5年ほど前に矯正治療済み、顎変形症があるため外科矯正を薦められた    

相談者: リー子さん (18歳:女性)
投稿日時:2009-04-11 15:05:20
こんにちは

顎変形症のことでアドバイスをいただきたいと思い投稿しました。


私は、左上1番のが出っ張っていて5年ほど前に矯正治療をしました。

きれいな歯並びになって喜んでいたのですが、次は顎の歪みが気になり始めました。

左顎が右顎より長く、口は閉じられるのですが、写真でみたら右に少し曲がっています。
また舌の両端を普段から噛んでしまい、舌に歯型が残って痛みます。


大学病院に行って話を聞いたら、手術を伴った矯正治療をもう一度やったほうがいいと言われました。

私としては、治療したいのですが、手術はリスクもあるので家族には大反対されています。
それに友達にも、外見はほとんど気にならないと言われました。


リテーナーを外してから前歯が元に戻ってきてしまって、矯正はやり直そうと思っているのですが、手術はちょっとためらいがあります。

やはり後で後悔しないためにも手術をしたほうがいいのでしょうか?
それとも矯正や舌のトレーニングだけで、舌を噛まないような治療をすることは可能なのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-04-11 19:18:08
こんにちは。


顎変形症に対する手術を考えているとのことですが、機能的には手術が必要といえる状態ではないように思えます。

顎変形症に対する手術の目的は審美的な改善と機能的な改善ですが、あなたの場合は審美的に手術して治したいかどうかで判断されたらよいと思います。


舌を噛んで痛いという点に関してはいくつかの対処法があります。

リテーナーを舌が保護できるようなものにするとか、日中は食いしばらないようにするとか、薬を塗るとか、漢方薬を飲むとかです。

手術も一つの対処法ですが、他の治療法と比べて大変なので舌痛を改善するための手段としてはあまり適当ではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リー子さん
返信日時:2009-04-11 21:45:47
樋口先生、返答ありがとうございました。

先生の意見が聞けて、とても参考になりました。
もう少し考えてみたいと思います。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-12 10:07:55
本来の意味の顎変形症ではないと思います。

記載から前歯の部分の反対咬合が存在した事が窺われます。
あるいは奥歯のどこかに反対咬合が有ったと思います。

このような場合に下顎が左右どちらかにずれて成長しますから、”写真でみたら右に少し曲がっています”と言うようなことになります。

”外見はほとんど気にならないと言われました”と言うことで有ればわざわざ手術する事はないとは思いますが、こればかりは本人の意志次第です。

18才ですから自然に少し戻る可能性がすこしはあります。


もしかしたら舌を前歯の裏側に押しつける癖が有るかも知れませんので注意してください。

抜歯矯正により口の中が狭くなった事も考えられますが、記載がないので、わかりません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リー子さん
返信日時:2009-04-16 00:17:18
お答えしていただき、ありがとうございます。

病院でレントゲンを撮った結果、右顎に侵食があり、左顎より1センチほど短くなっていることがわかりました。

手術では右顎の関節を切り、骨を短くして金具で繋げると聞きました。
半年ほど様子を見るため、顎を正常な位置に戻す、プラスチックの装置(半透明で硬く、にかぶせるもの)を作ってもらいました。



そこまできたのですが、あまりの気持ち悪さに1日でその装置を外してしまいました・・。
今現在そういった状況です。

顎は自分が思っていた以上にかみ合わせが悪かったです・・


手術はやめようと思っているのですが、なにか別の方法で改善する方法はありませんか?
"い"の発音をするとき、舌をぎゅっと噛んでしまいます。


松山先生がおっしゃった自然に額が戻る可能性は、このような自分の場合あるでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-04-16 01:27:58
リー子さん、こんにちは。

>病院でレントゲンを撮った結果、右顎に侵食があり、左顎より1センチほど短くなっていることがわかりました。

>手術では右顎の関節を切り、骨を短くして金具で繋げると聞きました。

上記の内容をうかがうかぎり、骨格性の変形が生じているものと思われます。

もしそうであれば、残念ながら、手術をしない限り、抜本的な改善法はないように思います(あくまで、顎の骨の変形があるという前提でのお話です)。


また、

>半年ほど様子を見るため、顎を正常な位置に戻す、プラスチックの装置(半透明で硬く、にかぶせるもの)を作ってもらいました。

>そこまできたのですが、あまりの気持ち悪さに1日でその装置を外してしまいました・・。今現在そういった状況です。

とあります。

『プラスチックの装置(半透明で硬く、歯にかぶせるもの)』とはマウスピースないしスプリントだと思いますが、それを1日も耐えられない、という状況にあると、手術も困難かもしれません。

というのも、手術の場合も、手術だけしてオシマイというのではなく、術後(ないし術前)は状況に応じて種々の装置の装着が必要となることが多いからです。


また、術後は口を開ける訓練も必須となりますが、これも人によっては結構辛いと感じられます。

加えて、外科手術自体、結構負担をかけるものなので、心身ともそれに耐えることが難しい場合は、お勧めできません。


リー子さんご自身も、手術には消極的なご様子ですが、では手術以外の対応法があるかというと、リー子さんの正確な状況が分からないため、こちらではお答えすることが難しいです。

担当の先生ともよく相談され、方針を決められてください。

お大事になされてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リー子さん
返信日時:2009-04-16 08:08:25
返答ありがとうございます。

担当の先生とよく話し合いたいと思います。



タイトル 5年ほど前に矯正治療済み、顎変形症があるため外科矯正を薦められた    
質問者 リー子さん
地域 非公開
年齢 18歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
口腔外科関連
その他(その他)
外科矯正
回答者




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