上顎一番奥の歯のクラウンには保険と自費、どちらがよい?

相談者: komaさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-02-19 11:56:55
全く見えないところなので金属製です。
自費にする必要があるのか迷っています。 

口臭」「との密着度」は変わりますか? 
以前別の奥歯クラウンにして、ひどい口臭に悩まされ結局インプラントにしました。


この2点に関して大差がないのなら

・しばらく保険のクラウンにして、臭ったり、虫歯になったらインプラントにする。

もしくは、自費のものが密着度が高く 臭の心配もなければ
・自費で治療する(約20万)



・・・以上の様に考えております。 

よいアドバイスをお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-02-19 12:28:06
保険だから隙間が有る冠になってしまうことではありません。

保険でもきちっとしてもらえるところで、一度保険の冠を入れてもらうのを、試してみるのも良いと思います。


何千本と保険の冠をいれたのですが、隙間のため口臭につながったというのは皆無です。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-02-19 12:38:30
こんにちは。

私も同じように考えます。
保険で十分問題なく過ごせる場合もほとんどであると思います。

なのでどちらかというと、現状では個人個人の価値観による選択となるので、ご自身がそう必要と感じていないならば、もう一度保険で試してみるとよいような気がします。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-02-19 12:59:35
『全く見えないところなので金属製です。
自費にする必要があるのか迷っています。』 


見えないから保険、見えるから自費ではありません。


保険と自費のクラウンでは、通常きちんと作れば自費の方が優れています。

これはきちんと自費と保険を作れる先生でないと無理です。
誰でも出来る訳でもなく、歯科医師なら全員が出来ることでもありません。



『「口臭」「との密着度」は変わりますか? 
以前別の奥歯をクラウンにして、ひどい口臭に悩まされ結局インプラントにしました。』


口臭の原因次第です。
清掃不良なら、歯磨きをがんばらないと解決しません。

また、歯槽膿漏があれば、歯周病の治療をしないと解決しません。


抜歯→インプラントになったようですが、もともと、その歯が何らかの問題があったので、臭っていたのではないか?と思います。

密着度?とは?何の意味でしょうか?

歯と作成したモノのピッタリの度合でしょうか?


それであれば、自費で保険では費用面で使えない印象剤(歯型を取る材料)や、個人に合った歯型を取る枠や、拡大鏡、顕微鏡などを使用した自費の被せ物が一番素晴らしいです。

ですが、その辺の歯科医院で通常行われるのは、保険と同じやり方、同じ材料で歯型を取り、作る材料だけが保険外というものですので、これでは意味がありません。



『この2点に関して大差がないのなら
・しばらく保険のクラウンにして、臭ったり、虫歯になったらインプラントにする。』

意味が解りません、臭うから抜歯ということは普通ありえません


『もしくは、自費のものが密着度が高く、口臭の心配もなければ
・自費で治療する(約20万)』

これも意味が解りません。
自費だから大丈夫というわけではありません。


主治医の説明はどうなってますでしょうか?
キチンとした説明を受けられていますか?
ちゃんと理解されて、納得されていますか?

1本20万もかけられたら、きちんとした治療が出来る歯科医師なら、非常に優れたものが出来上がると思います。


御快癒を御祈念しております。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: komaさん
返信日時:2009-02-23 08:31:42
早々にご回答を頂きありがとうございました。


先生方のご意見をお聞きして、主治医にもう少し詳しく説明をして頂くことにしました。 

この際、気になることを納得するまで質問をしてから、どうするか決めていきます。

来週に予約がとれたので、それからまた報告させて頂きます。



アドバイスありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-02-23 09:12:45
保険自費の大きな違いは、「適正価格かそうでないか」にあります。

保険のクラウンでは教科書どおりにキチンと作ると赤字になるため、日本の殆どの歯科医院では最終の仕上がりに影響の少ない部分の工程を省略する形で治療します。

自費のクラウンでは歯科医師歯科技工士もそれぞれにとって、不満の出ない価格を設定することが可能なため、テマヒマをかけることができます。


「臨床的」には、どちらもキチンと作れば悪くは無いと思いますが、出来の良い自費治療の完成度の高さを知っている歯医者

『自分のを治すなら自費』

と考えていることが多いです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-02-23 19:55:02
保険医の先生方で良心的な先生は、殆どボランティアのようにして保険で認められている金属を使って頑張って治療しています。

超極薄利多売、いや足が出る、感じでも頑張っています。

なので、私の意見としては、出来るだけ先生や技工士、スタッフ皆が切り詰めないで済むように、適正な治療費の自費のもので治されては、と考えています。

臼歯部20万だけなんですか?
もう少し金属のカラット低くして、治療費を抑えられるのはないのでしょうか?


担当の先生とご相談になっては如何でしょうか?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 00:19:08
保険の銀歯自費金歯、同じ先生が行なえばほぼ間違いなく金歯のほうが長持ちすると思います。
(技工所での保険、自費の違いはまずまちがいなくありますので、出来上がった技工物にはどうしても精度の差が出ます)

ただ、A歯科医院の自費とB歯科医院の自費は同じではありません。
技工所は同じでも、歯科医師の能力には差があります。

現実問題として、この差のほうが長持ちするかどうかの影響は大きいと思います。


また、良い自費治療を行なう歯科医師であれば、ほぼ間違いなく保険でもある程度良い治療を行なえます。

ですので、A歯科医院の銀歯のほうがB歯科医院の金歯よりも長持ちしたということも十分に起こりえます。


すなわち、大切なのは保険、自費を最初に選ぶのではなくて、その先生が良い先生なのかそうでないのかをまず選ぶことであると思います。



とすると転院といったことも考えられるかもしれません。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-02-24 20:36:31
私は森川先生の意見に賛成です。

佐藤先生の
>1本20万もかけられたら、きちんとした治療が出来る歯科医師なら、非常に優れたものが出来上がると思います。

ですがポイントは「きちんとした治療が出来る歯科医師なら」です。
この点を一般の方が判断するのは非常に難しい面があります。


タカタ先生の
>『自分のを治すなら自費

私も今回のような一番奥の歯ならゴールドを選択すると思います。
しかし、私がこの先生ならということをを知っていて、治療費以上の価値が歯にはあると思うのでこのような選択をするのです。

でもゴールド修復で20万と言う治療費はあまり聞いたことないですね。
私が知っている上手な先生でもこの半額ぐらいですよ^^;


材料に払うのではなく、先生の腕に治療費を払うと考えてもらった方がいいと思います。
しかし現状は材料が代わる ⇒ 自費治療なのですが・・・


治療費が高いと思われたら保険治療でいいと思いますよ。
ほんとコストパフォーマンスで見れば、世界一優れた治療が日本にはあるのですから。
 
20万もの大金をかけ、それを生きた治療費にするには、先生選びは重要になることだけは覚えておいてくださいね。
 




タイトル 上顎一番奥の歯のクラウンには保険と自費、どちらがよい?
質問者 komaさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(保険と保険外)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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