知覚過敏のない新しいオフィスホワイトニングについて

相談者: DAさん (23歳:女性)
投稿日時:2009-03-08 18:05:22
オフィスホワイトニングで、ビヨンドやズームは知覚過敏がでやすい人が多いと聞いた事があって、それとは別に知覚過敏の出ないパピオンというのがあると聞いたのですが。

本当に知覚過敏は出ないんでしょうか?

ホワイトニング効果もあるのか知りたいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-03-08 22:46:35
こんにちは。

歯科助手さんか何かでしょうか?

丁度先週セミナーに行ったところなんですが、パピヨンは青色LEDビヨンドはハロゲン、ズームはプラズマ)で、発熱量は少ないですね。

顔ギリギリにまで近づけて、ぽわ〜んと感じる程度です。

その辺りも歯質の薄い日本人で知覚過敏を招きにくくしている要因かと思われます。

ただ、ゼロではないみたいですよ。
頻度は相当低いと思いますし、自分的には、経験のある16%でのホームホワイトニングと同等か、むしろもっとしみないぐらいの感じでしたね。

ホワイトニング効果の方も、十分ありましたよ^^


ホワイトニング剤との組み合わせや細かい注意点もありますので、もしも導入を検討されるなら十分勉強されて下さい。

たぶんセミナーを受けないとダメなんですが、結構高いですよ。。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-03-09 03:31:20
基本的にホワイトニングで、知覚過敏ゼロというものは薬の作用上難しいかもしれません。

渡辺先生がお書きになられているように、発熱量の少ない方法をとることが知覚過敏の発生率を下げているような気がします。


私はTiONを使用しておりますが、こちらも青色LEDで十分反応しますし効果もちゃんと出ます。
今のところ知覚過敏も極小ですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-03-09 11:54:14
確かにLEDは発熱が少ないですね。

また、特殊な触媒を使う事で過酸化尿素の濃度を下げられるのでTiONは知覚過敏がほとんど起こらないようです。

夏くらいにはGCからTiONが正式に国内で発売されるようですから(薬事申請待ち)、僕はそれまでは「待ち」なんですけどね‥。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-03-09 12:45:26
昨日、審美歯科学会のホワイトニングセミナーに行ってまいりました。佐藤です。
写真参照。

えらく専門的な単語をご存じですね?
業者さん?
衛生士さんでしょうか??


第6世代のホワイトニング剤は刺激も少なく、知覚過敏も非常に少なくなってきていますが、知覚過敏の発生率はゼロになることは医学的な問題の為にありえないですね。
ホワイトニングの効果はありますので。

ビヨンドZOOMは熱が発生するので、その熱刺激が原因ですので、LEDライトのものはその点で優れています。

    盛況の様子↓            ↓椿先生の講演   
画像1画像1 画像2画像2

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-03-09 12:54:53
うちは青色LEDのものを使っていますが。。。それでも 凍みる人となんともない人がいます。

ただ、ZOOMなんかに比べるとホワイトニング効果は低いので、何回かに分けてホワイトニングしています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: DAさん
返信日時:2009-03-09 22:34:40
先生方、お忙しい中お返事ありがとうございました。

私は、衛生士で今度歯科医院ホワイトニングをやることになり、先生とどの器械をとりいれたらいいか、いろいろ調べている所です。

今月の大阪のセミナーに参加したかったんですが、定員150人で、もう30人過ぎているとの事で参加できませんでした。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-03-09 23:32:15
回答が遅くなってすみません。
今日大阪から戻ってきました。


パピヨンはケンズホワイトニングに使用されているLEDの照射機です。
パピヨンのLEDは紫外線寄りの紫色LEDですが、正確な波長は非公開になっています。


使用するホワイトニング剤の成分は20%の過酸化尿素で、触媒に二酸化チタンを使用しています。

効果が弱い場合は、30%の過酸化水素を数滴混ぜて使用します。


標準の施術時間は5分ですが、1回の施術効果は弱いため、10回前後行うこともあるようです。


使用される20%の過酸化尿素は過酸化水素換算で7.2%です。

ピレーネと同じように、二酸化チタンを加えることで過酸化水素の濃度は低くすることができますが、そのままでは効果も弱くなってしまうので、30%の過酸化水素を数滴加えているようです。


確かに過酸化水素を加える前のジェルでは、知覚過敏は起こりにくいでしょう。
しかし、過酸化水素を添加することで、知覚過敏の発現率は高まります。


私も講演の際にはお話していますが、基本的に効果の高いホワイトニングシステムは、知覚過敏も出やすくなります。
逆に知覚過敏が出にくいホワイトニングは、効果も弱くなってしまいます。

今後ホワイトニングの向かう方向は、知覚過敏を抑えて効果の高いシステムの開発です。
各社ともこれを目標に研究、開発しています。



照射機のパピヨンは、年内に面加熱装置として厚労省の認可が取れると聞いています(形状も変わるそうです)。

しかしジェルに関しては、厚労省はもとよりアメリカのFDAの認可も取っていません。
取り扱うのであれば100%歯科医師の責任になります。
そこがちょっと心配です。

また自分で調合しなければならないために、効果にばらつきが出てしまうこともあるようです。



最後にLEDについてです。LEDの最大の特徴は、発熱が少ないことですが、このためにホワイトニングの効果も弱い欠点があります。

今度発売されるTiONに使用されるコスモブルーは、LEDでありながら若干の発熱があり、ホワイトニングの効果も高くなっています。

すでにコスモブルーを使用してみましたが、現存のLEDではハイレベルなことは間違いありません。

 

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-03-10 09:31:26
え〜。
GCの営業マン(と勘違いされそうな)タイヨウでございます。

TSUBAKI先生のもおっしゃられているように、パピオンは認可の問題がありますよね。

「TiON in Office + コスモブルー」の発売まで待ちましょう‥(^_^;)。

安全に、確実に、快適に‥。(^_^)v

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: DAさん
返信日時:2009-03-10 11:57:50
ご丁寧な説明ありがとうございます。

今現在、効果が弱いけど知覚過敏のでにくいLEDにしようかと考え中です。

パピオン・ルマクール・TiONでは、コスモブルーで認可の取れるTiONが一番良いのかなと思います。



タイトル 知覚過敏のない新しいオフィスホワイトニングについて
質問者 DAさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ホワイトニング治療法
オフィスホワイトニング
回答者




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