帰国予定あり。歯列矯正の終了・保定とその後の補綴はどこで? (ドイツ)
相談者:
YNさん (35歳:女性)
投稿日時:2009-04-09 00:24:12
お世話になります。
既に矯正歯科医に一度相談しているのですが、セカンドオピニオンを頂戴したく相談させていただきます。
現在、海外(ドイツ)で矯正をしています。
夏に帰国が決まり、こちらのプランでは、それまでに矯正装置を外してリテーナーへ移行することになっています。
その直前に行う治療が以下の通りです。
1.現在、上の前歯2〜3番目に隙間があり、1〜2ヶ月で閉じる予定(本当にあと少しです)
2.6月末に、上下左右6の歯にクラウンを入れ、沈んだ歯の高さを合わせる
3.矯正装置を外し、夜のみ装着するリテーナーにし、終了
帰国後の保定のことで日本の歯科医に相談したところ、このような意見でした
1.今の状態でリテーナーに移行すると、再び歯の隙間が開いてしまう可能性が高い
2.クラウンはトラブルがあった場合対処が難しいので、日本ですべき
3.出来れば矯正装置は外さず、日本で矯正継続した方がいいのでは
(外してしまうと再び費用がかなりかさむため)
隙間を閉じる治療はもとからあった予定通りで、隙間が閉じれば矯正装置は外すというプランでした。
個人的には、費用面でクラウンもドイツでやりたいと思うのですが、やはり上記のドイツの治療はかなりリスクが高いのでしょうか?
また、隙間が閉じたあと、1ヶ月は動かさないで置いたとしても、やはり後戻りのリスクは高いでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご意見伺えればありがたいです。
よろしくお願い致します。
既に矯正歯科医に一度相談しているのですが、セカンドオピニオンを頂戴したく相談させていただきます。
現在、海外(ドイツ)で矯正をしています。
夏に帰国が決まり、こちらのプランでは、それまでに矯正装置を外してリテーナーへ移行することになっています。
その直前に行う治療が以下の通りです。
1.現在、上の前歯2〜3番目に隙間があり、1〜2ヶ月で閉じる予定(本当にあと少しです)
2.6月末に、上下左右6の歯にクラウンを入れ、沈んだ歯の高さを合わせる
3.矯正装置を外し、夜のみ装着するリテーナーにし、終了
帰国後の保定のことで日本の歯科医に相談したところ、このような意見でした
1.今の状態でリテーナーに移行すると、再び歯の隙間が開いてしまう可能性が高い
2.クラウンはトラブルがあった場合対処が難しいので、日本ですべき
3.出来れば矯正装置は外さず、日本で矯正継続した方がいいのでは
(外してしまうと再び費用がかなりかさむため)
隙間を閉じる治療はもとからあった予定通りで、隙間が閉じれば矯正装置は外すというプランでした。
個人的には、費用面でクラウンもドイツでやりたいと思うのですが、やはり上記のドイツの治療はかなりリスクが高いのでしょうか?
また、隙間が閉じたあと、1ヶ月は動かさないで置いたとしても、やはり後戻りのリスクは高いでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご意見伺えればありがたいです。
よろしくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-04-09 02:09:33
YNさまこんばんわ。
矯正治療の動的治療が終了しつつある時期に日本に帰国することになり、費用面でドイツでの治療を希望なさっているのですね。
文面からはおそらく夏までには隙間は閉じるように思いますが、ただちにブラケットをはずしてしまうと後戻りしそうに思います。
長年矯正治療を手がけていますが、アンテリアーリトラクション終了後すぐにブラケットをはずしたことはないので実際にどうなるか経験はありませんが、通常少なくとも半年くらい動的治療が終了しても、ブラケットをはずすことは無いと思います。
したがってクラウンを製作するのはブラケットをはずした後になるので、ドイツでの治療は出来ないことになるでしょう。
出来るだけドイツで治療をすすめておいて経過観察を日本で行った後、後戻りの心配が無くなってからクラウンを作るのがいいように思います。
帰国の際には矯正治療の診断資料と診断結果治療経過などは持って帰られて、日本の矯正歯科医に参考資料として渡していただくのがいいように思います。
参考になさってください。
矯正治療の動的治療が終了しつつある時期に日本に帰国することになり、費用面でドイツでの治療を希望なさっているのですね。
文面からはおそらく夏までには隙間は閉じるように思いますが、ただちにブラケットをはずしてしまうと後戻りしそうに思います。
長年矯正治療を手がけていますが、アンテリアーリトラクション終了後すぐにブラケットをはずしたことはないので実際にどうなるか経験はありませんが、通常少なくとも半年くらい動的治療が終了しても、ブラケットをはずすことは無いと思います。
したがってクラウンを製作するのはブラケットをはずした後になるので、ドイツでの治療は出来ないことになるでしょう。
出来るだけドイツで治療をすすめておいて経過観察を日本で行った後、後戻りの心配が無くなってからクラウンを作るのがいいように思います。
帰国の際には矯正治療の診断資料と診断結果治療経過などは持って帰られて、日本の矯正歯科医に参考資料として渡していただくのがいいように思います。
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
YNさん
返信日時:2009-04-09 03:45:03
早速の回答どうもありがとうございます。
やはりはずさないほうがいいですか・・・
複数のお医者様がそういうのであれば、そのほうが結果的に安全かつ安く済みそうですね。
なぜクラウンをつけて装置をはずす方向に急いだのかわかりませんが、リスクについては何も説明されなかったので、医者のほうに後戻りの心配はないからそういっているのだと思っていました。
もう一度そのあたりを相談し、こちらの医師の意見を聞いてみようと思います。
やはりはずさないほうがいいですか・・・
複数のお医者様がそういうのであれば、そのほうが結果的に安全かつ安く済みそうですね。
なぜクラウンをつけて装置をはずす方向に急いだのかわかりませんが、リスクについては何も説明されなかったので、医者のほうに後戻りの心配はないからそういっているのだと思っていました。
もう一度そのあたりを相談し、こちらの医師の意見を聞いてみようと思います。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-09 08:39:58
矯正治療後は、成人、子供を問わず保定(リテイナー)が必要です。
矯正治療による歯の移動とその後の保定は、ワンセットとしてとらえてください。
クラウンの話ですが、ワイヤー結紮中でもやってやれないことは有りません、個人差が有りますが自然挺出の恐れが有り仮歯を入れながら治療すべきでした。
一時帰国でないならば、ワイヤーを着けたままにしておき、これを保定装置としながら(移動終了後さらに細いワイヤーで結紮固定するなどして)帰国して、矯正の完成度をチエックしてから外す方がベターと考えます。
矯正治療による歯の移動とその後の保定は、ワンセットとしてとらえてください。
クラウンの話ですが、ワイヤー結紮中でもやってやれないことは有りません、個人差が有りますが自然挺出の恐れが有り仮歯を入れながら治療すべきでした。
一時帰国でないならば、ワイヤーを着けたままにしておき、これを保定装置としながら(移動終了後さらに細いワイヤーで結紮固定するなどして)帰国して、矯正の完成度をチエックしてから外す方がベターと考えます。
回答3
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2009-04-09 10:23:36
私も山田先生と同意見です。
症例にもよりますが、多くの場合は空隙の閉鎖後、咬合の緊密化を計るという治療ステージがあります。
文面から推測しますとYNさまの場合、帰国するため急いで治療を終えようとしているようにも思います。
もし臼歯部に補綴処置をするため、細かい噛み合わせを矯正治療で整える必要がないのであれば、ワイヤーの治療を終えてもいいと思いますが、そうでなければ日本での矯正治療の継続をお勧めします。
症例にもよりますが、多くの場合は空隙の閉鎖後、咬合の緊密化を計るという治療ステージがあります。
文面から推測しますとYNさまの場合、帰国するため急いで治療を終えようとしているようにも思います。
もし臼歯部に補綴処置をするため、細かい噛み合わせを矯正治療で整える必要がないのであれば、ワイヤーの治療を終えてもいいと思いますが、そうでなければ日本での矯正治療の継続をお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
YNさん
返信日時:2009-04-10 03:55:32
タイトル | 帰国予定あり。歯列矯正の終了・保定とその後の補綴はどこで? (ドイツ) |
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質問者 | YNさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウン(差し歯・被せ)その他 歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 ドイツ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。