親知らずの抜歯で根元が折れて残り、7番を削られたみたいで不安です
相談者:
きりんこさん (35歳:女性)
投稿日時:2009-07-07 17:34:43
昨日左の上下の親知らずを2本いっぺんに抜きました。
上はすんなり抜けるでしょうと言われていましたが、根元の一部が折れて残ってしまい、それを取るのにずいぶん手間取っていました。
折れた根元を取っていますので、との説明のみでなかなか抜けない状況のなか、7番の歯を削っていたようでした。
次回右下の水平にはえた親知らずと、右上の問題のない親知らずを2本いっぺんに抜くことになっています。
質問1つめは、上の親知らずはどちらも虫歯などの問題はないのですが、下を抜くなら、噛み合わせる歯がなくなるから上も同時に抜いた方がよいと言われ抜きましたが、実際そうなのかという事です。
2つめは、すんなりぬけるはずの歯の根元が残ってしまった事と、先生の技量に関係はあるのかという事です。
3つめは、根元を取りやすくするために7番を説明もなしに削ったことは、当たり前の処置なのかという事です。
次回は右下の水平にはえていて、頭が少し見えているだけの状態の親知らずを抜くため、今回より大変だと思いますし、大学病院とかではなく普通のクリニックですし、この先生にお任せしてよいか少し不安な為質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願い致します。
上はすんなり抜けるでしょうと言われていましたが、根元の一部が折れて残ってしまい、それを取るのにずいぶん手間取っていました。
折れた根元を取っていますので、との説明のみでなかなか抜けない状況のなか、7番の歯を削っていたようでした。
次回右下の水平にはえた親知らずと、右上の問題のない親知らずを2本いっぺんに抜くことになっています。
質問1つめは、上の親知らずはどちらも虫歯などの問題はないのですが、下を抜くなら、噛み合わせる歯がなくなるから上も同時に抜いた方がよいと言われ抜きましたが、実際そうなのかという事です。
2つめは、すんなりぬけるはずの歯の根元が残ってしまった事と、先生の技量に関係はあるのかという事です。
3つめは、根元を取りやすくするために7番を説明もなしに削ったことは、当たり前の処置なのかという事です。
次回は右下の水平にはえていて、頭が少し見えているだけの状態の親知らずを抜くため、今回より大変だと思いますし、大学病院とかではなく普通のクリニックですし、この先生にお任せしてよいか少し不安な為質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願い致します。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-07-07 18:14:40
質問1つめ
咬み合う歯がなければ、挺出してくることもあり、大概抜歯することになります。
2つめ
感染してない根尖の米粒大のものは、良く折れます(多くは曲がっているため)。
難しのはあえて取りません。
良く折れちゃうので、私は下手なのかも知れません。
3つめ
でも、7番を削る事は一度もした事が有りません。
咬み合う歯がなければ、挺出してくることもあり、大概抜歯することになります。
2つめ
感染してない根尖の米粒大のものは、良く折れます(多くは曲がっているため)。
難しのはあえて取りません。
良く折れちゃうので、私は下手なのかも知れません。
3つめ
でも、7番を削る事は一度もした事が有りません。
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-07-07 18:22:54
きりんこさん、こんにちは。
親知らずの抜歯のことで色々とご不安なことと思います。
■質問1について
>上の親知らずはどちらも虫歯などの問題はないのですが、下を抜くなら、噛み合わせる歯がなくなるから上も同時に抜いた方がよいと言われ抜きましたが、実際そうなのかという事です。
親知らずの抜歯の適応については色々な考えがあります。
また、上下の親知らずを同時に抜くか、別々に抜くか、あるいはそもそも上顎の親知らずは抜かないか、というところで歯科医師によって考え方は異なります。
担当の先生が言われたことも、それ自体特に珍しい見解であるということはありません。
ただ、きりんこさんの噛みあわせの実際は、レントゲンや口の状況を拝見する限り分かりません。
上の親知らずを抜歯した場合としなかった場合で、どのような差が出てくるか、ということは、この場では予見できません。
■質問2について
>すんなりぬけるはずの歯の根元が残ってしまった事と、先生の技量に関係はあるのかという事です。
レントゲン上『すんなりとぬける』と思えても、実際に抜歯に臨んでみるとなかなか抜けない、根元が残ってしまった、ということはあります。
これは、レントゲンで得られる2次元情報と、実際の3次元の状態に違いがある場合によく起こる現象です。
技量はもちろん無関係とはいえませんが、実際に抜きにくい歯は多数の歯科医師にとっても抜きにくいことが多いです。
■質問3について
>根元を取りやすくするために7番を説明もなしに削ったことは、当たり前の処置なのかという事です。
ごめんなさい。
これは、実際にどのような処置であったかが分からないため、お答えすることができません。
ただ、患者さんは隣の歯を削られたように思えて、実際には歯ではなく骨を削っていた、というケースは存じています。
きりんこさんの今回の抜歯では、どのような処置であったかは分かりません。担当の先生にもご確認されてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
お大事になされてくださいね。
親知らずの抜歯のことで色々とご不安なことと思います。
■質問1について
>上の親知らずはどちらも虫歯などの問題はないのですが、下を抜くなら、噛み合わせる歯がなくなるから上も同時に抜いた方がよいと言われ抜きましたが、実際そうなのかという事です。
親知らずの抜歯の適応については色々な考えがあります。
また、上下の親知らずを同時に抜くか、別々に抜くか、あるいはそもそも上顎の親知らずは抜かないか、というところで歯科医師によって考え方は異なります。
担当の先生が言われたことも、それ自体特に珍しい見解であるということはありません。
ただ、きりんこさんの噛みあわせの実際は、レントゲンや口の状況を拝見する限り分かりません。
上の親知らずを抜歯した場合としなかった場合で、どのような差が出てくるか、ということは、この場では予見できません。
■質問2について
>すんなりぬけるはずの歯の根元が残ってしまった事と、先生の技量に関係はあるのかという事です。
レントゲン上『すんなりとぬける』と思えても、実際に抜歯に臨んでみるとなかなか抜けない、根元が残ってしまった、ということはあります。
これは、レントゲンで得られる2次元情報と、実際の3次元の状態に違いがある場合によく起こる現象です。
技量はもちろん無関係とはいえませんが、実際に抜きにくい歯は多数の歯科医師にとっても抜きにくいことが多いです。
■質問3について
>根元を取りやすくするために7番を説明もなしに削ったことは、当たり前の処置なのかという事です。
ごめんなさい。
これは、実際にどのような処置であったかが分からないため、お答えすることができません。
ただ、患者さんは隣の歯を削られたように思えて、実際には歯ではなく骨を削っていた、というケースは存じています。
きりんこさんの今回の抜歯では、どのような処置であったかは分かりません。担当の先生にもご確認されてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
お大事になされてくださいね。
回答3
湯浅です。
回答日時:2009-07-07 19:29:34
まず、違う点から、
>>>>>>>
上はすんなり抜けるでしょうと言われていましたが、根元の一部が折れて残ってしまい、それを取るのにずいぶん手間取っていました。
折れた根元を取っていますので、との説明のみでなかなか抜けない状況のなか7番の歯を削っていたようでした。
>>>>>>>
ですが、「すんなり抜ける」と思ったのに、折れてしまうということは、多いことです。
よって、僕は、全員に、「折れる可能性が高い」と説明しています。
よって、残念なことに、僕の患者さんは、不安を増しています。
また、「折れた根元を取っていますので」の説明以上の説明をすると、
「折れた根を取りますが、みえないし、機械が入りませんので、歯肉を切って、一部骨をとります。
また、上顎の骨の空洞に穴が開くかもしれません。」
となり、さらに、
「今、骨を削っています。」ガリガリ・・・。
「今、根をさわっています、あっ、空洞に落ちそうです、動かないで。」ゴソゴソ・・・。
との説明を繰り返すのが良いのかどうかということですね。
よって、ほとんどの歯科医師が、この場合、
「今、折れた根を取っていますので、少し時間がかかります。」
ぐらいしか説明しないと思います(思うだけで、他の先生が、このような状況の場面を見たことがありませんので、わかりません)。
もう一つ。
たぶん、7番を削ったのではなく、骨を削ったと思います。
また、この骨を削っても、問題ないと判断したと思います。
僕も、よく削りますし、問題ありませんが、どこを削ったかは、わからないので、一般論です。
もっとも、7番を削っても、抜きやすくなることは、ほとんどありません。
「削ったようでした」と書かれているので、確認されてないと思いますが、その状況で、「7番を説明もなしに削った」と不信感をもたれたのなら、悲しいです。
参考にしてください。
>>>>>>>
上はすんなり抜けるでしょうと言われていましたが、根元の一部が折れて残ってしまい、それを取るのにずいぶん手間取っていました。
折れた根元を取っていますので、との説明のみでなかなか抜けない状況のなか7番の歯を削っていたようでした。
>>>>>>>
ですが、「すんなり抜ける」と思ったのに、折れてしまうということは、多いことです。
よって、僕は、全員に、「折れる可能性が高い」と説明しています。
よって、残念なことに、僕の患者さんは、不安を増しています。
また、「折れた根元を取っていますので」の説明以上の説明をすると、
「折れた根を取りますが、みえないし、機械が入りませんので、歯肉を切って、一部骨をとります。
また、上顎の骨の空洞に穴が開くかもしれません。」
となり、さらに、
「今、骨を削っています。」ガリガリ・・・。
「今、根をさわっています、あっ、空洞に落ちそうです、動かないで。」ゴソゴソ・・・。
との説明を繰り返すのが良いのかどうかということですね。
よって、ほとんどの歯科医師が、この場合、
「今、折れた根を取っていますので、少し時間がかかります。」
ぐらいしか説明しないと思います(思うだけで、他の先生が、このような状況の場面を見たことがありませんので、わかりません)。
もう一つ。
たぶん、7番を削ったのではなく、骨を削ったと思います。
また、この骨を削っても、問題ないと判断したと思います。
僕も、よく削りますし、問題ありませんが、どこを削ったかは、わからないので、一般論です。
もっとも、7番を削っても、抜きやすくなることは、ほとんどありません。
「削ったようでした」と書かれているので、確認されてないと思いますが、その状況で、「7番を説明もなしに削った」と不信感をもたれたのなら、悲しいです。
参考にしてください。
相談者からの返信
相談者:
きりんこさん
返信日時:2009-07-07 23:07:23
タイトル | 親知らずの抜歯で根元が折れて残り、7番を削られたみたいで不安です |
---|---|
質問者 | きりんこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 歯医者への不信感 親知らずの隣の歯(7番)への影響 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。