虫歯で欠けた前歯。レジン充填で様子見か抜髄してクラウンか迷っています

相談者: きのっぴさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-04-24 01:43:11
こんばんわ。
なかなか似たような質問がないので質問させてください。

歯科の知識は皆無なので、ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。
そして長文失礼いたします。


私は、2歳になる前に階段から落ち、左右下1番の乳歯歯茎から根こそぎ倒れてしまい

「この二本は永久歯が生えてこないかもしれない」

と言われましたが、左右下1番は二本とも生えてきました。


しかし、生えてきたは褐色で「生えながらに虫歯」のようでした。
神経が死んでいるかもとも言われました。

実際検診ではC1と診断されていましたが、痛みも無く、C1から進むことはありませんでした。


ただ、生えてきた時から冷たいものを食べると歯がしみます。それ以外はありません。

「歯がしみる」という事は神経が生きていると思うと言われています。



治療歴はというと、記憶が確かならば、歯が生えてきた(6〜7歳)頃にレジンらしきものを塗ったぐらいでした。
(幼い時の事なので曖昧ですみません・・・)

定期的に検診はしていましたが諸事情で居住がよく変わったため、ほぼ毎回違う歯科医院でした。


検診する度に、この左右下1番と今後どう付き合えば良いのか相談しましたが、ここ5年ぐらいは「クラウンかぶせ物)」を勧められます。

審美面」と「進行はしてないが虫歯であるため」のようです。


つい最近、左下1番のレジンなのか歯なのかわかりませんが、少し欠けてしまい除いた部分(1〜2mm)が褐色を通り越した茶色だったので、近所の歯科医院にてクラウンの相談をしました。

そこで言われたことが

「小さい歯なのでクラウンするには抜髄の必要がある」

と、言うことでした。

ただでさえ脆いと言われていた二本なので抜髄にかなりの抵抗があります。


今のところ神経は無傷のようです。
ただ、虫歯は虫歯なので今後神経が膿む可能性が無いとは言えないとのこと。

とりあえず、欠けた部分から覗いた虫歯を削ってもらい、応急処置的にレジン?を塗ってもらいました。

次回、歯石除去の際にもう一度クラウンの相談をする事になっています。


長くこの歯と付き合いたいと思っています。

今の状態で本当に生きていると思われる神経を抜いてしまう必要があるのでしょうか?

歯の将来を考えた時に、「抜髄してでもクラウン」が良いのか。
「とりあえずレジンで様子見」が良いのか。
とても迷っています。


ちなみにクラウンの場合はオールセラミックの予定です。


私の情報不足や言葉不足かとは思いますが、ご意見お聞かせいただければと思います。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-04-24 06:02:42
おはようございます。

オールセラミックの場合削る量が少ないと、結果的にセラミックの厚みが確保できないために割れる可能性が高くなります。

故に必要量削って神経が露出してしまうのならば、抜髄も便宜的には必要という事になります。


ただレントゲンを見ておよその削る量を想像すると、本当に抜髄が必要なのかは直接診ている者にしか判断はつきません。

抜髄をしても根管治療がきちんとできる先生なのであれば、問題は少ないとも思います。



審美的にご自身で問題が無いのであれば、そのままレジンにて充填しておくという事も悪くはないのかも知れませんね。


また削る量を少なくするためオールセラミックを選択せず、AGCクラウンという物も場合によっては選べる場合もあると思います。

AGCクラウンはセラミックの中に金箔程度の厚さの金がフレームとして存在するため、オールセラミックよりはやや少ない形成量で済むものです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-04-24 06:22:40
きのっぴ さまおはようございます。

抜髄を覚悟した上でオールセラミックを被なければなら無いのか、疑問に思っていらっしゃるのですね。

欠けた部分の状況を拝見してみないとなんとも言えませんが、オールセラミックの形成をするときに抜髄しなければならないのなら、レジン充填でしのがれた方がいいように思います。


いよいよレジン修復では対応できなくなってからオールセラミックを考えられた方が無難だと思います、その場合も抜髄は極力避ける方向で対応していただけるDrに任せた方がいいように思います。

しかしこれは一般的なお話できのっぴ さまの場合、どのような修復方法が一番いいのかは正直な所拝見しないと判りかねます。



主治医とよく相談なさってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-04-24 09:09:26
きのっぴ さん
おはようございます。


の将来を考えた時に、
抜髄してでもクラウン」が良いのか
「とりあえずレジンで様子見」が良いのか
とても迷っています。

-------------
心配ですよね。
咬合の状態、その他の因子はわかりかねますので、一般的な考えを書きますね。


間違いなく
「とりあえずレジンで様子見」がいいですよ。

歯の寿命を考えるのであれば、治療すればするほど、最初からあったリスクは残り、新たな問題が別に発生してくるようになるんですよ。

例えば、じゃあ抜髄した後に根尖部の病気が出来てくるような相談はいくつもあるでしょう。
そうならないように配慮してくれれば良いのですが。


審美性の面については個人的な事柄なので、ご自身で判断されるしかありません。

出来るだけ最小限の方法で逃げた方が、長く使えるものです。
まだまだ、人生は長いですからね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-04-24 11:38:32
諸先生方と同意見です。


審美的にご自身で納得できているのであれば

 1 レジン充填で使えるだけ使う
 2 いよいよ虫歯が進行してしまった(折れてしまった)
   そうしたら諦めてクラウン

と言う流れが良いのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きのっぴさん
返信日時:2009-04-24 20:32:49
田中先生,山田先生,宮下先生,タイヨウ先生
迅速な回答ありがとうございます。

お蔭様で抜髄の必要性も抜髄のリスクも、再度理解することが出来ました。

クラウンについても、私がまだ把握出来ていない事もあるようですし、日々、医療も現場も進化しているので、いよいよがダメになるまで頑張ったら、その時には、今より優れたクラウンが開発されているのでは・・・などという事も考えてみました。
(勝手な想像なので聞き流してください)


審美的に全く気にならないと言えば嘘になってしまいますが。

生えてこないかもしれないとまで言われたのに頑張って生えてきてくれた歯なので、出来るだけ長く付き合っていく方向で

レジン充填で都度修復し様子をみたいこと
・本当に今クラウンをするのが最善なのか
・結果どうしてもクラウンをする場合でも神経は残せないのか

再度主治医の先生と相談してみたいと思います。



先生方の貴重なご意見、とても勉強になりました。
本当にありがとうございます。

死ぬまでに一本でも多くの自分の歯と付き合っていけるよう頑張りたいと思います。



タイトル 虫歯で欠けた前歯。レジン充填で様子見か抜髄してクラウンか迷っています
質問者 きのっぴさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
歯の変色・着色
歯が割れた・折れた・欠けた
レジン(白いプラスチック)
クラウン(差し歯・被せ)その他
審美歯科治療(人工の歯)
根管充填
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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