3才10か月、全身麻酔で虫歯治療のため乳歯抜歯後ブリッジに (ドイツ)

相談者: hamham71さん (3歳:男性)
投稿日時:2009-01-13 09:06:42
こんにちは

現在3才10か月の男児です。

8か月からが生え始めましたが、イオン水が大好きで1歳まで飲み続け、生えてくる上の前歯4本を溶かしてしまいました。
下の歯は左右ともに2番3番が融合歯です。

1歳から3才までは日本で毎月1回歯科検診に通院していましたが、虫歯の進行は止まっているといわれて安心していました。

しかし、通常の3分の1くらいしか歯が残っていないので、いつ痛くなるかは不明でした。



半年前にドイツに引っ越し、最近、歯の検診を受けたところ、上の前歯を4本とも抜歯してブリッジにするほうが良いといわれました。
  
合わせて、融合歯の隙間も詰めたほうが虫歯になりにくくベストのことでした。

奥歯も生えたときからパックマンのような一部かけがある歯があるため、クラウンをしましょうとのこと。


治療は全身麻酔が最良なので、この際気になる部分もすべてやったほうがいいといわれました。



3歳児でこれは必要なのでしょうか??
乳歯を抜いてまでブリッジをしたほうがいいのでしょうか?
 
現在、痛みはありません。

奥歯はたしかに毎日にの歯ブラシでも食べ残しが詰まっているので必要かと思うのですが、ここドイツではどちらかだけの治療はあり得ないといわれました。
やるかやらないか決めなくてはなりません。

ちなみに他のドイツの歯科医院では、技術と設備があればやってもよいのではないかということでした。 

というか、前者の病院はドイツでも最先端治療らしく、普通の歯科医院では乳歯の治療をそこまでできるところはない。とのことでした。

複雑な気分です。

ご意見をお聞かせくださいませ。
よろしくお願いします。


レントゲンで根幹を確認するのは治療当日ということで、治療できるかどうかも今はわかりませんでした。
 
セカンドオピニオンの先生は50パーセントですねとのことでしたが、その病院では3歳児の乳歯の根幹治療はしてないとの回答でした。(小児歯科医院)

 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-13 12:07:07
hamham71さまこんにちわ。

お子さんが甘い飲み物の影響で上顎前歯むし歯で溶けてしまっていて、ドイツで検診を受けたところ、抜歯してブリッジを入れたほうがいいといわれて、その必要性について疑問に感じていらっしゃるのですね。

拝見していないので推測にはなりますが、ブリッジを入れるということについては、勘違いなさっているのではないかと思います。

抜歯についてはいろいろ意見があるところですが、治療ができるなら先ず根管治療をしたほうがいいと思います。

その上でを作るかどうかについては、見栄えを重要視なさるなら作ってもいいと思いますが、私ならおそらくお勧めしないと思います。



もしお子さんが嫌がって治療ができないのなら、できるようになるまで待ったほうがいいと思います。

強制的にでも治療をしたほうがいいという小児歯科医もいるとは思いますが考え物です。


それより今後のことを考えて、お菓子との付き合い方を教えてあげたほうが永久歯をむし歯から守るためにも、有用だと考えています。

そしてお子さん自身が自分のむし歯と向き合うためにも、歯磨き練習をなさったほうがいいでしょう。


糖分の過剰摂取が虫歯の原因になります、むし歯にしない範囲でお菓子を食べるように考えてあげてください。

私どもはお菓子は一日一種類一個がいいと考えています、たくさん食べた翌日は休甘日になさるといいと思います。

参考になさってください。


早期発見早期指導
http://yamadashika.jp/dr.html#link03
 
むし歯のできない砂糖の量 
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html

子育てと砂糖に関する考え方
http://yamadashika.jp/prevent10.html
 
お砂糖3本分クイズ 
http://www.yamadashika.jp/prevent09.html

永久歯むし歯ゼロを達成されたお子様 
http://yamadashika.jp/smile_02.html

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-01-13 16:44:55
顎骨の発育を妨げるのではないかと言う危惧から、乳歯にはブリッジをしないのが普通の考え方だと思いますが。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 12:49:23
>3歳児でこれは必要なのでしょうか??

治療が必要な場合もありますし、そうでない場合もあります。
また、治療を、局所麻酔下で行う場合もありますし、全身麻酔で行う場合もあります。

それはむし歯の程度や歯科医院の能力によっても違います。

少なくとも、うちではほぼ全例、局所麻酔下で治療していますので、日本では、治療を行うなら全身麻酔でないことのほうが多いと思います。

全身麻酔での治療が妥当かどうかは、状況がわかりませんので、はっきりとしたことは言えません。


ただ、治療を受けるかどうかは、患児の希望で決めるべきことではないと考えますので、hamham71さん自身がお子さんの現状および将来のことをよく考えて決めてください。



乳歯を抜いてまでブリッジをしたほうがいいのでしょうか?
 
松山先生もお書きのように、乳歯のブリッジは日本ではまず行わないと思います。
何か誤解があるのかもしれません。




タイトル 3才10か月、全身麻酔で虫歯治療のため乳歯抜歯後ブリッジに (ドイツ)
質問者 hamham71さん
地域 非公開
年齢 3歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
ブリッジ治療法
小児歯科治療
ドイツ
抜歯:乳歯(子供の歯)
全身麻酔
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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