授乳中における3MIX-MP法の安全性について
相談者:
みゆうママさん (31歳:女性)
投稿日時:2009-04-14 08:57:14
去年の12月に産後まもなく3MIX−MP法で虫歯2本治療を致しました。
その際の医師からの説明では使う薬は極小量であり、授乳中であっても母乳には影響しないとの事でした。
しかし、ネットで調べてみると、妊娠・授乳中は避けた方がいいとあり、完全母乳で育てている為、とても不安になってきました。
授乳中使用してはいけないとされているメトロニダゾールやミノサイクリンは本当に赤ちゃんに影響は無いのでしょうか?
またミノサイクリンは骨の発育や、これから生えてくる歯に影響を及ぼすとありますが、大丈夫なのでしょうか?
もっと詳しく調べてから承諾をするべきだったと、深く反省しております。
それにしても、通常授乳中にもかかわらず3MIX-MP法での治療はされるものなのでしょうか?
結局2本のうちの1本はその後痛みが強くなり抜髄することとなってしまったのですが、もう1本はまた半年後に来てくださとの事でしたが、今すぐにでも詰めた薬を取り除いてもらった方がいいのでしょうか?
心配で夜もろくに眠れません。
どうかご返答よろしくお願い致します。
その際の医師からの説明では使う薬は極小量であり、授乳中であっても母乳には影響しないとの事でした。
しかし、ネットで調べてみると、妊娠・授乳中は避けた方がいいとあり、完全母乳で育てている為、とても不安になってきました。
授乳中使用してはいけないとされているメトロニダゾールやミノサイクリンは本当に赤ちゃんに影響は無いのでしょうか?
またミノサイクリンは骨の発育や、これから生えてくる歯に影響を及ぼすとありますが、大丈夫なのでしょうか?
もっと詳しく調べてから承諾をするべきだったと、深く反省しております。
それにしても、通常授乳中にもかかわらず3MIX-MP法での治療はされるものなのでしょうか?
結局2本のうちの1本はその後痛みが強くなり抜髄することとなってしまったのですが、もう1本はまた半年後に来てくださとの事でしたが、今すぐにでも詰めた薬を取り除いてもらった方がいいのでしょうか?
心配で夜もろくに眠れません。
どうかご返答よろしくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-04-14 09:12:58
みゆうママさまおはようございます。
3MIX−MP法でむし歯の治療をなさっているので、母乳に移行するか心配なさっているのですね。
3MIX−MP法についての基礎的な報告については知見がないので断定はできませんが、常識的に考えて歯髄への浸透量とそこから血液中に移行して、さらに乳汁中に移行する量はおそらく無視できる量と考えます。
心配なさらなくてもいいと思います、それでも心配と仰るなら気持ちの問題ではないでしょうか、これについては理屈ではないので除去してもらうのが一番いいと思います。
参考になさってください。
3MIX−MP法でむし歯の治療をなさっているので、母乳に移行するか心配なさっているのですね。
3MIX−MP法についての基礎的な報告については知見がないので断定はできませんが、常識的に考えて歯髄への浸透量とそこから血液中に移行して、さらに乳汁中に移行する量はおそらく無視できる量と考えます。
心配なさらなくてもいいと思います、それでも心配と仰るなら気持ちの問題ではないでしょうか、これについては理屈ではないので除去してもらうのが一番いいと思います。
参考になさってください。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-14 09:13:58
歯に貼薬する場合は極少量ですし、たとえ全部漏れ出し飲み込んだとしても、母体がほとんどを処理してしまいますから、母乳にはほとんど移行しないはずです。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-14 11:02:22
上記のお二人のお考えに同意です。
最近、授乳中のお母さんからの薬物使用についての御相談が増加していますが、基本的には薬物の問題ではなく、子育ての環境の問題と思えます。
周囲に気軽に相談できるベテランの方がおられないので、ネットで調べる。
↓↓↓↓
ネットでは問題があったことをだけがクローズアップされて記載されている、しかもそのほとんどは医学的な素養のない素人さんです。(たいていロクでもないデマです。)
↓↓↓↓
ロクに相談もできないし、自分も医学的な知識がない。
子育てはちゃんとしたいという真面目なお母さんにしたら
↓↓↓↓
一発で心配症という心身症になっちゃいます。
最近の相談事例。
〔妊娠中の根管治療の薬は、胎児への影響はありませんか?〕
〔衛生士として過去に行ったフッ素の量の安全性、中毒量が心配です〕
〔妊娠初期の根管治療に使われる薬剤と鎮痛剤の影響について〕
『完全母乳』自体も宗教化しているので、これを信奉している人に通じるか非常に不安ですが、大丈夫です、問題ありません。
心配無用です。
これにて本件終了です。
最近、授乳中のお母さんからの薬物使用についての御相談が増加していますが、基本的には薬物の問題ではなく、子育ての環境の問題と思えます。
周囲に気軽に相談できるベテランの方がおられないので、ネットで調べる。
↓↓↓↓
ネットでは問題があったことをだけがクローズアップされて記載されている、しかもそのほとんどは医学的な素養のない素人さんです。(たいていロクでもないデマです。)
↓↓↓↓
ロクに相談もできないし、自分も医学的な知識がない。
子育てはちゃんとしたいという真面目なお母さんにしたら
↓↓↓↓
一発で心配症という心身症になっちゃいます。
最近の相談事例。
〔妊娠中の根管治療の薬は、胎児への影響はありませんか?〕
〔衛生士として過去に行ったフッ素の量の安全性、中毒量が心配です〕
〔妊娠初期の根管治療に使われる薬剤と鎮痛剤の影響について〕
『完全母乳』自体も宗教化しているので、これを信奉している人に通じるか非常に不安ですが、大丈夫です、問題ありません。
心配無用です。
これにて本件終了です。
相談者からの返信
相談者:
みゆうママさん
返信日時:2009-04-14 13:40:46
お忙しい中、早速ご返答頂き誠にありがとうございます。
母乳には影響しないと聞き、安心致しました。
では、なぜ安全なら妊娠中・授乳中の患者には3mixでの治療をしないとお考えの医師がいらっしゃるのでしょうか・・・?
通常の用法を守っての使用であれば、ここまで不安にならなかったのですが、詳しくしらべてみると・・・
?通常虫歯治療には使用しない薬である事。
?3種類の抗生剤を混ぜている事。
(砕いてもよいのか?それを混ぜる事によって化学反応を起こし、通常起こり得ない副作用が起きたりしないのか?)
?それを長期にわたって詰めておいている事。
(量は微量でも長期服用しているのと同じではないのか?)
?厚労省に認可されていない事。
(有効性・安全性が確立されていない事。)
そもそも、3mix法がこんなにも画期的な治療法でありながら、なぜ認可されないのか、疑問です。
私は、3mixが虫歯を治す治さないよりも、人体に悪影響がないのかの方が不安です。
先生方々はどのようにお考えでしょうか?
お忙しいとは思いますが、再度ご返答頂ければ有難いです。
母乳には影響しないと聞き、安心致しました。
では、なぜ安全なら妊娠中・授乳中の患者には3mixでの治療をしないとお考えの医師がいらっしゃるのでしょうか・・・?
通常の用法を守っての使用であれば、ここまで不安にならなかったのですが、詳しくしらべてみると・・・
?通常虫歯治療には使用しない薬である事。
?3種類の抗生剤を混ぜている事。
(砕いてもよいのか?それを混ぜる事によって化学反応を起こし、通常起こり得ない副作用が起きたりしないのか?)
?それを長期にわたって詰めておいている事。
(量は微量でも長期服用しているのと同じではないのか?)
?厚労省に認可されていない事。
(有効性・安全性が確立されていない事。)
そもそも、3mix法がこんなにも画期的な治療法でありながら、なぜ認可されないのか、疑問です。
私は、3mixが虫歯を治す治さないよりも、人体に悪影響がないのかの方が不安です。
先生方々はどのようにお考えでしょうか?
お忙しいとは思いますが、再度ご返答頂ければ有難いです。
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-14 13:56:36
ここがまず認識違いがあります。
『そもそも、3mix法がこんなにも画期的な治療法でありながら、なぜ認可されないのか、疑問です。』
いいえ、画期的でもありませんし、なんにでも聞く魔法でもありません。
十年以上前からありますが、いまだに普及しません。
本当に素晴らしい治療なら、われわれプロはすぐにでも採用します。
そういった点では非常に貪欲です。
『3mixはある特定の疾患のある特定の状況に有効』ですが、その治療法は保険が効かないために、その後もその歯には保険が効かないことになりますので、日本では非常に高価な治療となるために、普及して普通に行われることは、まず望めない治療法です。
『そもそも、3mix法がこんなにも画期的な治療法でありながら、なぜ認可されないのか、疑問です。』
いいえ、画期的でもありませんし、なんにでも聞く魔法でもありません。
十年以上前からありますが、いまだに普及しません。
本当に素晴らしい治療なら、われわれプロはすぐにでも採用します。
そういった点では非常に貪欲です。
『3mixはある特定の疾患のある特定の状況に有効』ですが、その治療法は保険が効かないために、その後もその歯には保険が効かないことになりますので、日本では非常に高価な治療となるために、普及して普通に行われることは、まず望めない治療法です。
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-04-14 13:58:30
不安になってストレス受ける方がお乳に良くないのでは?
超微量なのですから、気にし過ぎは良くありません。
母体は頑丈なものです。
超微量なのですから、気にし過ぎは良くありません。
母体は頑丈なものです。
回答6
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-14 14:02:31
薬剤の影響で勧めないのではなく、使用をしないと治せない状態は珍しいし、その後の費用の問題もあるからです。
薬剤の影響なんて、ほぼゼロレベルです。
薬剤の影響なんて、ほぼゼロレベルです。
回答7
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2009-04-14 14:43:04
>?通常虫歯治療には使用しない薬である事。
お薬は必ず適応症について記載されています。
保険上はこの適応症に載ってない使い方をした場合には、保険が適用されません。
要するにその適応症に虫歯は書かれていません。
その他の病気については、医科でも歯科でも通常よく使用されているお薬です。
ただ適応に無いために保険治療としてでは使えません、というだけです。
安全性についても確立されていませんが、この言葉の意味イコール危険という意味では使われていないと思います。
厚労省に認可されるためには、そのメーカーがその目的のために研究実験をし結果を出さなければ認可が出ません。
したがってメーカーがそのために認可を得ようとしない限りは、この先ずっと保険適用になる確率は低いと思います。
ではなぜメーカーがその気にならないかと言えば、今現在企業が動かされるほどの有効性が実証されていないということでしょう。
逆をいえば実証されるならばみんな飛びつくでしょう。
長く書きましたが、結局は一つ前の佐藤先生に同じく
>薬剤の影響で勧めないのではなく、使用をしないと治せない状態は珍しいし、その後の費用の問題もあるからです。
これにつきると思います。
お薬は必ず適応症について記載されています。
保険上はこの適応症に載ってない使い方をした場合には、保険が適用されません。
要するにその適応症に虫歯は書かれていません。
その他の病気については、医科でも歯科でも通常よく使用されているお薬です。
ただ適応に無いために保険治療としてでは使えません、というだけです。
安全性についても確立されていませんが、この言葉の意味イコール危険という意味では使われていないと思います。
厚労省に認可されるためには、そのメーカーがその目的のために研究実験をし結果を出さなければ認可が出ません。
したがってメーカーがそのために認可を得ようとしない限りは、この先ずっと保険適用になる確率は低いと思います。
ではなぜメーカーがその気にならないかと言えば、今現在企業が動かされるほどの有効性が実証されていないということでしょう。
逆をいえば実証されるならばみんな飛びつくでしょう。
長く書きましたが、結局は一つ前の佐藤先生に同じく
>薬剤の影響で勧めないのではなく、使用をしないと治せない状態は珍しいし、その後の費用の問題もあるからです。
これにつきると思います。
回答8
回答日時:2009-04-14 23:16:56
妊娠中や授乳中の薬剤の影響については、治験を行うことが難しいので”分からないから止めといた方がいいと思いますよ”という薬剤がほとんどです。
諸先生方が言われるように、微量であることから、あまり気にしなくて良いと思われます。
それより、松元先生が指摘されたように”余計なストレス”の方が心配です。
2本分の保険外治療を受けて、きっと抜髄も保険適用できず、出産費用も払って・・・だと、大変でしたね。
治療も一段落ついているのであれば、気持ちを切り替えましょう。
諸先生方が言われるように、微量であることから、あまり気にしなくて良いと思われます。
それより、松元先生が指摘されたように”余計なストレス”の方が心配です。
2本分の保険外治療を受けて、きっと抜髄も保険適用できず、出産費用も払って・・・だと、大変でしたね。
治療も一段落ついているのであれば、気持ちを切り替えましょう。
タイトル | 授乳中における3MIX-MP法の安全性について |
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質問者 | みゆうママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
3Mix-MP法 授乳中の歯科治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。