親知らず抜歯後、7番の歯茎の下の骨にあいた穴の処置 (アメリカ)

相談者: panさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-03-28 19:06:57
こんにちは、初めて相談をさせて頂きます。

こちらのチャンネルで似た様な質問もいくつか閲覧させて頂きましたが、「ドライソケット」とは違いそうでしたので、質問をさせて頂きます。(歯茎下の骨に穴があいているので)


現在アメリカに住んでおります。
今年の1月に下8番第3大臼歯を左右2本抜歯しました。

抜歯後に両方の下7番第2大臼歯虫歯があり、治療になりました。

親知らずが両方とも横向きに生えていた為、虫歯は歯茎下にあり、3月に歯茎専門医の元での治療となりました。
(日系の先生です)


右下8番はクラウンレングスリングを行い、無事に虫歯を取り除きコンポジットの処置で終了。

数週間後に左下8番の治療を行いました。
しかし歯茎を切リ開いて見た所、幸いな事に左は虫歯ではありませんでした。
レントゲンで「影」として写っていたのが虫歯と見えたようです)


しかし歯茎を切り開いてみた所、歯茎の下の骨の部分に大きな穴があいている事分かりました。

先生が

「穴が大きいのでボーンパウダーを入れた方がこれからの歯茎の健康の為にいいでしょう」

と提案されました。

英語の上にあまりこの治療についての知識がなく不安がありました。
しかし治療中でしたので歯茎を既に開いていました。

今回は何もせずに塞いで、色々と調べてから納得し、もう1度歯茎を開いて治療、とゆうのはあまり気が進みませんでした。


説明をして頂いた後に、先生の提案した通りの治療を致しました。
金額も$100〜200で負担は多くなかったのも受けた理由の1つです。


治療の内容は「人間のボーンパウダー」をあいている穴に入れ、その上からパウダーが染み出ない様、牛の細胞?から作られたとても小さい白い四角い紙の様な物をカバーとして入れました。

そして歯茎を縫い合わせて終了。
英語では「Regeneration」という治療のようです。
骨造成と同じ感じなのでしょうか。


パウダーは人の物か動物の物の選択肢があり、人間の物を選択しました。
カバーは牛とテフロンの選択肢がありました。
先生に聞いてみた所、テフロンより牛の方が自然で良さそうでしたので牛にしました。


私が英語が堪能でない為、細かい事がよく分かっていません。
ご回答頂ける先生方、この治療は日本では普通に行われているのでしょうか。

この処置の必要性、そしてこの処置によって何か後々に問題が起こる事はありますでしょうか。

秋には日本に帰国し、アメリカには戻りませんので、その後のトリートメントにも不安があります。

どうぞ宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-03-29 08:38:38
ソケットプリザベーションと言われる処置のようにも感じますが、実際に拝見させていただいていないのでコメントしにくいですね。

仮にソケットプリザベーションであれば問題ないと思われますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-03-29 14:17:24
こんにちは。

あくまで想像ですが、恐らく今ある7番の後方にあった親知らずを抜歯した部分の、本来7番を支えるためにあるはずの骨が無いために、骨造成をしようという意味ではないかと思います。

要するに8番を抜歯した事に対する処置というより、7番を守ってゆくためであると思われます。


使用している材料については、日本ではまだ然程一般的ではありませんが、アメリカではよく使用される物ですのでそれ程ご心配はいらないと思います。

私個人の私見では、その選択でよかったのではないかと思っています。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 09:58:46
僕も田中先生に同意です。

「ソケットプリザベーション」+「GTR」と言う感じでしょうか。
良い方法だと思います。

使用された材料も日本では手に入らない系のモノなので、個人的評価はできませんが、海外では「良いモノ」だと言われています。

日本は厚労省の薬事が厳しく、治療成績の良い材料であっても認可が下りないと言う事があります。
これが「日本の医療は諸外国からみて数年遅れている」と言われる由縁です。

しかし「新しいモノがすべて良いか?」と言われれば、そうでは無い事もありますし、「国民の安全」と言う事を考えれば仕方のない事なのかもしれません。


いずれにしても、良い治療法だったのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: panさん
返信日時:2009-03-31 14:51:51
荒木先生、田中先生、タイヨウ先生ご回答頂きましてどうもありがとうございました。

皆様のご回答の通りの治療だと思います。


この治療で良かった、と思える様になりました。
右側の親知らず抜歯し、多分同じ様な穴がそちらにもあると思うので、必要があればアメリカにいる内に同じ治療を受けようと思います。

本当にどうもありがとうございした。



タイトル 親知らず抜歯後、7番の歯茎の下の骨にあいた穴の処置 (アメリカ)
質問者 panさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
親知らずの抜歯
材料・機材関連
専門的な質問その他
アメリカ(米国)
回答者




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