歯底部のひび・抜歯を進められたが、痛みもないので避けたい
相談者:
westwindさん (39歳:男性)
投稿日時:2009-03-05 21:16:13
初めて投稿します。
左下7番の歯を小中学生の頃に神経を抜き、その後も1,2度蓋を開け、歯根のケアを施し延命しました。
1年半ほど前から歯底部に違和感があり、先日、歯医者でレントゲンを撮りましたが、全く異常が見られませんでした。
そこで被せ物(銀歯)を破壊し、歯根部の蓋を開けたところ、根と根の間(股の部分)にひびが入っていることが解りました。
先生曰く、
「抜歯してブリッジ(幸い親知らずが健在)、部分入れ歯、もしくはインプラントしか方法がない」
と言われ、検討するため仮蓋を施し現在に至っております。
医者にひびの具合を鏡で見せてもらいましたが、それ程広範囲ではなく、痛みも生活に支障を来たす程ではありません。
抜歯は避けたく、何かよい方法がございませんでしょうか。
宜しくお願いします。
左下7番の歯を小中学生の頃に神経を抜き、その後も1,2度蓋を開け、歯根のケアを施し延命しました。
1年半ほど前から歯底部に違和感があり、先日、歯医者でレントゲンを撮りましたが、全く異常が見られませんでした。
そこで被せ物(銀歯)を破壊し、歯根部の蓋を開けたところ、根と根の間(股の部分)にひびが入っていることが解りました。
先生曰く、
「抜歯してブリッジ(幸い親知らずが健在)、部分入れ歯、もしくはインプラントしか方法がない」
と言われ、検討するため仮蓋を施し現在に至っております。
医者にひびの具合を鏡で見せてもらいましたが、それ程広範囲ではなく、痛みも生活に支障を来たす程ではありません。
抜歯は避けたく、何かよい方法がございませんでしょうか。
宜しくお願いします。
回答1
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-03-05 22:07:24
根管治療を受けて、しかも小中と若い頃ですので歯質がかなり薄くなっているのではないでしょうか?
そうなると残念ですが、先生の説明の方があっているような感じがします。
どうしても抜歯したくないのでしたら、残す方向で治療して、接着剤の流し込むような土台固め、支台にして冠を被せるしかないと思います。
それでも第2大臼歯だとしたら、かなり力が掛かりますので、予後は厳しいと考えて下さい。
歯を長持ちさせるには、そこをあまり使わない事ではないでしょうか。
お大事にされて下さい。
そうなると残念ですが、先生の説明の方があっているような感じがします。
どうしても抜歯したくないのでしたら、残す方向で治療して、接着剤の流し込むような土台固め、支台にして冠を被せるしかないと思います。
それでも第2大臼歯だとしたら、かなり力が掛かりますので、予後は厳しいと考えて下さい。
歯を長持ちさせるには、そこをあまり使わない事ではないでしょうか。
お大事にされて下さい。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-03-05 22:42:55
westwindさん、こんにちは。
なかなか難しい状況ですね。
拝見していないのではっきりとしたことは言えませんが、残念ながら歯根破折というのはまず抜歯が第一選択となります。
仮に残したとしても、破折を起こした原因がかみ合わせにあるとしたら予後を期待できるものではないと思います。
しかし、割れている状況にもよりますが、根を真ん中で2つに割るルートセパレーション、あるいは一つの根だけを抜歯するヘミセクションという方法が可能な場合もあります。
ご参考に
なかなか難しい状況ですね。
拝見していないのではっきりとしたことは言えませんが、残念ながら歯根破折というのはまず抜歯が第一選択となります。
仮に残したとしても、破折を起こした原因がかみ合わせにあるとしたら予後を期待できるものではないと思います。
しかし、割れている状況にもよりますが、根を真ん中で2つに割るルートセパレーション、あるいは一つの根だけを抜歯するヘミセクションという方法が可能な場合もあります。
ご参考に
回答3
宇藤歯科医院(町田市)の宇藤です。
回答日時:2009-03-05 23:15:49
抜きたくないというお気持ち良くわかります。
>根と根の間(股の部分)にひびが入っていることが解りました。
拝見していないので想像しか言えませんが、股の部分(根の中央)であれば畑田先生のおしゃっていたルートセパレーションが可能かも知れません。
また、MTAセメントで残せる可能性もいくらかあるかもしれません。
以上参考にしてください。
>根と根の間(股の部分)にひびが入っていることが解りました。
拝見していないので想像しか言えませんが、股の部分(根の中央)であれば畑田先生のおしゃっていたルートセパレーションが可能かも知れません。
また、MTAセメントで残せる可能性もいくらかあるかもしれません。
以上参考にしてください。
回答4
自然歯科診療所の松村です。
【ご退会頂きました】
当コメントは医学的に問題がある可能性があるため、参考にしないようお願いいたします。
【ご退会頂きました】
当コメントは医学的に問題がある可能性があるため、参考にしないようお願いいたします。
回答日時:2009-03-06 08:25:28
大して痛くない歯を安易に抜かない方が良いと思います。
ブリッジにする為に何でもない歯を削ればそれまでその歯が支えてきた力が他の歯に移動し、他の歯に問題を起こしたり噛み合わせのバランスが崩れ時間を掛け歯や体に問題を起こすと思います。
歯の噛む力は50キロ近くあり、左右前後に色々な動きをしますので、歯に顎の動きと不調和な詰め物、被せものをすると歯が駄目になります。
ブリッジにすれば今回と同じ事が将来起こるかもしれません。
同じ事を繰り返さない方が良いと思います。
歯の固さ、形、噛み合わせ全てに意味があります。
自動車に純正部品が良い様に歯も自然が一番です。
噛み合わせに対する知識、考え方は先生に依り色々です。
噛み合わせに詳しい先生にセカンドオピニオンで意見を聞くと良いと思います。
ブリッジにする為に何でもない歯を削ればそれまでその歯が支えてきた力が他の歯に移動し、他の歯に問題を起こしたり噛み合わせのバランスが崩れ時間を掛け歯や体に問題を起こすと思います。
歯の噛む力は50キロ近くあり、左右前後に色々な動きをしますので、歯に顎の動きと不調和な詰め物、被せものをすると歯が駄目になります。
ブリッジにすれば今回と同じ事が将来起こるかもしれません。
同じ事を繰り返さない方が良いと思います。
歯の固さ、形、噛み合わせ全てに意味があります。
自動車に純正部品が良い様に歯も自然が一番です。
噛み合わせに対する知識、考え方は先生に依り色々です。
噛み合わせに詳しい先生にセカンドオピニオンで意見を聞くと良いと思います。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-03-06 09:20:57
歯の底の方に(髄床底と言います)、特に歯根分岐部にヒビが入った場合は抜歯するしか有りません。
いろいろ試みても結局長持ちせず抜歯する事になります。
分岐部のヒビ割れは絶対に感染を防げないからです。
ヘミセクションして前後と連結しても、弱体化して長持ちしません。
責める訳では有りませんが、虫歯にしないことが大事でした。
いろいろ試みても結局長持ちせず抜歯する事になります。
分岐部のヒビ割れは絶対に感染を防げないからです。
ヘミセクションして前後と連結しても、弱体化して長持ちしません。
責める訳では有りませんが、虫歯にしないことが大事でした。
回答6
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-06 09:29:03
分岐部のヒビなら、早めに次の手を考えて、骨に悪影響を及ぼして、次の手が不利にならないように計画的に抜歯されることをお勧めいたします。
聞きたくはないでしょうが、現実的に長期保存はあなたの為にならないと思われます。
その後の補綴をインプラントにするのかブリッジのするのか?
これを決めて、そのためにいい条件をキープするための準備を考えた抜歯を受けられることをお勧めします。
畑田先生の
『残念ながら歯根破折というのはまず抜歯が第一選択となります。』
『仮に残したとしても、破折を起こした原因がかみ合わせにあるとしたら予後を期待できるものではないと思います。』
松山先生の
『仮に残したとしても、破折を起こした原因がかみ合わせにあるとしたら予後を期待できるものではないと思います。』
松元先生の
『第2大臼歯だとしたら、かなり力が掛かりますので、予後は厳しいと考えて下さい。』
が現実のお話だと思われます。
聞きたくはないでしょうが、現実的に長期保存はあなたの為にならないと思われます。
その後の補綴をインプラントにするのかブリッジのするのか?
これを決めて、そのためにいい条件をキープするための準備を考えた抜歯を受けられることをお勧めします。
畑田先生の
『残念ながら歯根破折というのはまず抜歯が第一選択となります。』
『仮に残したとしても、破折を起こした原因がかみ合わせにあるとしたら予後を期待できるものではないと思います。』
松山先生の
『仮に残したとしても、破折を起こした原因がかみ合わせにあるとしたら予後を期待できるものではないと思います。』
松元先生の
『第2大臼歯だとしたら、かなり力が掛かりますので、予後は厳しいと考えて下さい。』
が現実のお話だと思われます。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-03-06 11:10:44
僕も諸先生方と同意見です。
「ヒビ(破折)の第一選択は抜歯」かと思います。
「どうしても抜きたくない‥」「5年くらいの延命‥」とお考えであれば宇藤先生の書かれた通り
ルートセパレーション
MTAセメントによる修復
も無くは無いです。
しかし、長期安定に不安が残ると言う事と、ダメになった時に「インプラントをしたい」と思っても、その時にはすでに骨吸収が進行してしまっており「インプラントは不可能」となる場合があると言う事もお考えください。
佐藤先生の書かれた
「そのためにいい条件をキープするための、準備を考えた抜歯を受けられることをお勧めします。」
は、そう言う意味だと思います。
「ヒビ(破折)の第一選択は抜歯」かと思います。
「どうしても抜きたくない‥」「5年くらいの延命‥」とお考えであれば宇藤先生の書かれた通り
ルートセパレーション
MTAセメントによる修復
も無くは無いです。
しかし、長期安定に不安が残ると言う事と、ダメになった時に「インプラントをしたい」と思っても、その時にはすでに骨吸収が進行してしまっており「インプラントは不可能」となる場合があると言う事もお考えください。
佐藤先生の書かれた
「そのためにいい条件をキープするための、準備を考えた抜歯を受けられることをお勧めします。」
は、そう言う意味だと思います。
回答8
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-06 12:57:51
タイヨウ先生
フォローありがとうございます。
確かに抜歯は誰でも受けたくないですね。
ただ、避けられないことなら、悪い状態で行うよりも良い状態で行う方が、のちのちの周辺の歯の健康にかかわります。
セパレーション(歯根分割)もMTAも可能ではあると思います。
ただ、高い費用をかけて行う割には、コストパフォーマンスは決してよくありませんので、それを十分に受け入れられるのであれば、構いませんが、この不景気なご時世に積極的お勧めすることはし難いです。
無事治療が終わりますようご祈念致しております。
フォローありがとうございます。
確かに抜歯は誰でも受けたくないですね。
ただ、避けられないことなら、悪い状態で行うよりも良い状態で行う方が、のちのちの周辺の歯の健康にかかわります。
セパレーション(歯根分割)もMTAも可能ではあると思います。
ただ、高い費用をかけて行う割には、コストパフォーマンスは決してよくありませんので、それを十分に受け入れられるのであれば、構いませんが、この不景気なご時世に積極的お勧めすることはし難いです。
無事治療が終わりますようご祈念致しております。
タイトル | 歯底部のひび・抜歯を進められたが、痛みもないので避けたい |
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質問者 | westwindさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。