子供のころの歯列矯正の影響なのか、舌癖があるようで舌に傷が絶えない
相談者:
シゲゾウさん (39歳:男性)
投稿日時:2009-02-14 20:03:15
はじめまして!舌の傷のご相談させて下さい。
私は、小学校2年生から中学校卒業するまで、歯科矯正をしていました。
歯並びが悪かったのと、幼い頃から指しゃぶりが癖になっていたため、しゃぶった親指で上の前歯を押し出し、下あごを下げてしまいました。
治療としては、上下の永久歯4本抜いて歯並びを治したのと、下顎を引き出し噛み合せを整えました。
治療の初期に舌を奥に後退させるためか、下の歯の内側にそって、先の尖った針のようなモノがついたマウスピースに似た器具を装着しました。
それ以来、口に入れた治療用の装置が気になってしまい、舌で触っては傷がついてしまい、治療している間、絶えず舌の両脇や先端が赤く擦り切れました。
治療が終了すれば傷も治るかと考えていたのですが、変な舌癖がついたのか、食事をすると舌の様々な所に歯や料理と擦れたような傷が見られ、気にすればする程、傷が大きくなるように感じられます。
逆に他で気が紛れているような場合には傷も軽く感じられるので、一概に歯並びだけが影響しているとも思えません。
食事をする度に不安や緊張を感じる場合があり、傷に対する精神的な部分が影響しているのかとも考えています。
(普通の人は舌の使い方なんて無意識にしている事であり気にする自分が異常に感じてしまいます。)
以前に口腔外科で相談をしたところ、「口内の傷は治りやすいから…」と言われ塗り薬を渡されましたが、結局のところ傷は今現在も続いています。
ひょっとして、このような状態は、口腔外科ではなく精神的な不安を取り除く治療が必要なのでしょうか?
どうぞ宜しくお願いいたします。
私は、小学校2年生から中学校卒業するまで、歯科矯正をしていました。
歯並びが悪かったのと、幼い頃から指しゃぶりが癖になっていたため、しゃぶった親指で上の前歯を押し出し、下あごを下げてしまいました。
治療としては、上下の永久歯4本抜いて歯並びを治したのと、下顎を引き出し噛み合せを整えました。
治療の初期に舌を奥に後退させるためか、下の歯の内側にそって、先の尖った針のようなモノがついたマウスピースに似た器具を装着しました。
それ以来、口に入れた治療用の装置が気になってしまい、舌で触っては傷がついてしまい、治療している間、絶えず舌の両脇や先端が赤く擦り切れました。
治療が終了すれば傷も治るかと考えていたのですが、変な舌癖がついたのか、食事をすると舌の様々な所に歯や料理と擦れたような傷が見られ、気にすればする程、傷が大きくなるように感じられます。
逆に他で気が紛れているような場合には傷も軽く感じられるので、一概に歯並びだけが影響しているとも思えません。
食事をする度に不安や緊張を感じる場合があり、傷に対する精神的な部分が影響しているのかとも考えています。
(普通の人は舌の使い方なんて無意識にしている事であり気にする自分が異常に感じてしまいます。)
以前に口腔外科で相談をしたところ、「口内の傷は治りやすいから…」と言われ塗り薬を渡されましたが、結局のところ傷は今現在も続いています。
ひょっとして、このような状態は、口腔外科ではなく精神的な不安を取り除く治療が必要なのでしょうか?
どうぞ宜しくお願いいたします。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2009-02-14 20:31:46
こんばんは。
歯並びと舌の大きさがあっっていないために(舌が大きすぎる)、舌が傷つくのかなと思います。
舌が大きすぎる場合(巨舌症)は、舌を小さくする手術を口腔外科で行う場合があります。
口腔外科で診察を受けた際に、このあたりのお話があったかと思いますが。
歯並びと舌の大きさがあっっていないために(舌が大きすぎる)、舌が傷つくのかなと思います。
舌が大きすぎる場合(巨舌症)は、舌を小さくする手術を口腔外科で行う場合があります。
口腔外科で診察を受けた際に、このあたりのお話があったかと思いますが。
回答2
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2009-02-14 22:23:42
当時、舌突出癖(異常嚥下癖)があったのでしょう。
(この内容については検索をかければ出てくると思いますので、説明を省略します。)
この癖が強い場合、タングクリブという装置、まさにシゲゾウさんが使われたものを装着して改善を図ります。
このトラウマが今でもあるのですね。
まず傷の具合や、舌と口腔内環境を確認してもらうべきだと思いますが心因的なものも否定できませんので、総合的に判断できる可能性の高い大学病院への受診をお勧めします。
お大事になさって下さい。
(この内容については検索をかければ出てくると思いますので、説明を省略します。)
この癖が強い場合、タングクリブという装置、まさにシゲゾウさんが使われたものを装着して改善を図ります。
このトラウマが今でもあるのですね。
まず傷の具合や、舌と口腔内環境を確認してもらうべきだと思いますが心因的なものも否定できませんので、総合的に判断できる可能性の高い大学病院への受診をお勧めします。
お大事になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
シゲゾウさん
返信日時:2009-02-14 23:13:27
ご回答をいただき本当に有り難うございます。
とても感謝しています。
先生の回答の中にあった、タングクリブという装置を装着した時の不安や恐怖のようなものを今でも覚えています。
当時、矯正の痛みや舌の傷などを親に相談しても「気にし過ぎ」と受け流され、子供ながらにどうしたらよいのか葛藤していた事を記憶しています。
また、ご質問をして恐縮いたしますが、先生のおっしゃる「総合的に判断できる可能性の高い大学病院」とは埼玉県や都内だとどのあたりになるか伺っても宜しいでしょうか?
当時、私の通っていた歯科医院は月に一度、大学病院から矯正専門の医師がみえて治療をして頂いておりました。
以前に問い合わせをしたところ、
「現在は歯科矯正を行っていないので詳しい内容は分りません。」
とのお話しでしたので、どこを頼りに聞いたら良いのか分らずにご質問をさせていただきました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
とても感謝しています。
先生の回答の中にあった、タングクリブという装置を装着した時の不安や恐怖のようなものを今でも覚えています。
当時、矯正の痛みや舌の傷などを親に相談しても「気にし過ぎ」と受け流され、子供ながらにどうしたらよいのか葛藤していた事を記憶しています。
また、ご質問をして恐縮いたしますが、先生のおっしゃる「総合的に判断できる可能性の高い大学病院」とは埼玉県や都内だとどのあたりになるか伺っても宜しいでしょうか?
当時、私の通っていた歯科医院は月に一度、大学病院から矯正専門の医師がみえて治療をして頂いておりました。
以前に問い合わせをしたところ、
「現在は歯科矯正を行っていないので詳しい内容は分りません。」
とのお話しでしたので、どこを頼りに聞いたら良いのか分らずにご質問をさせていただきました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-02-16 12:22:17
回答4
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2009-02-17 12:03:16
シゲゾウさん
日、月曜日と他医院へ出張に行っていたためご連絡が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
歯科大学付属病院が妥当だと思いますが、埼玉だと明海大学附属病院、都内ですと医科歯科大学、日本歯科大学、東京歯科大学、日本大学、昭和大学の各付属病院があります。
舌痛症の疑いがありますので口腔外科を受診して下さい。
その際、矯正治療を行い舌癖の改善のためにタングクリブを使用したと申し出て下さい。
また松山先生の指摘の通り今も舌癖が残っており、その為に舌に機械的刺激が強く加わっているかもしれません。
ですので、舌癖が残っているかどうかも尋ねてみてはいかがでしょうか?
どうぞお大事にして下さい。
日、月曜日と他医院へ出張に行っていたためご連絡が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
歯科大学付属病院が妥当だと思いますが、埼玉だと明海大学附属病院、都内ですと医科歯科大学、日本歯科大学、東京歯科大学、日本大学、昭和大学の各付属病院があります。
舌痛症の疑いがありますので口腔外科を受診して下さい。
その際、矯正治療を行い舌癖の改善のためにタングクリブを使用したと申し出て下さい。
また松山先生の指摘の通り今も舌癖が残っており、その為に舌に機械的刺激が強く加わっているかもしれません。
ですので、舌癖が残っているかどうかも尋ねてみてはいかがでしょうか?
どうぞお大事にして下さい。
相談者からの返信
相談者:
シゲゾウさん
返信日時:2009-02-18 01:14:44
先生方、親身になって御回答をいただき本当に感謝しています。
有り難うございます。
先生方のおっしゃるとおり舌癖と舌痛症が複合的に関係している
ように思えます。
モノを食べると緊張からか力が入ったり、必要以上に神経を口内へ集中してしまいます。
それと、食事が終わると舌傷が心配で自らの舌を見てしまう自分がいます。
今までは、病院に行こうと思い立っても、医師に何をどこからどのように説明したらよいのか分らずに悩んでいましたが、先生方のお話しを伺ううちに自分のおかれた状態がどのようなものなのか、少しは客観的に見えてきたような気がします。
幼い頃からの癖や心理状態なので、直ぐに解決できるとは思えませんが、一度、口腔外科で相談をしてみようと思います。
どうも有り難うございました。
有り難うございます。
先生方のおっしゃるとおり舌癖と舌痛症が複合的に関係している
ように思えます。
モノを食べると緊張からか力が入ったり、必要以上に神経を口内へ集中してしまいます。
それと、食事が終わると舌傷が心配で自らの舌を見てしまう自分がいます。
今までは、病院に行こうと思い立っても、医師に何をどこからどのように説明したらよいのか分らずに悩んでいましたが、先生方のお話しを伺ううちに自分のおかれた状態がどのようなものなのか、少しは客観的に見えてきたような気がします。
幼い頃からの癖や心理状態なので、直ぐに解決できるとは思えませんが、一度、口腔外科で相談をしてみようと思います。
どうも有り難うございました。
相談者からの返信
相談者:
シゲゾウさん
返信日時:2009-02-18 02:08:12
回答5
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2009-02-18 08:43:11
舌癖を治すトレーニング方法(MFT: ORAL MYOFUNCTIONAL THERAPY:口腔筋機能療法)がありますが、これを詳しくお伝えするのは無診察診療行為で医師法に抵触すると考えますので控えさせて頂きます。
詳細はご相談先の病院でお訪ね下さい。
どうぞお大事になさって下さい。
詳細はご相談先の病院でお訪ね下さい。
どうぞお大事になさって下さい。
タイトル | 子供のころの歯列矯正の影響なのか、舌癖があるようで舌に傷が絶えない |
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質問者 | シゲゾウさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 舌、粘膜、唇の病気・異常その他 口腔外科関連 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。