磨きすぎで歯に溝ができ、削ってプラスチックを被せるといわれた
相談者:
月華さん (41歳:女性)
投稿日時:2009-07-22 23:49:06
こんばんは、はじめまして。
虫歯は17年前左上親知らずを患い、抜いた以外ありませんでした。
(左下親知らずは、生まれつきありませんでした)
1.それ以来毎年、歯医者には通っていました(引越しなどで歯医者さんは、ここが5件目)が、ここ2年行けずにおり、最近行った際、先生から右上6番の歯(頬側)が磨きすぎで溝が出来ていると言われました。
そして
「削ってプラスチックをかぶせます」
と言われました。
今まで歯を削った事が無く、不安です。
そういう治療方が一般的なのでしょうか。
2.「歯の根が極端に短い」
とレントゲンを見て言われました。
出ている歯と根が1対1の割合だそうです。
上の歯が何本かグラグラしているとも言われました。
頻繁に来て、こまめに歯石を取る以外とるべき方法がないといわれたのですが、どうなのでしょうか。
折角、虫歯一本もなく頑張ってきたのに、歯自体が抜けてしまっては元も子もないとがっかりしています。
どうぞよろしくお願いします。
虫歯は17年前左上親知らずを患い、抜いた以外ありませんでした。
(左下親知らずは、生まれつきありませんでした)
1.それ以来毎年、歯医者には通っていました(引越しなどで歯医者さんは、ここが5件目)が、ここ2年行けずにおり、最近行った際、先生から右上6番の歯(頬側)が磨きすぎで溝が出来ていると言われました。
そして
「削ってプラスチックをかぶせます」
と言われました。
今まで歯を削った事が無く、不安です。
そういう治療方が一般的なのでしょうか。
2.「歯の根が極端に短い」
とレントゲンを見て言われました。
出ている歯と根が1対1の割合だそうです。
上の歯が何本かグラグラしているとも言われました。
頻繁に来て、こまめに歯石を取る以外とるべき方法がないといわれたのですが、どうなのでしょうか。
折角、虫歯一本もなく頑張ってきたのに、歯自体が抜けてしまっては元も子もないとがっかりしています。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
回答日時:2009-07-23 00:32:11
はじめまして。
ここまで虫歯なしですか?
素晴らしいですね。
>1.について
一般的ですが、私の場合はまずやりません。
先生ごとに判断は分かれるところかと思います。
参考⇒くさび状欠損の治療法について
参考⇒前歯の根面のレジンが頻繁に取れるのですが、他に治療法はない?
>2.について
動揺があってもなくても、歯周病の検査をしっかりとして、歯周病の進行予防をきちんとしていければ問題はないと思います。
月華さんの場合がどうなのかは資料がないので分かりませんが、往々にして虫歯の出来にくい方は予防に関して気が緩みやすく(?)、歯周病で困るということも多いですから、注意はして下さいね。
お大事にどうぞ。
ここまで虫歯なしですか?
素晴らしいですね。
>1.について
一般的ですが、私の場合はまずやりません。
先生ごとに判断は分かれるところかと思います。
参考⇒くさび状欠損の治療法について
参考⇒前歯の根面のレジンが頻繁に取れるのですが、他に治療法はない?
>2.について
動揺があってもなくても、歯周病の検査をしっかりとして、歯周病の進行予防をきちんとしていければ問題はないと思います。
月華さんの場合がどうなのかは資料がないので分かりませんが、往々にして虫歯の出来にくい方は予防に関して気が緩みやすく(?)、歯周病で困るということも多いですから、注意はして下さいね。
お大事にどうぞ。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-07-23 03:01:40
月華さまこんばんわ。
おそらく楔状欠損だと思います、どの程度の欠損かは拝見していないので治療する必要が有るか否かについてはなんともいえませんが、原因は歯磨剤の中に含まれている研磨剤と歯磨きの時の力の入れすぎです。
おそらく歯ブラシは1・2ヶ月で開いてしまうと思います、このような強い力で磨いていると歯肉が退縮して来て歯根が露出してきます。
歯根は象牙質で出来ているため一旦露出してしまうと磨り減ってきます、歯磨剤の量と歯磨圧と擦る回数と方向によって磨り減り方は様々ですが確実に磨り減ってきます。
治療を考える前に歯磨剤をやめることが必要です、やめてしまえばこれ以上の磨り減りは起こりません。
そして力の入れすぎをしない磨き方を教えてもらい、歯肉を傷つけない歯磨き方法の指導を受けられうのが一番いい方法です。
歯磨きは毛先磨きをお勧めいたします。
それから歯ブラシが開いてしまった時に、新しい歯ブラシと比べてみてください。
先ず歯ブラシの毛が白くなっていると思います、これは歯磨剤のなかの白い色素(おそらく亜鉛華)がナイロン毛に着いたものです。
歯磨剤を使わなければ白くはなりません、また毛先が細く尖っていると思います、これは研磨剤でナイロンの毛先が磨り減ったものです。
これも歯磨剤を使わなければ、新しいままで細く尖ったりはしません。
また毛の開き具合で磨き癖もわかります、可能なら使用済みの歯ブラシの写真をUPしていただけると踏み込んだお話が出来ますが、楔状欠損ならおそらく歯ブラシのかかとが後ろに開いていると思います、あるいはつま先も前に開いているかもしれません。
一義的には歯磨剤をやめることと、適正な歯磨圧を身につけることが必要です。
歯根長と歯冠長の比率については、歯周組織が健全ならそれほど心配なさらなくてもいいでしょう、ただ歯槽骨の余裕がないので歯周病には気をつけていただいたほうがいいと思います。
お大事になさいませ。
楔状欠損
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=90
歯肉の退縮
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=102
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯周病
http://yamadashika.jp/perio.html
おそらく楔状欠損だと思います、どの程度の欠損かは拝見していないので治療する必要が有るか否かについてはなんともいえませんが、原因は歯磨剤の中に含まれている研磨剤と歯磨きの時の力の入れすぎです。
おそらく歯ブラシは1・2ヶ月で開いてしまうと思います、このような強い力で磨いていると歯肉が退縮して来て歯根が露出してきます。
歯根は象牙質で出来ているため一旦露出してしまうと磨り減ってきます、歯磨剤の量と歯磨圧と擦る回数と方向によって磨り減り方は様々ですが確実に磨り減ってきます。
治療を考える前に歯磨剤をやめることが必要です、やめてしまえばこれ以上の磨り減りは起こりません。
そして力の入れすぎをしない磨き方を教えてもらい、歯肉を傷つけない歯磨き方法の指導を受けられうのが一番いい方法です。
歯磨きは毛先磨きをお勧めいたします。
それから歯ブラシが開いてしまった時に、新しい歯ブラシと比べてみてください。
先ず歯ブラシの毛が白くなっていると思います、これは歯磨剤のなかの白い色素(おそらく亜鉛華)がナイロン毛に着いたものです。
歯磨剤を使わなければ白くはなりません、また毛先が細く尖っていると思います、これは研磨剤でナイロンの毛先が磨り減ったものです。
これも歯磨剤を使わなければ、新しいままで細く尖ったりはしません。
また毛の開き具合で磨き癖もわかります、可能なら使用済みの歯ブラシの写真をUPしていただけると踏み込んだお話が出来ますが、楔状欠損ならおそらく歯ブラシのかかとが後ろに開いていると思います、あるいはつま先も前に開いているかもしれません。
一義的には歯磨剤をやめることと、適正な歯磨圧を身につけることが必要です。
歯根長と歯冠長の比率については、歯周組織が健全ならそれほど心配なさらなくてもいいでしょう、ただ歯槽骨の余裕がないので歯周病には気をつけていただいたほうがいいと思います。
お大事になさいませ。
楔状欠損
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=90
歯肉の退縮
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=102
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯周病
http://yamadashika.jp/perio.html
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-07-23 11:10:48
楔状欠損に関しては山田先生と僕(とノア先生)の意見は毎回別れるところなので「ああ、そう言うもんなのか〜」くらいに思っていてくださいね。
おそらく、担当の先生は山田先生的なご意見をお持ちなのだと思いますが、僕もノア先生と同じで
「一般的にはプラスチックを詰める治療を行う事が多いですが、強烈な冷水痛などが無い限り、僕も治療はしません。」
です。
参考(アブフラクション)
また、アブフラクションの原因は歯ぎしりや食い縛り、咬み締めなどのブラキシズムが大きく関与しているのではないかと言われています。
御自身でチェックしてみて下さい
参考(ブラキシズム)
2.に関してはノア先生、山田先生と同意見で
「歯周組織が健全ならそれほど心配なさらなくてもいいでしょう」
です。
しかし油断は禁物ですから「歯周病の予防」は必要だと思います。
具体的には
歯石が付いたら取る
のではなく(↑はどちらかと言うと治療に近い発想ですね)
歯石がつかないようにする
のが予防です。
重要なのは日頃のケアと定期的なクリーニング(できれば歯石取りでは無く、PMTCなど)だと思います。
できれば、治療では無く、予防に力を入れている歯医者さんを探し、しっかりとメインテナンスしてくれる衛生士さんにブラッシング指導などを受けられる事をお勧めします。
おそらく、担当の先生は山田先生的なご意見をお持ちなのだと思いますが、僕もノア先生と同じで
「一般的にはプラスチックを詰める治療を行う事が多いですが、強烈な冷水痛などが無い限り、僕も治療はしません。」
です。
参考(アブフラクション)
また、アブフラクションの原因は歯ぎしりや食い縛り、咬み締めなどのブラキシズムが大きく関与しているのではないかと言われています。
御自身でチェックしてみて下さい
参考(ブラキシズム)
2.に関してはノア先生、山田先生と同意見で
「歯周組織が健全ならそれほど心配なさらなくてもいいでしょう」
です。
しかし油断は禁物ですから「歯周病の予防」は必要だと思います。
具体的には
歯石が付いたら取る
のではなく(↑はどちらかと言うと治療に近い発想ですね)
歯石がつかないようにする
のが予防です。
重要なのは日頃のケアと定期的なクリーニング(できれば歯石取りでは無く、PMTCなど)だと思います。
できれば、治療では無く、予防に力を入れている歯医者さんを探し、しっかりとメインテナンスしてくれる衛生士さんにブラッシング指導などを受けられる事をお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
月華さん
返信日時:2009-07-27 22:22:51
こんばんは。
親身になって答えてくださいましてありがとうございます。
先生方によって、捉え方が違うのだということを初めて知りました。
実際、私の歯をご覧になられていないということもありますが、どの説を取るかで、治療法が違ってきたり、アドバイスが違ったりで、こちらとしても大変迷うところです。
今日、歯医者に行って相談してきました。
しばらく、このままで半年に一度、診ていただくということで、処置せずに帰ってきました。
先生方のご意見を参考にさせていただき、こちらとしましては、
1.歯磨き粉なしで(頼りない気がしますが)ブラッシング。
2.毛先磨きの実施。
2.取り合えず、よく口をゆすぐ。
3.予防に力を入れてくれる歯医者さんを探す。
をしてみたいと思います。
一年ほど前に、力を入れて磨くのはよくないと聞き、できるだけ、ローリングしながら軽く磨いていたので歯ブラシは、左右が開いた状態になっています。
この磨き方も お勧めではないのですね?
毎日のこと積み重ねなので、ほんとに難しいですね。
ありがとうございました。
親身になって答えてくださいましてありがとうございます。
先生方によって、捉え方が違うのだということを初めて知りました。
実際、私の歯をご覧になられていないということもありますが、どの説を取るかで、治療法が違ってきたり、アドバイスが違ったりで、こちらとしても大変迷うところです。
今日、歯医者に行って相談してきました。
しばらく、このままで半年に一度、診ていただくということで、処置せずに帰ってきました。
先生方のご意見を参考にさせていただき、こちらとしましては、
1.歯磨き粉なしで(頼りない気がしますが)ブラッシング。
2.毛先磨きの実施。
2.取り合えず、よく口をゆすぐ。
3.予防に力を入れてくれる歯医者さんを探す。
をしてみたいと思います。
一年ほど前に、力を入れて磨くのはよくないと聞き、できるだけ、ローリングしながら軽く磨いていたので歯ブラシは、左右が開いた状態になっています。
この磨き方も お勧めではないのですね?
毎日のこと積み重ねなので、ほんとに難しいですね。
ありがとうございました。
タイトル | 磨きすぎで歯に溝ができ、削ってプラスチックを被せるといわれた |
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質問者 | 月華さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病その他 楔状欠損(くさび状欠損) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。