[写真あり] 頬内側の赤い腫れ物と白いできもの。紅板症でしょうか?
相談者:
モックンさん (37歳:男性)
投稿日時:2009-04-30 23:08:20
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-05-01 02:36:22
モックンさん、こんにちは。
頬の症状、大変ご心配ですね。
インターネットで調べて紅板症ではないか、と思われているとのこと。
モックンさんと全く同様のご質問を寄せられた方が、複数過去におられました。
参考:〔頬の奥に赤いできものが出来ました。紅板症でしょうか?〕
紅板症は、実際のところ発生頻度としては極めて稀な症状です。口腔外科にいても、なかなか遭遇することはありません。
モックンさんのケースにおいても、写真を拝見する限り、紅板症とは異なるように思えます。
歯の尖った角などが原因で生じた傷と赤みのようにも見受けられます。
ただし、インターネット医療相談でははっきりとしたことは分かりません。
どんなに可能性の低いことでも、断定することは不可能です。
ご心配であれば、一度お近くの歯科医院で診察を受けられてください。
ネット等で色々調べることは不安が増すばかりです。
なお、数日経過後に、同症状が消えてくるのであれば、紅板症である可能性は限りなく低いということを付け加えておきます。
お大事になされてくださいね。
頬の症状、大変ご心配ですね。
インターネットで調べて紅板症ではないか、と思われているとのこと。
モックンさんと全く同様のご質問を寄せられた方が、複数過去におられました。
参考:〔頬の奥に赤いできものが出来ました。紅板症でしょうか?〕
紅板症は、実際のところ発生頻度としては極めて稀な症状です。口腔外科にいても、なかなか遭遇することはありません。
モックンさんのケースにおいても、写真を拝見する限り、紅板症とは異なるように思えます。
歯の尖った角などが原因で生じた傷と赤みのようにも見受けられます。
ただし、インターネット医療相談でははっきりとしたことは分かりません。
どんなに可能性の低いことでも、断定することは不可能です。
ご心配であれば、一度お近くの歯科医院で診察を受けられてください。
ネット等で色々調べることは不安が増すばかりです。
なお、数日経過後に、同症状が消えてくるのであれば、紅板症である可能性は限りなく低いということを付け加えておきます。
お大事になされてくださいね。
相談者からの返信
相談者:
モックンさん
返信日時:2009-05-01 06:02:39
中本先生
早速のご回答有難うございました
お手数ですが、もうひとつ教えてください
傷と思わる部分の白い出来物は、口内炎になっているようなのですが、精神的な病気のせいで口内炎が出来るといつも”癌”なのではないか心配になります
口内炎と”癌”等悪性のもの見分けるポイントとして、以前他方の相談での回答で
”境界がはっきりしていない”、”いびつな形状”、”大きくなっていく” 等のコメントがありましたが、
大きさ的にはどのくらい、大きくなると注意が必要なのでしょうか、また口内炎がどの位の期間直らない場合には病院にいったほうがよいのでしょうか?
以前より、(他の病気も含め)気になる度に、病院に行くのですが、全て大きな病気ではなく ”ちょっと様子を見てください”と言われ そのうちに直ります。
時間、金銭的にも負担があり、病院に行った方が良い症状の目安を教えて頂けると助かります
宜しくお願い致します
早速のご回答有難うございました
お手数ですが、もうひとつ教えてください
傷と思わる部分の白い出来物は、口内炎になっているようなのですが、精神的な病気のせいで口内炎が出来るといつも”癌”なのではないか心配になります
口内炎と”癌”等悪性のもの見分けるポイントとして、以前他方の相談での回答で
”境界がはっきりしていない”、”いびつな形状”、”大きくなっていく” 等のコメントがありましたが、
大きさ的にはどのくらい、大きくなると注意が必要なのでしょうか、また口内炎がどの位の期間直らない場合には病院にいったほうがよいのでしょうか?
以前より、(他の病気も含め)気になる度に、病院に行くのですが、全て大きな病気ではなく ”ちょっと様子を見てください”と言われ そのうちに直ります。
時間、金銭的にも負担があり、病院に行った方が良い症状の目安を教えて頂けると助かります
宜しくお願い致します
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-05-01 09:00:25
そうですね。
確かに些細なことでもご本人にとっては心配になる事もあるとは思いますが、僕も中本先生と同じで「歯の尖った角などが原因で生じた傷と赤みのように」見えます。
僕は口腔外科が専門と言うわけではないのではっきりとは言えませんが、癌の発生は「一般的に若年者には少ない」と教科書的には書かれています。
若年者と言う定義も曖昧ですが、30代であるモックンさんが癌になる確率は非常に低いですね。
>また口内炎がどの位の期間直らない場合には病院にいったほうがよいのでしょうか?
粘膜のターンオーバーは比較的早いので1〜2週間を過ぎても症状の改善が認められなければ歯医者さんで診てもらった方が良いかも知れませんね。
通常の口内炎であれば、数日〜1週間程度で何らかの変化はあると思います。
>病院に行った方が良い症状の目安を教えて頂けると助かります
これは実際の判断基準は申し上げられないと思います。
時に危険な判断になってしまう事があるからです。
確かに金銭的、時間的負担はあるとは思いますが、自己判断はできるだけせず、専門家に診てもらう事をお勧めします。
全般的な事を言えば、上述したように「数週間、病状に変化が認められない」と言ったあたりが判断基準ではないでしょうか?
確かに些細なことでもご本人にとっては心配になる事もあるとは思いますが、僕も中本先生と同じで「歯の尖った角などが原因で生じた傷と赤みのように」見えます。
僕は口腔外科が専門と言うわけではないのではっきりとは言えませんが、癌の発生は「一般的に若年者には少ない」と教科書的には書かれています。
若年者と言う定義も曖昧ですが、30代であるモックンさんが癌になる確率は非常に低いですね。
>また口内炎がどの位の期間直らない場合には病院にいったほうがよいのでしょうか?
粘膜のターンオーバーは比較的早いので1〜2週間を過ぎても症状の改善が認められなければ歯医者さんで診てもらった方が良いかも知れませんね。
通常の口内炎であれば、数日〜1週間程度で何らかの変化はあると思います。
>病院に行った方が良い症状の目安を教えて頂けると助かります
これは実際の判断基準は申し上げられないと思います。
時に危険な判断になってしまう事があるからです。
確かに金銭的、時間的負担はあるとは思いますが、自己判断はできるだけせず、専門家に診てもらう事をお勧めします。
全般的な事を言えば、上述したように「数週間、病状に変化が認められない」と言ったあたりが判断基準ではないでしょうか?
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-01 12:20:33
癌の見分け方について
この部は頬粘膜ですから、深在性のしこりが有るかどうかになります。
進行の早いものはそれでもわかりにくい事が有ります。
1週間でしこりが消えない,表面が変わらない、ときは歯科医を受診してください。
この部は頬粘膜ですから、深在性のしこりが有るかどうかになります。
進行の早いものはそれでもわかりにくい事が有ります。
1週間でしこりが消えない,表面が変わらない、ときは歯科医を受診してください。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-05-01 14:06:28
モックンさん、こんにちは。
しばらくすると治ると言うのは癌ではありません。
癌と言うのは治るということはありません。
そして徐々に大きくなってきます。
このあたりが見分けるポイントですが、これだけで自己判断するのは良くないです。
やはり、しっかりと口腔外科で診断をしてもらうことが重要だと思います。
お大事にしてください
しばらくすると治ると言うのは癌ではありません。
癌と言うのは治るということはありません。
そして徐々に大きくなってきます。
このあたりが見分けるポイントですが、これだけで自己判断するのは良くないです。
やはり、しっかりと口腔外科で診断をしてもらうことが重要だと思います。
お大事にしてください
相談者からの返信
相談者:
モックンさん
返信日時:2009-05-07 20:38:37
回答頂いた先生、この度は有難うございました
1週間経過観察した結果を報告致します。
赤い腫れと白い出来物は、ほぼ無くなってきました。
やはり、回答頂いた通り、歯が当たった症状のようでした
最後に、このような相談の場所があり、迅速かつ丁寧に回答頂けました事を感謝致します。
また何かありましたら相談させてください
1週間経過観察した結果を報告致します。
赤い腫れと白い出来物は、ほぼ無くなってきました。
やはり、回答頂いた通り、歯が当たった症状のようでした
最後に、このような相談の場所があり、迅速かつ丁寧に回答頂けました事を感謝致します。
また何かありましたら相談させてください
タイトル | [写真あり] 頬内側の赤い腫れ物と白いできもの。紅板症でしょうか? |
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質問者 | モックンさん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
その他(写真あり) 口内炎 紅板症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。