歯性上顎洞炎の原因になる歯が判らない。神経がある歯は原因にならない?
相談者:
もさん (27歳:男性)
投稿日時:2009-05-26 19:41:51
はじめまして。
歯性上顎洞炎についてお聞きしたいことがあり、投稿させて頂きます。
経緯を説明させて頂くと、
・総合病院で
CTを撮り、567番目の歯が疑わしいが完全に特定はできない、と言われました。
56は抜随済です。
7は抜随していませんが過去に虫歯治療をしており、電気(?)検査の結果では死んでいたそうです。
保存的に治療したいので、歯医者で567番を根管治療するように言われました。
・歯医者で
7番目のインレーを削ると痛かったことから、神経は死んでおらず、この歯は原因ではないと言われました。
56番の根管治療の結果、6番の根を貫通させると膿みがでてきました。
この治療を続けている中で、明らかに上顎洞炎の症状は軽くなり、黄色い鼻も全く出なくなりました。
しかし、こめかみがキリキリ痛む、頭痛がある、奥歯周辺がしびれて痛い、などの軽めの症状が時々出る状態が続きました。
・総合病院で
6番の抜歯を決意して抜歯をしました。
しかしその際に、CT上では7番目の歯辺りから上顎洞に向かって白い筋が見え、あくまでもCTの所見からは7番目の歯が上顎洞炎の原因である可能性があるので、6番の抜歯で治るかどうかはわからない、と言われました。
最後の話は初めて聞かされた話で少し面食らいました。
ただ、いずれ6番は抜歯することになっていたと思うので、仕方ないと思っています。
医学的なことはわかりませんが、6番の根管治療で上顎洞炎の症状が軽減したという事実から、6番の抜歯は間違いなかったと感じています。
気になるのは7番目の歯で、歯医者で言われたように
「7番の歯の神経は生きているので、上顎洞炎の原因ではない」
のでしょうか?
神経が生きている状態で、虫歯が上顎洞に達する、ということはありえないのでしょうか?
何卒、よろしくお願いいたします。
歯性上顎洞炎についてお聞きしたいことがあり、投稿させて頂きます。
経緯を説明させて頂くと、
・総合病院で
CTを撮り、567番目の歯が疑わしいが完全に特定はできない、と言われました。
56は抜随済です。
7は抜随していませんが過去に虫歯治療をしており、電気(?)検査の結果では死んでいたそうです。
保存的に治療したいので、歯医者で567番を根管治療するように言われました。
・歯医者で
7番目のインレーを削ると痛かったことから、神経は死んでおらず、この歯は原因ではないと言われました。
56番の根管治療の結果、6番の根を貫通させると膿みがでてきました。
この治療を続けている中で、明らかに上顎洞炎の症状は軽くなり、黄色い鼻も全く出なくなりました。
しかし、こめかみがキリキリ痛む、頭痛がある、奥歯周辺がしびれて痛い、などの軽めの症状が時々出る状態が続きました。
・総合病院で
6番の抜歯を決意して抜歯をしました。
しかしその際に、CT上では7番目の歯辺りから上顎洞に向かって白い筋が見え、あくまでもCTの所見からは7番目の歯が上顎洞炎の原因である可能性があるので、6番の抜歯で治るかどうかはわからない、と言われました。
最後の話は初めて聞かされた話で少し面食らいました。
ただ、いずれ6番は抜歯することになっていたと思うので、仕方ないと思っています。
医学的なことはわかりませんが、6番の根管治療で上顎洞炎の症状が軽減したという事実から、6番の抜歯は間違いなかったと感じています。
気になるのは7番目の歯で、歯医者で言われたように
「7番の歯の神経は生きているので、上顎洞炎の原因ではない」
のでしょうか?
神経が生きている状態で、虫歯が上顎洞に達する、ということはありえないのでしょうか?
何卒、よろしくお願いいたします。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2009-05-26 20:42:01
こんにちは。
上顎洞炎の原因が歯にあるのか、どの歯にあるのかを見分けることが難しいことはよくあります。
今回は6の治療によって症状が軽くなるということですので、この歯が原因となっていた可能性はそれなりに高いと考えられます。
しかし、7が原因かもしれないし、歯が原因でないのかもしれません。
いずれにせよ、6を抜歯することによって上顎洞内の環境が好転し、症状が改善していくことが期待できるでしょう。
基本的には治りを待たれたらよいのではと思います。
7の神経が生きているのか死んでいるのかは謎ですが、1本の歯に2〜4本の神経が入ってきていることが多く、そのうちの何本かは死んでいて上顎洞に炎症が波及しているのかもしれません。
歯の神経を抜くかどうかは、今後の症状の推移を見て判断されることになるのだろうと思います。
上顎洞炎の原因が歯にあるのか、どの歯にあるのかを見分けることが難しいことはよくあります。
今回は6の治療によって症状が軽くなるということですので、この歯が原因となっていた可能性はそれなりに高いと考えられます。
しかし、7が原因かもしれないし、歯が原因でないのかもしれません。
いずれにせよ、6を抜歯することによって上顎洞内の環境が好転し、症状が改善していくことが期待できるでしょう。
基本的には治りを待たれたらよいのではと思います。
7の神経が生きているのか死んでいるのかは謎ですが、1本の歯に2〜4本の神経が入ってきていることが多く、そのうちの何本かは死んでいて上顎洞に炎症が波及しているのかもしれません。
歯の神経を抜くかどうかは、今後の症状の推移を見て判断されることになるのだろうと思います。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-05-26 21:43:42
もさん、こんにちは。
>「7番の歯の神経は生きているので、上顎洞炎の原因ではない」のでしょうか?
生きている歯は上顎洞炎の原因にはなることほぼないといえます。
>神経が生きている状態で、虫歯が上顎洞に達するということはありえないのでしょうか?
ありえないと思います。
このままの治療で改善すれば7番の処置は必要ないと思いますよ。
参考になれば幸いです。
お大事にしてください。
>「7番の歯の神経は生きているので、上顎洞炎の原因ではない」のでしょうか?
生きている歯は上顎洞炎の原因にはなることほぼないといえます。
>神経が生きている状態で、虫歯が上顎洞に達するということはありえないのでしょうか?
ありえないと思います。
このままの治療で改善すれば7番の処置は必要ないと思いますよ。
参考になれば幸いです。
お大事にしてください。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-27 08:49:33
上顎洞の大きさは個人差があり上顎洞の底部(上顎洞底)が、上567の歯根尖に接近しているか、歯根の間に入り込むようにまでして、低い場合に567の根尖性歯周囲炎が存在すると、これが上顎洞に波及し上顎洞炎になる事が有ります。
レントゲン所見(デンタル、パノラマ、CT)等が有ればコメントしやすいものです。
”CT上では7番目の歯辺りから上顎洞に向かって白い筋が見え、”
これは上顎洞隔壁のことで(空洞が部屋別れしている)、書かれた内容からは、口腔外科医のいる施設のセカンドオピニオンを受けるのが良いと思います。
レントゲン所見(デンタル、パノラマ、CT)等が有ればコメントしやすいものです。
”CT上では7番目の歯辺りから上顎洞に向かって白い筋が見え、”
これは上顎洞隔壁のことで(空洞が部屋別れしている)、書かれた内容からは、口腔外科医のいる施設のセカンドオピニオンを受けるのが良いと思います。
タイトル | 歯性上顎洞炎の原因になる歯が判らない。神経がある歯は原因にならない? |
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質問者 | もさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 上顎洞炎(蓄膿症) 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。