口内炎で1年通院...いきなり硬口蓋癌ステージ?。治療と診断について

相談者: totoroさん (39歳:男性)
投稿日時:2009-03-28 00:57:42
相談させていただきます。

ある時4〜5mm位の口内炎らしき物が上顎にでき、二週間経っても治らないので口腔外科に受診に行きました。


担当の先生は、口内炎(火傷ではないか)とのことで念のため細胞検査をし、結果は悪性ではないとの事で、うがい薬と塗り薬(ステロイド系)を処方され、二週間後の予約をとり帰りました。

二週間経っても症状は変わらず少しだけ大きくなっているような感じでした。

診察した先生いわく"刺激を出来るだけ与えない様に"との事で、この時はうがい薬と噴霧式の薬を処方してもらい一ヵ月後の予約をとり帰りました。


その後は、月に1回多い時で2回の治療が一年弱続き(その間検査無し、塗り薬・うがい薬・噴霧薬継続使用)徐々に口内炎(患部)も大きく(18〜20mm位)なり、痛みも強くなっていました。


初診から一年位の時、急に先生が

"顔が変わった。
生体検査をしましょう"

と慌てた感じで言われ、上に確認するとの事、しばらくして担当の上の先生が出て来て 

"広がってしまったら大変、検査は出来ない。
急いで手術をしましょう。"

と言われました。
私は訳が分からず

"どういう事ですか?どんな手術ですか?"

と尋ねると、上の先生が言うには、

"上顎の患部の周りごと切りとる。
鼻の穴と口が繋がるな感じで、も何本かとる様でしょう。。
これは命に係わることですよ。"

といきなり言われました。


私は、その場で納得出来ず、

"他の病院でも診てもらいたい"

と告げ紹介状を貰い、その場は帰りました。



別の病院に行くと直ぐに生体検査、血液検査、その場でエコー検査、私が

"前の病院では広がる可能性が高いので生検は出来ないと言われたのですが。"

と伝えると、先生は平然と

"そう言われましたか、大丈夫ですよ"

と言われました。
検査が一通り終わり、その後、日にちをずらしMR・CT・PET検査をし、一週間後に結果が出ました。


扁平上皮硬口蓋癌ステージ? でした。


ステージ?なら、しょうがないと割り切れるのですが、月に一回二回、毎月通院していたのにステージ?になるまで分からない物なのでしょうか ?

一年近くも症状が変わらないのに、ステロイド系の塗り薬を処方する物なのでしょうか ?


ご意見を頂けますでしょうか。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-03-28 05:53:27
totoroさまおはようございます。

口内炎らしきものが出来て口腔外科を受診なさった所、生検で悪性では無いとの診断で通院を1年弱続けたところ、突然悪性の疑いが出てきたといわれてびっくりなさったわけですね。

通常病変が1週間以上続いて変化が無ければ、炎症性疾患ではないことを疑わなければなりません。

この点で少し変だと気づくべきだったと思います、それはさておきとりあえず診断がでたわけですから、病気と向き合いこれを治すにはどのような方法がいいかご自身で考えられた上で、主治医と相談なさってこれからの戦略を考えてください。



少し問題は違うかもしれませんが、私も2年前の2月に股関節の痛みを覚え2ヶ月くらい様子を見ていました。

一向によくならないのでかかりつけの整形外科で診ていただいたら、股関節は問題ないただの使いすぎでしょうとのことでした。

湿布薬と鎮痛剤を処方されて使っていましたがひどくなるばかりだったのでこれ以上続けていても無駄と感じて、別の病院へかわった所変形性股関節症との診断でした。

いずれ手術が必要なので痛みで我慢できなくなったら手術しましょうとのことでした、多量の鎮痛剤と湿布薬をもらって半年後来て下さいとのことで予約を取りました。


私としては痛い理由がわかったのでそれはそれなりに納得できたのですが、その次はいきなり手術ということなのであらゆる手を使って調べはじめました。

私なりに病気のことがわかってきて、治療方法についても色々あることが理解できました。


次は誰に治療をゆだねるかになってきたのでDr探しを始めました、幸い歯科医という立場で医科のDrにも知り合いは多いので捜してもいただきました。

そして西は岡山、東は金沢まで6人のDrに直接診察を受けました。
結局大阪の増原先生にお願いすることにして、現在年に一回診察を受けています。


結局の所、リハビリで筋力トレーニングをして現在の所杖もつかずに歩けるようになって、当分手術は必要ないところまで回復しました。

この間それぞれのDrから色々な提案をされましたが最後に決めるのは自分です、今後後悔しなくてもいいように十分考えて今後の戦略を決めるのがいいと思います。


私の場合は直接命にかかわることがないのでtotoroさまとは状況が違いますが、考え方は同じでいいように思います。

気分的に落ち着いてきたら、気を取り直して自分を信じてがんばってください。

お大事になさいませ。


変形性股関節症闘病記
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=118

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-03-29 00:57:33
totoro さん、こんにちは。

いきなりがんだと告知を受け、非常にショックなこととお察しします。

このような結果になった背景には最初に細胞診を行った結果が「悪性ではない」と言うことが一因しているような気がします。

確かにその時は悪性ではなかったのでしょう。
もし、最初に悪性であれば一年も経過すれば、今以上にもうすでにかなり進行していることと思います。


すなわちおそらく一年の間にどこかで、が発生してしまったことが予想されます。
しかし、どのタイミングで細胞診や組織診を行えばよかったのかと言われると、これは神のみぞ知るところと言わざるを得ません。


しかし、通常一年以上もステロイド軟膏で改善が見られなかったのであれば、もう少し何か他の手を考えるべきだったのではと思います。

ステージ?と言うことですが、まだ初期の段階だと言えると思います。

これから手術やその他の治療が始まると思いますが、まだまだ完治する可能性も十分にあると考えます。


前向きに病気に立ち向かってください。

完治されて心身ともにお元気になられることを祈念いたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: totoroさん
返信日時:2009-03-30 02:01:23
山田先生、畑田先生、御忙しい所ご意見・励ましのお言葉有難うございました。


現在、外科手術により上顎の患部(直径20?位)とその周り(10?強)の粘膜、が浸潤して殆ど残って無かったが、硬口蓋の骨・奥歯数本切除し、病理診断結果も転移・飛散は無いだろうとの事でそれなりに回復に向かっております。


ただこれから一生上顎に穴が開いた状態でそれを塞ぐ義歯の生活だと思うと...。

私より大変な思いをされてる方は大勢いると理解し、受け入れ様としても、精神的な部分で参りそうです。


術前・術後、何人かの先生にステージ?・?について話を聞きましたが、ステージ?の段階で口蓋の骨に癌が浸潤していなければ粘膜のみの切除、若しくは他の治療法で口蓋に穴が開かず口と鼻が直接つながらなくても済んだのでは....。

あれだけ頻繁に通院していたのに、癌が浸潤し骨が無くなる状態まで気が付かないのは、医療ミス、誤診ではないのでしょうか ?

病院を訴え否を認めさせる事は出来るのでしょうか ?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 03:38:02
こんばんは。

今現在の心情をお察しすると、お気持ちは解らなくもないとは思います。

が、やはり畑田先生もご指摘されている「細胞診の結果」が既にあった事が逆に発見が遅れた理由ではないでしょうか。

またその後あまり刺激を与えないようにとの処置は、恐らくはその後の化を懸念しての措置であるような気がします。

といっても想像からだけなので断定は出来ませんが。



詳しくは法律に関する相談等を受け付けてくれる所を市役所などでお聞きになっていただかなければ、このサイトではお答え出来る立場にありません。

例えば訴えを起こしたとしても、これからご自身が立ち向かわねばならない事は変わらないでしょう。

一時的に気が紛れるだけで、もしそれが敗訴となった場合には二重三重に精神的ダメージを被る事になってしまう可能性も否めません。
私個人的にはそういった事柄が心配です。


口腔癌を扱っている医療機関であれば、今後そういった事にどう向き合ってゆけばよいのかをご相談できるカウンセラー等も紹介いただけるのではないでしょうか。

もしその病院ではいなくとも、そういった機関を探してみるという事も大事であると思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 10:58:16
すみません、ずれるかもしれないのですが、多分指導を受けていると思うのですが、煙草は絶対に止めて下さい。

こういったの場合、煙草はとても良くないので、念の為書かせていただきました。

又食べ物とかでも刺激物は避けて下さるよう、熱過ぎるものも避けて下さるよう念の為書かせていただきます。


お大事にされて下さい。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 11:27:09
>病院を訴え否を認めさせる事は出来るのでしょうか ?

田中先生もお書きのように、法律関係のお話を聞いてくれる所に相談された方が良いと思います。


しかし、それ以上に

口腔癌を扱っている医療機関であれば、今後そういった事にどう向き合ってゆけばよいのかをご相談できるカウンセラー等も紹介いただけるのではないでしょうか。

もしその病院ではいなくとも、そういった機関を探してみるという事も大事であると思います。 」

だと思います。


お大事にされてください。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 11:52:30
このあたりは訴訟問題に発展しかねないので・・・

発見できたか、発見できなかったか・・・

それは、その場で見てみないと分かりません。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 13:03:15
『一生上顎に穴が開いた状態でそれを塞ぐ義歯の生活』

友人と弟が形成外科医なので、本当に塞げないのか?
ちょっと調べてもらいます。

確かにお辛いとは思います。
前向きになれない精神状態の時もあって当然だと思いますが、ポジティブになれれば前を向いてちょっとでも楽しくなるようなお心になれますよう、ご祈念いたします。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-03-30 13:51:25
佐藤先生が書かれているように、確かに再建外科はかなり凄い事も出来るように成って来ていますね。

書いて良いのかどうか、拙かったら削除していただきたいのですが、以前神戸大にいた横尾先生、今群馬大の教授に成っていますが(実は大学の同級生で友人で、再建外科の第一人者です)、彼に聞いた話ですが、その道は凄腕を本当に探さないといけないそうなので、希望を持って探されて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: totoroさん
返信日時:2009-04-01 20:16:15
返信が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。

諸先生方、ご意見、アドバイスを頂き有難うございました。

ご意見、アドバイスを参考に法律関係の相談窓口を捜し今後の対処方を考えたいと思います。


また再建外科については術後の傷口が落ち着かなければ現状(術後一ヶ月)ではどうしようもないですよね ?

勉強していきたいと思います。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-04-02 19:43:02
形成からのコメントは、

『診てからじゃないと何とも、、』

ガンの進行状態と、抗がん剤などの問題もあるようです。
穴があいても穴を塞ぐだけなら出来るようですが、それ以外の要因が、問題の様です。

除去後のことも大事なことですので、主治医にも十分に相談して頂いてくださいね。
前むきになって下さいね。


無事治療が終わりますようご祈念致しております。




タイトル 口内炎で1年通院...いきなり硬口蓋癌ステージ?。治療と診断について
質問者 totoroさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 粘膜の病気・異常
舌、粘膜、唇の病気・異常その他
歯科/医療ミス
医療ミス、不信感その他
口腔外科関連
口内炎
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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