左下7番の根っこの膿に根充薬が落ちたのは医療ミスでは?
相談者:
305さん (22歳:女性)
投稿日時:2009-04-20 00:15:03
2年程前に左下7番の抜髄をしてもらったのですが、半年ほど前から左下に痛みがあったので知人がやっている歯医者さん(A)にみてもらったところ、左下7番の歯の根に1.2cm程の膿が見つかりました。
もう一度根管治療をして膿が小さくならなければ、抜歯をして膿を取り除くしか方法はないと言われました。
抜歯するにはかなりの抵抗があったので根管治療の事をインターネットで調べたところ、マイクロスコープがある歯医者さんがいいと思い新しい歯医者さん(B)に行く事にしました。
Bで根管治療をはじめて膿が溜まった原因は、3本ある神経のうち2本しか治療されていなかった為ではないかとの事でした。
根管治療2回目で良好なのでお薬を詰めますと言われ根充したのですが、その祭に今まで味わった事のない痛みと左下の唇にしびれを感じました。
しびれは1時間程でなくなったので平気だと思いました。
3度目Bに行ったところ次回土台を立てますといわれたのですが、これで根管治療が終わり、もう土台を立てるという話に疑問を抱き念の為Aでレントゲンを撮りました。
その結果、左下7番の根っこの膿に根充した時の薬が中に落ちている事が判明しました。
体がこの薬を異物だと判断したら膿は治らないし、前に治療した時にしびれを感じていたので、このまま放置すると顎の下にある神経に触れてマヒが残るかもしれないので、口腔外科に行き抜歯して薬と膿を取り除くしかないと言われました。
疑問点
1.下に落ちた薬と膿を取り除く為には、抜歯するしか方法はないのでしょうか。
2.薬を下に落とした事により抜歯せねばならなくなったという事は、重大な医療ミスではないのでしょうか。
3.今後の口腔外科での治療費などを歯科医(B)に請求する事ができるのでしょうか。
もう一度根管治療をして膿が小さくならなければ、抜歯をして膿を取り除くしか方法はないと言われました。
抜歯するにはかなりの抵抗があったので根管治療の事をインターネットで調べたところ、マイクロスコープがある歯医者さんがいいと思い新しい歯医者さん(B)に行く事にしました。
Bで根管治療をはじめて膿が溜まった原因は、3本ある神経のうち2本しか治療されていなかった為ではないかとの事でした。
根管治療2回目で良好なのでお薬を詰めますと言われ根充したのですが、その祭に今まで味わった事のない痛みと左下の唇にしびれを感じました。
しびれは1時間程でなくなったので平気だと思いました。
3度目Bに行ったところ次回土台を立てますといわれたのですが、これで根管治療が終わり、もう土台を立てるという話に疑問を抱き念の為Aでレントゲンを撮りました。
その結果、左下7番の根っこの膿に根充した時の薬が中に落ちている事が判明しました。
体がこの薬を異物だと判断したら膿は治らないし、前に治療した時にしびれを感じていたので、このまま放置すると顎の下にある神経に触れてマヒが残るかもしれないので、口腔外科に行き抜歯して薬と膿を取り除くしかないと言われました。
疑問点
1.下に落ちた薬と膿を取り除く為には、抜歯するしか方法はないのでしょうか。
2.薬を下に落とした事により抜歯せねばならなくなったという事は、重大な医療ミスではないのでしょうか。
3.今後の口腔外科での治療費などを歯科医(B)に請求する事ができるのでしょうか。
回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-20 00:32:10
うーーーん、レントゲンもないし、根管充填に何を使用されているのかも不明ですので、答えようがありません。
?お薬が充填剤であっても、治るものもあります。
また、メインのものではなく、シーラーとよばれる液状のものであれば、吸収されてなくなります。
流派によってはカルシウム系のお薬を積極的に入れて、ちょっとでも早く骨の生成を促進する考えの先生もおられます。
?,?はその前提が不明ですし、治れば逆に治療された先生にすれば名誉棄損ですから、慎重にされた方がいいのでは?
ですので、特段心配でしたら、数か月待機して、レントゲンでの変化を見るのはいかがでしょうか?
どっちにしても情報がなくて状況がわからないので、この程度のアドバイスになります。
お大事に。
?お薬が充填剤であっても、治るものもあります。
また、メインのものではなく、シーラーとよばれる液状のものであれば、吸収されてなくなります。
流派によってはカルシウム系のお薬を積極的に入れて、ちょっとでも早く骨の生成を促進する考えの先生もおられます。
?,?はその前提が不明ですし、治れば逆に治療された先生にすれば名誉棄損ですから、慎重にされた方がいいのでは?
ですので、特段心配でしたら、数か月待機して、レントゲンでの変化を見るのはいかがでしょうか?
どっちにしても情報がなくて状況がわからないので、この程度のアドバイスになります。
お大事に。
回答2
回答日時:2009-04-20 00:41:38
医療ミスかどうかの判断をここでするのはインターネットの特性上、そぐわないです。
が、この文面からだけ判断すると、ミスとは到底言えないと思いますが・・。
おそらく根管充填の際の「オーバーフィリング」と言う物に当たると思うのですが、これは専門医が行ってもよく起きることですし、中にはその方が良いと考えて意図的にされる先生もおられます。
まして難易度の高い根管治療なら起きやすいことですので、「オーバーフィリング」で訴えられるぐらいなら、根管治療など最初からせずに、抜歯した方が良いと判断せざるを得ませんね。
ただ実際の内容が分からないので、参考までとされて下さい。
私も含めて診断基準の異なる先生方から色々意見を頂戴されてるご様子ですが、ここは原点に立ち返って、B先生にもう一度相談されてはどうでしょう?
お大事にどうぞ。
が、この文面からだけ判断すると、ミスとは到底言えないと思いますが・・。
おそらく根管充填の際の「オーバーフィリング」と言う物に当たると思うのですが、これは専門医が行ってもよく起きることですし、中にはその方が良いと考えて意図的にされる先生もおられます。
まして難易度の高い根管治療なら起きやすいことですので、「オーバーフィリング」で訴えられるぐらいなら、根管治療など最初からせずに、抜歯した方が良いと判断せざるを得ませんね。
ただ実際の内容が分からないので、参考までとされて下さい。
私も含めて診断基準の異なる先生方から色々意見を頂戴されてるご様子ですが、ここは原点に立ち返って、B先生にもう一度相談されてはどうでしょう?
お大事にどうぞ。
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-04-20 09:48:01
渡辺先生と同じなのですが。
オーバー根管充填だと思います。
これをミスだと言われるようになれば、医療行為そのものを出来なくなってしまいまうね。
参考:オーバー根管充填に関する過去の相談
理想を言えば根の先でのぴったり根管充填が理想ですが、そのような根管充填はほとんど不可能です。
また神経を取ると言っても複雑な神経管の形になると、人間の道具で取れる範囲には限界が出てきてしまいます。
ですから全ての神経を除去して、神経があった空間に100%薬を詰めるは机上の空論なのです。
(だから手を抜いて良いということではないですよ)
歯科治療は全ての先生が同じ健康というゴールを目指しますが、すべての先生の考え方・治療方針(道筋)が同じ訳ではありません。
また歯科治療には少なからず痛みは付きまといます。
歯の治療は本来小外科手術です、
「お腹の手術をした直後に無痛でいられますか!?」
痛みがあると不安になってしまいますが。
1つ言えるのは色々な先生の意見を聞いて、更に不安が大きくなってしまうこともあります。
治療後は多少痛みは出ます、治療してくれている先生とよく話し合われた方がいいですよ。
それともう1点、神経を取った歯の治療のゴールは元の神経があった歯と全く同じという所がゴールではありませんよ。
生活に支障なく使えるようにするのが、我々歯科医師のできる治療です。
オーバー根管充填だと思います。
これをミスだと言われるようになれば、医療行為そのものを出来なくなってしまいまうね。
参考:オーバー根管充填に関する過去の相談
理想を言えば根の先でのぴったり根管充填が理想ですが、そのような根管充填はほとんど不可能です。
また神経を取ると言っても複雑な神経管の形になると、人間の道具で取れる範囲には限界が出てきてしまいます。
ですから全ての神経を除去して、神経があった空間に100%薬を詰めるは机上の空論なのです。
(だから手を抜いて良いということではないですよ)
歯科治療は全ての先生が同じ健康というゴールを目指しますが、すべての先生の考え方・治療方針(道筋)が同じ訳ではありません。
また歯科治療には少なからず痛みは付きまといます。
歯の治療は本来小外科手術です、
「お腹の手術をした直後に無痛でいられますか!?」
痛みがあると不安になってしまいますが。
1つ言えるのは色々な先生の意見を聞いて、更に不安が大きくなってしまうこともあります。
治療後は多少痛みは出ます、治療してくれている先生とよく話し合われた方がいいですよ。
それともう1点、神経を取った歯の治療のゴールは元の神経があった歯と全く同じという所がゴールではありませんよ。
生活に支障なく使えるようにするのが、我々歯科医師のできる治療です。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-20 13:56:19
<結果、左下7番の根っこの膿に根充した時の薬が中に落ちている事が判明しました。>
根尖に膿が有るのでは有りません。
患者用にわかり易く説明したとしたも、誤りです。
根尖部の骨が溶けて肉芽組織で満たされて入る状態です。
このような状態が長く続くと、歯の根の先も溶けてしまうことがあります(歯根吸収)。
この様なときは根尖部で根管が大きく骨に対して開存するので、きっちりとこの部を閉鎖しなければならないのですが穴が開いているので、薬は漏れてしまうのです。
あるいはガタパチャがはみ出るかも知れません。
根充剤にHAを用いていればそれほど異物とは体は認識しないし、ガタパチャも同様です。
薬が出てしまうことは織り込み済みで治療するものなのです。
根管治療はいろいろな事象が絡んでとても難しい事なのです。
もう少しきちんと説明してもらえるといいのですが。
根尖に膿が有るのでは有りません。
患者用にわかり易く説明したとしたも、誤りです。
根尖部の骨が溶けて肉芽組織で満たされて入る状態です。
このような状態が長く続くと、歯の根の先も溶けてしまうことがあります(歯根吸収)。
この様なときは根尖部で根管が大きく骨に対して開存するので、きっちりとこの部を閉鎖しなければならないのですが穴が開いているので、薬は漏れてしまうのです。
あるいはガタパチャがはみ出るかも知れません。
根充剤にHAを用いていればそれほど異物とは体は認識しないし、ガタパチャも同様です。
薬が出てしまうことは織り込み済みで治療するものなのです。
根管治療はいろいろな事象が絡んでとても難しい事なのです。
もう少しきちんと説明してもらえるといいのですが。
回答5
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-20 16:27:36
御自身の判断で重要な医学的な判断だけはされませんように、アドバイスさせて頂きます。
本来、医師の最低限、患者さんに前の医師のマイナスな情報は伝えてはいけないのですが、それを守っていないので、こういうことにもなるのでしょう。
患者さんに何かを隠すのではなく、医療や医師に不要な不安を抱かせないようにすることが、その人の一生の健康に大きく関わるからです。
ただ、抜歯しかないと言う医師を(根管治療のスキルが劣る?)
という判断で、自己転医して、根管治療に優れているに違いないと思った医師の治療の結果を元(劣ると判断した)医師にするのか?
ちょっと不思議です。
ジャッジするのであれば、さらに優れている医師に聞く方が混乱しなくていいと思います。
本来、医師の最低限、患者さんに前の医師のマイナスな情報は伝えてはいけないのですが、それを守っていないので、こういうことにもなるのでしょう。
患者さんに何かを隠すのではなく、医療や医師に不要な不安を抱かせないようにすることが、その人の一生の健康に大きく関わるからです。
ただ、抜歯しかないと言う医師を(根管治療のスキルが劣る?)
という判断で、自己転医して、根管治療に優れているに違いないと思った医師の治療の結果を元(劣ると判断した)医師にするのか?
ちょっと不思議です。
ジャッジするのであれば、さらに優れている医師に聞く方が混乱しなくていいと思います。
タイトル | 左下7番の根っこの膿に根充薬が落ちたのは医療ミスでは? |
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質問者 | 305さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療に関するトラブル 歯科/医療ミス 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。