抜髄を避けたい。ビスホスフォネート製剤使用の可能性がある場合の治療法
相談者:
miiさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-03-30 00:49:21
はじめまして。
左下7番の治療について悩んでいます。
2週間ほど前、舌側上部(8番寄り)が4分の1くらい(8番隣接部は根元ギリギリまで)欠けてしまい(斜めに欠けてる感じです)歯科に行ったところ、C2との診断で根治後クラウンを被せると説明を受けました。
現状痛みなどは特にない為、正直抜髄にはかなり抵抗があります。
このサイトを見ているとそれでも仕方ない場合もあるのかなと思いつつ、担当の先生に神経を残せる方法がないか聞いてみたいと思ったのですが・・・
まだ歯科には話をしていないことがひとつ。
(初診時に病歴について聞かれましたが言えませんでした。。)
現在乳がんを患っており、今はまだ検査に引っかかっていませんが、原発部位が骨転移しやすい場所であること・既に他所への遠隔転移があること・私自身がまだ若いこと等考えた際、早かれ遅かれ骨転移発覚→ビスフォスフォネート剤(ゾメタ)点滴という流れも考えたくないですがありえなくない気がしています。
もともとの私の希望としては(出来る出来ないは別としても)神経を残す治療ですが、色々考えるとゾメタ必須になった時、リスクを背負う確立が少しでも低くなる様な治療(どんな方法であれ)を今のうちにして頂くのがいいのかなと思ってきました。
過去の投稿を読んでみても実際副作用等をどの位心配しなくてはいけないのかよく解らなく、考えすぎかもしれませんがおびえてます。。
ただ今後これ以上悪くしないようにする努力と、今回の左下7番の治療は極力再治療になる可能性が少ない予後が安定しそうな方法をとりたいです。
このような場合、どうするのがベストでしょうか?
また、担当の先生には上記のような懸念も全てお話するべきなのでしょうか?
ご意見いただけると幸いです。
左下7番の治療について悩んでいます。
2週間ほど前、舌側上部(8番寄り)が4分の1くらい(8番隣接部は根元ギリギリまで)欠けてしまい(斜めに欠けてる感じです)歯科に行ったところ、C2との診断で根治後クラウンを被せると説明を受けました。
現状痛みなどは特にない為、正直抜髄にはかなり抵抗があります。
このサイトを見ているとそれでも仕方ない場合もあるのかなと思いつつ、担当の先生に神経を残せる方法がないか聞いてみたいと思ったのですが・・・
まだ歯科には話をしていないことがひとつ。
(初診時に病歴について聞かれましたが言えませんでした。。)
現在乳がんを患っており、今はまだ検査に引っかかっていませんが、原発部位が骨転移しやすい場所であること・既に他所への遠隔転移があること・私自身がまだ若いこと等考えた際、早かれ遅かれ骨転移発覚→ビスフォスフォネート剤(ゾメタ)点滴という流れも考えたくないですがありえなくない気がしています。
もともとの私の希望としては(出来る出来ないは別としても)神経を残す治療ですが、色々考えるとゾメタ必須になった時、リスクを背負う確立が少しでも低くなる様な治療(どんな方法であれ)を今のうちにして頂くのがいいのかなと思ってきました。
過去の投稿を読んでみても実際副作用等をどの位心配しなくてはいけないのかよく解らなく、考えすぎかもしれませんがおびえてます。。
ただ今後これ以上悪くしないようにする努力と、今回の左下7番の治療は極力再治療になる可能性が少ない予後が安定しそうな方法をとりたいです。
このような場合、どうするのがベストでしょうか?
また、担当の先生には上記のような懸念も全てお話するべきなのでしょうか?
ご意見いただけると幸いです。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2009-03-30 02:07:21
こんばんは。
当たり前のような意見で申し訳ないですが、やはりここは全ての現病状と今現在使用されているお薬は早めにお話下さい。
お調べになったようですが、乳がん治療の際にホルモン療法+ゾメタの使用は年齢から想像すると可能性としては高いと思います。
閉経前のホルモン感受性早期乳がんにおいては、治療での使用とその再発抑制効果が期待されているお薬なのです。
ビスホスフォネート製剤での顎骨壊死は歯科における抜歯等の外科処置後に起こるとされていますが、未だ絶対という診断基準はありません。
ただ経口投与されたものよりは注射にて高濃度投与された場合に多いため、やはりそうなった時には注意を要すると思われます。
ただ現病状を考慮すると、ビスホスフォネートの使用と歯科治療の関係や副作用等を懸念するよりも、乳がんの再発抑制効果の期待の方が大きいため、もし使用することになった時の優位性は明らかであると思います。
なので7番の処置ですが、今後歯髄が失活したりしないような状態であるのならばそのまま抜髄せずに治療する事が望ましいとは思いますが、その後に高確率で歯髄に問題が出そうなくらいの割れ方をしているのであれば、逆に二次的に問題を起こさないようなきちんとした根管治療が必要だと思います。
まぁ、これは現病歴が無くても同じなのですが。
さらに厳密な治療が必要という事です。
加えて、今既に乳がんの治療が進行しているのであれば歯科治療においても何がしかの制限があるかも知れませんので、医科・歯科どちらにも今の現状を詳しくお話になって下さい。
当たり前のような意見で申し訳ないですが、やはりここは全ての現病状と今現在使用されているお薬は早めにお話下さい。
お調べになったようですが、乳がん治療の際にホルモン療法+ゾメタの使用は年齢から想像すると可能性としては高いと思います。
閉経前のホルモン感受性早期乳がんにおいては、治療での使用とその再発抑制効果が期待されているお薬なのです。
ビスホスフォネート製剤での顎骨壊死は歯科における抜歯等の外科処置後に起こるとされていますが、未だ絶対という診断基準はありません。
ただ経口投与されたものよりは注射にて高濃度投与された場合に多いため、やはりそうなった時には注意を要すると思われます。
ただ現病状を考慮すると、ビスホスフォネートの使用と歯科治療の関係や副作用等を懸念するよりも、乳がんの再発抑制効果の期待の方が大きいため、もし使用することになった時の優位性は明らかであると思います。
なので7番の処置ですが、今後歯髄が失活したりしないような状態であるのならばそのまま抜髄せずに治療する事が望ましいとは思いますが、その後に高確率で歯髄に問題が出そうなくらいの割れ方をしているのであれば、逆に二次的に問題を起こさないようなきちんとした根管治療が必要だと思います。
まぁ、これは現病歴が無くても同じなのですが。
さらに厳密な治療が必要という事です。
加えて、今既に乳がんの治療が進行しているのであれば歯科治療においても何がしかの制限があるかも知れませんので、医科・歯科どちらにも今の現状を詳しくお話になって下さい。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-30 04:45:10
miiさまおはようございます。
7番の抜髄処置をすることになっているが、できるだけ抜髄を避けたいと考えていらっしゃるのですね。
お気持ちはよく理解できます、実際保存できるかどうかはカリエスの状態を評価しないことには判断いたしかねます。
また保存できるか出来ないかのボーダーラインの時は、やってみないことにはわからないこともあります。
乳がんの闘病中のこともお話になって御自分の希望も伝えたうえで、歯髄保存についての可能性をもう一度考えていただいてはいかがでしょうか。
参考になさってください、お大事になさいませ。
7番の抜髄処置をすることになっているが、できるだけ抜髄を避けたいと考えていらっしゃるのですね。
お気持ちはよく理解できます、実際保存できるかどうかはカリエスの状態を評価しないことには判断いたしかねます。
また保存できるか出来ないかのボーダーラインの時は、やってみないことにはわからないこともあります。
乳がんの闘病中のこともお話になって御自分の希望も伝えたうえで、歯髄保存についての可能性をもう一度考えていただいてはいかがでしょうか。
参考になさってください、お大事になさいませ。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-31 12:39:04
『このような場合、どうするのがベストでしょうか?
また、担当の先生には上記のような懸念も全てお話するべきなのでしょうか?』
順序が逆です。
まず、主治医にすべてを話して。
それをもとに相談してから、の話です。
なぜ、主治医に隠し事をするのか?
理解できません?
また、担当の先生には上記のような懸念も全てお話するべきなのでしょうか?』
順序が逆です。
まず、主治医にすべてを話して。
それをもとに相談してから、の話です。
なぜ、主治医に隠し事をするのか?
理解できません?
相談者からの返信
相談者:
miiさん
返信日時:2009-03-31 23:06:47
田中先生、山田先生、佐藤先生、ご返信ありがとうございます。
やはり現状をお話ししないことには先に進みませんよね、、反省しています。
問診時には周りに他の方も結構おり、言うのをためらってしまいましたが、次回はきちんとお伝えして今後についても相談してきたいと思います。
ありがとうございました!
やはり現状をお話ししないことには先に進みませんよね、、反省しています。
問診時には周りに他の方も結構おり、言うのをためらってしまいましたが、次回はきちんとお伝えして今後についても相談してきたいと思います。
ありがとうございました!
タイトル | 抜髄を避けたい。ビスホスフォネート製剤使用の可能性がある場合の治療法 |
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質問者 | miiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 根管治療の治療法 薬剤その他 根管充填 癌(抗がん剤服用中) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。