[写真あり] インレーの左上7番が欠け、クラウンレングスニング中 (タイ)
相談者:
なりかさん (35歳:女性)
投稿日時:2009-03-05 14:31:01
現在タイ在住の者です。
年始に食事中、左上一番奥の7番大臼歯が欠けました(8番は9年前に抜歯済み)。
欠けた部分は隣の大臼歯に接する部分の真ん中です。
恐らく10年近く前に日本で神経をとり、ルートキャナルをした歯で、そのためか痛みはありません。
私は奥歯が全般的に短く、この奥歯も奥側半分が殆ど歯茎に埋没しているような状態のためクラウンは作れず、金属(おそらくアマルガム)のインレーのような状態になっています。
当地のクリニックでの診断は:
1)レントゲンによると、欠けた歯は、根に亀裂などは入っていないように見られる。
2)今後さらに欠けることを予防するには、今クラウンにした方が良い。
3)クラウンを作るためには、クラウンレングスニングをする必要がある。(2月初めに施術しました。)
4)クラウンは、咬合面は金属を薦める。
審美性を気にするなら、側面にポースリンを焼き付けることが可能。
と、すでに治療が進行中なのですが、現在クラウンレングスニング施術後、歯茎の回復を待っている状態で、今後の選択肢を考える時間があります。
つきましては、いくつか沸いてきた疑問点について、ご意見を伺えれば幸いです。
1)選択肢はやはりクラウンだけでしょうか?
クラウンを作ると、残存しているエナメル質を削ってしまうのが勿体ない気がします。
インレーを作り直すより、クラウンの方が予後がいいのでしょうか。
また、フルクラウン以外の選択肢もあるでしょうか。
2)クラウンの種類について
薦められたのは金属のクラウンです。
私はこれまで作った大臼歯のクラウンは、オールセラミックまたはメタルボンドで全て白いものだったので、金属のクラウンを入れるのに、審美性で抵抗がありますが、残せる歯の量や、上の一番奥ということを考えて、前側面だけでもポースリンをつけてもらえれば良いとしようかと思っています。
あまりキンキラキンなものは抵抗があるので、銀色のものをお願いしようと思っていたのですが、念のため組成を聞いたところ、銀色の貴金属のクラウンにはパラジウムが40%近く配合されています。
金のものでも多少はパラジウムが入ってしまうようです。少量でもパラジウムが入っても、ハイゴールドの方が良いでしょうか。
それともパラジウムが入るならどちらでも変わらないでしょうか?
ちなみに値段はセミプレシャスよりもハイゴールドの方が1万円程度高いぐらいです。
また、この大臼歯の噛み合せ相手は、アマルガムの詰め物がしてあります。
このクリニックで、パラジウムはできれば避けたいと言ったところ、
「君はパラジウムのアレルギーがあるっていうパッチテストをしたのかい?パラジウムのアレルギーの症例はアジアではすごく少ないよ。」
と言われたのですが…。
以下、クラウンの組成です。
「セミプレシャスメタル Esteticor Plus」
金 45% パラジウム39% 銀5% インジウム8.6% ガリウム1.4% 錫0.5% 銅0.4% ルテニウム0.2%
「PFM用 ハイゴールド」
金86.7% パラジウム1% プラチナ8.9% 銀0.2% 鉄0.1% Ip 0.1%(Ipって何でしょう?)
「FMC用 ハイゴールド」
金68.9% パラジウム3.95% プラチナ2.45% 銀11.55% 銅10.6% 亜鉛2.5% Ip 0.05%
3)ポスト、コアの材料について
レントゲンを見たところ、この大臼歯には大きなメタルポスト(と、英語で言っていました)が入っているそうで、クラウン専門医(タイ人)いわく
「10年以上前ぐらいの日本の治療には良くあった」
そうです。このメタルポストを、歯を割らずに安全に除去できる確立は50%ぐらいだそうなので、これは除去しないでクラウンにするそうです。
このメタルポストの上に、おそらくアマルガムが充填してあるので、この上部のアマルガムを除去して、コンポジットレジンでコアを作るそうです。
この昔の日本で作ったらしいメタルポストはアマルガムではないそうですが、材質はなんだか検討がつきますでしょうか?
これまで10年近く口の中にあって問題がないのでこれからも大丈夫な可能性は高いでしょうが…。
また、そのようなメタルポストの上にコンポジットレジンでコアを作成というのは適正な選択でしょうか?
4)担当医の選択について
当初クラウンについてのコンサルテーションを担当したクラウン専門医(中堅っぽい感じの方)が、学会だかで1ヶ月ほど不在とのことで、別のクラウン専門医(5年ほどプラクティスしているという、若い方)と一度コンサルテーションしました。
この若い方が、レントゲンとカルテは見るものの、私が促すまで実際に口の中を見ないまま治療計画の話しをすすめるので、実際に手を動かしたら問題ないのかもしれませんが、まず見ないのかな、と、ちょっと不信感を受けてしまいました。
ガムレングスニングを担当した歯茎の専門医と、初めに会ったクラウン専門医は、多分アマルガムと歯の間に虫歯が発生しているかも(でもその理由が黒いから、というものでしたが、金属イオンのせいかも…)、という所見のところ、この若い方は、突っついたらやわらかくはないから虫歯じゃないと思う、と意見も違いました。
あまり大きなポイントではないのかもしれませんが…。
また、私は左下の7番大臼歯は20年前ぐらいに抜歯しており、その代わりに8番親知らずが徐々に移動してきて、6番と8番の間は殆どないぐらいになっています。
そのため8番がちょっと内側を向いているのですが、この若いクラウン専門医は向きの違いは指摘したものの7番だと思ったようで、私が8番の親知らずが移動したものだと言ったら驚いていました。
歯医者さんなら生え方や形で親知らずと見ただけでわかるのではないかと思っていたので(アメリカの歯医者はそうでした)、ますますこの若い方に不信感です。
初めに担当した中堅どころのような先生が4月以降戻ってくるまで、待った方が良いでしょうか?
ちなみに若い方は男性で、ほか2名は女性です(とはいえ、クラウン専門医の方はタイならではというか、ちょっと男性的な女性なのですが…)。
あまり性別は関係ないかとは思いつつ、男性の方がアグレッシブに削りすぎたりしたりするという傾向はありますか?
大変長くなって恐縮ですが、セカンドオピニオンもなかなか得にくい外国住まいですので、なにかしらご意見いただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
なお、添付写真はクラウンレングスニング施術後約4週間経過したものです。
画像1 画像2
年始に食事中、左上一番奥の7番大臼歯が欠けました(8番は9年前に抜歯済み)。
欠けた部分は隣の大臼歯に接する部分の真ん中です。
恐らく10年近く前に日本で神経をとり、ルートキャナルをした歯で、そのためか痛みはありません。
私は奥歯が全般的に短く、この奥歯も奥側半分が殆ど歯茎に埋没しているような状態のためクラウンは作れず、金属(おそらくアマルガム)のインレーのような状態になっています。
当地のクリニックでの診断は:
1)レントゲンによると、欠けた歯は、根に亀裂などは入っていないように見られる。
2)今後さらに欠けることを予防するには、今クラウンにした方が良い。
3)クラウンを作るためには、クラウンレングスニングをする必要がある。(2月初めに施術しました。)
4)クラウンは、咬合面は金属を薦める。
審美性を気にするなら、側面にポースリンを焼き付けることが可能。
と、すでに治療が進行中なのですが、現在クラウンレングスニング施術後、歯茎の回復を待っている状態で、今後の選択肢を考える時間があります。
つきましては、いくつか沸いてきた疑問点について、ご意見を伺えれば幸いです。
1)選択肢はやはりクラウンだけでしょうか?
クラウンを作ると、残存しているエナメル質を削ってしまうのが勿体ない気がします。
インレーを作り直すより、クラウンの方が予後がいいのでしょうか。
また、フルクラウン以外の選択肢もあるでしょうか。
2)クラウンの種類について
薦められたのは金属のクラウンです。
私はこれまで作った大臼歯のクラウンは、オールセラミックまたはメタルボンドで全て白いものだったので、金属のクラウンを入れるのに、審美性で抵抗がありますが、残せる歯の量や、上の一番奥ということを考えて、前側面だけでもポースリンをつけてもらえれば良いとしようかと思っています。
あまりキンキラキンなものは抵抗があるので、銀色のものをお願いしようと思っていたのですが、念のため組成を聞いたところ、銀色の貴金属のクラウンにはパラジウムが40%近く配合されています。
金のものでも多少はパラジウムが入ってしまうようです。少量でもパラジウムが入っても、ハイゴールドの方が良いでしょうか。
それともパラジウムが入るならどちらでも変わらないでしょうか?
ちなみに値段はセミプレシャスよりもハイゴールドの方が1万円程度高いぐらいです。
また、この大臼歯の噛み合せ相手は、アマルガムの詰め物がしてあります。
このクリニックで、パラジウムはできれば避けたいと言ったところ、
「君はパラジウムのアレルギーがあるっていうパッチテストをしたのかい?パラジウムのアレルギーの症例はアジアではすごく少ないよ。」
と言われたのですが…。
以下、クラウンの組成です。
「セミプレシャスメタル Esteticor Plus」
金 45% パラジウム39% 銀5% インジウム8.6% ガリウム1.4% 錫0.5% 銅0.4% ルテニウム0.2%
「PFM用 ハイゴールド」
金86.7% パラジウム1% プラチナ8.9% 銀0.2% 鉄0.1% Ip 0.1%(Ipって何でしょう?)
「FMC用 ハイゴールド」
金68.9% パラジウム3.95% プラチナ2.45% 銀11.55% 銅10.6% 亜鉛2.5% Ip 0.05%
3)ポスト、コアの材料について
レントゲンを見たところ、この大臼歯には大きなメタルポスト(と、英語で言っていました)が入っているそうで、クラウン専門医(タイ人)いわく
「10年以上前ぐらいの日本の治療には良くあった」
そうです。このメタルポストを、歯を割らずに安全に除去できる確立は50%ぐらいだそうなので、これは除去しないでクラウンにするそうです。
このメタルポストの上に、おそらくアマルガムが充填してあるので、この上部のアマルガムを除去して、コンポジットレジンでコアを作るそうです。
この昔の日本で作ったらしいメタルポストはアマルガムではないそうですが、材質はなんだか検討がつきますでしょうか?
これまで10年近く口の中にあって問題がないのでこれからも大丈夫な可能性は高いでしょうが…。
また、そのようなメタルポストの上にコンポジットレジンでコアを作成というのは適正な選択でしょうか?
4)担当医の選択について
当初クラウンについてのコンサルテーションを担当したクラウン専門医(中堅っぽい感じの方)が、学会だかで1ヶ月ほど不在とのことで、別のクラウン専門医(5年ほどプラクティスしているという、若い方)と一度コンサルテーションしました。
この若い方が、レントゲンとカルテは見るものの、私が促すまで実際に口の中を見ないまま治療計画の話しをすすめるので、実際に手を動かしたら問題ないのかもしれませんが、まず見ないのかな、と、ちょっと不信感を受けてしまいました。
ガムレングスニングを担当した歯茎の専門医と、初めに会ったクラウン専門医は、多分アマルガムと歯の間に虫歯が発生しているかも(でもその理由が黒いから、というものでしたが、金属イオンのせいかも…)、という所見のところ、この若い方は、突っついたらやわらかくはないから虫歯じゃないと思う、と意見も違いました。
あまり大きなポイントではないのかもしれませんが…。
また、私は左下の7番大臼歯は20年前ぐらいに抜歯しており、その代わりに8番親知らずが徐々に移動してきて、6番と8番の間は殆どないぐらいになっています。
そのため8番がちょっと内側を向いているのですが、この若いクラウン専門医は向きの違いは指摘したものの7番だと思ったようで、私が8番の親知らずが移動したものだと言ったら驚いていました。
歯医者さんなら生え方や形で親知らずと見ただけでわかるのではないかと思っていたので(アメリカの歯医者はそうでした)、ますますこの若い方に不信感です。
初めに担当した中堅どころのような先生が4月以降戻ってくるまで、待った方が良いでしょうか?
ちなみに若い方は男性で、ほか2名は女性です(とはいえ、クラウン専門医の方はタイならではというか、ちょっと男性的な女性なのですが…)。
あまり性別は関係ないかとは思いつつ、男性の方がアグレッシブに削りすぎたりしたりするという傾向はありますか?
大変長くなって恐縮ですが、セカンドオピニオンもなかなか得にくい外国住まいですので、なにかしらご意見いただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
なお、添付写真はクラウンレングスニング施術後約4週間経過したものです。
画像1 画像2
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-03-05 15:13:42
なるほど‥。
1)2)について。
実際に拝見したり、レントゲンを見たり、咬み合わせの状態を調べたり‥、何も資料が無いので、お写真を見た感じの直感だけで判断すると、僕ならゴールドのフルクラウンが良いような気がします。
インレーを入れて、強く噛むと歯に対して押し開く力が加わります。
簡単に言えば「竹割り」状態です。
つまり、歯を割ってしまう可能性があります。
クラウンはその逆で「タガをはめる」と言いますが、歯を外から鎧のように守る働きがあります。
従って、クラウンがいいかな‥と。
白くしたいのは解らなくは無いですが「この奥歯も奥側半分が殆ど歯茎に埋没しているような状態のため」と書かれているように、メタルボンド(ポーセレン)にする厚みが確保できないように思います。
ポーセレンの厚みを確保するためにはかなり歯を削ります。
で、あれば、多少の審美性は犠牲にしてでもフルクラウンがいいかなぁ‥と。
使う金属材料は「FMC用 ハイゴールド」がいいかな?
‥いずれにしても、担当の先生としっかり相談されてください。
3)について。
>また、そのようなメタルポストの上にコンポジットレジンでコアを作成というのは適正な選択でしょうか?
作る必要は無いように思いますが‥。
4)について。
これはさすがに解りません。
きちんと説明してくれて「相性のいい先生」がいいですね。
1)2)について。
実際に拝見したり、レントゲンを見たり、咬み合わせの状態を調べたり‥、何も資料が無いので、お写真を見た感じの直感だけで判断すると、僕ならゴールドのフルクラウンが良いような気がします。
インレーを入れて、強く噛むと歯に対して押し開く力が加わります。
簡単に言えば「竹割り」状態です。
つまり、歯を割ってしまう可能性があります。
クラウンはその逆で「タガをはめる」と言いますが、歯を外から鎧のように守る働きがあります。
従って、クラウンがいいかな‥と。
白くしたいのは解らなくは無いですが「この奥歯も奥側半分が殆ど歯茎に埋没しているような状態のため」と書かれているように、メタルボンド(ポーセレン)にする厚みが確保できないように思います。
ポーセレンの厚みを確保するためにはかなり歯を削ります。
で、あれば、多少の審美性は犠牲にしてでもフルクラウンがいいかなぁ‥と。
使う金属材料は「FMC用 ハイゴールド」がいいかな?
‥いずれにしても、担当の先生としっかり相談されてください。
3)について。
>また、そのようなメタルポストの上にコンポジットレジンでコアを作成というのは適正な選択でしょうか?
作る必要は無いように思いますが‥。
4)について。
これはさすがに解りません。
きちんと説明してくれて「相性のいい先生」がいいですね。
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-05 15:34:46
クラウンレングスニングされているのですよね??
クラウンにするためにしたのでは??
もしも、そうではなくてもクラウンを薦めます。
また、ポーセレンではなく、ゴールドのクラウンがお薦めです。
FMC用 ハイゴールド がいいと思います。
最も後ろの歯にはポーセレンは破切の危険性があり、長期安定を考えた場合お勧めしかねます。
自分がされるなら、ゴールドクラウンですね。
自分の親兄弟でも同じです。
レジンでコアの積み増しは不要ではないかと思いますね。
担当医は自分が一番気に入っている人がいいと思いますよ。
無事治療が終わりますようご祈念致しております。
クラウンにするためにしたのでは??
もしも、そうではなくてもクラウンを薦めます。
また、ポーセレンではなく、ゴールドのクラウンがお薦めです。
FMC用 ハイゴールド がいいと思います。
最も後ろの歯にはポーセレンは破切の危険性があり、長期安定を考えた場合お勧めしかねます。
自分がされるなら、ゴールドクラウンですね。
自分の親兄弟でも同じです。
レジンでコアの積み増しは不要ではないかと思いますね。
担当医は自分が一番気に入っている人がいいと思いますよ。
無事治療が終わりますようご祈念致しております。
相談者からの返信
相談者:
なりかさん
返信日時:2009-03-05 16:29:18
タイヨウ先生、佐藤先生、早速のご回答ありがとうございます。
>タイヨウ先生
インレーの竹割り状態のご説明、とてもわかりやすいです。
歯軋りもあり、当地の歯医者さんにも噛む力が強いと言われました。
やはりクラウンが良いようですね…。
かみあわせの写真を添付します。
見えづらいかもしれませんが、左上7番、左下8番が一緒にちょっと上に向かって曲がっています。
>佐藤先生
はい、クラウンにするつもりでクラウンレングスニングをしたとはいえ、歯茎の回復を待っている間に考える時間ができてしまったので色々考えてしまいまして…。
今回左上7番をクラウンにすると、左下8番を除く全ての奥歯がクラウンになるのでちょっと切ないです。
>タイヨウ先生、佐藤先生
二先生ともゴールドのフルメタルのおすすめですね。
咬合面はゴールドとして、前面の側面にポースリンをつける部分的メタルボンド、というのもあまりすすめられないことでしょうか?
前面、または前面と左上6番に接している側面の二面にポースリンをすけることが可能だと言われています。
左上6番に接している側面をポースインにする理由は、審美性というよりも、ただ単にクラウンをラボで作ったときに、もしフィッティングをしてみて大きさが足りなかったときに、ポースリンだと焼き増ししてつけることも比較的簡単だからと言われましたが…。
また、コアの積み増しについてですが、現在の状態だとアマルガムと歯の間にところどころ隙間もできているような様子に素人目には見えますが、そのまま残して大丈夫でしょうか?
またこの機会にアマルガム除去をするのは得策ではないでしょうか。
また質問が増えてしまって恐縮ですが、お時間のあります時にご回答いただければ大変嬉しいです。
よろしくお願いします。
画像1 画像2
>タイヨウ先生
インレーの竹割り状態のご説明、とてもわかりやすいです。
歯軋りもあり、当地の歯医者さんにも噛む力が強いと言われました。
やはりクラウンが良いようですね…。
かみあわせの写真を添付します。
見えづらいかもしれませんが、左上7番、左下8番が一緒にちょっと上に向かって曲がっています。
>佐藤先生
はい、クラウンにするつもりでクラウンレングスニングをしたとはいえ、歯茎の回復を待っている間に考える時間ができてしまったので色々考えてしまいまして…。
今回左上7番をクラウンにすると、左下8番を除く全ての奥歯がクラウンになるのでちょっと切ないです。
>タイヨウ先生、佐藤先生
二先生ともゴールドのフルメタルのおすすめですね。
咬合面はゴールドとして、前面の側面にポースリンをつける部分的メタルボンド、というのもあまりすすめられないことでしょうか?
前面、または前面と左上6番に接している側面の二面にポースリンをすけることが可能だと言われています。
左上6番に接している側面をポースインにする理由は、審美性というよりも、ただ単にクラウンをラボで作ったときに、もしフィッティングをしてみて大きさが足りなかったときに、ポースリンだと焼き増ししてつけることも比較的簡単だからと言われましたが…。
また、コアの積み増しについてですが、現在の状態だとアマルガムと歯の間にところどころ隙間もできているような様子に素人目には見えますが、そのまま残して大丈夫でしょうか?
またこの機会にアマルガム除去をするのは得策ではないでしょうか。
また質問が増えてしまって恐縮ですが、お時間のあります時にご回答いただければ大変嬉しいです。
よろしくお願いします。
画像1 画像2
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-03-05 17:14:51
写真拝見しました。
まあ、極端に歯冠長が短いようには見えませんけどね‥。
(クラウンレングスニングをやったからか‥)
>咬合面はゴールドとして、前面の側面にポースリンをつける部分的メタルボンド、というのもあまりすすめられないことでしょうか?
まあ「そこまでおっしゃるなら、お引き留めはしませんが‥」と言う感じです。
>コアの積み増しについてですが、現在の状態だとアマルガムと歯の間にところどころ隙間もできているような様子に素人目には見えますが、そのまま残して大丈夫でしょうか?
>またこの機会にアマルガム除去をするのは得策ではないでしょうか。
んん‥。
普通にクラウンの形成をすれば、隙間もアマルガムも無くなっちゃうとは思うんですけどね‥。
そのあたりは担当の先生に直接聞かれてはいかがでしょうか?
まあ、極端に歯冠長が短いようには見えませんけどね‥。
(クラウンレングスニングをやったからか‥)
>咬合面はゴールドとして、前面の側面にポースリンをつける部分的メタルボンド、というのもあまりすすめられないことでしょうか?
まあ「そこまでおっしゃるなら、お引き留めはしませんが‥」と言う感じです。
>コアの積み増しについてですが、現在の状態だとアマルガムと歯の間にところどころ隙間もできているような様子に素人目には見えますが、そのまま残して大丈夫でしょうか?
>またこの機会にアマルガム除去をするのは得策ではないでしょうか。
んん‥。
普通にクラウンの形成をすれば、隙間もアマルガムも無くなっちゃうとは思うんですけどね‥。
そのあたりは担当の先生に直接聞かれてはいかがでしょうか?
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-05 18:00:02
7番の頬側がわだと、誰にも白い部分など見えないと思いますよ?
思いっきりの笑顔だと、7番のほっぺた側が見えますか?
写真を正面から撮られるとハッキリ分かると思いますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか????
思いっきりの笑顔だと、7番のほっぺた側が見えますか?
写真を正面から撮られるとハッキリ分かると思いますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか????
相談者からの返信
相談者:
なりかさん
返信日時:2009-03-06 09:58:37
お忙しい中、引き続きご回答ありがとうございます。
>タイヨウ先生
はい、写真はいずれもクラウンレングスニング後のものです。
処置前は奥側の角の部分より下が歯茎の中、左上7番の歯茎の上に出ている部分を横から見たら長方形ではなく三角形状態でした。
クラウンレングスニングでは奥側の歯槽骨を削り、左上7番から5番にかけての歯肉を減らし、全部で6針縫いました。
処置には2時間かかり、終了後はもう腑抜け状態でした…。
>タイヨウ先生、佐藤先生
口の横幅が広いのか、思いっきり笑うと、やはり7番の頬側でも少なからず見えます。
途上国にいることが多いので、あまり金が口の中に見えるのは、危険かな、というのは考えすぎかもしれませんが…。
また、母に昔から、金歯や銀歯な獅子舞みたいなのでできれば白いクラウンにしなさいとすすめられてきたので、金歯に対する心理的なハードルが高いです。
その結果、奥歯のフルポースリンのクラウンが割れたり欠けたりを経験したので、金属冠の長所もわかるのですが…。
その後アメリカで作り直したメタルボンド冠は、一部ポースリン部分がかけて金属が露出しているものもあります。
頬側側面にポースリンの焼付けをすることで、どの程度削る量や、予後が違うのか、一度聞いた感じではあまり違わないようなことを言っていたのですが、もう一度詳しく聞いてみようと思います。
インフォームドコンセントの徹底なのか、聞かなくても色々説明してくれたアメリカの歯医者さんたちと比べると、タイの歯医者さんはこちらが聞かないとあまり説明してくれないようです。
一般的に言うと、側面をポースリンにするだけでも著しく違うものでしょうか?
また、「10年以上前ぐらいの日本ではよく行っていた」という、長く大きいポストについてなのですが、一般論として材質はなんだか検討つきますでしょうか?
レントゲンを見ると、隣の6番のメタルボンドクラウンの長さの2〜3倍ぐらいの長さにわたってはっきり白く写っています。
よろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。
>タイヨウ先生
はい、写真はいずれもクラウンレングスニング後のものです。
処置前は奥側の角の部分より下が歯茎の中、左上7番の歯茎の上に出ている部分を横から見たら長方形ではなく三角形状態でした。
クラウンレングスニングでは奥側の歯槽骨を削り、左上7番から5番にかけての歯肉を減らし、全部で6針縫いました。
処置には2時間かかり、終了後はもう腑抜け状態でした…。
>タイヨウ先生、佐藤先生
口の横幅が広いのか、思いっきり笑うと、やはり7番の頬側でも少なからず見えます。
途上国にいることが多いので、あまり金が口の中に見えるのは、危険かな、というのは考えすぎかもしれませんが…。
また、母に昔から、金歯や銀歯な獅子舞みたいなのでできれば白いクラウンにしなさいとすすめられてきたので、金歯に対する心理的なハードルが高いです。
その結果、奥歯のフルポースリンのクラウンが割れたり欠けたりを経験したので、金属冠の長所もわかるのですが…。
その後アメリカで作り直したメタルボンド冠は、一部ポースリン部分がかけて金属が露出しているものもあります。
頬側側面にポースリンの焼付けをすることで、どの程度削る量や、予後が違うのか、一度聞いた感じではあまり違わないようなことを言っていたのですが、もう一度詳しく聞いてみようと思います。
インフォームドコンセントの徹底なのか、聞かなくても色々説明してくれたアメリカの歯医者さんたちと比べると、タイの歯医者さんはこちらが聞かないとあまり説明してくれないようです。
一般的に言うと、側面をポースリンにするだけでも著しく違うものでしょうか?
また、「10年以上前ぐらいの日本ではよく行っていた」という、長く大きいポストについてなのですが、一般論として材質はなんだか検討つきますでしょうか?
レントゲンを見ると、隣の6番のメタルボンドクラウンの長さの2〜3倍ぐらいの長さにわたってはっきり白く写っています。
よろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。
回答5
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-06 10:03:38
極端に申しあげると、金属だけなら非常に薄く作れるので削る量は最小限です。
ただ、ポーセレン(セラミクス)を張り付けるとなると、最低でもさらに2〜3ミリは削らないと十分な強度を確保できません
笑うと見えるのであればそれも良しだと思いますので、主治医にご相談下さい。
コアの材質はピンキリでしょうが、銀合金もしくはパラジウム合金ではないかと思われます。
ただ、ポーセレン(セラミクス)を張り付けるとなると、最低でもさらに2〜3ミリは削らないと十分な強度を確保できません
笑うと見えるのであればそれも良しだと思いますので、主治医にご相談下さい。
コアの材質はピンキリでしょうが、銀合金もしくはパラジウム合金ではないかと思われます。
相談者からの返信
相談者:
なりかさん
返信日時:2009-03-12 15:15:05
内側が金属であっても、ポースリンを側面に貼り付けるだけでも削る量が変わってくるのですか?
咬合面ならポースリンの有無で、確保しないといけないスペースが変わってくるのは想像しやすいのですが、側面だとかみあわせの問題もないでしょうし、強度も咬合面ほどはいらないような、と素人考えには思えるのですが…。
ともあれ、こちらの歯医者では側面をポースリンにする場合と、全部金属の場合で削る量の違いをあまりはっきり説明してくれませんでした。
「重要なのは咬合面を金属にするかポースリン焼付けにするかの違いで、横にポースリンをつけるつけないは大した問題ではなく、その辺はラボの人がいい方法を調整するもの」
といった説明だけです。
クラウン専門医の2人ともあまり積極的に説明してくれないので、それがひっかかって、まだ次の予約を入れていないです。
とりあえず初めに診察した人が戻ってきたら、もう一度コンサルしてみようかと思っています。
咬合面ならポースリンの有無で、確保しないといけないスペースが変わってくるのは想像しやすいのですが、側面だとかみあわせの問題もないでしょうし、強度も咬合面ほどはいらないような、と素人考えには思えるのですが…。
ともあれ、こちらの歯医者では側面をポースリンにする場合と、全部金属の場合で削る量の違いをあまりはっきり説明してくれませんでした。
「重要なのは咬合面を金属にするかポースリン焼付けにするかの違いで、横にポースリンをつけるつけないは大した問題ではなく、その辺はラボの人がいい方法を調整するもの」
といった説明だけです。
クラウン専門医の2人ともあまり積極的に説明してくれないので、それがひっかかって、まだ次の予約を入れていないです。
とりあえず初めに診察した人が戻ってきたら、もう一度コンサルしてみようかと思っています。
タイトル | [写真あり] インレーの左上7番が欠け、クラウンレングスニング中 (タイ) |
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質問者 | なりかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯が割れた・折れた・欠けた 歯の土台に関するトラブル 支台築造その他 歯医者への不信感 その他(写真あり) タイ お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) クラウンレングスニング(歯冠長延長) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。