小学生の虫歯予防。学校でのフッ化物応用について
相談者:
行政マンさん (43歳:男性)
投稿日時:2009-01-21 23:48:51
回答1
回答日時:2009-01-22 00:49:59
はじめまして。
素晴らしい取り組みですね!
参考までに、私の母校(岐阜県・朝日大学)の口腔感染医療学講座 社会口腔保健学分野と言う研究室(http://www.asahi-u.ac.jp/edc/index.html)で、地域でのフッ化物洗口の30年以上に渡る研究実績を持っていたと思いますよ。
フッ素を応用した社会への取り組みに関しては、多分日本ではトップクラスの、素晴らしいデータが揃っていると思います。
一度問い合わせてみられてはいかがでしょうか。
費用対効果の面など検討事項は多いかと思いますが、個人的には低濃度のフッ化物洗口剤の頻回使用が最も有益だと思っています。
調べてみると、物凄い虫歯予防効果が数値で出てくると思いますよ。
それと一臨床家として一言加えますと、低年齢児にフッ化物の応用をすれば確かに虫歯は激減するのですが、
「自分は歯が丈夫!」(10代)
→「歯磨き手抜き&歯医者には行かない」(〜30代)
→「気付いた頃には歯周病で手遅れ・・」(40代〜)
と言うパターンも多いです。
出来ましたら、口腔衛生や予防に関する教育面も、同時に充実して頂けると良いかと思いますよ。
ぜひ前向きなご検討を、よろしくお願いします。
素晴らしい取り組みですね!
参考までに、私の母校(岐阜県・朝日大学)の口腔感染医療学講座 社会口腔保健学分野と言う研究室(http://www.asahi-u.ac.jp/edc/index.html)で、地域でのフッ化物洗口の30年以上に渡る研究実績を持っていたと思いますよ。
フッ素を応用した社会への取り組みに関しては、多分日本ではトップクラスの、素晴らしいデータが揃っていると思います。
一度問い合わせてみられてはいかがでしょうか。
費用対効果の面など検討事項は多いかと思いますが、個人的には低濃度のフッ化物洗口剤の頻回使用が最も有益だと思っています。
調べてみると、物凄い虫歯予防効果が数値で出てくると思いますよ。
それと一臨床家として一言加えますと、低年齢児にフッ化物の応用をすれば確かに虫歯は激減するのですが、
「自分は歯が丈夫!」(10代)
→「歯磨き手抜き&歯医者には行かない」(〜30代)
→「気付いた頃には歯周病で手遅れ・・」(40代〜)
と言うパターンも多いです。
出来ましたら、口腔衛生や予防に関する教育面も、同時に充実して頂けると良いかと思いますよ。
ぜひ前向きなご検討を、よろしくお願いします。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-22 08:46:59
行政マンさまおはようございます。
私は基本的にフッ素利用については、歯科医院という現場での応用については否定的な考えを持っております。
というのもフッ素というものに頼ることは、自主的に自分の健康を守っていくという考えからは相容れないと考えているからです。
つまりむし歯予防をはじめとして健康管理は、生活習慣などの保険行動が一番大切だと考えているからです、お酒をがぶがぶ飲みながら肝臓の薬を服用するようなことは間違っています。
砂糖の摂取量をを減らさなければ、根本的な歯の健康管理につながらないと考えているからです。
しかし公衆衛生的な考えでは、フッ素の利用は費用対効果では効果があることが知られています。
行政が安い費用でむし歯予防をしようと思えば、おそらく一番安くできる方法でしょう。
使うのはNaFですから安く手に入るでしょう。
歯科医がそれを処方して各学校に配布すれば、あとはその使い方ということになります。
新潟県の歯科医師会と新潟大学歯学部予防歯科がタイアップして実施していました(今はどうなっているか不明)
資料があるので必要であればコピーして送らせていただきます。
おそらく今でも実行しているのではないかと思います。
私が資料を取り寄せたのは平成4年12月発行のものです。
フッ素洗口導入のノウハウ
ー円滑な実施を図るためにー
です
子どもの歯を守る会
〒951
新潟市学校町通り2-5274
新潟大学歯学部予防歯科内
? 025(223)6161内戦4332・4333
新潟県歯科医師会 025(283)3030
一度問い合わせて見られてはいかがでしょうか
私は基本的にフッ素利用については、歯科医院という現場での応用については否定的な考えを持っております。
というのもフッ素というものに頼ることは、自主的に自分の健康を守っていくという考えからは相容れないと考えているからです。
つまりむし歯予防をはじめとして健康管理は、生活習慣などの保険行動が一番大切だと考えているからです、お酒をがぶがぶ飲みながら肝臓の薬を服用するようなことは間違っています。
砂糖の摂取量をを減らさなければ、根本的な歯の健康管理につながらないと考えているからです。
しかし公衆衛生的な考えでは、フッ素の利用は費用対効果では効果があることが知られています。
行政が安い費用でむし歯予防をしようと思えば、おそらく一番安くできる方法でしょう。
使うのはNaFですから安く手に入るでしょう。
歯科医がそれを処方して各学校に配布すれば、あとはその使い方ということになります。
新潟県の歯科医師会と新潟大学歯学部予防歯科がタイアップして実施していました(今はどうなっているか不明)
資料があるので必要であればコピーして送らせていただきます。
おそらく今でも実行しているのではないかと思います。
私が資料を取り寄せたのは平成4年12月発行のものです。
フッ素洗口導入のノウハウ
ー円滑な実施を図るためにー
です
子どもの歯を守る会
〒951
新潟市学校町通り2-5274
新潟大学歯学部予防歯科内
? 025(223)6161内戦4332・4333
新潟県歯科医師会 025(283)3030
一度問い合わせて見られてはいかがでしょうか
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-01-23 00:21:19
>学校でフッ化物応用をすることは有益かどうか?
このサイトでも過去にたくさんの記載がありますし、下記のサイトなどを見ても有益であることに疑う余地はないと思います。、
・http://www.city.sendai.jp/kenkou/kenkouzoushin/ikiiki/manual/manual_03/
・http://www.niinet.com/mamorukai/
・http://www.ffrg.org/
・http://www.nashikai.or.jp/fusso/
・http://www.do-mamoru.com/
・http://www.keishi.org/flindex.html
>学校で実施する場合のフッ化物洗口とフッ化物塗布の比較?
フッ化物の洗口は可能ですが、塗布は現実的には、(学校では)不可能だと思います。
このサイトでも過去にたくさんの記載がありますし、下記のサイトなどを見ても有益であることに疑う余地はないと思います。、
・http://www.city.sendai.jp/kenkou/kenkouzoushin/ikiiki/manual/manual_03/
・http://www.niinet.com/mamorukai/
・http://www.ffrg.org/
・http://www.nashikai.or.jp/fusso/
・http://www.do-mamoru.com/
・http://www.keishi.org/flindex.html
>学校で実施する場合のフッ化物洗口とフッ化物塗布の比較?
フッ化物の洗口は可能ですが、塗布は現実的には、(学校では)不可能だと思います。
タイトル | 小学生の虫歯予防。学校でのフッ化物応用について |
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質問者 | 行政マンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。