歯列矯正治療中、歯肉退縮しているが原因が判らない

相談者: ジロウさん (22歳:男性)
投稿日時:2009-02-28 07:45:44
はじめまして

質問の前に、私の治療歴を説明させて頂きます。

3年ほど前から関東の矯正歯科で、顎変形症(上顎前突)・叢生外科矯正治療を始め、上顎左右4番を抜歯しました。


1年ほど前に一身上の都合で地元に戻り、地元の大学病院で検査・説明を受けた後、インプラント矯正に切り替えました。

上顎左右8番抜歯後(下顎は左右抜歯済み)、インプラントアンカーを上下左右計4本打ち(その後3本は打ち直し)、数ヵ月後、左下顎のアンカーが脱落(その部分は十分圧下されていて問題ないとのこと)し、現在に至ります。


歯肉退縮の状態としましては、下顎左1〜3番右1〜4番の歯根が5ミリ程露出しています。

口腔保健科の先生に相談したところ、ブラッシングも優秀だし、歯周病、侵襲性歯周病の疑いも無いので、「矯正中でを動かしているからかもしれない」とのことでした。

先月、矯正科にその旨を伝えてもらい説明して頂いたところ、主治医、指導医ともに原因はよく分らない様子でした。

指導医の先生は、

「(歯茎が)下がりきっているからこれ以上は無いし、歯が抜ける心配も無い。」

とおっしゃり、主治医の先生も、

「歯の動揺はそんなに無い。」

と言っていました。
他の患者にはこのような例が無いらしく、装置を外した後のことも心配です。



質問と致しましては

?歯肉退縮の要因としてどのようなことが考えられるのでしょうか?

?セカンドオピニオンも考慮していますが、矯正科と口腔保健科どちらの紹介をいただいたほうがよろしいでしょうか?
それとも、別の医院で診てもらったほうがいいでしょうか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-02-28 12:17:44
歯肉にストレスが加わると、二次的に歯槽骨の破壊が生じて歯肉退縮が生じます。

矯正治療時の歯肉退縮の原因は幾つか考えられますが、最も多く考えられるのは歯磨き時の外傷、プラークによって引き起こされる歯肉の炎症、あるいはを唇側に移動することによって生じる歯肉の収縮と菲薄化などがあります。

よって前歯にデコボコが強いケースでは、歯列の拡大を行ったり、歯を外側に移動したりしますので歯肉退縮が生じやすいといえます。

歯肉退縮に対する診察には、歯周治療科が適しているように思います。


お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ジロウさん
返信日時:2009-03-03 18:48:25
>秋山真人先生

お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございます。

今後は口腔保健科の先生に、ブラッシング指導をより詳しくしてもらい注意していきたいと思います。

また、一応、歯周治療科(歯周病科)の診察も受けてみたいとおもいます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-03-03 20:01:45
矯正治療、何かと大変ですが頑張って治療を続けてください。




タイトル 歯列矯正治療中、歯肉退縮しているが原因が判らない
質問者 ジロウさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
歯茎が下がった(歯肉退縮)
インプラント矯正
回答者




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