GBRとサイナスリフトを伴うインプラント手術に不安を感じています

相談者: ぴぴんさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-07-24 13:15:56
はじめまして。

根っこが割れて排膿を繰り返していた右上6番を6月末に抜歯し、インプラントブリッジ(567)とで迷っております。

もしもインプラントにする場合、レントゲンを見る限りではGBRサイナスリフトも行わないと骨が足りないとのことでした。
(正確にはCTを撮ってみないと、とは言われましたが)

その場合、GBRとサイナスリフトとインプラント植立を1回の手術でやってしまうそうで、その後6ヶ月くらい置いてから被せもの、というようになるそうです。


それで自分なりに情報収集をしたところ気になったことがありまして、

・GBRは予後が良くない場合が少なくなさそうなこと
(それほど昔からある技術ではないようですよね?)

・GBRとサイナスリフトとインプラント植立を1回でやってしまうこと
(これは先生それぞれで色んな考え方があるとは思いますが…)

・サイナスリフトやGBRは高度な技術が必要らしいということ
(もちろん年齢で判断してはいけないのですが失礼ながら担当医の先生は30代前半くらいの方で、まだ通院して2ヶ月弱ほどで、主に右上6番の抜歯でしかお世話になっていないので、正直技術的な信頼の点での判断が難しいところです。抜いたC4で歯がほぼ表面に出てない状態でしたが抜歯は滞り無く終わりましたし、その後の痛みや腫れなどもほぼありませんでした)


最初はインプラントと考えていたのですが、骨を増やすことが必要となると主に上記の面で成功率や予後に不安があり、色々デメリットはあるけれどブリッジの方が安心なのかな…とも考えております。

ちなみにブリッジの場合はハイブリッドセラミックあたりを考えており、保険外になるので3本で約24万かかるそうです。

インプラントの場合、GBR、サイナスリフトを含めて約50万くらいだそうです。
(あとCT撮影が約3万かかるとのこと)

手術自体というよりも骨を増やすことの予後が不安で迷っております。
どうかアドバイス等ありましたらご教授いただけたらと思います。
宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-07-24 15:02:32
そうですね。

まずはCTを撮って正確な診断をしてもらうようにしましょうか。

しっかり診断した結果、サイナスリフトが必要なのか、ソケットリフトで済むのかによって、回答は変わると思います。


提案された方法(ハイブリッドブリッジインプラント+サイナスリフト)はいずれも妥当と思える方法、金額だと思います。



>正直技術的な信頼の点での判断が難しいところです。

過去の症例数や症例写真などを見せていただいてはいかがでしょうか?



いずれにしても、1〜3ヶ月後くらいにCTを撮ってしっかり診断してもらう事をお勧めします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-07-24 16:03:02
可能であればブリッジで前後のを傷めるよりは インプラント治療を行う方が残された歯にとっては良いのですが・・・

その先生がどちらの治療を得意としているのか によっても 予後は大きく変わってきます。

今までにサイナスリフトソケットリフトをどの程度の症例数こなしているのか? を尋ねたり 症例写真を見せてもらえるように要求してみてはいかがでしょうか?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 09:49:07
ブリッジインプラントでお悩みのようですが、抜いたままで何も作らないという選択肢も検討されてみてはいかがでしょうか。

必ずしもすべてのがそろっている必要は無いと思います。

歯が移動するというリスクがありますが、年に1・2回チェックを受けていれば、移動しかけた段階で、何かを作っても手遅れにはなりません。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 10:53:25
歯科用CTを撮影して、骨の状態がどうなのかが重要ですね。

6番1本だけのサイナスリフトは案外難しいので、先生の実績が重要だと思います。

同時にGBRをしてインプラントも植立する計画との事ですが、インプラントが植立出来ると考えているという事は、それなりに骨がある事を予想されていると思います。

そのような場合、殆どそこまでしないでもソケットリフトと言う方法や、残っている骨の中に植立するだけで事足りる可能性が高いのでは、と感じました。

なので、歯科用CTでの精密検査が重要だと思います。

インプラント絡みでは、現状そこまでしないでもインプラントは植立出来るのではないか、という患者さん方にGBR、骨ブロック移植、サイナスリフト等の付加的手術が多用されている傾向が非常に強いと私は感じています。

特にCTを否定される先生は要注意であると、感じています。

インプラントは特に、生体に余計な金属のチタンのネジを埋め込んで、生体が本来と違う状態として活用させるものですから、用心深く厳密に治療を計画すべきで、歯科用CT等は必須であると考えて欲しいと思います。

技術・テクニック先行で経験値が浅い先生方がやりたがっている時期でもある、と知っていても良いと思います。

将来を考えると、ブリッジによるを削る事はお勧め出来ません。

インプラントは今、玉石混交ですので、よくよく探して治療をお受けになられる事を強くお勧めします。

専門家間でも意見の相違が強く、百花繚乱ですから、ご希望に沿う先生は必ずいると思います。

お大事に。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 11:28:57
ぴぴんさん、こんにちは。


いろいろな意見をいろいろな歯科医師が持っています。

それをご承知の上で私はこう考えます。

まず、すでに前後のが何らかの大きな修復を受けている歯、つまり過去にある程度削られている歯であれば、ブリッジが第一選択ではないでしょうか?

インプラントの最大のメリットは前後の歯に手を付けずに済む、ということだからです。

また小牧先生の言われるような選択も「あり」だと思います。
私の受けた教育では一つの選択肢になっております。

人の手が介入するということは、メリットとともにデメリットも生むわけですから、そのメリットがデメリットを上回らなければなりません。

ぴぴんさんのケースですと、第一は治療することにより食べやすくなる、ということで、もしかしたら笑ったときに歯がないことが見えてしまう、ということだと思います。
もし歯がなくとも不自由しないのであれば、何かをするというメリットは少ないでしょう。

ただ歯がないことでなにかが起こる可能性もゼロではありません。
だから定期的なチェックはぜひお受けになるべきです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぴぴんさん
返信日時:2009-07-27 11:19:11
タイヨウ先生、タカタ先生、小牧先生、松元先生、大野先生、たくさんの先生方からアドバイス頂きましてとても感謝しております。
ありがとうございます。

抜歯直後の時点では私も骨を増やすことに関してはあまり調べていなかったので、お財布には厳しいけどインプラントにしようと考えておりましたが、GBRサイナスリフトも必要かもとうかがって自分なりに調べてみたところ色々と迷いが生じてしまいました。

いずれにせよインプラントの場合はCT撮影してもらうことは必要ですね。
あとやはり骨を増やす手術は技術的に簡単なものではないのですね。
慎重に検討しようと思います…。


それと最初書き忘れてしまったのですが(申し訳ありません)、5と7番のは既に治療したことのある歯(おそらく両方共C2程度)ということもあり、この二本の歯に負荷がかかる等数々のデメリットがあるにせよ、ブリッジなども視野にいれて、もう少し検討してみようと思います。


専門家の方々の意見をうかがう事が出来、とてもありがたかったです。

これを機に、抜歯になってしまう歯が今後出来ないように歯のメンテナンスは本当に気をつけようと思います。

(元々この抜歯した歯は、子どもの頃に歯医者さんが怖くて我慢してしまい、神経を抜かねばならない状態になるまで治療に行く事を伸ばし伸ばしにしてたことがこの結果を導いてしまったものなので…)

本当にありがとうございます!



タイトル GBRとサイナスリフトを伴うインプラント手術に不安を感じています
質問者 ぴぴんさん
地域 東京23区
年齢 34歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラント治療法
インプラントその他
ブリッジその他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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