顎関節症の穿刺治療について教えて下さい (アメリカ)

相談者: mmmさん (23歳:女性)
投稿日時:2009-04-21 12:44:21
はじめまして。
現在NY在住の者です。


昨年夏から顎関節症と思われる症状で、口を開けても指2本入らない状態が続いています。

冬に日本に一時帰国した際、マウスピースを作り様子を見ていたのですが一向に改善がなく、むしろマウスピースを使用した朝は締め付けられたように痛く、悪化しているようにも思われました。


NYに戻ってからは症状が悪化していったので、海外旅行者保険に入っていることもあり2月にNYで医師の診察を受けました。

診断によると、親知らず4本すべてが横向きに生えてきておりその抜歯と、関節円板が外れているらしく顎には穿刺治療というものを行ったほうがよい、と言われました。


しかし顎関節症の十分な知識がないことと、英語での説明だったため、穿刺治療というものがどういったものであるのか未だによくわかっていません。

簡単な手術だ、との説明は受けましたが、治療費は90万円ほどかかるそうです(保険でカバーされはします)。


穿刺治療が顎関節症の治療としてどのくらいポピュラーなのか、
また、危険ではないのか、この治療を受けるべきか他に治療法はあるのか、、
など何かご意見いただけましたらうれしく思います。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-04-21 14:25:24
こんにちは。

穿刺治療というのは、顎関節の内部すなわち顎関節腔に針を刺して治療する方法です。

大きく分けて2種類あり、注射針を刺すだけのパンピングと関節鏡を使用する鏡視下関節腔洗浄療法があります。


いずれの方法も顎関節の内部を生理食塩水、麻酔薬、ヒアルロン酸などで洗浄することによって痛みを緩和し、関節円板のひっかっかりを改善することを目的に行います。


顎関節症の治療として最初に行う治療法とはいいがたいですが、特殊な珍しい治療法というほどでもありません。

その治療法が提案されたということなら、よく行っている先生なのではないでしょうか。


危険性はそれほどありませんが、顔面神経麻痺が一時的に起こることはよくあります。
脳のすぐそばなので注意は必要ですが、慣れた先生なら問題ないのではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-04-21 14:29:14
ちょっと質問、それは本当に保険でカバーされますか?

担当医からは説明はありました?
保険会社の審査は通ってますか?


結構、申請拒否するのが保険会社のメインの仕事なので、あとで通らないと負担が大変でしょうから、老婆心でした。

回答 回答3
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2009-04-22 08:03:51
穿刺してする治療の前には、それこそ30分以上のMRIを使った説明をするので、ネットでの回答は、不可能と思います。

しかし、臨床に携わっているものとしての印象では、穿刺して行う治療の症例は、それほど多くないです。
また、若い方(40歳以下)には、さらに頻度が少ないです。


そもそも、私は、病態の説明と、日常生活での付き合いを大切にする治療なので、頻度が少ない可能性もあります。

どちらにしろ、セカンドオピニオンを求めると良いと思います。


穿刺しても、円板の変位は、なおりませんし、そのあたりの説明が不十分なら、なおさら、セカンドオピニオンが必要だと思います。




タイトル 顎関節症の穿刺治療について教えて下さい (アメリカ)
質問者 mmmさん
地域 海外
年齢 23歳
性別 女性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 顎関節症
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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