インプラント予定。骨造成の為に牛の骨を使用することに不安があります
相談者:
ももあみさん (30歳:女性)
投稿日時:2009-04-30 10:45:25
こんにちは。
はじめて質問します。
私は中学2年の時ちょっとした事故で左上1番の歯が折れてしまいそれ以来、根だけを残し差し歯にしていました。
そこの歯茎が、最近膿が溜まり腫れてしまったので歯医者に行き、レントゲンを撮ったのですが、根のまわりの骨がだいぶとけてきていて、根も割れている(裂けている?)と言われ、抜歯してインプラントかブリッジということになりました。
しかし、抜歯すると、歯茎が凹んでしまい見栄えが悪くなることと、骨もとけてきている為、今の状態ではインプラントは難しいとのこと。
なので牛の骨と、私自身の血液を使い、吸収されにくい土台?を作る手術をすることになりました。
しかし使用する牛の骨は国で認可されていないものだと言われました。。
それはいずれ自分の骨になるもので、安全だとも言われましたが・・
牛の骨とは、現在メジャーに使用されているものなのでしょうか?
個人輸入とのことですが安全面は、どれほど確立しているのでしょうか?
その手術で歯茎も凹むことなくずっといられるのでしょうか?
次回抜歯とその手術の予定なので、それまでに少しでも不安を減らしたいと思い相談させていただきました。
読みにくい文章かと思いますがよろしくお願いします。
はじめて質問します。
私は中学2年の時ちょっとした事故で左上1番の歯が折れてしまいそれ以来、根だけを残し差し歯にしていました。
そこの歯茎が、最近膿が溜まり腫れてしまったので歯医者に行き、レントゲンを撮ったのですが、根のまわりの骨がだいぶとけてきていて、根も割れている(裂けている?)と言われ、抜歯してインプラントかブリッジということになりました。
しかし、抜歯すると、歯茎が凹んでしまい見栄えが悪くなることと、骨もとけてきている為、今の状態ではインプラントは難しいとのこと。
なので牛の骨と、私自身の血液を使い、吸収されにくい土台?を作る手術をすることになりました。
しかし使用する牛の骨は国で認可されていないものだと言われました。。
それはいずれ自分の骨になるもので、安全だとも言われましたが・・
牛の骨とは、現在メジャーに使用されているものなのでしょうか?
個人輸入とのことですが安全面は、どれほど確立しているのでしょうか?
その手術で歯茎も凹むことなくずっといられるのでしょうか?
次回抜歯とその手術の予定なので、それまでに少しでも不安を減らしたいと思い相談させていただきました。
読みにくい文章かと思いますがよろしくお願いします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-30 11:02:01
たぶん牛の骨から作成するハイドロキシアパタイトだと思います。
成分としては高温焼成で作成するので安全では有ります。
ただ骨の中では吸収置換されるのが遅く、自分の骨に置き換わることが遅れることを意味します。
βtcpの方がお奨めでは有ります。
これは整形外科分野でも使われています。
この材料は中空の顆粒で、自分の体の細胞が入り易く、しかも3ヶ月くらいで吸収置換されるようになっています。
成分としては高温焼成で作成するので安全では有ります。
ただ骨の中では吸収置換されるのが遅く、自分の骨に置き換わることが遅れることを意味します。
βtcpの方がお奨めでは有ります。
これは整形外科分野でも使われています。
この材料は中空の顆粒で、自分の体の細胞が入り易く、しかも3ヶ月くらいで吸収置換されるようになっています。
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-04-30 11:42:32
多分Bio-ossを使用しているのだと思いますが、現在の所世界中で使用され、狂牛病の発祥はないとされています。
なので、安全面では心配はまずないと考えて良いと思います。
狂牛病の出る可能性は、宝くじが当たる確立や、万が一飛行機が落ちる可能性よりももっともっと低い、と考えられています。
但し、どうしても嫌ならその旨をお伝えになって、別の材料を使って貰うようにお願いしては如何でしょうか?
他の材料でも充分に代用できるものがあると思いますので、それを使っていただく事をお願いする事をお勧めします。
現時点での骨造成GBRの考え方では、吸収の早過ぎるものはボリュームを維持出来ない事が分かっていて、つまり、時間がたつと骨、歯茎が痩せると報告されています。
なので、吸収の遅いハイドロオキシアパタイトのHA(代表例が今回のBio-ossです)を使用する事が、世界標準化して来ています。
次回に予定している内容は抜歯とソケットプリザベーションと言う骨とか歯茎を維持する治療だと思いますが、是非受けて下さい。
その方が、後々の治療が楽になる可能性が広がります。
チャンとした治療の説明を詳しく聞かれて、安心されて下さい。
悪い印象は感じませんので。
お大事に。
なので、安全面では心配はまずないと考えて良いと思います。
狂牛病の出る可能性は、宝くじが当たる確立や、万が一飛行機が落ちる可能性よりももっともっと低い、と考えられています。
但し、どうしても嫌ならその旨をお伝えになって、別の材料を使って貰うようにお願いしては如何でしょうか?
他の材料でも充分に代用できるものがあると思いますので、それを使っていただく事をお願いする事をお勧めします。
現時点での骨造成GBRの考え方では、吸収の早過ぎるものはボリュームを維持出来ない事が分かっていて、つまり、時間がたつと骨、歯茎が痩せると報告されています。
なので、吸収の遅いハイドロオキシアパタイトのHA(代表例が今回のBio-ossです)を使用する事が、世界標準化して来ています。
次回に予定している内容は抜歯とソケットプリザベーションと言う骨とか歯茎を維持する治療だと思いますが、是非受けて下さい。
その方が、後々の治療が楽になる可能性が広がります。
チャンとした治療の説明を詳しく聞かれて、安心されて下さい。
悪い印象は感じませんので。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
ももあみさん
返信日時:2009-04-30 12:26:05
お忙しい中、早速のお返事ありがとうございます!!
診療後に疑問点が出てきて、ネットで調べても余計分からなくなり不安でしたが、先生方のご意見を聞き安心しました。
現在見ていただいている担当の先生は信頼もしているので、もう一度、話をして一番納得するもので手術を受けたいと思います。
ありがとうございました
診療後に疑問点が出てきて、ネットで調べても余計分からなくなり不安でしたが、先生方のご意見を聞き安心しました。
現在見ていただいている担当の先生は信頼もしているので、もう一度、話をして一番納得するもので手術を受けたいと思います。
ありがとうございました
タイトル | インプラント予定。骨造成の為に牛の骨を使用することに不安があります |
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質問者 | ももあみさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 インプラントその他 インプラント関連 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。