歯科医選び、若い先生より経験が多い50歳代の先生のほうがいい?

相談者: よしぼうさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-02-13 20:01:48
先日根の治療のことでも相談にのっていただきました。
ありがとうございました。

参考:前回のご相談
右上7番根の治療で痛みが残るなら抜歯と言われたが抜きたくない


今年から家に近い歯医者さんに、過去に治療したところが痛み根の治療に行ってますが、30代の先生で開業医です。
少し頼りないような感じなんです。

前通っていたところは家から遠く50代の先生で総合病院だったのですが、やはり経験などからいえば50代の先生のほうがいいんでしょうか?

両方口腔外科も診ておられます。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-02-13 21:47:49
よしぼうさん、こんにちは。

30代の歯科医師、中本です。

30代の歯科医師は、「若い」とは言えないような…


さて、ご質問である、

>若い先生より経験が多い50歳代ぐらいの先生のほうがいいんでしょうか

とのことに関しては、特に答えはないと思いますよ。

私個人の意見ですが、歯科医院選びは決してDrの年齢で選ぶものではないと思います。


ではどうやって選ぶのかということは、過去ログにも多数参考質問がありますので、眼を通されてみてください。



お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-02-13 22:12:59
こんにちは。

30代の歯科医師、渡辺です。

30代の歯科医師は、「若い」とは言えないような…(笑)



中本先生の書かれてる通り、年齢で判断するのはちょっと無理があるかと思います。

若手には若手の、ベテランにはベテランの良さがありますからね。



参考程度にですが、極めて個人的な意見として以前にも書いたことがあるのですが、入れ歯系の処置は特にベテランの先生の方が、強い傾向がある気がしますね。

ご経験や人間性が治療の成否にとても影響する分野だと思います。


を削る様な処置だと、一般の方が考えるよりも作業が非常に細かいですから、視力が低下する40代からは少し厳しいかも知れませんね。
(今は拡大鏡マイクロスコープもあるので対処出来ますし、「手指感覚」という意味では経験がモノを言うかも?)


歯学部はストレートでも24歳で卒業で、最近は学生時代患者さんに触れる機会もほとんどないですから、20代の間は手を動かすよりは口を動かす(相談や、予防の指導など)内容が向いているかも知れませんね。



・・と書きながら、参考にならない話だなーと思いますが^^;

人それぞれだと思いますよ。

頼もしい貫禄のある24歳もいますし(←同級生にもいました)、頼りない60代もいると思います。

上手下手もそれぞれですね。

ということで聞き流して下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-02-13 22:18:59
よしぼうさん、こんにちは。

40代になってしまった畑田です。


なかなか面白い質問ですね。

こればかりは一概にどうとは言えませんね。


よしぼうさんが頼りないと感じられたのなら、それはそうなのだと思います。
しかし、他の患者さんは違う感想を持たれているかもしれません。


結論としては年代という要素だけではなく(もちろん年齢によってそう感じる方は年代重視だと思いますが)患者さんは、この先生なら信頼できると思う先生にかかられるのが一番良いと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-02-13 23:15:39
同じ先生を比べれば、30才より50才のほうが総合的に見て良い可能性が高いと思います。
特に口腔外科なら疑う余地はないです。


ただ、能力差は個人差が大きいので、別々の先生を比べた場合、一概には言えません。

○○大学を出ているとか、○○学会の認定医だとか、○○という器具を持っているとか、○○を使って治療してくれるとか、○○という治療法を行っているとか、よく勉強しているようだとか、よく説明してくれるとか、やさしいそうだとか そういった判断基準と同じでそれほどあてにはならないと思います。

確立は低いですが、上手ではないベテランより優秀な卒後1年以内の新人も存在します。


もうすぐ50なんで今までを振り返ってみますと

・記憶力、頭の切れは大学に入る直前がピーク

・判断力は、やはり経験がものを言いますので50過ぎても順調に伸びてると思います。

・手の動きも少なくとも衰えてはいない実感があります。(おそらく筋力等の衰えを経験でカバーしているのだと思います)

・目は40代後半から明らかに減退(ただし目の老化は近視の人は遅く、遠視の人は早いように思われます。私は近視)

・持久力は30台前半がピーク(遅い時間まで治療レベルを保って診療できるのは若いうちだけだと思います)

・やる気は開業したてが最高。
経営が安定するとその後右肩下がり(ただ借金をするとある程度復活)


総合的には、(卒業したては言うの及ばず)開業したての自分よりも今の自分のほうがおそらく良いと思います。

個人的には40代が自費の保証期間(10年程度)も考えると、良いように思います。(ちなみに私はあと1ヶ月で賞味期限切れ)



ところで渡辺先生

>視力が低下する40代からは少し厳しいかも知れませんね。

賞味期限があと10年しかありませんね。
返済がんばってくださいね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-02-14 01:16:43
ちなみに40歳の佐藤は、、、
5年前の自分と10年前の自分と今の自分なら、今が一番ましです。

もっとうまくなりたい、もっといいドクターになりたいです。


体がついてこないのはまだ経験してませんが、10年前に治した患者さんの10年後を拝見して学び直す、気づくことがあります。

前向きでゴルフやしょーもない遊びにはまっていない限り、50代の先生の方がいいかも知れません。

めっちゃ勉強されている人であるならですけど。。。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-02-14 07:51:23
よしぼうさまおはようございます。

60歳になったばかりの頼りない歯科医ですが、自分の経験からお話しすると技術的な差異はどの年齢にでもあります。

若いからといって技術的に劣ることはありません、50代だからといって技術的に優れていることはないでしょう。

つまり年齢ではありません、おそらく手先の感覚、視力のよさ、頭のよさなど個人差によるものだと思います。

ちなみに老眼は関係ありません、老眼は老眼鏡で修正可能です、網膜の感受性だと思います、これは視力の根本的な能力の差でしょう。


その上気合の違い、つまり歯科医療にかける情熱これも個人差が大きいところと考えております。


年齢における違いは経験の量になると思います、これは如何ともしがたいところです、しかしその経験を生かすも殺すも気合の入れ方ではないでしょうか。


したがってDr選びは実に難しいと思います、私の考えでは印象で決められていいと思っています、直感です。

ご自分でこのDrがいいと感じた方がいいDrだと思います、後で少し変だなと感じてくれば転医すればいいでしょう、それが被害を最小限に抑える方法ではないでしょうか。


参考になさってください。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-02-14 09:33:31
この業界、40台後半までは「若手」と言われます。

年配のDrにはそれなりの経験とか勘どころとか、そういうものをお持ちの方が多いのは事実です。

ただ 若いからダメということもいえないでしょう。


私は歯科治療の”技術”を学ぶときには必ず50歳以上のDrに教わるようにしており、”知識”に関しては若い人から教わったり、月に一回は大学に行って、教授から教わります。


問題はね

年齢の問題よりも、勉強しているか?てことです。

年間に何日休んでいるのか?
年間に何日遊んでいるのか?
症例発表や講演は?

なんてことを調べたら、出来るDrか否か、すぐに分かります。






そういえば最近はゴルフばっかりしているなぁ〜〜〜
ダメジャン。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-02-14 10:15:29
タカタ先生に同意。(ゴルフばかりは駄目ですよ。)

50歳でも勉強していない先生なら、最悪です。

何人もこういう人知ってます、卒後ろくに勉強せずに若い先生を雇い、ほとんど社長業になっていて、まともなことが何もできなくなっている先生。


ただ、若い先生でも、経験がないので、勉強だけでは評価できないのです。
まじめな人多いですけどね。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-02-14 17:32:21
答えられないなぁ〜(-_-;)。

若くても安心して任せられる先生はいるし。
もちろん、50代60代でも尊敬できる先生はいっぱいいるし。

「個々の歯科医師の気持ち次第」ですよね。


傾向としては、外科や入れ歯などは「経験がモノを言う」部分が多いですから、若すぎるよりベテランの先生の方が安心ですよね。

しかし、ベテランの先生ほど「(あまり見えていないのか)削りすぎる(?)」傾向にありますので、虫歯の治療や根管治療などは若手の方がいいかも知れませんね。


なので、最強なのは

「40〜50代でマイクロやCTを駆使し、最新医療に精通している先生」

ではないかと‥。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-02-14 21:47:19
山田先生がおっしゃる

>私の考えでは印象で決められていいと思っています、直感です。


に1票です^^

諸先生方がおっしゃられるように
年齢で判断するのは・・・


知識などは勉強すればどうにでもなる問題ですが、手先の器用さは別問題です。




私が以前読んでいた本(珍しく入れ歯の)に、技術(器用さ)は大学にいた時の順位から入れ替わりガ殆どないと書いてありました。
100番目の先生がどれだけ頑張っても1番にはなれません。

悲しいですけど・・・

大学時代勉強が出来た人でも結婚して主婦になって何十年も経ち職場に復帰されても、臨床のセンスなどは殆ど最初からになると思います。


ですから年齢で云々はあまり関係ないような。。。

ただし経験値が物を言う分野であれば、やはり年配の先生の方がいいと思います。
 

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-02-15 00:13:33
井野先生>

>知識などは勉強すればどうにでもなる問題ですが、手先の器用さは別問題です。

えっとですね。
頭のほうも努力だけではどうしようもないと思いますよ。

いくら勉強したって受からない人は受かりませんから。
入試も国試も。

もちろん歯科医師に必要な頭が、入試や国試で正確に測れるなどとは思ってませんが、最低限必要な能力は見れると思います。


勉強も努力も必要ですが、たくさん勉強した(努力した)人が伸びるわけではありません。
こんなことは試験やスポーツでも当たり前のことですよね。

だいたい、学生時代ならいざ知らず卒後も勉強しない歯科医師なんて、少なくとも私の母校の卒業生には一人もいないと思いますけどね。
いったいどこの大学なんでしょうか、勉強しない歯科医師を輩出してるのって?

それとも勉強の定義が違うんでしょうかね?

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-02-15 07:33:56
あんまり勉強せずに経営者になってしまう先生も多いと感じています。
まじめで勉強を続ける習慣のある先生は年配になられても学会等に来られますが、最初から習慣がない人も結構おられると思います。

ある大手の学会でお会いした70代後半の女性の先生は、大学の同級生とおっしゃる同年代の女性お二人で来られておられ、黎明期の女性ドクターをリードされてこられたようで、その年齢でも勉強を続けられる姿勢に感動しましたし、


海外の学会では70代以上の先生の参加率が非常に高いな〜、というのが僕の感想です。

アメリカの審美歯科学会(エステティックスの方)の分科会へ参りました時は、朝食会場で同席した80歳の先生はカナダの歴代の歯科医師会の会長さんでした。

彼のお話では、自分がトップクラスで治療をできなくても、元の自分の患者さんから連絡、相談があった際にきちんとした答えをする為には、いつまでも勉強することが不可欠でそのためにモントリオールからフロリダまで勉強しに来たんだとおっしゃられて、そのプロ意識と職業にたいする責任感で、とても感動しました。

その会場には明らかに70歳を超えておられる先生方がとても沢山おられましたので、感銘を受けて帰国致しました。

本邦では、学会や勉強会の参加者は20代30代の先生が半数以上で、60代70代の先生は10%以下の参加率だと思いました。


年齢で決められませんが。
私の同級生には一回り以上年齢の上の人もいましたので、30代後半で歯科医師デビューでした。
50代だから20年以上のキャリアが必ずあるわけではありません。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2009-02-15 23:42:08
佐藤先生>

>まじめで勉強を続ける習慣のある先生は年配になられても学会等に来られますが、最初から習慣がない人も結構おられると
思います。

(個人的には)得られるものがそれほどないんで、私は学会にはずっと前から行ってませんし、これからもおそらく行かないと思いますから、佐藤先生の基準でいくと、不真面目で勉強を続ける習慣のない歯科医師ということになりますね。


学会発表は大学等で指導的な立場にいる先生なら必須でしょうが、頻繁に発表している先生が優秀とは限らないというのは常識ですよね?

ましてや聞きにいってるだけじゃ、(動機付けという点ではプラスになると思いますが)それだけでよい先生とは言えないんじゃないでしょうか。


書籍じゃだめなんでしょうか?
個人的には書籍は最高のコストパフォーマンスのある勉強法だと思いますけどね。
あと、最近はインターネットでも結構調べ物しますね。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2009-02-16 00:00:35
森川先生失礼しました。
書籍その他の方法でも必要な情報収集が可能であると思います。

私の場合は、ズボラで怠け者なので、足を運ばないと怠けてしまいますので、出かけることにしております。


あと、自分があまり興味が無い話にも触れることが出来るチャンスが多いので、講習会や学会に行く方を好んでおります。

私は本だと読み飛ばしてしまいます。
学校へいくか、図書館で自習するのか。
勉強の仕方は人それぞれで、それはその人のスタイルだと思います。


勉強の定義はいくつもありますが、この場合は、情報収集、実際の手技の研鑽などをさします。
ホンマにしていない先生も実際おられるので、そこを言いたいだけです。


もちろん書籍も読みますが、実際に質問できたりと学会もコストパフォーマンスを高める方法はたくさんありますし。
貪欲に恥知らずに高名な先生の質問で食い下がる人間なので、けっこう安い代価になっています、私の場合。

個人の嗜好でしょうが自習よりも学校に行く方が好みなので、講演を見たり、聞いたり、質問したりの方が好きなだけです。

読書とネットも非常に便利だと思います。
学生の時は図書館に籠るほうが好みでした。




タイトル 歯科医選び、若い先生より経験が多い50歳代の先生のほうがいい?
質問者 よしぼうさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科医師関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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