虫歯菌の感染とキシリトールとの関係

相談者: まるこ1995さん (42歳:女性)
投稿日時:2009-03-22 00:19:11
他スレでの佐藤先生の虫歯菌感染力についてのレスを興味深く読みました。

私は歯並びが悪く、虫歯も多かったのがコンプレックスだったので、大人になり歯列矯正をしてからは、とても予防を心がけるようになりました。

子供が生まれてからは、虫歯菌の感染のことは聞いた事がありましたが、口移し等によって感染する菌には必要なものもあるという話を聞いていたのと、やはり赤ちゃんが可愛くて、家族みんなでキスしたり、柔らかいほっぺをぱくっとしてみたり・・・
感染しまくりだったと思います(笑)

でも子供が14歳になった今まで、いちども虫歯になったことがありません。



そこで本題ですが・・・。先日(多分先月?)テレビで

「虫歯菌の感染に気をつける期間(3歳ぐらいまで)、母親がキシリトールを摂取していると、感染率が減る。」

との放送がありました。

偶然ですが、私も妊娠〜子供が3歳になるまで海外在住中だったため、絶対に虫歯になりたくないと思い、虫歯予防のために100%キシリトールガムを日本から持参して毎食後に噛んだりしていました。

その放送を見てからは『子供に虫歯がないのはそのおかげだったの?』とちょっと思ったり・・・。


もちろん、仕上げ磨き、フロスフッ素なども取り入れて頑張っていましたし、小さな頃から定期健診にも通わせていました。

今思えば3才まで甘いおやつはほとんど与えたことがなく、子ども自身がジュース、炭酸飲料などが嫌いなので、それらも与えたことがありません。

炭酸飲料、ジュースは中学生になった今でも、飲みません。
(甘いおやつやアイスクリームはよく食べるようになりましたが^^;)


そのため、テレビで言っていたように「キシリトールの摂取が感染率を減らした。」のかは、わかりません。

先生方はこの『キシリトールの摂取と虫歯菌の感染』の関係についてどう思われますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-03-22 00:32:42
虫歯菌感染につきましては、私の考えは他スレに書いてあるとおりです。

キシリトールに関しては、キシリトールの摂取が有効というよりもキシリトール入りの食品をできるだけ摂取することで、砂糖の摂取が減ることがむし歯予防に効果がある可能性はあると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-03-22 00:39:08
サイエンスの話になりますが、

キシリトールの摂取が感染率を減らした』

ですが、とてもまともな教育をうけた人間がつくった情報だと思えません。
マスコミは相変わらず、両手落ち(片手落ちでは足りません)の情報発信しかできないようです。


キシリトールの摂取とは?量は?期間は?感染率とは?どの細菌?どうやって特定した?比較対象をどうやって設定したのか?その研究の対象数と対象期間は???

他にも不明な点はたくさんありますが、詳細に条件を特定し言葉の定義を明らかにして、再現性があり、客観性を確保しなければ、その話はヨタ話と同じです。


まず間違いない話ですが、理科系とくに自然科学系の知識に関しては、マスコミの話は話半分の半値八掛け二割引きでも十分なくらい大袈裟かor(これでもかなり好意的)あえて意図的にセンセーショナルさを優先させた曲解です。
脱線しました。



この場合、キシリトールを特定量特定期間与えたお母さんの子供と、そうではないお母さんの子供の虫歯の罹患率を比較するわけですが、他の星の数ほどの多くの因子をまったく同一にできないので、実験としては参考程度になればいい方です。



『仕上げ磨き、フロスフッ素なども取り入れて頑張っていましたし、小さな頃から定期健診にも通わせていました。

今思えば3才まで甘いおやつはほとんど与えたことがなく、子ども自身がジュース、炭酸飲料などが嫌いなので、それらも与えたことがありません。

炭酸飲料、ジュースは中学生になった今でも、飲みません。』

ここまでやれば虫歯が少なくて当たり前です。
大変幸せなお子さんであると思います。

それを実現された まるこ1995さんを尊敬いたします。


文章中の100%キシリトール含有ガムですが、日本では記憶の限りで歯科医院での専売のものしか100%はないはずですが、歯科医院で購入されましたか?
市販のものは必ず何か他の糖分が入っているはずです。 
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-03-22 07:20:26
まるこ1995さまおはようございます。

お子様がむし歯を作ることなく育てることが出来てほんとうによかったですね、まるこ1995さまの育て方がよかったのだと思います。

この要因は3歳まで甘いおやつをほとんど与えなかったためです、おそらく甘党ではないと思います。

これからもこの食生活が続けば一生むし歯になることは無いでしょう。


今後の注意点としては部活で運動部に入った時にスポーツ飲料に気を付けることと、一人暮らしをはじめた時清涼飲料に気を付けて砂糖の摂り過ぎに気をつけることです。

キシリトールは基本的には関係ないと考えています、甘党に育っていないことが成功した要因だと推測します。


むし歯を作らない子育て 
http://yamadashika.jp/prevent.html#01

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まるこ1995さん
返信日時:2009-03-22 20:55:21
森川先生お返事ありがとうございます!

他スレでの森川先生のコメントも拝見しました。

『屋外に空気清浄機を設置して花粉を検出不能なレベルにしようとするような行為』

これはほぼ不可能なことですよね。
キシリトールを摂取することで砂糖の摂取量が抑えられる・・・
やはり砂糖は虫歯の大敵なんですね!
食べ過ぎないように気をつけたいと思います^^



*********

佐藤先生、お返事ありがとうございます!

まさにサイエンスの世界ですね。
私もあのテレビを見たときは

「いったい何人ぐらいの臨床結果があるのかな?」

と思いました。
子供が虫歯にならないように、色々と勉強して、実施していたので、それよりも「キシリトールを摂取していた。」ことのほうが、虫歯予防に役立っていたの??とちょっとがっかりしたところもあったんです。

先生に尊敬だなんて言われると、嬉しいながら、恥ずかしくもあります。

なぜなら、そんなに大変ではなかったからなんです。
私が食後に必ず歯磨きする姿を見ていたからか、歯磨きを嫌がったこともなく、仕上げ磨きをしてもらうのが大好きでしたし、新鮮な果物が安く手に入ったので、その味に慣れてしまうと、ジュースは気持ち悪くて飲めなかったようです(笑)
今でも飲み物は食事時に緑茶、それ以外は水を飲んでます^^

100%のキシリトールガムは、歯科で購入したものです。
30ボトルぐらい持って行きました♪

歯ブラシも数種類を何十本も持っていたんですよ〜。
あっちの歯ブラシ・・・大きくて、たわしで磨いているような気分になるので^^;

**********

山田先生、お返事ありがとうございます!

むし歯を作らない子育て』読ませていただきました。

子供が3才になるまで、海外に住んでいたことで、偶然にもに対しても、いい子育てが出来たんですね!

義父母にとって私は外国人なので、色んなことにつけて私の『やり方』を尊重してもらえたので、私に了解を取ってからじゃないと、食べ物やおもちゃも与えないでいてくれました。

あちらのオートミールのような離乳食は甘くて口に合わず吐き出してしまうので、日本式の離乳食で育ててました。
日本のように、赤ちゃん用のおやつなども少なくて、おやつにはかぼちゃ団子とか、おにぎりとか・・・。

好き嫌いなく育つように・・・と思ってましたが、それが歯にも良いことだったんですね!嬉しいです!


子供はバレエを週に4回レッスンしてるんですが、いつもミネラルウォーターのみです♪
夏にあまりに汗をかくので心配になって、スポーツウォーターのほうがいいのかな?と思ったんですが、本人が「甘くて気持ち悪い。」と言うので、それを尊重してます(笑)



タイトル 虫歯菌の感染とキシリトールとの関係
質問者 まるこ1995さん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい