大臼歯の急性化膿性歯髄炎は、何故治療が困難なのですか?

相談者: wahahaさん (30歳:女性)
投稿日時:2009-02-24 11:51:20
こんにちは。

急性化膿性歯髄炎において、下顎大臼歯の処置は特に困難であると言われました。

それはどうしてなのでしょうか。
何か特別な処置が必要なのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 12:32:32
wahahaさまこんにちわ。

私は特別困難だとは思っていませんが、遠心2根管の舌側根管とか、湾曲した根管は十分注意してファイルを入れる様にすれば問題はあまり起きることは無いともいます。

根管が細い場合は06、とか08を使えばほぼすべて入ると思います、中には根管の狭窄が著しい場合でファイルが途中までしか入らなかったことは何症例経か験しています。


あと根尖部で大きく屈曲している場合もかなり難しい場合があります。
こんなときはファイルを屈曲させて入れるとうまく入ることがあります。

一旦入ってしまえばファイリングして拡大すればスムーズに入るようになります。
この場合はアピカルシートを作ることより拡大することを優先して根幹形成をしています。



それより一旦他のDrがいじってある根管のほうがステップがあったりして困難な場合が多いと思います。

参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 13:32:13
病気そのものではなく解剖学的な形態と、奥に位置するために、臨床の現場で治療がやり難いので、難しい治療となりやすいのです。

参考→ 根管治療

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 14:56:49
佐藤先生に同意です。

確かに山田先生のように「別困難だとは思っていませんが」と言う意見も解りますが、一般には「難しい(やりにくい)」と判断されると思いますよ。

簡単に言えば

 前歯より奥歯の方が見えにくい
 前歯より奥歯の方が手を入れにくい
 単純な根より複雑な根の方が難しい
 1根より複数根ある方が難しい

と言う事です。

さらに言えば、マイクロスコープなどでミラーテクニックで行わなければならないような場合は、上顎より下顎の方が、より難しくなります。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 14:58:14
麻酔が効き難いからとか、の理由ではないでしょうか。

私はどうしても効かない場合は、伝達麻酔も併用して歯根膜とかも通常の侵麻と併用して何とか効かせようと頑張ります。

しかし、急性化膿性歯髄炎ではますが効き難く、止むを得ず歯髄に直接麻酔する事もたまにします。

麻酔がちゃんと効けば、後は普通に根管治療ですので特別に難しい理由とかはないと思いますが。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 17:18:02
私も松元先生がおっしゃられるように麻酔が効かないから治療が困難と表現されたと推測します。

>麻酔がちゃんと効けば、後は普通に根管治療ですので特別に難しい理由とかはないと思いますが。

大臼歯の神経の治療前歯に比べれば難しいですが、出来ないことはないと思います。


また解剖学的に言って

第1大臼歯は3〜5本神経管がありますが、第2大臼歯の何割かは樋状根と言って治療がしにくい形をしているの物あります。

第3第3臼歯親知らず)は殆どの場合できっちりとした根の治療が出来ないぐらい神経管の構造が複雑です。

傾いた親知らずなら抜いてしまうのが一番良い方法になる時もあります。

担当の先生に分からないところは聞いてみてください。
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: wahahaさん
返信日時:2009-02-24 18:35:47
ご回答くださいました先生方、心からお礼申し上げます。

先日、痛みに耐えかねて歯科医院へ行き、上顎の小臼歯の治療をしました。

その時の診断が急性の化膿性歯髄炎でした。

その時に先生からいろいろと説明して頂いた中に、

「下顎の大臼歯だと処置か困難なんですよ」

という一言があり、なぜだろうと気になっていました。


の形が複雑で、麻酔が効きにくいのが原因なのですね。
なかなか先生に直接質問するというのは勇気がいるので、このような掲示板は非常に助かります。

ありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 20:15:54
このサイトを頼りすぎては駄目ですよ^^;

少し勇気を持って先生に質問してください。




タイトル 大臼歯の急性化膿性歯髄炎は、何故治療が困難なのですか?
質問者 wahahaさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
回答者




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