歯ぎしりと食いしばりの改善と咬筋肥大について
相談者:
7オレンジさん (29歳:女性)
投稿日時:2009-06-06 04:08:31
はじめまして。
歯ぎしりと食いしばりで悩んでいます。
自分が歯ぎしりをしていることは、2年ほど前に姉に指摘されて始めて知りました。
寝ているときのことなので、慢性か、ストレスや疲れを感じているときのみなのかはわかりません・・・
けれど、毎朝、目が覚めると、思いっきり歯を食いしばっています。
耳の下辺りから顎にかけての筋肉に痛みを感じることもしばしばです。
今日、このサイトを拝見して、普段から上下の奥歯が合わさっているのが通常ではないと知り、驚きました。
私は常に上下の奥歯が合わさっており、仕事中(主にパソコン等を使用するデスクワークです)はまさに"食いしばっている"状態だと思います。
いつもふと気がつくと奥歯にとても力が入っているので・・・
日中は奥歯を合わせないように心掛けて改善をはかりたいと思いますが、睡眠中の歯ぎしり、食いしばりはやはりマウスピースを作ってもらうしかないのでしょうか?
ちなみに、11歳から14歳くらいまで、歯列矯正をしていました。
親知らずは4本とも抜いています。
親知らずを抜いた時期は4本ともバラバラで、一番最後は左下のものを25歳の時に抜きました。
右下の親知らずはその1〜2年前に抜いていたので、口を開けて見てみると歯の位置が全体的にずれてしまっています。
また、顔の輪郭も明らかに変わっており、咬筋肥大ではないかと思います(自己診断ですが・・・)
海外では歯ぎしりや食いしばりの治療方法としてボトックス注入を導入しているという話を聞いたことがありますが、日本では歯科や普通の医療機関でそういった治療を受けることも可能なのでしょうか?
長くなりましたが、お答えをいただければ幸いです。
お忙しいところ、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
何卒、ご指導いただきますようお願い申し上げます。
歯ぎしりと食いしばりで悩んでいます。
自分が歯ぎしりをしていることは、2年ほど前に姉に指摘されて始めて知りました。
寝ているときのことなので、慢性か、ストレスや疲れを感じているときのみなのかはわかりません・・・
けれど、毎朝、目が覚めると、思いっきり歯を食いしばっています。
耳の下辺りから顎にかけての筋肉に痛みを感じることもしばしばです。
今日、このサイトを拝見して、普段から上下の奥歯が合わさっているのが通常ではないと知り、驚きました。
私は常に上下の奥歯が合わさっており、仕事中(主にパソコン等を使用するデスクワークです)はまさに"食いしばっている"状態だと思います。
いつもふと気がつくと奥歯にとても力が入っているので・・・
日中は奥歯を合わせないように心掛けて改善をはかりたいと思いますが、睡眠中の歯ぎしり、食いしばりはやはりマウスピースを作ってもらうしかないのでしょうか?
ちなみに、11歳から14歳くらいまで、歯列矯正をしていました。
親知らずは4本とも抜いています。
親知らずを抜いた時期は4本ともバラバラで、一番最後は左下のものを25歳の時に抜きました。
右下の親知らずはその1〜2年前に抜いていたので、口を開けて見てみると歯の位置が全体的にずれてしまっています。
また、顔の輪郭も明らかに変わっており、咬筋肥大ではないかと思います(自己診断ですが・・・)
海外では歯ぎしりや食いしばりの治療方法としてボトックス注入を導入しているという話を聞いたことがありますが、日本では歯科や普通の医療機関でそういった治療を受けることも可能なのでしょうか?
長くなりましたが、お答えをいただければ幸いです。
お忙しいところ、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
何卒、ご指導いただきますようお願い申し上げます。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-06-06 08:26:43
<ボトックス注入>
知りませんでした。
咬み締めをする人は、自分の歯があって、対咬出来る状態であれば、大げさに言えば一生咬み合わせが出来るところでし続けます。
ボトックスもし続けますか?。
たぶんしないでしょう。
まず日中から絶対に歯を合わせないようにしてください(食べるとき、飲み込む時の終末時点は、仕方ないですが)。
そしてマウスピースでしょう。
マウスピースも出来たら面倒な事ですから、早々に卒業したいものです。
それには、全身のリラックス方法、自己催眠、セルフコントロール法、フイードバック法(自己管理による機械を使わないで)、が有りますが、自己にあった法を研究して、種々取り入れてください。
書ききれないことでもあるし、ご自分の努力にかかっている事と、思っていますので、、、。
咬筋肥大は、かみしめの癖が無くなると、次第に減少します。
知りませんでした。
咬み締めをする人は、自分の歯があって、対咬出来る状態であれば、大げさに言えば一生咬み合わせが出来るところでし続けます。
ボトックスもし続けますか?。
たぶんしないでしょう。
まず日中から絶対に歯を合わせないようにしてください(食べるとき、飲み込む時の終末時点は、仕方ないですが)。
そしてマウスピースでしょう。
マウスピースも出来たら面倒な事ですから、早々に卒業したいものです。
それには、全身のリラックス方法、自己催眠、セルフコントロール法、フイードバック法(自己管理による機械を使わないで)、が有りますが、自己にあった法を研究して、種々取り入れてください。
書ききれないことでもあるし、ご自分の努力にかかっている事と、思っていますので、、、。
咬筋肥大は、かみしめの癖が無くなると、次第に減少します。
回答2
宇藤歯科医院(町田市)の宇藤です。
回答日時:2009-06-06 09:00:35
おはようございます。
>私は常に上下の奥歯が合わさっており、仕事中(主にパソコン等を使用するデスクワークです)はまさに"食いしばっている"状態だと思います。
歯列接触癖(Tooth contacting habit)といわれているものです。
非機能時にも歯を接触させているので、咀嚼筋(咬筋や側頭筋)や顎関節に負担がかかると言われています。
>睡眠中の歯ぎしり、食いしばりはやはりマウスピースを作ってもらうしかないのでしょうか?
マウスピースが有効だと思います。
ただし、顎関節の状態やかみ合わせによってマウスピースのタイプが変わってきますので、そのあたりの治療に精通している先生に診てもらった方が良いと思います。
>海外では歯ぎしりや食いしばりの治療方法としてボトックス注入を導入しているという話を聞いたことがありますが、
私もはじめて聞きました。
根本的な治療にはならないような気がします。
以上参考にして下さい。
>私は常に上下の奥歯が合わさっており、仕事中(主にパソコン等を使用するデスクワークです)はまさに"食いしばっている"状態だと思います。
歯列接触癖(Tooth contacting habit)といわれているものです。
非機能時にも歯を接触させているので、咀嚼筋(咬筋や側頭筋)や顎関節に負担がかかると言われています。
>睡眠中の歯ぎしり、食いしばりはやはりマウスピースを作ってもらうしかないのでしょうか?
マウスピースが有効だと思います。
ただし、顎関節の状態やかみ合わせによってマウスピースのタイプが変わってきますので、そのあたりの治療に精通している先生に診てもらった方が良いと思います。
>海外では歯ぎしりや食いしばりの治療方法としてボトックス注入を導入しているという話を聞いたことがありますが、
私もはじめて聞きました。
根本的な治療にはならないような気がします。
以上参考にして下さい。
回答3
回答日時:2009-06-06 10:21:32
7オレンジさん、こんにちは。
>歯ぎしりや食いしばりの治療方法としてボトックス注入を導入
ボツリヌス菌毒素を使って、筋肉を弛緩させる…ってやつですね?
「歯ぎしり」「食いしばり」の問題と「プチ整形」とは同じ世界には存在できないように思えますが、面白い発想ですね。
参考になりました。
>歯科や普通の医療機関でそういった治療を受けることも可能なのでしょうか?
う〜ん、ないでしょうね。
「ボトックス」を取り扱うような「美容系」なら可能かも知れませんが、不可逆的な処置だと思いますから、お勧めしません。
対策としては松山先生が書かれたように「全身のリラックス方法、自己催眠、セルフコントロール法、フィードバック法」などだと思いますが、動悸や頭痛、足の冷えなどの「不定愁訴」も伴うようなら漢方薬もひとつの方法かも知れません。
マウスピースは「口の中の環境を強制的に変えて、癖を取り除く」のには役に立つだろう、と理解しています。
なかなか難しいとは思いますが、原因療法と対症療法を上手に組み合わせていく必要があるように思います。
>歯ぎしりや食いしばりの治療方法としてボトックス注入を導入
ボツリヌス菌毒素を使って、筋肉を弛緩させる…ってやつですね?
「歯ぎしり」「食いしばり」の問題と「プチ整形」とは同じ世界には存在できないように思えますが、面白い発想ですね。
参考になりました。
>歯科や普通の医療機関でそういった治療を受けることも可能なのでしょうか?
う〜ん、ないでしょうね。
「ボトックス」を取り扱うような「美容系」なら可能かも知れませんが、不可逆的な処置だと思いますから、お勧めしません。
対策としては松山先生が書かれたように「全身のリラックス方法、自己催眠、セルフコントロール法、フィードバック法」などだと思いますが、動悸や頭痛、足の冷えなどの「不定愁訴」も伴うようなら漢方薬もひとつの方法かも知れません。
マウスピースは「口の中の環境を強制的に変えて、癖を取り除く」のには役に立つだろう、と理解しています。
なかなか難しいとは思いますが、原因療法と対症療法を上手に組み合わせていく必要があるように思います。
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-06-06 10:34:01
食い縛りは意識して歯を合わせない、歯を合わせないと呪文のように唱えて、それを潜在意識まで染み込むようになるまでして下さい。
頑張ろうとすると食い縛るので、気楽に気楽に。
夜寝る前も神様に食い縛りませんようにお願いしながら眠りに付いて下さい。
直ぐに効果が出るものではありません。
気楽に気長に取り組まれて下さい。
ナイトガードは良いのですが、一所懸命に成り過ぎるとかえって食い縛ったりしますから、厚めに作っていただいて普段咬む高さよりも高くして筋肉の記憶を切るようなものを作製して貰って下さい。
お大事に。
頑張ろうとすると食い縛るので、気楽に気楽に。
夜寝る前も神様に食い縛りませんようにお願いしながら眠りに付いて下さい。
直ぐに効果が出るものではありません。
気楽に気長に取り組まれて下さい。
ナイトガードは良いのですが、一所懸命に成り過ぎるとかえって食い縛ったりしますから、厚めに作っていただいて普段咬む高さよりも高くして筋肉の記憶を切るようなものを作製して貰って下さい。
お大事に。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-06-06 13:03:01
諸先生方と同意見です。
>日本では歯科や普通の医療機関でそういった治療を受けることも可能なのでしょうか?
ないでしょうね‥。
それこそ美容整形分野だとあるのかもしれませんが‥。
>睡眠中の歯ぎしり、食いしばりはやはりマウスピースを作ってもらうしかないのでしょうか?
最も効果的だと思います。
それから、日中も含め、就寝前の自己暗示など、リラックスしながら取り組んでいかれる事をお勧めします。
>日本では歯科や普通の医療機関でそういった治療を受けることも可能なのでしょうか?
ないでしょうね‥。
それこそ美容整形分野だとあるのかもしれませんが‥。
>睡眠中の歯ぎしり、食いしばりはやはりマウスピースを作ってもらうしかないのでしょうか?
最も効果的だと思います。
それから、日中も含め、就寝前の自己暗示など、リラックスしながら取り組んでいかれる事をお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
7オレンジさん
返信日時:2009-06-06 16:14:51
早速の回答、どうもありがとうございます!!
5人もの先生にお答えをいただいて、恐縮です・・・
松山先生、宇藤先生、吉岡先生、松元先生、タイヨウ先生、皆様本当にありがとうございました。
親切で丁寧な回答で、本当にこの掲示板に相談してよかったです。
皆さんのご指摘通り、"食いしばり"については、今すぐ自分でできることなので、「食いしばらない」と暗示をかけ、日々気をつけることで改善したいと思います。→これはできそすです。
歯ぎしりについては、自己暗示に加え、やはりマウスピースの作製も検討したいと思います。
これは思っていたよりも複雑みたいなので、精通した、相談できる先生を見つけることからはじめます。
ボトックス注入については、素人の思いつきが噂で耳に入っただけだったみたいですね・・・
こんな質問にも優しく答えていただき、ありがとうございました。
咬筋肥大は気になるところですが、噛みしめの癖がなくなると次第に減少するということなので(安心しました!)、上記のとおり、日々の心がけを第一に改善を試みたいと思います。
皆様、本当にありがとうございました☆
5人もの先生にお答えをいただいて、恐縮です・・・
松山先生、宇藤先生、吉岡先生、松元先生、タイヨウ先生、皆様本当にありがとうございました。
親切で丁寧な回答で、本当にこの掲示板に相談してよかったです。
皆さんのご指摘通り、"食いしばり"については、今すぐ自分でできることなので、「食いしばらない」と暗示をかけ、日々気をつけることで改善したいと思います。→これはできそすです。
歯ぎしりについては、自己暗示に加え、やはりマウスピースの作製も検討したいと思います。
これは思っていたよりも複雑みたいなので、精通した、相談できる先生を見つけることからはじめます。
ボトックス注入については、素人の思いつきが噂で耳に入っただけだったみたいですね・・・
こんな質問にも優しく答えていただき、ありがとうございました。
咬筋肥大は気になるところですが、噛みしめの癖がなくなると次第に減少するということなので(安心しました!)、上記のとおり、日々の心がけを第一に改善を試みたいと思います。
皆様、本当にありがとうございました☆
タイトル | 歯ぎしりと食いしばりの改善と咬筋肥大について |
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質問者 | 7オレンジさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。