インプラントのチタンによくないのに毎日イソジンでうがいしていた(海外)

相談者: ゆきてぃさん (31歳:女性)
投稿日時:2009-07-12 12:12:01
はじめまして。

現在海外に住んでおり、の悩みが出てきたので、ネットで調べましたところ、こちらの掲示板でたくさん情報があり、色々と勉強させていただいております。

ちょうど3年前に左上2番をインプラントしました。
そしてこの掲示板を拝見するまで、イソジンがインプラントに禁忌だということを知りませんでした。
毎日2回以上はイソジンでうがいをしています。

遅いとは思いながらも、イソジンの使用をやめました。
今のところインプラントした歯には影響はないと思われますが、今後、ぐらついたり、再度インプラントの必要性が出てくるなどの可能性はあるのでしょうか。

これまでの自分の無知を反省しております。
今後の可能性についてご説明いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-07-12 15:18:34
確かにヨウ素などのハロゲンは純チタンによくないと書かれる事も多いのですが、インプラント自体表面には酸化チタン層を有しておりこれが耐食性に大きく関与するのです。

以前に(これは実験室の中での事ではありますが)イソジン溶液中での純チタンはそこそこ高い耐食性を保持しているという研究発表を読んだことがあります。

むしろ生理食塩水中においてフッ化ナトリウムを適用する事で、このチタン表面の酸化チタン層をわずか破壊し耐食性が低下するというものであったと記憶しています。

もしこれを信じるとすればイソジンでの嗽は臨床上問題は少ないという事になりそうです。


どなたかもっと詳しい文献お持ちの先生いらっしゃいませんか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきてぃさん
返信日時:2009-07-13 11:45:29
田中先生

お忙しいところご回答くださり、ありがとうございます。

イソジンは、希釈してうがい用に頻繁に3日ほど前まで使っておりましたが、念のため今は(遅いですが…)使用をやめております。

20年ほど前から、上のの左1〜3番にかけての骨が、ゆっくりと溶けてなくなってきており、インプラントをした際は、あごの骨を移植した上でインプラントをしていただきました。

今は2番の歯のみインプラントをしていますが、近い将来1番と3番も骨の移植をした上でインプラントをしなくてはいけないだろうとのことでした。

チタンが溶けることによる、移植した骨や両隣の歯への影響が心配になり、投稿させていただきましたが、ご回答を拝見し、少し安心しました。


もう一点お伺いしたいのですが、

口の中で銀紙をかんだ時のような味がするため、他の歯の銀歯が古くなって溶けだしたのかと思い、それを調べようと思ってこちらの掲示板にたどり着きました。

もしかしたら、溶けたチタンの味という可能性もあるのでしょうか。


お忙しい中、たびたび恐れ入ります。
ご教示いただけますと幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-07-13 12:11:38
古くなってというよりも、異種金属同士が唾液中で接触して起こる事だと思います。

厳密に言えば金属イオンが溶出しているわけですが、これが人体に大きな影響を及ぼすかといえばまずはありません。

またそれらの金属イオンが溶け出す事と、腐食して金属がダメになる事は別の事柄ですのでお間違えの無きように。

ちなみにチタンはそんな程度の事では溶け出したりしません。
しないからこそインプラントや、骨折した時のネジやら人工関節などに利用されています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきてぃさん
返信日時:2009-07-13 21:09:54
田中先生

さっそくご回答くださり、ありがとうございます。

先生のご回答を拝見し、安心するとともに、自分のについてもっと知っておかなければと反省しています。

ご多忙の中、ありがとうございました。



タイトル インプラントのチタンによくないのに毎日イソジンでうがいしていた(海外)
質問者 ゆきてぃさん
地域 海外
年齢 31歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ インプラントその他
インプラント関連
材料・機材関連
海外その他
回答者




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