ただ、バドボーイさんは、耳鼻科で手術までされたとのこと。
とすれば、耳鼻科の先生は、バドボーイさんの症状を、「歯性」上顎洞炎ではなく「鼻性」上顎洞炎であるという根拠を持たれて診断をされた可能性が高いと思います。
ですので、確かに歯性上顎洞炎の可能性は否定はできませんが、原因の追究は少々難しくなってくるかもしれません。
いずれにしても、一度口腔外科で、歯性上顎洞炎であるかどうか、またその場合、左上6番その他原因となっている歯はどれか、しっかりと診断を受けられることをお勧めします。
なお、口腔外科受診の際は、これまでの経緯を詳しくお伝えになってください。
以上、ご参考になれば幸いです。
お大事にどうぞ。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-02-03 14:53:41
僕も中本先生と同意見ですね。
できれば大学病院クラスの歯科を受診された方が、よろしいかと思います(さらに可能であれば歯科大学付属の病院)。
普通のパノラマレントゲンで解る場合もありますが、よりしっかり診断するにはCTなどが必要かもしれません。
普通の歯の治療であれば開業医さんでも出来なくはありませんが、CT撮影となるとまだまだ開業医さんに普及しているシロモノではありません。
お大事にしてください。
できれば大学病院クラスの歯科を受診された方が、よろしいかと思います(さらに可能であれば歯科大学付属の病院)。
普通のパノラマレントゲンで解る場合もありますが、よりしっかり診断するにはCTなどが必要かもしれません。
普通の歯の治療であれば開業医さんでも出来なくはありませんが、CT撮影となるとまだまだ開業医さんに普及しているシロモノではありません。
お大事にしてください。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-02-03 15:56:05
バドボーイさん、こんにちは。
難しい状況ですね。
手術をした耳鼻科の先生はどのような診断をされて、どのような処置方針を立てられているのでしょうか?
まずは手術をされた先生が一番状況をわかっていると思いますので、自ら口腔外科を受診する前に上記のことを確認しておいたほうが良いと思います。
その上で歯性上顎洞炎であるということであれば、口腔外科を紹介してもらって受診するという手順を踏んだほうが良いと思います。
医師が経過を文書で伝えるのと患者さんが口頭で伝えるのとではまったく違い、誤解を招く可能性がありますから・・・。
ご参考に。
難しい状況ですね。
手術をした耳鼻科の先生はどのような診断をされて、どのような処置方針を立てられているのでしょうか?
まずは手術をされた先生が一番状況をわかっていると思いますので、自ら口腔外科を受診する前に上記のことを確認しておいたほうが良いと思います。
その上で歯性上顎洞炎であるということであれば、口腔外科を紹介してもらって受診するという手順を踏んだほうが良いと思います。
医師が経過を文書で伝えるのと患者さんが口頭で伝えるのとではまったく違い、誤解を招く可能性がありますから・・・。
ご参考に。
相談者からの返信
相談者:
バドボーイさん
返信日時:2009-02-04 00:18:33
回答4
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-02-04 00:25:32
バドボーイさん、あらためまして。
>現在は手術を受けた大学病院から最初に通院していた開業医(耳鼻科)に戻って診てもらってます。
耳鼻科の先生からは、手術後2ヶ月での症状の再発について、どのように説明されているのでしょうか?
>患者サイドから先生に歯性上顎洞炎ではないですかとも言えなくて・・・
「歯性上顎洞炎ではないですか」ではなく、「歯が原因ということはないでしょうか」という程度であれば、どうでしょう。
やはり伝えにくいでしょうか。
畑田先生の回答3を読んで、可能であれば耳鼻科の先生から紹介状を書いていただいて口腔外科を受診された方がスムーズであるように、私も思っています。
>現在は手術を受けた大学病院から最初に通院していた開業医(耳鼻科)に戻って診てもらってます。
耳鼻科の先生からは、手術後2ヶ月での症状の再発について、どのように説明されているのでしょうか?
>患者サイドから先生に歯性上顎洞炎ではないですかとも言えなくて・・・
「歯性上顎洞炎ではないですか」ではなく、「歯が原因ということはないでしょうか」という程度であれば、どうでしょう。
やはり伝えにくいでしょうか。
畑田先生の回答3を読んで、可能であれば耳鼻科の先生から紹介状を書いていただいて口腔外科を受診された方がスムーズであるように、私も思っています。
タイトル | 耳鼻科で慢性副鼻腔炎根治術をしたが再発。歯性の可能性もある? |
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質問者 | バドボーイさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。