グラつく乳歯(先天欠損)をスーパーボンドで接着しても大丈夫?
相談者:
kodさん (20歳:男性)
投稿日時:2009-06-05 03:19:57
私は左下5番の歯が先天的に永久歯が生えません。
歯がなくなってしまった後のことは、現在インプラントを考えているのですが、今回はその話ではありません。
今まで、その歯をなるべく長く維持しようということで処置をしながら維持してきたのですが、最近根っこが溶け始めて(レントゲンを撮りました)グラグラしてきたので、歯医者さんに処置をしてもらいました。
今回はその処置についての質問なのですが・・・
「ぐらついてきた歯を自然に抜けるまでは、なるべく維持したい」
と歯医者さんに申し出たところ、
「じゃあぐらつかないように両サイドの歯とくっつけておくね」
といってスーパーボンド(?)というものでくっつけてくれました。
ぐらつきもなくなり、その日は痛み等もなく「これでしばらくはもつかも」と思いました。
ですが、数日後その歯の部分の歯茎が腫れてしまい、歯医者さんに行ったところ
「化膿しちゃってるから膿を出しておくね」
と言われ膿を出してもらいました。
その後、腫れることもなく経過良好です。
ですが、ひとつ気になるのが、その乳歯の部分の歯茎と歯の接している部分を舌で触ると、処置前よりも若干歯茎が下がっている?というか歯茎が下がってる?感じがします。
質問は、そんな処置に仕方があるのかということと、その処置によって隣の歯が虫歯になってしまったりすることはないのか、ということです。
歯茎の(?)件についても聞けると嬉しいです。
歯がなくなってしまった後のことは、現在インプラントを考えているのですが、今回はその話ではありません。
今まで、その歯をなるべく長く維持しようということで処置をしながら維持してきたのですが、最近根っこが溶け始めて(レントゲンを撮りました)グラグラしてきたので、歯医者さんに処置をしてもらいました。
今回はその処置についての質問なのですが・・・
「ぐらついてきた歯を自然に抜けるまでは、なるべく維持したい」
と歯医者さんに申し出たところ、
「じゃあぐらつかないように両サイドの歯とくっつけておくね」
といってスーパーボンド(?)というものでくっつけてくれました。
ぐらつきもなくなり、その日は痛み等もなく「これでしばらくはもつかも」と思いました。
ですが、数日後その歯の部分の歯茎が腫れてしまい、歯医者さんに行ったところ
「化膿しちゃってるから膿を出しておくね」
と言われ膿を出してもらいました。
その後、腫れることもなく経過良好です。
ですが、ひとつ気になるのが、その乳歯の部分の歯茎と歯の接している部分を舌で触ると、処置前よりも若干歯茎が下がっている?というか歯茎が下がってる?感じがします。
質問は、そんな処置に仕方があるのかということと、その処置によって隣の歯が虫歯になってしまったりすることはないのか、ということです。
歯茎の(?)件についても聞けると嬉しいです。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-06-05 05:12:17
kodさま、おはようございます。
乳歯を何とか長く使おうとなっさっていらっしゃるのですね。
現在の状況がはっきり判らないので参考になるかどうかわかりかねますが、とりあえずなるべく長く使おうというなら、両隣としっかり接着剤でくっつけておくことが一番いいように思います。
この場合は乳歯にこだわる必要はないので、現在の乳歯がだめになればレジンの人工歯でもいいと思います。
ただ幾ら接着力が強いスーパーボンドでも、固いものを強く咬めば取れてしまうことは有る程度避けられないように思います。
今乳歯の歯根が吸収してきているようなので、むしろ積極的に歯根を除去しておいた方が、今後腫れたりすることは避けられるように思います。
参考になさってください。
乳歯を何とか長く使おうとなっさっていらっしゃるのですね。
現在の状況がはっきり判らないので参考になるかどうかわかりかねますが、とりあえずなるべく長く使おうというなら、両隣としっかり接着剤でくっつけておくことが一番いいように思います。
この場合は乳歯にこだわる必要はないので、現在の乳歯がだめになればレジンの人工歯でもいいと思います。
ただ幾ら接着力が強いスーパーボンドでも、固いものを強く咬めば取れてしまうことは有る程度避けられないように思います。
今乳歯の歯根が吸収してきているようなので、むしろ積極的に歯根を除去しておいた方が、今後腫れたりすることは避けられるように思います。
参考になさってください。
回答2
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-06-06 10:52:18
解決済みになっていなかったので、もう一言。
>最近根っこが溶け始めて(レントゲンを撮りました)グラグラしてきた
残念ながら、潮時のような気がします。
>そんな処置に仕方があるのかということ
スーパーボンドでの暫間固定と言う方法あります。
しかし、山田先生や松山先生も書かれている通り「一時的なもの」ととらえてください。
>その処置によって隣の歯が虫歯になってしまったりすることはないのか
可能性としては否定できません。
スーパーボンドで天然歯を固定する際、前処理として「リン酸エッチング」を行います。
言い換えれば「人工的に酸で歯を溶かす」と言う事です。
この処置が不適切であったり、そのまま上手く固定されなかった場合には酸で脱灰された面が唾液にさらされ、感染のリスクが上がります。
>歯茎の(?)件についても
プラークが貯まりやすい形だとすれば、歯肉炎を引き起こしてしまう可能性はあるでしょうね。
と、言う事から、早めの対処(抜歯→インプラントなど)を計画された方が良いような気がします。
>最近根っこが溶け始めて(レントゲンを撮りました)グラグラしてきた
残念ながら、潮時のような気がします。
>そんな処置に仕方があるのかということ
スーパーボンドでの暫間固定と言う方法あります。
しかし、山田先生や松山先生も書かれている通り「一時的なもの」ととらえてください。
>その処置によって隣の歯が虫歯になってしまったりすることはないのか
可能性としては否定できません。
スーパーボンドで天然歯を固定する際、前処理として「リン酸エッチング」を行います。
言い換えれば「人工的に酸で歯を溶かす」と言う事です。
この処置が不適切であったり、そのまま上手く固定されなかった場合には酸で脱灰された面が唾液にさらされ、感染のリスクが上がります。
>歯茎の(?)件についても
プラークが貯まりやすい形だとすれば、歯肉炎を引き起こしてしまう可能性はあるでしょうね。
と、言う事から、早めの対処(抜歯→インプラントなど)を計画された方が良いような気がします。
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-06-06 11:28:23
歯茎が膿んで切開したから歯茎が下がったのではなく、そこにプラーク等の細菌の感染が起きて、中で骨が溶けてしまっていたのです。
そのままの状態を続けていると、健常な状態ではありませんので、又感染が波及しより深い所まで感染が広がる、つまりもっと骨が溶けて歯茎が痩せる可能性が生じます。
お早めに乳歯を抜歯する決断をされ、インプラントにされる事をお勧めします。
骨が残っているうちに、どうかご決断下さい。
お大事に。
そのままの状態を続けていると、健常な状態ではありませんので、又感染が波及しより深い所まで感染が広がる、つまりもっと骨が溶けて歯茎が痩せる可能性が生じます。
お早めに乳歯を抜歯する決断をされ、インプラントにされる事をお勧めします。
骨が残っているうちに、どうかご決断下さい。
お大事に。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-06-06 21:56:53
タイヨウ先生
>この処置が不適切であったり、そのまま上手く固定されなかった場合には酸で脱灰された面が唾液にさらされ、感染のリスクが上がります。
お言葉ですがこれは間違いです、そのようなエビデンスはありません。
私が矯正学教室に在籍した時、ちょうどダイレクトボンディングシステムが導入されて、そのときのエッチング処理がカリエスの原因になりえるかというペーパーがたくさんでてきました。
結論だけ言えば問題はないとのことです。
確か数日で再石灰化するとのことでした。
実際歯磨きをほとんどしない子どもでも、エッチング処理した所が特異的にむし歯になったというような症例は、今までに経験したことはありません。
プラークが残っている所は、有る程度の期間がたつとどこでも大なり小なり白濁してきます。
>この処置が不適切であったり、そのまま上手く固定されなかった場合には酸で脱灰された面が唾液にさらされ、感染のリスクが上がります。
お言葉ですがこれは間違いです、そのようなエビデンスはありません。
私が矯正学教室に在籍した時、ちょうどダイレクトボンディングシステムが導入されて、そのときのエッチング処理がカリエスの原因になりえるかというペーパーがたくさんでてきました。
結論だけ言えば問題はないとのことです。
確か数日で再石灰化するとのことでした。
実際歯磨きをほとんどしない子どもでも、エッチング処理した所が特異的にむし歯になったというような症例は、今までに経験したことはありません。
プラークが残っている所は、有る程度の期間がたつとどこでも大なり小なり白濁してきます。
相談者からの返信
相談者:
kodさん
返信日時:2009-06-07 00:06:30
先生方、詳しく教えていただきましてありがとうございます。
今のところその処置のおかげで生活に支障はないのですが、やはり処置をした部分を舌で押してみると痛みが若干あります。
この場合やはりなるべく早い抜歯とインプラント等の処置を考えたほうがいいようですね…
ちなみに骨に関しては、レントゲンを見る限りではしっかりしていて
「比較的簡単にインプラントができると思うよ」
と言われました。
正直インプラントに関しても、「この歳(20)でインプラントをしてる人なんているのか…」とか考えてしまって、かなり気分が落ち込んでしまっています。
先生方にお聞きしたいのですが、やはりこの場合の処置として現時点で最も望ましい方法はインプラントでしょうか?
本を読んだりネットで調べたりすると、インプラントは長持ちしないという話も多く見受けられます。
ハッキリ言って不安です・・・
また、インプラントについて調べたところ、歯医者さんの腕やその後のメンテナンスによって大きく左右されるということが書いてありました。
ですが、一体何を基準に選べばいいのかわかりません。
中には一生保障という形でメンテナンスを行ってくれる歯医者さんもあるそうですが。。
どのような基準で選べばいいのでしょう…?
今のところその処置のおかげで生活に支障はないのですが、やはり処置をした部分を舌で押してみると痛みが若干あります。
この場合やはりなるべく早い抜歯とインプラント等の処置を考えたほうがいいようですね…
ちなみに骨に関しては、レントゲンを見る限りではしっかりしていて
「比較的簡単にインプラントができると思うよ」
と言われました。
正直インプラントに関しても、「この歳(20)でインプラントをしてる人なんているのか…」とか考えてしまって、かなり気分が落ち込んでしまっています。
先生方にお聞きしたいのですが、やはりこの場合の処置として現時点で最も望ましい方法はインプラントでしょうか?
本を読んだりネットで調べたりすると、インプラントは長持ちしないという話も多く見受けられます。
ハッキリ言って不安です・・・
また、インプラントについて調べたところ、歯医者さんの腕やその後のメンテナンスによって大きく左右されるということが書いてありました。
ですが、一体何を基準に選べばいいのかわかりません。
中には一生保障という形でメンテナンスを行ってくれる歯医者さんもあるそうですが。。
どのような基準で選べばいいのでしょう…?
回答6
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-06-07 02:22:01
こんばんわ。
個人的にはインプラントをするにしても、出来るだけあとに伸ばしたほうがいいと考えています。
いわばインプラントは歯肉に刺さったチタンの「とげ」です、異物です。
偶然チタンが骨にくっつくことが発見されて、それを応用して恐る恐るやってみたところたまたま成功しただけです。
それで歯科用インプラントが商品化されました。
しかしストローマンの一番初期のインプラントなんて、おそらく恥ずかしくてストローマン社も早くその患者さんが亡くなって、この世から消滅したほうがいいと感じているのではないでしょうか。
そして食うのに困っていた歯科業界は、禰子も杓子も講習会に参加して一斉に飛びついたというのがのが正直な所です。
しかし訴訟の一番多いのもインプラントがらみの医療過誤です。
歯科医の間では、インプラントバブルという言葉さえ有るくらいです。
なさるなら、できるだけあとへ延ばす、それまでは他の方法でしのぐ、歯科医を選ぶ時は値段やHPを見ただけで飛びつかない、インプラントの無料相談会には絶対行かない、胡散臭い歯科医は避ける、何でもインプラントをしたがる歯科医は先ず疑ってかかるなど、患者側も御自分の身を守る手立てを考えておいたほうがいいでしょう。
ただ私もインプラントの恩恵については全て否定しているわけではありません。
しかしインプラント治療は歯科医を選ぶ時点からリスクと隣りあわせなので、よ〜く考えてお決めになったほうが将来後悔をしなくても済む可能性が高くなりますよと警告しているわけです。
取り合えず舌で押すと痛みが有るわけですから、何らかの炎症は有ると思います。
抜歯して根を削り取って断端を処理した上で、再度接着剤でくっつけておかれたほうがいいと個人的には思います。
インプラントがどうしてもしたいのであれば、その間に歯科医の値踏みをしたうえで、財布の中身と相談しながら歯科医を選んでください。
参考になれば幸いです。
個人的にはインプラントをするにしても、出来るだけあとに伸ばしたほうがいいと考えています。
いわばインプラントは歯肉に刺さったチタンの「とげ」です、異物です。
偶然チタンが骨にくっつくことが発見されて、それを応用して恐る恐るやってみたところたまたま成功しただけです。
それで歯科用インプラントが商品化されました。
しかしストローマンの一番初期のインプラントなんて、おそらく恥ずかしくてストローマン社も早くその患者さんが亡くなって、この世から消滅したほうがいいと感じているのではないでしょうか。
そして食うのに困っていた歯科業界は、禰子も杓子も講習会に参加して一斉に飛びついたというのがのが正直な所です。
しかし訴訟の一番多いのもインプラントがらみの医療過誤です。
歯科医の間では、インプラントバブルという言葉さえ有るくらいです。
なさるなら、できるだけあとへ延ばす、それまでは他の方法でしのぐ、歯科医を選ぶ時は値段やHPを見ただけで飛びつかない、インプラントの無料相談会には絶対行かない、胡散臭い歯科医は避ける、何でもインプラントをしたがる歯科医は先ず疑ってかかるなど、患者側も御自分の身を守る手立てを考えておいたほうがいいでしょう。
ただ私もインプラントの恩恵については全て否定しているわけではありません。
しかしインプラント治療は歯科医を選ぶ時点からリスクと隣りあわせなので、よ〜く考えてお決めになったほうが将来後悔をしなくても済む可能性が高くなりますよと警告しているわけです。
取り合えず舌で押すと痛みが有るわけですから、何らかの炎症は有ると思います。
抜歯して根を削り取って断端を処理した上で、再度接着剤でくっつけておかれたほうがいいと個人的には思います。
インプラントがどうしてもしたいのであれば、その間に歯科医の値踏みをしたうえで、財布の中身と相談しながら歯科医を選んでください。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
kodさん
返信日時:2009-06-08 04:16:43
山田先生、何度も詳しくありがとうございます。
実は私、その乳歯の部分が「何となく痛いなー…」と思って、「そういえばずっと歯医者に行ってないから、そろそろ行こうかな」という感じで、近くの歯医者さんに行ったんです。
すると、そこの先生はそこの歯に関する説明を早々に終わらせて
「他に10本虫歯がある。全部C2」
と言われ正直一気に青ざめてしまいました^^;
そこで、セカンドオピニオンという形で別の評判のいい歯医者さんに行き、診断してもらったところ
「虫歯はC1が一本と、C0レベルのが何本かあるけど、そんなに削ったりしなくても大丈夫。」
と言われ、
「歯医者さんによって虫歯の基準ってこんなに違うのか・・・?」
と逆に不安が増してしまいました(汗
ですがやはりその先生に言われて安心した部分も大きく、結局その先生のところで診てもらっていました。
(都合がいいですよね。笑)
で、その先生に乳歯の部分を見てもらった結果に行った処置が、今回の両側とくっつける、といったものでした。
その歯科ではインプラントを行っておらず、ブリッジを勧められたのですが、将来的な面ではやはりインプラントが今一番いいのかなと思ったためそれを先生に伝えたところ、
「うちではやってないから、近所のインプラントをやっている先生を紹介するよ」
と言われて次はそこの歯医者さんに行きました。
歯科ジプシー状態です^^;
ですが自分なりに調べたところ、その紹介された歯医者さんはあまり設備等も整っていなく、インプラントをするなら自分が後悔しないよう、ほかのもっと専門的な(インプラント専門?)の歯医者さんに行きたいと感じています。
いろんな歯医者さんを回って、そのたびに大きく違う診断をされ、若干歯医者さん不信というか何というか。。
そんなこんなで自分の他の歯からインプラントまで、すべてに最善の処置をしていただけるような、かかりつけの歯医者さんを探したいと思っている今日この頃です。
この歳でインプラントやブリッジ、入れ歯などをするとしたらどの処置が一番ベストなのか、自分で選ぶしかないことも分かってはいますが、やはり不安な面が大きく、より多くの方の意見を聞いて慎重に選びたいと思っております。
長文すみません。
実は私、その乳歯の部分が「何となく痛いなー…」と思って、「そういえばずっと歯医者に行ってないから、そろそろ行こうかな」という感じで、近くの歯医者さんに行ったんです。
すると、そこの先生はそこの歯に関する説明を早々に終わらせて
「他に10本虫歯がある。全部C2」
と言われ正直一気に青ざめてしまいました^^;
そこで、セカンドオピニオンという形で別の評判のいい歯医者さんに行き、診断してもらったところ
「虫歯はC1が一本と、C0レベルのが何本かあるけど、そんなに削ったりしなくても大丈夫。」
と言われ、
「歯医者さんによって虫歯の基準ってこんなに違うのか・・・?」
と逆に不安が増してしまいました(汗
ですがやはりその先生に言われて安心した部分も大きく、結局その先生のところで診てもらっていました。
(都合がいいですよね。笑)
で、その先生に乳歯の部分を見てもらった結果に行った処置が、今回の両側とくっつける、といったものでした。
その歯科ではインプラントを行っておらず、ブリッジを勧められたのですが、将来的な面ではやはりインプラントが今一番いいのかなと思ったためそれを先生に伝えたところ、
「うちではやってないから、近所のインプラントをやっている先生を紹介するよ」
と言われて次はそこの歯医者さんに行きました。
歯科ジプシー状態です^^;
ですが自分なりに調べたところ、その紹介された歯医者さんはあまり設備等も整っていなく、インプラントをするなら自分が後悔しないよう、ほかのもっと専門的な(インプラント専門?)の歯医者さんに行きたいと感じています。
いろんな歯医者さんを回って、そのたびに大きく違う診断をされ、若干歯医者さん不信というか何というか。。
そんなこんなで自分の他の歯からインプラントまで、すべてに最善の処置をしていただけるような、かかりつけの歯医者さんを探したいと思っている今日この頃です。
この歳でインプラントやブリッジ、入れ歯などをするとしたらどの処置が一番ベストなのか、自分で選ぶしかないことも分かってはいますが、やはり不安な面が大きく、より多くの方の意見を聞いて慎重に選びたいと思っております。
長文すみません。
回答7
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-06-08 07:15:42
おはようございます。
やはりご自身の体のことですから、じっくりお調べになって納得した上で決めれば、有る意味それがたとえ失敗に終っても諦めがつくと思います。
幾ら専門家だからといって、唯々諾々と言われるままにことを運ぶよりずっといいと思いますよ。
やはりご自身の体のことですから、じっくりお調べになって納得した上で決めれば、有る意味それがたとえ失敗に終っても諦めがつくと思います。
幾ら専門家だからといって、唯々諾々と言われるままにことを運ぶよりずっといいと思いますよ。
回答8
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-06-08 11:54:03
>実際歯磨きをほとんどしない子どもでも、エッチング処理した所が特異的にむし歯になったというような症例は、今までに経験したことはありません。
え、そうなんですか?
僕はブラケットの形通りに酸蝕→齲蝕になっている人を見ているので‥。
え、そうなんですか?
僕はブラケットの形通りに酸蝕→齲蝕になっている人を見ているので‥。
回答9
回答10
回答11
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-06-09 00:44:14
現在出回っている歯根型インプラントは、ブローネマルクと言うインプラントが始祖です。
過去40年以上の歴史を持ち、しかもブローネマルク先生ご自身が物凄く用心深い性格でいらして、世に出るまでに10年以上の基礎研究人体での応用をかなり重ねてから発表されたものです。
それが今から20年以上も前にアメリカで発表され、一気に世界中を席巻する勢いで伝わり、そのまま日本にも伝達されました。
日本で応用され出したのも、私が卒業した頃からです。
卒業当時には歯根型ではないブレード型とか、骨膜下インプラントと言う今では殆ど見掛けなくなった過去のインプラントが混在していて、インプラントと言うと全て一緒くたにされて評価されていました。
そういった中でブローネマルクインプラントは他を圧倒する成功率、私の記憶では95%と出していたと覚えていますが、基礎研究データも揃っていていわゆるエビデンスが揃い、プロトコールと言うまあ言うならマニュアルですが、それに従えば成功率が出せるとして広まったのです。
そして、ストローマンですが、かつてはITIと言っていて、これは基礎研究、開発部門と、販売部門とが大きく分かれそれぞれに研究を重ねて現在の原型であるボーンフィットと言うインプラントを販売したのがやはり20年以上前です。
これも歯根型インプラントで、現在でもなお基本的デザインは踏襲されています。
そしてこのストローマンのインプラントもそれまでの研究成果の元に出されたもので、彼らに聞くとかつてはやはり10年の経過を見て信頼が置けるデータに基づいてデザイン開発し販売しているそうです。
今のインプラント特にストローマンが万を持して出したSLActiveと言うインプラントは、世界中で骨との親和性が物凄く良いと評判で、さらに出されたボーンレベルは形態も良い為に、ストローマンが世界中で昨今シェアを20%以上伸ばしているのが事実です。
ここまで急激に伸びているのはストローマンで、世界中で的にされています。
残念ながらSLActiveもボーンレベルも、日本では厚生労働省の許認可問題で手に入りませんが。
以上2つあげたブローネマルクとストローマンは基礎研究がかなりしっかりしており、個人的には信頼して良いインプラントであると考えています。
彼らの研究と現在までの臨床結果では、インプラントを殊更に危険視するよりも、実は歯牙自身がメインテナンスフリーではなくインプラントよりの綺麗に残すことが難しいだろうと言われ始めています。
患者さんご自身がお口の中にあまり関心がなく、歯磨きに頑張れない場合は、インプラントだけでなく歯牙の問題が大きくなってくるのではないか?と考えられ始めていると言う事です。
つまり結論的に言えば、インプラントばかりを不安視する前に、まずご自身のはをどれ位努力して綺麗に維持出来るのかどうかであり、そう言う方であればインプラントも歯牙と同じ位口腔内で機能してくれるであろうと考えられている、と言う事です。
なので、私がアドバイスするとしたら、インプラント以前にその先生がどれ位歯牙の治療を一所懸命にして下さる方なのか、やたらインプらとしたがるインプラント屋ではないのか、が大事だろうと言う事です。
インプラントの事だけではなく歯科治療全般に知識経験を持ち、勉強熱心で日々刷新している先生が良いと信じます。
長くなりましたが、お役に立てれば幸いです。
お大事に。
過去40年以上の歴史を持ち、しかもブローネマルク先生ご自身が物凄く用心深い性格でいらして、世に出るまでに10年以上の基礎研究人体での応用をかなり重ねてから発表されたものです。
それが今から20年以上も前にアメリカで発表され、一気に世界中を席巻する勢いで伝わり、そのまま日本にも伝達されました。
日本で応用され出したのも、私が卒業した頃からです。
卒業当時には歯根型ではないブレード型とか、骨膜下インプラントと言う今では殆ど見掛けなくなった過去のインプラントが混在していて、インプラントと言うと全て一緒くたにされて評価されていました。
そういった中でブローネマルクインプラントは他を圧倒する成功率、私の記憶では95%と出していたと覚えていますが、基礎研究データも揃っていていわゆるエビデンスが揃い、プロトコールと言うまあ言うならマニュアルですが、それに従えば成功率が出せるとして広まったのです。
そして、ストローマンですが、かつてはITIと言っていて、これは基礎研究、開発部門と、販売部門とが大きく分かれそれぞれに研究を重ねて現在の原型であるボーンフィットと言うインプラントを販売したのがやはり20年以上前です。
これも歯根型インプラントで、現在でもなお基本的デザインは踏襲されています。
そしてこのストローマンのインプラントもそれまでの研究成果の元に出されたもので、彼らに聞くとかつてはやはり10年の経過を見て信頼が置けるデータに基づいてデザイン開発し販売しているそうです。
今のインプラント特にストローマンが万を持して出したSLActiveと言うインプラントは、世界中で骨との親和性が物凄く良いと評判で、さらに出されたボーンレベルは形態も良い為に、ストローマンが世界中で昨今シェアを20%以上伸ばしているのが事実です。
ここまで急激に伸びているのはストローマンで、世界中で的にされています。
残念ながらSLActiveもボーンレベルも、日本では厚生労働省の許認可問題で手に入りませんが。
以上2つあげたブローネマルクとストローマンは基礎研究がかなりしっかりしており、個人的には信頼して良いインプラントであると考えています。
彼らの研究と現在までの臨床結果では、インプラントを殊更に危険視するよりも、実は歯牙自身がメインテナンスフリーではなくインプラントよりの綺麗に残すことが難しいだろうと言われ始めています。
患者さんご自身がお口の中にあまり関心がなく、歯磨きに頑張れない場合は、インプラントだけでなく歯牙の問題が大きくなってくるのではないか?と考えられ始めていると言う事です。
つまり結論的に言えば、インプラントばかりを不安視する前に、まずご自身のはをどれ位努力して綺麗に維持出来るのかどうかであり、そう言う方であればインプラントも歯牙と同じ位口腔内で機能してくれるであろうと考えられている、と言う事です。
なので、私がアドバイスするとしたら、インプラント以前にその先生がどれ位歯牙の治療を一所懸命にして下さる方なのか、やたらインプらとしたがるインプラント屋ではないのか、が大事だろうと言う事です。
インプラントの事だけではなく歯科治療全般に知識経験を持ち、勉強熱心で日々刷新している先生が良いと信じます。
長くなりましたが、お役に立てれば幸いです。
お大事に。
タイトル | グラつく乳歯(先天欠損)をスーパーボンドで接着しても大丈夫? |
---|---|
質問者 | kodさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯がグラグラする インプラント治療法 インプラントその他 歯茎(歯ぐき)の腫れ 歯の数が足りない(先天欠損) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。