根管開放状態での長期の治療になりそうで、不安があります

相談者: ichigo-enさん (28歳:女性)
投稿日時:2009-03-19 22:27:24
初めて質問させて頂きます。
宜しくお願いします。


に痛みを感じ、病院へ行った所、通院2回目で左下7番の歯の神経を抜く処置を受けました。

3日後の3回目の治療の際、神経を掃除しストッピングしたのですが、ひどい風邪を引き咳が止まらず1ヶ月程通院する事ができなくなった所に、また痛みが出てきました。


結果、神経を抜いた処置から1ヶ月経過した3月初旬から治療を再開、現在は血が出ている等しているそうで週3日の頻度で通院している状況です。


初診から通算すると、3日間(1日3回)フロモックスを服用する事が2度ありました。

主な処置は、時々小さなレントゲンを撮影しながらリーマーを使用した神経の掃除で費用も200円程度です。
現在、痛みは普通にしていればなく、脱脂綿を噛んだ時に感じる程度です。




主治医の先生によると、予後不良との事でストッピングをすると治りが悪くなる為仮の詰め物も何もしないまま、通院した際に消毒を続けています。

汚れは移動する事もあるし、もしかしたら半年くらいかかるかもしれないと説明を受けています。

私は治りが遅いタイプなのでお互い根気強く治しましょうと言って下さるのは心強いのですが、通院頻度が高いのと根管治療での雑菌についての過去の記事を読み、治療中の歯の穴に食べ物が入る事もある事に不安を感じています。



熱心に対応して下さる医院のスタッフの方々には申し訳ないのですが、他の病院を探した方が良いのでしょうか。

初診からまだ2ヶ月ですし、うち1ヶ月は通っていない状況なので
こんな風に思うのは失礼なのかなとも思います。


アドバイスいただけると助かります。
宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-03-20 02:09:18
はじめまして。

過去の回答もお読みになられてる様ですが、根管開放反対派、ラバーダムもしないと気が済まない派の渡辺です。

でも、200円(医院側の報酬はその3.3倍ぐらい)の処置なら・・と言う気も最近はしないでも・・

さすがに開業を控えて、スタッフに給与を支払うことも真剣に考え出すと・・正直頭の痛いところです。



ただ、医学的に考えると、の中の細菌(=何百種類がせめぎ合ってる状態)はどんどん複雑になるばかりですし、痛みがあるとかないとかではなくて、やっぱりこの状態は心配なんですよね。

ラバーダムをして、消毒をして、専門医が丁寧にやると言う前提でも、根管治療は回数が少ないほど良い(=処置中の細菌感染のリスクを減らせる、という意味で)と言う考え方まであるぐらいですので、いたずらに期間を延ばすのも感心できません。。

治療の成功率も、根管が新鮮なほど良いです。



考え方次第なのですが、7番ですから、その内抜くことになってもいいかな・・ぐらいに割り切れれば別です。
ですが自分だったら、やはり転院してしまう気がしますね。

そして可能なら、根管治療にはきちんとお金と時間(今の方式よりはかえって短くなりますけど)をかけて、逆にコアやクラウンは節約してもいいかなとさえ思います。

(※↑同一の医療機関では混合診療になってしまうのでダメですが・・)



せっかくの良い人間関係のご様子なので、非常に心苦しい・・回答でした^^;

ご参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-03-20 06:13:53
ちなみに根管治療の専門医だと、一回か二回で治療が終了するのが、通常のケースです。

3回かかるのは結構珍しいくらい。
どんくさい私でもそのくらいですし。

3回以上かかるのは、何か問題がある場合だけです。


仮詰めが無いのも僕個人は気に入りませんね?
下の7番ですからラバーダムも必要だと思います。

たぶん、私はその主治医と話が合わないでしょうが、私は治療を受けたくは無いですね。


私のアドバイスは根管治療に今以上の経験と知識のある先生の診察を受けられて参考にされることです。

保険診療では根管治療は大赤字部門なのはこのサイトでは有名な事実ですけど、もうちょっと私的にマシな手当てを受けて頂きたいと思いました。




渡辺先生へ、
個人開業の最大のメリットは自分の夢の実現、具現化です。

ご自身の夢と向き合っていただき、その為に将来的に受け入れられそうにないものはできるだけ排除してまっすぐに進まれる事を手前みそながらアドバイスさせて頂きます。

頑張って下さいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-03-20 08:13:04
蓋をしないことに反対です。
やはり不潔なものがドンドン内部に入ってしまうのは避けたいところです。


根管治療の回数ですが、米国やヨーロッパでは根の治療を1〜2回で終えます。
そして、それで予後が悪い場合には根の先端を手術によって切り取る歯根端切除という方法に切り替わります。

日本では数ヶ月にわたって治療をするケースが多いです。

なぜか? 

『海外では根の治療は費用がかかるため、回数が出来ない。
その上、根の治療の専門医の場合、他の歯科医院からの紹介で見ることが殆どなので早くもとの医院に帰す事が求められる』(Dr.Khayat談)

ようです。

そういう理由で海外では根の治療のスピードが速く、日本では一般歯科歯科医師は1から100まですべての治療を自分で行うため時間をかけて治療を行うことが多いのです。


どちらが良いか?

は、分かりません。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-03-20 12:23:33
みなさんの意見で不信感が大きくなりそうなので^^;


まず、専門医の先生ですが、私の知る一流どこの専門医の先生は1日患者さんを4人〜6人しか診察していません。

1回の治療に1時間〜2時間の時間を確保を行います。
きちんとした治療はまず1回の治療時間が必要です。
1回のクリーンな環境(ラバーダムなど)で出来るだけ処置を進める訳です。

でも、これを保険治療でと言われてしまうと・・・
治療費200円(×3.3)で1時間半だと、

時給440円でしょうか^^;(スタッフも雇えませんTT;)


他の先生がおっしゃられるように専門医の先生は短期間で治療を完結させます。
ただ、この背景としては通常の歯内療法で駄目なのもは外科的歯内療法(外科的に治療)を行うと言う考えがあるからです。

治療費も奥歯であれば10万以上します。
また通常の歯内療法では予後が悪く外科的歯内療法になれば更に+10万円の治療費ががかかります。

治療基準・水準も大きく違いすぎ、保険診療と専門医を比較するのは酷すぎます。
1回が200円負担の保険診療とは違いが出て当然なのです。




「思い」だけで自費専門で治療をいる私でも自分が受けたい理想治療を追求すると1日6人診るのがやっとです。


「安い」と言うのは大きな魅了です。
ただ治療費の全く異なった自費しか行わない先生と尺度を同じにして治療を考えると医療不信しか生まれないと思いますよ^^;
 
「医療」とは上を望めば天井知らずで医療費は高騰します。


今現在の先生を信頼しているのであれば、あまりこのサイトに影響されないようにしてください。

私は極々平均的な治療を受けられていると思いますよ。

もっと上の質を求められるのであればそのだけ専門医にかかればいいと思います。
 
お大事に^^

 

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-03-20 21:06:23
このまま治療を続けても治る可能性はどんどん低くなると思います。

ただ、現在の医院とは良好なコミニュケーションが取れていると思いますので、根管治療だけ井野先生が提案されているように、専門の先生に診てもらうと良いと思います。

どうぞ、お大事になさって下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ichigo-enさん
返信日時:2009-03-22 22:07:54
渡辺先生
佐藤先生
タカタ先生
井野先生
宇藤先生


返信が遅くなり、申し訳ございません。
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
親身で丁寧なコメントを頂き安心できました。


今回の回答を拝見して、保険診療の壁と理想の治療と現実の狭間で先生方もご苦労されていらっしゃるのだなと感じました。


各先生はそれぞれの信念を持って従事されていると思いますので私も自分が受けたい治療を今一度よく考えて、セカンドオピニオンを検討していきたいと思います。

どうもありがとうございました。
おかげで不安が解消されました。
感謝しております。



タイトル 根管開放状態での長期の治療になりそうで、不安があります
質問者 ichigo-enさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療中の痛み
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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