6番、薬が根っこの先まで到達しない。これ以上の根管治療は難しい?
相談者:
クウガさん (43歳:男性)
投稿日時:2009-04-13 21:17:21
こんにちは!
左下顎第二大臼歯(7番)と左下顎第一大臼歯(6番)の間に食べ物がよく挟まるようになり、違和感を覚え、歯科病院にて診察を受けました。
レントゲン検査の結果、左下顎第一大臼歯(6番)の歯の根元(歯髄の先、2箇所)が化膿していることがわかり、薬を入れて治療することになりました。
この左下6番の歯は、子供の頃に虫歯治療で神経を抜いていて、金属冠を被せている歯です。
金属冠をはずすと、一部、虫歯になっているところがあり、その部分をけずり、中を洗浄して薬を入れることになりました。
しかし、治療を始めてみると、神経のあった部分が、再石灰化していて薬をいれる路がなくなっていることがわかり、薬を患部に到達させるのはとても難しいとの説明を受けました。
数回の治療でやっと、1箇所の患部には薬が届き、レントゲンで化膿が治まったことを確認できましたが、もう1箇所の方はどうしても到達できませんでした。
このようになってしまうと、治療はこれ以上難しいのでしょうか?
神経のない歯なので、痛みはありませんが、化膿している状態のまま金属冠を被せてしまうことに抵抗を感じています。
また、上記の治療に約5ヶ月ほどもかかり、その間、約1ヶ月は、左下6番の歯は金属冠がはずされたままでした。
その1ヶ月の間に、噛み合わせる際、左上の4番の歯に痛みを感じるようになり、左上の3番と4番の歯の間には今までにはなかった隙間ができていました。
自分は夜間に歯軋りをすることがあるので、左上の歯全体がグラグラと動いている感じがすることも気になりました。
先生に、いつまでも左下6番の歯が冠のない状態で低くなっているから、このような噛み合わせの不具合が生じているのではないか?と訴えると、先生は渋々、左下6番にプラスチックの仮の冠を入れながら治療することを提案してきました。
歯軋りをする患者の場合、長期間、金属冠をはずしたままでいることは、歯列の歪みや噛み合わせの不具合を起こすリスクが高いのではないでしょうか?
長々と書いてしまい申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
左下顎第二大臼歯(7番)と左下顎第一大臼歯(6番)の間に食べ物がよく挟まるようになり、違和感を覚え、歯科病院にて診察を受けました。
レントゲン検査の結果、左下顎第一大臼歯(6番)の歯の根元(歯髄の先、2箇所)が化膿していることがわかり、薬を入れて治療することになりました。
この左下6番の歯は、子供の頃に虫歯治療で神経を抜いていて、金属冠を被せている歯です。
金属冠をはずすと、一部、虫歯になっているところがあり、その部分をけずり、中を洗浄して薬を入れることになりました。
しかし、治療を始めてみると、神経のあった部分が、再石灰化していて薬をいれる路がなくなっていることがわかり、薬を患部に到達させるのはとても難しいとの説明を受けました。
数回の治療でやっと、1箇所の患部には薬が届き、レントゲンで化膿が治まったことを確認できましたが、もう1箇所の方はどうしても到達できませんでした。
このようになってしまうと、治療はこれ以上難しいのでしょうか?
神経のない歯なので、痛みはありませんが、化膿している状態のまま金属冠を被せてしまうことに抵抗を感じています。
また、上記の治療に約5ヶ月ほどもかかり、その間、約1ヶ月は、左下6番の歯は金属冠がはずされたままでした。
その1ヶ月の間に、噛み合わせる際、左上の4番の歯に痛みを感じるようになり、左上の3番と4番の歯の間には今までにはなかった隙間ができていました。
自分は夜間に歯軋りをすることがあるので、左上の歯全体がグラグラと動いている感じがすることも気になりました。
先生に、いつまでも左下6番の歯が冠のない状態で低くなっているから、このような噛み合わせの不具合が生じているのではないか?と訴えると、先生は渋々、左下6番にプラスチックの仮の冠を入れながら治療することを提案してきました。
歯軋りをする患者の場合、長期間、金属冠をはずしたままでいることは、歯列の歪みや噛み合わせの不具合を起こすリスクが高いのではないでしょうか?
長々と書いてしまい申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-13 23:37:00
歯ぎしりがあるのであれば、就寝時にはめるナイトガードというマウスピースを作成してもらい、嵌めて寝ましょう。
仮歯もいいかも知れませんが、保険では本来つくれないです。
根っこの先に到達しない件ですが、対応は
?高価ですが根管治療専門医に治療してもらう。
?臨床上の問題はないようですので、そのまま被せる。
この二つだと思います。
?のオプションとして、歯科大学の付属病院の歯内療法科を受診するのもアリです。
ただし、どうやっても開かないケースもあります、その場合、第3の選択肢としては外科で根っ子の先ごと膿袋を除去することです。
記載内容からは、保険の治療としては主治医は頑張っておられるように思いました。
5ヶ月も根管治療をしたら数万単位の大赤字ですから。。
仮歯もいいかも知れませんが、保険では本来つくれないです。
根っこの先に到達しない件ですが、対応は
?高価ですが根管治療専門医に治療してもらう。
?臨床上の問題はないようですので、そのまま被せる。
この二つだと思います。
?のオプションとして、歯科大学の付属病院の歯内療法科を受診するのもアリです。
ただし、どうやっても開かないケースもあります、その場合、第3の選択肢としては外科で根っ子の先ごと膿袋を除去することです。
記載内容からは、保険の治療としては主治医は頑張っておられるように思いました。
5ヶ月も根管治療をしたら数万単位の大赤字ですから。。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-04-14 09:00:24
僕も佐藤先生の意見に同意です。
担当の先生は頑張ってこられたのではないかと思います。
ですから、佐藤先生の書かれた
?高価ですが根管治療専門医に治療してもらう。
?臨床上の問題はないようですので、そのまま被せる。
だと思います。
実際、根管治療の専門医の先生の所に行くと、根っこの先まで到達する可能性は高くなります(それでもあかない根管はあきませんが‥)。
また、それ以上に歯ぎしりの方が心配です。
専門医の所に行くのか、そのまま担当の先生に診てもらううのか。
そして、歯ぎしり対策をどのようにしていくのか‥。
そのあたりを担当の先生としっかり相談されてはいかがでしょうか。
お大事にされてください。
担当の先生は頑張ってこられたのではないかと思います。
ですから、佐藤先生の書かれた
?高価ですが根管治療専門医に治療してもらう。
?臨床上の問題はないようですので、そのまま被せる。
だと思います。
実際、根管治療の専門医の先生の所に行くと、根っこの先まで到達する可能性は高くなります(それでもあかない根管はあきませんが‥)。
また、それ以上に歯ぎしりの方が心配です。
専門医の所に行くのか、そのまま担当の先生に診てもらううのか。
そして、歯ぎしり対策をどのようにしていくのか‥。
そのあたりを担当の先生としっかり相談されてはいかがでしょうか。
お大事にされてください。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-14 09:17:39
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-15 10:07:57
『先生に、いつまでも左下6番の歯が冠のない状態で低くなっているから、このような噛み合わせの不具合が生じているのではないか?と訴えると、先生は渋々、左下6番にプラスチックの仮の冠を入れながら治療することを提案してきました。』
ちなみに保険診療で奥歯に仮歯をつける項目はないので、自費治療になります。
保険診療の厳格な規定上は、ここからその歯に対するすべての治療行為が保険外になるので、主治医が避けよとする優しい気持ちも十分に理解できますが、そのおつもりはおありでしょうか???
たぶん10〜20万円くらいの治療費に総額でなりますよ。
『自分は夜間に歯軋りをすることがあるので、左上の歯全体がグラグラと動いている感じがすることも気になりました。』
これもありますから、夜間就寝時用のマウスピースを作成してもらう、それで噛み合せの不安を解消する方がベターではないか?と思いました。
ちなみに保険診療で奥歯に仮歯をつける項目はないので、自費治療になります。
保険診療の厳格な規定上は、ここからその歯に対するすべての治療行為が保険外になるので、主治医が避けよとする優しい気持ちも十分に理解できますが、そのおつもりはおありでしょうか???
たぶん10〜20万円くらいの治療費に総額でなりますよ。
『自分は夜間に歯軋りをすることがあるので、左上の歯全体がグラグラと動いている感じがすることも気になりました。』
これもありますから、夜間就寝時用のマウスピースを作成してもらう、それで噛み合せの不安を解消する方がベターではないか?と思いました。
タイトル | 6番、薬が根っこの先まで到達しない。これ以上の根管治療は難しい? |
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質問者 | クウガさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療に関するトラブル 噛み合わせに関するトラブル 歯軋り(歯ぎしり) 仮歯に関する質問・トラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。