亜脱臼した前歯。条件を満たせば、審美的にインプラントは問題はないですか

相談者: りぃこさん (28歳:女性)
投稿日時:2009-08-06 19:32:38
はじめまして。
いつも参考にさせていただいております。

私は11年前に事故で右1番を亜脱臼しました。


最近少し違和感を感じるようになったので歯医者に行き、レントゲンを撮って調べてもらいましたが、特に問題もなく、歯根膜もしかっりあるから大丈夫とのことでした。
(ひびも入っていないし、病巣もないとのことです)

しかし、1ヵ月以上経過した今も違和感は続いて、もうそろそろの寿命がきてしまったのかなと不安に思っております。
歯医者さんはそんな心配、今はしなくても大丈夫と言ってくれているのですが…)

そこで質問なのですが、これまでに投稿されていた質問で前歯インプラント審美的に難しいというのを拝見しました。
それは、歯が少し長く見えてしまうこと、歯茎が痩せたら金属が見えてしまうこと、以外にどのようなことがあるのでしょう?



また、他の質問では

?50歳以下である
?欠損歯が1本のみ
?喫煙をしていない
?笑ったときに歯茎が見えない
?骨が十分ある?(うる覚えです)


の項目に当てはまるのならば、前歯のインプラントをお勧めすることもあるというのを目にしました。

私は?はわかりませんが、それ以外は全て当てはまります。

その場合ならインプラントをしても審美的な問題は出にくいと考えてよいのでしょうか?

もし考えてよいのなら、理由もお願いします。
(もちろん絶対でないことがないというのはわかっています)

そして、インプラントの治療は最近すごく発達しているようですが、前歯のインプラントはまだまだ発展途上と言ったところなのでしょうか?

先のことは誰にもわかりませんが、これから前歯のインプラントはもっと発達していくのでしょうか?


お時間あるときで構いませんのでご回答宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-08-06 19:47:28
歯科用CTでの精密検査をお受けに成る事を、まずお勧めします。

条件が恵まれれば、1本だけのインプラントでしたら良い結果が得られる事も多いですし、骨の条件、歯茎の条件、噛みあわせの状態、骨格、どれ位まで仕上げたいのかと言う希望等々、諸条件を越えられるのでしたら、勝算はあると思います。

但し、まずは自分のが大事ですから、諦めるのは早くないでしょうか?

残せるものは徹底的に残すべき、と助言します。

インプラントに限らず、医学科学は常に進歩し続けます。
時間稼ぎしている間に、もっと良いものが出てくる可能性も高いでしょう。

だからこそ、今介入が避けられない方でないなら、積極的介入はしない方が良いと考えます。

お大事に。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-06 19:56:48
はじめまして。

なんだか準備万端ですね^^;
余計な心配で終わるといいですが。



あくまで文面からの推測ではありますが、りぃこさんの場合なら、前向きに検討しても良さそうな感じはします。
(もちろん、今のがまだ持つならそれが一番ですが)

?〜?は満たしているとのことで、問題は?ですが、これはCTを撮影すればすぐにわかります。

それよりも、今回は抜歯の理由が過去の亜脱臼?ということ。
現在はかかりつけの先生が「まだ大丈夫」とご判断されているあたりから、骨の量は十分にある可能性が非常に高いと思います。

前歯に、失敗の少ないインプラントを埋入するのにはなんともない健康な前歯を抜くのが一番ですからね。
(※もちろん、矛盾してますが・・)

ですので、審美的な問題も比較的出にくいケースだろうと思いますよ。



>これから前歯のインプラントはもっと発達していくのでしょうか?

どうなんでしょうね。

数十年前まで色々な形や材質のインプラントがあった中、現在はどのメーカーも似たり寄ったりになって、成功率も一昔前と較べれば非常に高くなりました。

よくは分かりませんが、人工の歯としてはこれ以上画期的な変化は起きないのではないかと思いますが。。



松元先生とかぶりました^^;

お大事にして下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りぃこさん
返信日時:2009-08-06 21:37:11
松元先生、渡辺先生

早々のご回答、ありがとうございます。

今回の件で、外傷を受けた歯根吸収を起こす可能性があるということを知って、もう抜けてしまうんじゃないかと思ってパニックになってしまってました…。

それよりも今ちゃんとくっついてくれてる歯の寿命を延ばしてあげることが必要ですね。

でも、インプラントが不可能ではないことを知ることができて不安な気持ちが少し和らぎました。



申し訳ございませんが、もう一つ質問させてください。

歯根吸収を起こしてしまうと、インプラントは少し難しくなってしまうのですか?
歯の根っこが骨に置き換わるということは、骨が増えるということなのでしょうか?

これまでの質問をいろいろ拝見させていただきましたが、どうもよくわかりませんでした。


こちらもお時間あるときで構いませんので、ご回答宜しくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-08-06 23:31:57
の根っこが骨に置き換わるということは、骨が増えるということなのでしょうか?

ということです。

ですから、もしも100%の根吸収(元々歯根だったところが全部骨に置換された状態)が起きれば、インプラントを埋入するには本当に理想的な状態になります。

ただし、根管充填材によって根管充填がされていたりすると、それだけ骨の中に取り残されてしまいますから、それの除去には気を遣うことにはなるでしょうね。

いずれにしても、今そこまで心配する必要はなさそうですね^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りぃこさん
返信日時:2009-08-06 23:57:44
渡辺先生

2度もご回答ありがとうございます。

確かに今はそこまで心配する必要はなさそうな気がします^^;
相談するまで不安でいっぱいでしたが、安心しました。

本当にありがとうございました!
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-08-07 02:06:45
解決されているようなのですが、私見を書きます。

現在の歯根の状態が感染がないのでしたら、置換性吸収に任せるのも手ですが、感染がある場合、ある程度の所で決断した方が良いのでは、と考えています。

個人的に、そう言う過去に外傷を受けている患者さんの治療を引き受ける事がとても多く(ご依頼等が多いので)、置換性吸収が理想的に起きる方は少ないと感じています。


ご質問のように、外傷を受けてから10年過ぎ位が限界なのか、その時点での抜歯即時インプラント植立+即時骨修復+歯肉修復+審美的暫間修復する事、のオーダーが多いです。

問題は、如何に綺麗に抜歯出来るのか、骨・歯茎を維持したまま処置出来るのかで、私自身は歯科用CTがありますので、立体的位置関係でピンポイントで植立します。

そうしないとオーダーに応えられないので。



因みに、私は器用ではないので、必ずライト付きで拡大鏡5倍以上、理想的には8倍を使用してしないと、まず出来ません。

病巣とか感染している組織の除去がまず大きいですし、ピンポイントの植立が厳しいので。

今回のご相談内容では、現時点で介入すべきかどうかが疑問がありますから、慌てる必要はないと私は思います。

まず歯科用CT見てからで遅くはないと思います。

お大事に。




タイトル 亜脱臼した前歯。条件を満たせば、審美的にインプラントは問題はないですか
質問者 りぃこさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラントその他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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