親不知抜歯を入院して全身麻酔で行うことと蓄膿症について
相談者:
はやぶささん (31歳:男性)
投稿日時:2009-02-19 18:34:01
はじめまして。
はやぶさです。
右下親不知の抜歯のため、総合病院口腔外科に受診した際。
右上親不知も隣の7番に近く、押している可能性があると言われました。
右下親不知は、数ミリ出ていて7番との間に隙間が出来ています。
根の部分が動脈、静脈、神経に近いため難易度が高いと言われています。
共に痛みはありません。
右上は現在問題はありませんが、今後のことを考えると、抜歯したほうが良いと思い、外来で両方抜歯をしようと考えました。
しかし、蓄膿症の手術を6年前にしていることを伝えたら、右上親不知を抜くと上気道に穴が開く可能性を示唆され、自分は滅多にないようなことがよく起きるので、穴が開くのではないかと不安になりました。
入院して親不知を全身麻酔で右上下2本同時に抜歯してしまった方が良いかなと思いますが費用もありますし・・・。
左下親不知を抜いた際に熱発し大変な思いをしたことと、2本だし穴が開くという可能性のこともあり、入院したほうが安心だと思いますが。
入院したらステロイドを使用することが出来ると言われています。
又、当サイトで全身麻酔はあまり良くないというような書き込みが多々あり怖くなりました。
その病院で聞いた全身麻酔は、「鼻から管を入れて喉まで達する」とのことでしたが、当サイトではそのようなやり方は記載がなく、よくわからなくなりました。
調べたら静脈沈静という麻酔があることを知りましたが、私が聞いた全身麻酔との違いがわかません。
今は不安でいっぱいです。
入院した方がいいのか、全身麻酔と静脈沈静との違いは?
入院した方が安心ですが、費用のこともあり入院することに迷いがあります。
抜歯をする覚悟は出来ていますが、かなり混乱しています。
そこで質問です。
私の聞いた全身麻酔と静脈沈静の違いは何ですか?
蓄膿症で穴が開く可能性があるなら、入院した方がよいですか?
尚、入院期間は4泊5日です。
はやぶさです。
右下親不知の抜歯のため、総合病院口腔外科に受診した際。
右上親不知も隣の7番に近く、押している可能性があると言われました。
右下親不知は、数ミリ出ていて7番との間に隙間が出来ています。
根の部分が動脈、静脈、神経に近いため難易度が高いと言われています。
共に痛みはありません。
右上は現在問題はありませんが、今後のことを考えると、抜歯したほうが良いと思い、外来で両方抜歯をしようと考えました。
しかし、蓄膿症の手術を6年前にしていることを伝えたら、右上親不知を抜くと上気道に穴が開く可能性を示唆され、自分は滅多にないようなことがよく起きるので、穴が開くのではないかと不安になりました。
入院して親不知を全身麻酔で右上下2本同時に抜歯してしまった方が良いかなと思いますが費用もありますし・・・。
左下親不知を抜いた際に熱発し大変な思いをしたことと、2本だし穴が開くという可能性のこともあり、入院したほうが安心だと思いますが。
入院したらステロイドを使用することが出来ると言われています。
又、当サイトで全身麻酔はあまり良くないというような書き込みが多々あり怖くなりました。
その病院で聞いた全身麻酔は、「鼻から管を入れて喉まで達する」とのことでしたが、当サイトではそのようなやり方は記載がなく、よくわからなくなりました。
調べたら静脈沈静という麻酔があることを知りましたが、私が聞いた全身麻酔との違いがわかません。
今は不安でいっぱいです。
入院した方がいいのか、全身麻酔と静脈沈静との違いは?
入院した方が安心ですが、費用のこともあり入院することに迷いがあります。
抜歯をする覚悟は出来ていますが、かなり混乱しています。
そこで質問です。
私の聞いた全身麻酔と静脈沈静の違いは何ですか?
蓄膿症で穴が開く可能性があるなら、入院した方がよいですか?
尚、入院期間は4泊5日です。
回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-19 19:36:49
『私の聞いた全身麻酔と静脈沈静の違いは何ですか?
蓄膿症で穴が開く可能性があるなら、入院した方がよいですか?』
麻酔の種類が違うので、気の回し過ぎです。
同時抜歯がいいのか悪いのか?
ここで議論しても仕方ないので、主治医に聞かれることが一番だと思います。
CTは撮ってませんか?
CTがあれば、ある程度は親知らずと骨の関係もわかります。
その辺も併せて主治医に聞いて下さいね。
参考:親知らずの抜歯
参考:相談室<全身麻酔による親不知の抜歯
蓄膿症で穴が開く可能性があるなら、入院した方がよいですか?』
麻酔の種類が違うので、気の回し過ぎです。
同時抜歯がいいのか悪いのか?
ここで議論しても仕方ないので、主治医に聞かれることが一番だと思います。
CTは撮ってませんか?
CTがあれば、ある程度は親知らずと骨の関係もわかります。
その辺も併せて主治医に聞いて下さいね。
参考:親知らずの抜歯
参考:相談室<全身麻酔による親不知の抜歯
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-02-19 21:43:22
はやぶささん、こんにちは。
私のクリニックでも上下の親知らずの同時に抜歯を行います。
もちろん、入院施設はありませんので、通院で行います。
それをふまえた上で回答させていただきます。
>私の聞いた全身麻酔と静脈沈静の違いは何ですか?
全身麻酔というのは完全に意識がなくなります。
寝ている間に抜歯が終わっているという感覚です。
それに対し、静脈鎮静というのは半分寝ているというかボーっとした感覚です。
意識はありますが抜歯の記憶がないかもしれません。
(鎮静剤には健忘効果がありますので)
>蓄膿症で穴が開く可能性があるなら、入院した方がよいですか?
蓄膿症で穴が開くということはありません。
親知らずの根が上顎洞と言う空洞に突き抜けている場合に、上顎洞粘膜に穴が開くということだと思います。
(洞口腔ろうと言います)
もし穴が開いたとしても安静にすることで一週間くらいで閉鎖すると思われます。
もし、閉鎖が不十分な場合は後で閉鎖手術を行うことで閉鎖させます。
入院では
1.何かあった時に迅速に対応できる(痛みや出血など)
2.身体の安静が保たれる
3.毎日消毒と傷の状態がチェックできる
4.感染予防の抗生剤を点滴で入れることができる
ことが通院よりも有利だと思われます。
しかし、最初に書きましたが通院でも十分可能だと思います。
私のクリニックでも上下の親知らずの同時に抜歯を行います。
もちろん、入院施設はありませんので、通院で行います。
それをふまえた上で回答させていただきます。
>私の聞いた全身麻酔と静脈沈静の違いは何ですか?
全身麻酔というのは完全に意識がなくなります。
寝ている間に抜歯が終わっているという感覚です。
それに対し、静脈鎮静というのは半分寝ているというかボーっとした感覚です。
意識はありますが抜歯の記憶がないかもしれません。
(鎮静剤には健忘効果がありますので)
>蓄膿症で穴が開く可能性があるなら、入院した方がよいですか?
蓄膿症で穴が開くということはありません。
親知らずの根が上顎洞と言う空洞に突き抜けている場合に、上顎洞粘膜に穴が開くということだと思います。
(洞口腔ろうと言います)
もし穴が開いたとしても安静にすることで一週間くらいで閉鎖すると思われます。
もし、閉鎖が不十分な場合は後で閉鎖手術を行うことで閉鎖させます。
入院では
1.何かあった時に迅速に対応できる(痛みや出血など)
2.身体の安静が保たれる
3.毎日消毒と傷の状態がチェックできる
4.感染予防の抗生剤を点滴で入れることができる
ことが通院よりも有利だと思われます。
しかし、最初に書きましたが通院でも十分可能だと思います。
回答3
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-02-20 01:46:47
はやぶささん、こんにちは。
親知らずの抜歯のことで、色々とご不安なことと思います。
>又、当サイトで全身麻酔はあまり良くないというような書き込みが多々あり怖くなりました。
過去ログに目を通していただきまして、ありがとうございます。
ただ、少々誤解されているかな、とも思われますので、コメント付記いたします。
これまでの同様のご質問でもコメントしたことなのですが、全てのケースにおいて「全身麻酔での抜歯はお勧めできない」という訳ではないことを、知っていただきたいです。
これまで本相談室に寄せられたご質問では、特に全身麻酔が必要不可欠とは思えないようなケースや、全身麻酔の方が楽そうだからと安易に考えられておられるケースにおいて、
「不要な全身麻酔を検討することは好ましくない」
という見解で私はお答えしています。
しかしながら、医師の判断の元、「全身麻酔下での抜歯」の方が好ましいケースもあります。
その点をご理解していただければ、と思います。
もっとも、はやぶささんのケースで、どういった処置が適切なのかということは、この場では分かりません。
大切なご自身の体に対する処置です。
担当の先生としっかり確認し合い、疑問点はお聞きになられて抜歯に臨まれてくださいね。
お大事にどうぞ。
親知らずの抜歯のことで、色々とご不安なことと思います。
>又、当サイトで全身麻酔はあまり良くないというような書き込みが多々あり怖くなりました。
過去ログに目を通していただきまして、ありがとうございます。
ただ、少々誤解されているかな、とも思われますので、コメント付記いたします。
これまでの同様のご質問でもコメントしたことなのですが、全てのケースにおいて「全身麻酔での抜歯はお勧めできない」という訳ではないことを、知っていただきたいです。
これまで本相談室に寄せられたご質問では、特に全身麻酔が必要不可欠とは思えないようなケースや、全身麻酔の方が楽そうだからと安易に考えられておられるケースにおいて、
「不要な全身麻酔を検討することは好ましくない」
という見解で私はお答えしています。
しかしながら、医師の判断の元、「全身麻酔下での抜歯」の方が好ましいケースもあります。
その点をご理解していただければ、と思います。
もっとも、はやぶささんのケースで、どういった処置が適切なのかということは、この場では分かりません。
大切なご自身の体に対する処置です。
担当の先生としっかり確認し合い、疑問点はお聞きになられて抜歯に臨まれてくださいね。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
はやぶささん
返信日時:2009-02-22 18:54:38
畑田先生。
回答ありがとうございました。
私の質問に明確にお答え頂き誠にありがとうございます。
全身麻酔と静脈鎮静の違いがはっきりとわかりました。
中本先生。
回答ありがとうございました。
私の不安を察していただき嬉しかったです。
過去の中本先生のコメントをみても、不安を受け入れてくれる姿勢がとても印象に残りました。
過去の書き込みをみても、全身麻酔と静脈鎮静の違いがわからなかったので書き込みをしました。
過去の書き込みで解決すれば、わざわざお忙しい先生方のお手数をかけずに済むと思いましたので。
お2人方の回答により、私の不安も消えました。
心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
対応としては、生命保険が出ないことが判明したので入院はせず、通院で1本ずつ抜歯することにしました。
最初は、問題のある右下の親不知からやります。
半年ほど間を空けて、今のところ問題のない右上の親不知を抜歯します。
次回の診察の際に担当の先生にその旨報告し、抜歯の詳細日程を決めます。
ありがとうございました。
佐藤先生。
お忙しい中回答ありがとうございました。
しかし、私の質問が悪いのか先生の質問は私の答えになってません。
大変申し訳ないですが、
「気の回しすぎ」
というコメントにとても不愉快な思いをしました。
ここのサイトに書き込みをしている人は、不安なんです。
不安だから、その不安を少しでもやわらげようとして書き込みをしているのだと思います。
少なくとも私はそうでした。
まず、患者の不安を患者の声を聞いて下さい。
自分が逆の立場でも同じことをしますか?
されたら嫌な思いをしませんか?
メールの書き込みだけだからそう感じるのかもしれませんが・・・。
ありがとうございました。
回答ありがとうございました。
私の質問に明確にお答え頂き誠にありがとうございます。
全身麻酔と静脈鎮静の違いがはっきりとわかりました。
中本先生。
回答ありがとうございました。
私の不安を察していただき嬉しかったです。
過去の中本先生のコメントをみても、不安を受け入れてくれる姿勢がとても印象に残りました。
過去の書き込みをみても、全身麻酔と静脈鎮静の違いがわからなかったので書き込みをしました。
過去の書き込みで解決すれば、わざわざお忙しい先生方のお手数をかけずに済むと思いましたので。
お2人方の回答により、私の不安も消えました。
心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
対応としては、生命保険が出ないことが判明したので入院はせず、通院で1本ずつ抜歯することにしました。
最初は、問題のある右下の親不知からやります。
半年ほど間を空けて、今のところ問題のない右上の親不知を抜歯します。
次回の診察の際に担当の先生にその旨報告し、抜歯の詳細日程を決めます。
ありがとうございました。
佐藤先生。
お忙しい中回答ありがとうございました。
しかし、私の質問が悪いのか先生の質問は私の答えになってません。
大変申し訳ないですが、
「気の回しすぎ」
というコメントにとても不愉快な思いをしました。
ここのサイトに書き込みをしている人は、不安なんです。
不安だから、その不安を少しでもやわらげようとして書き込みをしているのだと思います。
少なくとも私はそうでした。
まず、患者の不安を患者の声を聞いて下さい。
自分が逆の立場でも同じことをしますか?
されたら嫌な思いをしませんか?
メールの書き込みだけだからそう感じるのかもしれませんが・・・。
ありがとうございました。
タイトル | 親不知抜歯を入院して全身麻酔で行うことと蓄膿症について |
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質問者 | はやぶささん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 上顎洞炎(蓄膿症) 麻酔その他 全身麻酔 全身麻酔による親不知の抜歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。