痛みの原因とは違う歯の神経を抜いてしまった・・・
相談者:
matsuさん (37歳:女性)
投稿日時:2009-03-25 22:32:00
はじめまして。
私は10年以上同じ歯科に通っています。
その先生は、神経のある歯は出来る限り残そうという考えを持たれています。
ただ引越しで遠くなってしまったのと仕事が忙しくて、なかなか行くことができません。
本日治療中の詰め物の部分に痛みがあったので、会社近くの歯科に初めて行きました。
そこの先生は痛む歯の神経は抜いてしまいましょう、という考えでした。
痛さに負けて神経を抜いてもらうことにしたのですが、右上の5番と6番の間にエアーを吹きかけ、レントゲン写真で6番の一部が少し透過しているように見えるということで、この場所が痛むと確定した先生は6番の神経を抜きました。
3時間ほどして麻酔が切れる頃また同じ箇所が痛みだしたので、歯科に連絡し出向きました。
「私は先ほどの6番の治療は間違えですか?」
と聞いたところ先生は
「痛みはあの歯も関係しています」
とおっしゃいました。
5番を治療してもらい痛みはなくなったのですが、痛みの原因は虫歯ではなく強く歯ブラシをし続けて歯茎が減って歯の根っこの部分が出てきて、それが痛むとのことでした。
しかし明らかに6番には痛みはありませんでした。
2週前に行きつけの歯科にも行っているので、正か誤かは聞けば分かると思います。
今までなるべく神経抜かないよう大事に治療して頂いていたのに、間違いであっさりと抜いてしまってあたかも間違いは無いと言う言葉に疑問を感じます。
このような結末は通常の事なのでしょうか?
私は10年以上同じ歯科に通っています。
その先生は、神経のある歯は出来る限り残そうという考えを持たれています。
ただ引越しで遠くなってしまったのと仕事が忙しくて、なかなか行くことができません。
本日治療中の詰め物の部分に痛みがあったので、会社近くの歯科に初めて行きました。
そこの先生は痛む歯の神経は抜いてしまいましょう、という考えでした。
痛さに負けて神経を抜いてもらうことにしたのですが、右上の5番と6番の間にエアーを吹きかけ、レントゲン写真で6番の一部が少し透過しているように見えるということで、この場所が痛むと確定した先生は6番の神経を抜きました。
3時間ほどして麻酔が切れる頃また同じ箇所が痛みだしたので、歯科に連絡し出向きました。
「私は先ほどの6番の治療は間違えですか?」
と聞いたところ先生は
「痛みはあの歯も関係しています」
とおっしゃいました。
5番を治療してもらい痛みはなくなったのですが、痛みの原因は虫歯ではなく強く歯ブラシをし続けて歯茎が減って歯の根っこの部分が出てきて、それが痛むとのことでした。
しかし明らかに6番には痛みはありませんでした。
2週前に行きつけの歯科にも行っているので、正か誤かは聞けば分かると思います。
今までなるべく神経抜かないよう大事に治療して頂いていたのに、間違いであっさりと抜いてしまってあたかも間違いは無いと言う言葉に疑問を感じます。
このような結末は通常の事なのでしょうか?
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-03-25 23:35:56
こんにちは残念な結果となってしまいましたね。
>このような結末は通常の事なのでしょうか?
通常ではありませんが、ないことではありません。
歯の神経は1本の太い神経で全ての歯の神経は繋がっています。
特に痛みが強い時期には、隣の歯が痛むような感じになることもあります。
>そこの先生は痛む歯の神経は抜いてしまいましょう
痛む歯の神経は元に戻れないダメージを受けてしまうので、神経を取る治療がセオリーですよ。
私も神経・歯質の保存を優先する治療を行いますが、生活に支障が出ている歯の神経はまず取ります。
>2週前に行きつけの歯科にも行っているので、正か誤かは聞けば分かると思います。
レントゲン所見などを見ていないので推測になってしまいますが。
できるだけ神経を取らないと考える先生は素晴らしいと思います。
しかし、2週間後に痛みが出てくるような所見がある歯の神経でもそのままにしておいたのなら、かかりつけの先生のなんでもかんでも神経の保存は???
と思います。
また今回の5番ですが2週間前に問題がないと判断されていれば、かかりつけの先生でも痛みがある時期に受診していれば、6番か5番かの判断は正確にできなかったかもしれませんよ。
歯科は可能性の高い歯、怪しい歯から治療を行うのがセオリーです。
今の先生は診断の結果6番の方が疑わしいと診断を下したので、6番を先に治療を行った訳です。
私も診断に困る時は患者さんに
「痛みの原因であろう確率がこの歯は70%ぐらい、隣の歯が30%ぐらいですから先にこちらを治療して、痛みが引かなければ隣の歯も治療します」
と話をします。
極々稀に2本が原因になっていることもあります。
ですから今回のことはミスなどの類ではなく、特に珍しいことではないことをご理解下さい。
お大事に。
>このような結末は通常の事なのでしょうか?
通常ではありませんが、ないことではありません。
歯の神経は1本の太い神経で全ての歯の神経は繋がっています。
特に痛みが強い時期には、隣の歯が痛むような感じになることもあります。
>そこの先生は痛む歯の神経は抜いてしまいましょう
痛む歯の神経は元に戻れないダメージを受けてしまうので、神経を取る治療がセオリーですよ。
私も神経・歯質の保存を優先する治療を行いますが、生活に支障が出ている歯の神経はまず取ります。
>2週前に行きつけの歯科にも行っているので、正か誤かは聞けば分かると思います。
レントゲン所見などを見ていないので推測になってしまいますが。
できるだけ神経を取らないと考える先生は素晴らしいと思います。
しかし、2週間後に痛みが出てくるような所見がある歯の神経でもそのままにしておいたのなら、かかりつけの先生のなんでもかんでも神経の保存は???
と思います。
また今回の5番ですが2週間前に問題がないと判断されていれば、かかりつけの先生でも痛みがある時期に受診していれば、6番か5番かの判断は正確にできなかったかもしれませんよ。
歯科は可能性の高い歯、怪しい歯から治療を行うのがセオリーです。
今の先生は診断の結果6番の方が疑わしいと診断を下したので、6番を先に治療を行った訳です。
私も診断に困る時は患者さんに
「痛みの原因であろう確率がこの歯は70%ぐらい、隣の歯が30%ぐらいですから先にこちらを治療して、痛みが引かなければ隣の歯も治療します」
と話をします。
極々稀に2本が原因になっていることもあります。
ですから今回のことはミスなどの類ではなく、特に珍しいことではないことをご理解下さい。
お大事に。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-03-26 10:04:00
そうですか、確かに残念な結果であったと思いますが、僕も井野先生に同意で「担当の先生の診断ミス」であるとは思いません。
井野先生の書かれている
>歯科は可能性の高い歯、怪しい歯から治療を行うのがセオリーです。
>今の先生は診断の結果6番の方が疑わしいと診断を下したので、6番を先に治療を行った訳です。
>私も診断に困る時は患者さんに
>「痛みの原因であろう確率がこの歯は70%ぐらい、隣の歯が30%ぐらいですから先にこちらを治療して、痛みが引かなければ隣の歯も治療します」
>と話をします。
>極々稀に2本が原因になっていることもあります。
と言う事ですね。
ですから、前向きに治療を進めるようにしてください。
お大事に。
井野先生の書かれている
>歯科は可能性の高い歯、怪しい歯から治療を行うのがセオリーです。
>今の先生は診断の結果6番の方が疑わしいと診断を下したので、6番を先に治療を行った訳です。
>私も診断に困る時は患者さんに
>「痛みの原因であろう確率がこの歯は70%ぐらい、隣の歯が30%ぐらいですから先にこちらを治療して、痛みが引かなければ隣の歯も治療します」
>と話をします。
>極々稀に2本が原因になっていることもあります。
と言う事ですね。
ですから、前向きに治療を進めるようにしてください。
お大事に。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-26 13:00:04
お二人のご意見に同意します。
結果としてお疑いの状況があることは事実ですが、医療行為としては妥当なものであると思われますので、ごく冷静に判断して、医療の限界の範疇だと思われます。
結果としてお疑いの状況があることは事実ですが、医療行為としては妥当なものであると思われますので、ごく冷静に判断して、医療の限界の範疇だと思われます。
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-03-26 14:56:29
患者さんご自身で何処の歯が痛いとか痛くないとか、確定的に判別出来る事の方が珍しい、と思います。
今回の事も、歯ブラシとかの原因と書かれていますので、両方とも傷付いていて痛んでいた可能性が高いと思われます。
磨き方の癖で、特異的に削れる場所は同じような場所になりますので。
神経を残す事は否定しませんが、無理してでも残そうとしてで今回のように2週間後に痛む、と言う結果が出ています。
そちらの方の意味も少し考えて下さい。
又神経の治療を真剣に考えて下さっているのでしたら、顕微鏡とか拡大鏡を常時使用している先生を探される事もお勧めします。
もしかすると保険外になってしまうかも知れませんが、価値は高いともいますので。
今回の事も、歯ブラシとかの原因と書かれていますので、両方とも傷付いていて痛んでいた可能性が高いと思われます。
磨き方の癖で、特異的に削れる場所は同じような場所になりますので。
神経を残す事は否定しませんが、無理してでも残そうとしてで今回のように2週間後に痛む、と言う結果が出ています。
そちらの方の意味も少し考えて下さい。
又神経の治療を真剣に考えて下さっているのでしたら、顕微鏡とか拡大鏡を常時使用している先生を探される事もお勧めします。
もしかすると保険外になってしまうかも知れませんが、価値は高いともいますので。
相談者からの返信
相談者:
matsuさん
返信日時:2009-03-27 00:43:08
諸先生方ご回答ありがとうございます。
初めての投稿で不安がありましたが、現実的なご回答を頂いて納得することができました。
またお尋ねしたい事があった折りには、是非よろしくお願いいたします。
初めての投稿で不安がありましたが、現実的なご回答を頂いて納得することができました。
またお尋ねしたい事があった折りには、是非よろしくお願いいたします。
タイトル | 痛みの原因とは違う歯の神経を抜いてしまった・・・ |
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質問者 | matsuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の痛み その他 歯医者への不満・グチ その他(歯科治療関連) 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。