洗浄、除菌した食器、友達の玩具から虫歯菌の感染はありますか?
相談者:
rikarikaさん (1歳:女性)
投稿日時:2009-07-29 12:35:12
こんにちは。
お忙しいところ失礼します。
子供の虫歯のことで、教えていただけないでしょうか?
現在、娘は生後11ヶ月、歯が4本生えてきたところです。
育児書で、虫歯は周囲の虫歯のある人の唾液から感染するので、キスしたり、子供との箸や食器の共有はしないようにと読みました。
そこで、質問です。
虫歯菌(Mutans菌、乳酸桿菌、Sanguis菌、放線菌群等)は、どの程度感染力があるのでしょうか?
質問1
虫歯のある人の使った箸や食器は、台所用洗剤をつけて洗って、乾かしても、まだ、虫歯菌の感染力があるのでしょうか?
質問2
虫歯のある人の使った箸や食器は、煮沸消毒しても、まだ、虫歯菌の感染力があるのでしょうか?
質問3
友人の子供(虫歯がある子です)が使っていたおもちゃ(木のつみき)をもらいました。
たぶん、そのおもちゃは友人の子供がなめていたと思います。(なので、そのおもちゃには友人の子供の唾液がついていると思います。)
そのおもちゃをもらってから半年たちますが、半年たってもそのおもちゃには虫歯菌の感染力があるのでしょうか?
質問4
子供はどうしても、おもちゃをなめてしまいます。(子供がおもちゃをなめることにより、おもちゃに唾液がついてしまいます。)
虫歯のある子供がなめたおもちゃを介しての虫歯菌の感染はあるのでしょうか?
虫歯のある子がなめたおもちゃは、どのくらいの期間(1週間?1ヶ月?)、虫歯菌の感染力がありますか?
よろしく、お願いします。
お忙しいところ失礼します。
子供の虫歯のことで、教えていただけないでしょうか?
現在、娘は生後11ヶ月、歯が4本生えてきたところです。
育児書で、虫歯は周囲の虫歯のある人の唾液から感染するので、キスしたり、子供との箸や食器の共有はしないようにと読みました。
そこで、質問です。
虫歯菌(Mutans菌、乳酸桿菌、Sanguis菌、放線菌群等)は、どの程度感染力があるのでしょうか?
質問1
虫歯のある人の使った箸や食器は、台所用洗剤をつけて洗って、乾かしても、まだ、虫歯菌の感染力があるのでしょうか?
質問2
虫歯のある人の使った箸や食器は、煮沸消毒しても、まだ、虫歯菌の感染力があるのでしょうか?
質問3
友人の子供(虫歯がある子です)が使っていたおもちゃ(木のつみき)をもらいました。
たぶん、そのおもちゃは友人の子供がなめていたと思います。(なので、そのおもちゃには友人の子供の唾液がついていると思います。)
そのおもちゃをもらってから半年たちますが、半年たってもそのおもちゃには虫歯菌の感染力があるのでしょうか?
質問4
子供はどうしても、おもちゃをなめてしまいます。(子供がおもちゃをなめることにより、おもちゃに唾液がついてしまいます。)
虫歯のある子供がなめたおもちゃを介しての虫歯菌の感染はあるのでしょうか?
虫歯のある子がなめたおもちゃは、どのくらいの期間(1週間?1ヶ月?)、虫歯菌の感染力がありますか?
よろしく、お願いします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-07-29 16:54:08
> 質問1
無いでしょうね。
> 質問2
無いでしょうね。
> 質問3
無いでしょうね。
> 質問4
唾液でベチョベチョになっている状態だったらあり得るかも知れません。
‥と、言うより、もっとおおらかに子育てしませんか?
大好きなお子さんにチュッってしてあげないのですか?
無いでしょうね。
> 質問2
無いでしょうね。
> 質問3
無いでしょうね。
> 質問4
唾液でベチョベチョになっている状態だったらあり得るかも知れません。
‥と、言うより、もっとおおらかに子育てしませんか?
大好きなお子さんにチュッってしてあげないのですか?
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-07-29 20:59:10
>そこで、質問です。
>虫歯菌(Mutans菌、乳酸桿菌、Sanguis菌、放線菌群等)は、どの程度感染力があるのでしょうか?
個人的には、人間と暮らしている限り、絶対に感染を防げない(努力するだけ無駄)くらいに感染力があると考えてます。
いろいろなむし歯予防法を併用して、ミュータンス菌の定着(=大量にミュータンス菌が検出される)時期を遅らせることができた という報告はありますが、「キスしたり、子供との箸や食器の共有はしない」程度のことだけで感染を防げたと言う報告はないです。(少なくとも私は聞いたこともないです)
この程度のことで感染が防げるのなら、3歳児のう蝕罹患率が3割くらいであるのに、高校生になると8割くらいになってしまうことの説明がつきません。
以下にも類似した話題が載ってます。
参考⇒
・乳歯にあまり早くからフッ素を使用すると、免疫が無くなる?
・口移し、同じお箸を使うことは、子供の虫歯に影響を与えるの?
・歯周病を他人に感染させない為にはどうしたらいいか
>虫歯菌(Mutans菌、乳酸桿菌、Sanguis菌、放線菌群等)は、どの程度感染力があるのでしょうか?
個人的には、人間と暮らしている限り、絶対に感染を防げない(努力するだけ無駄)くらいに感染力があると考えてます。
いろいろなむし歯予防法を併用して、ミュータンス菌の定着(=大量にミュータンス菌が検出される)時期を遅らせることができた という報告はありますが、「キスしたり、子供との箸や食器の共有はしない」程度のことだけで感染を防げたと言う報告はないです。(少なくとも私は聞いたこともないです)
この程度のことで感染が防げるのなら、3歳児のう蝕罹患率が3割くらいであるのに、高校生になると8割くらいになってしまうことの説明がつきません。
以下にも類似した話題が載ってます。
参考⇒
・乳歯にあまり早くからフッ素を使用すると、免疫が無くなる?
・口移し、同じお箸を使うことは、子供の虫歯に影響を与えるの?
・歯周病を他人に感染させない為にはどうしたらいいか
回答3
回答日時:2009-07-29 23:00:49
こんばんは。
口腔内に棲みついている菌って相当な種類いるわけです。
口腔内に限らず、消化管には多くの菌が棲みついています。
強酸性だからいないだろうと信じられていた「胃」にも見つかっちゃったりするわけです。
腸内細菌の話ですが、細菌が人間に必要な栄養素を作っていたり、と決して「細菌=悪」ではありません。
口腔内細菌も、外部からのウイルスやカビの防御に役立っている可能性があります。
これらの細菌がお互いに縄張り争いをして、拮抗している間はさほど問題は起こさないと思います。
細菌のバランスを変に崩さないことが大事なように思えます。
殺菌、抗菌と細菌駆逐を続けたために変な耐性菌が生まれてしまったり・・・という問題もあります。
細菌感染を防ぐことよりも、上手に共存していくことの方が現実的なように思えます。
悪さする菌を増やさないようにする。もしくは・・・
増えにくいような口内環境を作ることが大事だと思います。
あとは、親御さんの口の中をキレイにしておくと良いかも知れません。
遺伝子的にも、生活習慣からくる口内環境も「親子」だったら似ていると思うので、同じような細菌バランスになりやすいだろうな〜と思います。
経験的なお話ですが、お子さんがムシ歯だらけで、後日親御さんの口の中を診てみると・・・
「親子だね・・・」
とガッカリすることが多いように思えます。
と、私見だらけですが、参考までに。
口腔内に棲みついている菌って相当な種類いるわけです。
口腔内に限らず、消化管には多くの菌が棲みついています。
強酸性だからいないだろうと信じられていた「胃」にも見つかっちゃったりするわけです。
腸内細菌の話ですが、細菌が人間に必要な栄養素を作っていたり、と決して「細菌=悪」ではありません。
口腔内細菌も、外部からのウイルスやカビの防御に役立っている可能性があります。
これらの細菌がお互いに縄張り争いをして、拮抗している間はさほど問題は起こさないと思います。
細菌のバランスを変に崩さないことが大事なように思えます。
殺菌、抗菌と細菌駆逐を続けたために変な耐性菌が生まれてしまったり・・・という問題もあります。
細菌感染を防ぐことよりも、上手に共存していくことの方が現実的なように思えます。
悪さする菌を増やさないようにする。もしくは・・・
増えにくいような口内環境を作ることが大事だと思います。
あとは、親御さんの口の中をキレイにしておくと良いかも知れません。
遺伝子的にも、生活習慣からくる口内環境も「親子」だったら似ていると思うので、同じような細菌バランスになりやすいだろうな〜と思います。
経験的なお話ですが、お子さんがムシ歯だらけで、後日親御さんの口の中を診てみると・・・
「親子だね・・・」
とガッカリすることが多いように思えます。
と、私見だらけですが、参考までに。
回答4
天川デンタルオフィス外苑前(港区北青山)の天川です。
回答日時:2009-07-30 16:53:59
一生懸命育児をされているのですね!
育児書にもきっといろんなことが書いてあるんでしょうねぇ。
私は子供を産んだことがないので読んだことがないのですが、気になり始めちゃうとどんどん心配になりますよね〜〜。
さて、唾液での感染についてですが
>虫歯菌(Mutans菌、乳酸桿菌、Sanguis菌、放線菌群等)は、どの程度感染力があるのでしょうか?
虫歯菌は、ほとんど通性嫌気性菌か嫌気性菌です。
つまりあんまり空気が好きじゃない菌なんです。
そして普通の菌は、洗剤にふれるだけで死にます。
ですから洗っても感染力があるとか、おもちゃについた空気にふれた唾液で感染するということは、考えづらいのではないかと思います。
気になるようであれば、軽く洗う程度でいいのではないでしょうか?
子育て大変だと思いますが、お母様自身の虫歯菌が少なければ感染する心配も減ります。
私の友人は子育てで疲れて、自分の歯ブラシを真面目にしなかったら虫歯になってしまいました・・・
そんなことのないように、楽しく子育てしてくださいね!
子供は唾液も多いし、唾液の中には菌を流したり殺したりする力もありますから、1歳でどんどん虫歯になるってことはありませんよ!
育児書にもきっといろんなことが書いてあるんでしょうねぇ。
私は子供を産んだことがないので読んだことがないのですが、気になり始めちゃうとどんどん心配になりますよね〜〜。
さて、唾液での感染についてですが
>虫歯菌(Mutans菌、乳酸桿菌、Sanguis菌、放線菌群等)は、どの程度感染力があるのでしょうか?
虫歯菌は、ほとんど通性嫌気性菌か嫌気性菌です。
つまりあんまり空気が好きじゃない菌なんです。
そして普通の菌は、洗剤にふれるだけで死にます。
ですから洗っても感染力があるとか、おもちゃについた空気にふれた唾液で感染するということは、考えづらいのではないかと思います。
気になるようであれば、軽く洗う程度でいいのではないでしょうか?
子育て大変だと思いますが、お母様自身の虫歯菌が少なければ感染する心配も減ります。
私の友人は子育てで疲れて、自分の歯ブラシを真面目にしなかったら虫歯になってしまいました・・・
そんなことのないように、楽しく子育てしてくださいね!
子供は唾液も多いし、唾液の中には菌を流したり殺したりする力もありますから、1歳でどんどん虫歯になるってことはありませんよ!
回答5
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-07-30 17:17:02
細菌はどこにでもいます。
空気中にもウヨウヨ飛んでいますし、成層圏の際、真空中、火山の噴火口、沸いている温泉の中、どこにでもいますので、感染の警戒をしても、大雨の中を濡れずに歩くことくらい無理で無意味です。
あなたの顔の表面の1平方センチメートルに、約1億くらいの細菌が住んでいます。
化粧品や洗顔料くらいでは撃退できません。
逆にいえば駆逐してはいけません、常在菌には重要な役目があるので、安易な除菌は大病のもとです。
大事なのはバランスと共存です。
ちなみに、よく抗菌加工なんとか がありますが、塗料や樹脂のなかの抗菌成分は案外早く無くなるので、あまり意味はないそうです。
お子さんのお口の中を拝見したわけではありませんが、ほぼ100%すでに感染しているので、過剰警戒しても無意味だと思います。
産道を通過する際に沢山の細菌に接触しているので、すでに感染済みではないか?というのが私の感想です。
空気中にもウヨウヨ飛んでいますし、成層圏の際、真空中、火山の噴火口、沸いている温泉の中、どこにでもいますので、感染の警戒をしても、大雨の中を濡れずに歩くことくらい無理で無意味です。
あなたの顔の表面の1平方センチメートルに、約1億くらいの細菌が住んでいます。
化粧品や洗顔料くらいでは撃退できません。
逆にいえば駆逐してはいけません、常在菌には重要な役目があるので、安易な除菌は大病のもとです。
大事なのはバランスと共存です。
ちなみに、よく抗菌加工なんとか がありますが、塗料や樹脂のなかの抗菌成分は案外早く無くなるので、あまり意味はないそうです。
お子さんのお口の中を拝見したわけではありませんが、ほぼ100%すでに感染しているので、過剰警戒しても無意味だと思います。
産道を通過する際に沢山の細菌に接触しているので、すでに感染済みではないか?というのが私の感想です。
タイトル | 洗浄、除菌した食器、友達の玩具から虫歯菌の感染はありますか? |
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質問者 | rikarikaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 1歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 歯磨き(プラークコントロール) その他 その他(その他) 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。