[写真あり] 保険内で、プラスチックと金銀パラジウム合金を詰める以外の方法

相談者: 海坊主さん (32歳:男性)
投稿日時:2009-05-27 10:15:50
以前、日経新聞に虫歯の治療法が掲載されていたと思うのですが、名称を忘れてしまったので、教えていただけないでしょうか。

私が覚えているのは、以下の内容です。

保険内治療で虫歯を治療する際はプラスチックか銀歯(金銀パラジウム合金)を詰めるのが一般的だが、○○を詰める方法がある。

・この治療方法だと、銀歯の場合に比べて通院回数が減り治療費が少なくてすむが、あまり儲からないからか使用されることが少ない。

・(これは書いてあったか自信ないですが)プラスチックは強度が足りず、銀歯が望ましい場合でも○○を使用すれば十分な強度が得られる。

・(これも書いてあったか自信ないですが)プラスチックより強度が必要な奥歯に近いところは一般的に銀歯が使用されるが、○○を使用したほうがよい。(なぜ銀歯より○○を使用したほうがよいのかは忘れました。あまり削らなくてよいから?治療費が安いから?)



よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-05-27 10:25:56
レジンではないでしょうか!?

少し前ですが、テレビのネタが記事になったものかもしれません。

以前相談室にも相談がありましたので
こちら
参考:銀インレーが取れた6番の治療にレジンの説明をしてくれなかった



  

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-05-27 11:04:46
どうなんでしょうね?

一般的に

プラスチック=レジン

と表現される事が多いですし‥。


普通、詰めるモノだと「金属」か「それ以外」になりますよね。

保険で使える金属‥
 金パラ
 銀合金
 アマルガム

保険で使える非金属材料
 レジン
 セメントグラスアイオノマー


保険外で良ければゴールドやセラミックス系の材料なども視野に入ってきますが‥。


>プラスチックは強度が足りず、銀歯が望ましい場合でも○○を使用すれば十分な強度が得られる。

と言う事は、強度的には

 金属>○○>レジン

と言う図になりますよね。


実際には

 金属>レジン>セメント

ですから、グラスアイオノマーは除外される‥と。

 金属>セラミックス>レジン

ではあるけれど、セラミックスは保険適応にならないから除外。



そう考えるとアマルガムが一番近いかも知れませんが、環境汚染などを考えると(今どき)あまりお勧めでは無い‥。


んんん‥。
思いつきません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-05-27 12:24:38
いつ頃の記事なのか分かりますか?
日経のHPで過去の記事を遡って確認しましたが、お尋ねの内容の記事は確認できませんでした。


新聞屋の頭だと、レジンとプラスティックをわざと混同させることでニュースバリューを出して記事にした。

そんな感じじゃないでしょうか?
いつものミスリーディングを誘うコスイ やりくちです。
書くだけ書いても責任取らなくていいから、お気楽な商売です。



実際には、タイヨウ先生の記載が正解です。

プラスティック = レジン だと思いますし、

プラスティック ノットイコール レジン  だと

保険では材料がありません。

保険外なら、ハイブリッドセラミクスかもしれません。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-05-27 13:16:47
海坊主さん、こんにちは。

保険内…ということですから、井野先生、タイヨウ先生、佐藤先生と同じく、頭に浮かんだのは「○○=レジン」です。

文面からは、テレビで放送されたものと酷似しています。

番組中では(契約書の裏みたいな)非常に小さい文字で「?級窩洞に限る」的な表現があったハズです。
わざと意味の分からない「?級窩洞」という言葉を用いているところがイヤですねぇ。


銀歯にするようなムシ歯(?級窩洞と言います)をレジンで詰めて治そうとすると、かなり手間がかかります。

十分な時間を取れれば良いのですが、「(短時間で)テキトーに詰めたレジン」と「銀歯」とを比較すると、銀歯の方がマトモな治療だと思います。


細かい計算をしたことはありませんが、レジンで1回で治そうが、銀歯で2回で治そうが利幅は大差ないと思います。
(治療費が高くても、貴金属代と技工料を考慮すれば・・・)

ですから、治療の精度を考慮して各歯科医師は治療法を選択しているハズです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 海坊主さん
返信日時:2009-05-29 12:51:36
回答してくださった先生方、ありがとうございます。

みなさまおっしゃられるように「レジン」でした。

私が勘違いをして、プラスティックとレジンが別のものだと思い込んでいたんだと思います。


記事を読む限りでは、レジンにするのが最良ぐらいに読めたのですが、レジン=プラスティックであったとなると、強度を考えると奥歯に使用するのは難しいんでしょうね。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-05-29 16:10:43
>強度を考えると奥歯に使用するのは難しいんでしょうね。

強度は残っているの量など複合的な判断が必要です。


また歯と歯の間はレジンで詰めると段差が出来やすいです。
先生が多くの患者さんを診ているような治療体系の歯科医院ではレジンよりインレーを選択された方がいい場合が殆どです。

インレーは多少削除量が多くなりますが、口の外で技工士が作るのでパパッと詰めたレジンより適合が良いことが多いです。


例えば、

画像1
手前(左側)の銀歯を外すと歯と歯の間のレジンに大きな段差がありました。

右下はやり換えたところですが、レジンを詰めるのは3次元の塗り絵に似ています。
綺麗に塗る(詰める)には当然ある程度の時間が必要になります。
また塗り手の技術にもより出来上がったものに差が出てきてしまいます。


平均的な見方をして、短時間で精度良くという点ではインレーの方に軍配が上がります。

歯科治療において、マスコミはある面でしか語っていないところがありますから、全部を信じない方がいいですよ^^;

画像1画像1




タイトル [写真あり] 保険内で、プラスチックと金銀パラジウム合金を詰める以外の方法
質問者 海坊主さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーその他
材料・機材関連
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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