[写真あり] 歯茎の腫れを切開したところ、悪化しました
相談者:
クヌートさん (36歳:女性)
投稿日時:2009-06-25 21:03:12
2週間ほど前、右下2番(神経はありません)の下の歯茎に3mm程度に腫れがあり、押すと若干痛みがあったため、歯科医院を受診しました。
レントゲンの結果、根の治療には問題ない、とのことて、切開をして膿をだすこととなりました。
4〜5本麻酔を打たれ、切開が始まったのですが、痛みがあったため、麻酔の注射をさらに追加したところ、その注射が、これまで感じたことのないくらいの激しい痛みで、
「痛いです」
と何度も訴えたのですが、
「この麻酔だけは我慢してください」
といわれ、麻酔の注射は継続されました。
麻酔が終わった後、膿をかきだす治療を受けたのですが、痛かった麻酔の効果もそれほどなく、痛みに耐え続けました。
終了後、抗生物質(オラセフ)を処方され、毎食後3日間、飲みきるようにとの指示があり、3日間、薬を飲みましたが、薬を飲みきっても、腫れは引くどころか、逆に1cm程度までに拡大してしまいました。
1週間後、歯科医院に電話で、腫れがひどくなった旨、相談したところ、
「それではもう3日分、抗生物質を処方しますので、取りにきてください」
とのことで、歯科医院に伺ったところ、歯茎の状態も診ることなしに、薬だけ処方されました。
現在その薬も飲みきりましたが、1cmほどの腫れの状態は変わっておりません。
痛みは患部を押すと痛みがありますが、それ以外のときは痛みはほとんどありません。
そこでご質問なのですが
○ 現在の腫れた状態を、薬のみの治療で治すことは可能でしょうか。
(前回の切開のときの注射があまりに痛かったので、できれば切開はしたくはありません)
○ いまさらなのですが、最初の3mm程度の腫れのときに、はたして切開までする必要があったのでしょうか。
○ 現在の状態も診ずに、抗生物質を処方することは普通のことなのでしょうか。
お忙しい中、恐れ入りますが、ご教示いただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
レントゲンの結果、根の治療には問題ない、とのことて、切開をして膿をだすこととなりました。
4〜5本麻酔を打たれ、切開が始まったのですが、痛みがあったため、麻酔の注射をさらに追加したところ、その注射が、これまで感じたことのないくらいの激しい痛みで、
「痛いです」
と何度も訴えたのですが、
「この麻酔だけは我慢してください」
といわれ、麻酔の注射は継続されました。
麻酔が終わった後、膿をかきだす治療を受けたのですが、痛かった麻酔の効果もそれほどなく、痛みに耐え続けました。
終了後、抗生物質(オラセフ)を処方され、毎食後3日間、飲みきるようにとの指示があり、3日間、薬を飲みましたが、薬を飲みきっても、腫れは引くどころか、逆に1cm程度までに拡大してしまいました。
1週間後、歯科医院に電話で、腫れがひどくなった旨、相談したところ、
「それではもう3日分、抗生物質を処方しますので、取りにきてください」
とのことで、歯科医院に伺ったところ、歯茎の状態も診ることなしに、薬だけ処方されました。
現在その薬も飲みきりましたが、1cmほどの腫れの状態は変わっておりません。
痛みは患部を押すと痛みがありますが、それ以外のときは痛みはほとんどありません。
そこでご質問なのですが
○ 現在の腫れた状態を、薬のみの治療で治すことは可能でしょうか。
(前回の切開のときの注射があまりに痛かったので、できれば切開はしたくはありません)
○ いまさらなのですが、最初の3mm程度の腫れのときに、はたして切開までする必要があったのでしょうか。
○ 現在の状態も診ずに、抗生物質を処方することは普通のことなのでしょうか。
お忙しい中、恐れ入りますが、ご教示いただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-06-25 21:18:10
お辛い事と思いますが、腫れに関しては外科的な処置をした後は必ずと言っていいほど出る事ですから、自然治癒するまでしばらく(1週間程度)待ちましょう。
>○ 現在の腫れた状態を、薬のみの治療で治すことは可能でしょうか。
わかりません。
現在の腫れに関しては上述したように自然治癒を待ちましょう。
>○ いまさらなのですが、最初の3mm程度の腫れのときに、はたして切開までする必要があったのでしょうか。
いまさらなので、わかりません。
ただ「レントゲンの結果、根の治療には問題ない」と言う診断であったと言う事から、切開する事は一般的な方法かも知れません。
しかし、そこで歯科用CTを撮っていたら状況は違っていたのかもしれません。
参考写真をご覧になるとわかると思いますが、通常のレントゲン写真では1本の根管に見えますが、歯科用CTを撮り、別の角度から観察すると根管は2本であると言う事がわかります。
クヌートさんの根管が2本あるかどうかはわかりませんので、担当の先生の行った処置は否定できません。
また、歯科用CTはまだまだ一般的には普及していないので、その歯科医院を責める事もできません。
御心配であれば歯科用CTをお持ちの歯科医院さんで、セカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか?
また、根管治療の得意な先生であれば、歯科用CTでなくても通常のレントゲンを斜めから撮影するなどの方法で見分ける事が出来るかもしれません。
>○ 現在の状態も診ずに、抗生物質を処方することは普通のことなのでしょうか。
普通では無いのかも知れませんが、担当の先生は執刀医なわけですから、クヌートさんの状況はある程度把握できている上での判断だと思います。
もし、担当の先生にご不満があれば、上述の意味も込めて、セカンドオピニオンを求められる事をお勧めします。
画像1 普通の角度でのレントゲン画像(1本に見えます)
画像2 歯科用CTで撮影し、歯を横から見た時の画像(2本に見えますね)
画像1 画像2
>○ 現在の腫れた状態を、薬のみの治療で治すことは可能でしょうか。
わかりません。
現在の腫れに関しては上述したように自然治癒を待ちましょう。
>○ いまさらなのですが、最初の3mm程度の腫れのときに、はたして切開までする必要があったのでしょうか。
いまさらなので、わかりません。
ただ「レントゲンの結果、根の治療には問題ない」と言う診断であったと言う事から、切開する事は一般的な方法かも知れません。
しかし、そこで歯科用CTを撮っていたら状況は違っていたのかもしれません。
参考写真をご覧になるとわかると思いますが、通常のレントゲン写真では1本の根管に見えますが、歯科用CTを撮り、別の角度から観察すると根管は2本であると言う事がわかります。
クヌートさんの根管が2本あるかどうかはわかりませんので、担当の先生の行った処置は否定できません。
また、歯科用CTはまだまだ一般的には普及していないので、その歯科医院を責める事もできません。
御心配であれば歯科用CTをお持ちの歯科医院さんで、セカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか?
また、根管治療の得意な先生であれば、歯科用CTでなくても通常のレントゲンを斜めから撮影するなどの方法で見分ける事が出来るかもしれません。
>○ 現在の状態も診ずに、抗生物質を処方することは普通のことなのでしょうか。
普通では無いのかも知れませんが、担当の先生は執刀医なわけですから、クヌートさんの状況はある程度把握できている上での判断だと思います。
もし、担当の先生にご不満があれば、上述の意味も込めて、セカンドオピニオンを求められる事をお勧めします。
画像1 普通の角度でのレントゲン画像(1本に見えます)
画像2 歯科用CTで撮影し、歯を横から見た時の画像(2本に見えますね)
画像1 画像2
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2009-06-26 00:41:55
手術後の治り方が、思いの外悪くてご心配の事と思います。
ただ外科手術をされている場合は、止むを得ない場合もありますので、処置の正誤を問う事は出来ない事は御了承下さい。
悪いものを取り切ろうとすると、周囲の組織も巻き込まれる事が往々にして起きます。
腹部の外科をする時に開腹するのと同じです。
現時点で出来る事は、薬を服用する事と安静を保ち、お酒、タバコなど体に害になるものを避ける事です。
この中には牛乳やコーヒー飲料等市販の飲み物を飲むとかも含まれます。
薬が100%チャンと効いてくれるように、注意して見て下さい。
その上で、どうしても改善しない時に、術後1ヶ月後位で歯科用CTで精密検査してはいかがでしょうか。
お大事に。
ただ外科手術をされている場合は、止むを得ない場合もありますので、処置の正誤を問う事は出来ない事は御了承下さい。
悪いものを取り切ろうとすると、周囲の組織も巻き込まれる事が往々にして起きます。
腹部の外科をする時に開腹するのと同じです。
現時点で出来る事は、薬を服用する事と安静を保ち、お酒、タバコなど体に害になるものを避ける事です。
この中には牛乳やコーヒー飲料等市販の飲み物を飲むとかも含まれます。
薬が100%チャンと効いてくれるように、注意して見て下さい。
その上で、どうしても改善しない時に、術後1ヶ月後位で歯科用CTで精密検査してはいかがでしょうか。
お大事に。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-06-26 11:33:34
大変痛い思いをされたのに、クリアに治らないと何となく、府に落ちないのは理解できます。
炎症が非常に強い場合は、化学的に麻酔が効かない条件が揃っている為に、何本も麻酔を使用しても一向に効果が無い場合もあり、また、脳科学的には一度痛みの強いシグナルを脳が記憶するとしばらくはその部分の刺激で脳が覚えている刺激を繰り返し再現してしまうので、麻酔が本当に効かない時があります。
臨床医であれば、何度も遭遇する一番つらい場面です。
患者さんを何とかしてあげたいけど、麻酔は効かない、時間は無い、勢い、患者さんに我慢を強いる結果になってしまいます。
直接診察をしておりませんので、我々部外者には施術や術式の正誤適否の判別は不可能なので、お答えすることは申し訳ありませんが、法的にも不可能です。
薬剤による対応は、対症療法としては効果がありますので、いっけん治ったように見えてしまいますが、根本原因を解明し、原因の排除をしないかぎりは何度でも再発することだと思われます。
私からのアドバイスとしては、薬のみでは解決は無理だと思いますので、根本原因を明らかにされることをお勧め致します。
一つだけ、タイトルの件ですが。
あの処置をして頂いたので、現状で済んでいるのかも知れません。
お書きのように酷くなっているようにお感じなので、それも事実かも知れませんが、もしかすると、放置していたら、さらにトンデモナイ事だったかもしれないな〜〜と思いました。
炎症が非常に強い場合は、化学的に麻酔が効かない条件が揃っている為に、何本も麻酔を使用しても一向に効果が無い場合もあり、また、脳科学的には一度痛みの強いシグナルを脳が記憶するとしばらくはその部分の刺激で脳が覚えている刺激を繰り返し再現してしまうので、麻酔が本当に効かない時があります。
臨床医であれば、何度も遭遇する一番つらい場面です。
患者さんを何とかしてあげたいけど、麻酔は効かない、時間は無い、勢い、患者さんに我慢を強いる結果になってしまいます。
直接診察をしておりませんので、我々部外者には施術や術式の正誤適否の判別は不可能なので、お答えすることは申し訳ありませんが、法的にも不可能です。
薬剤による対応は、対症療法としては効果がありますので、いっけん治ったように見えてしまいますが、根本原因を解明し、原因の排除をしないかぎりは何度でも再発することだと思われます。
私からのアドバイスとしては、薬のみでは解決は無理だと思いますので、根本原因を明らかにされることをお勧め致します。
一つだけ、タイトルの件ですが。
あの処置をして頂いたので、現状で済んでいるのかも知れません。
お書きのように酷くなっているようにお感じなので、それも事実かも知れませんが、もしかすると、放置していたら、さらにトンデモナイ事だったかもしれないな〜〜と思いました。
タイトル | [写真あり] 歯茎の腫れを切開したところ、悪化しました |
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質問者 | クヌートさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯茎(歯ぐき)の腫れと痛み 歯茎(歯ぐき)の痛み 歯茎(歯ぐき)の腫れ 歯医者への不満・グチ その他(写真あり) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。